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『僕が異世界に転生して、ハイスペックパーティーに巻き込まれ、リーダーになった話』  作者: 都総司
第1章 ~冒険者ギルドにて(まだパ-ティー組んでません)~
2/11

冒険者ギルド1~職業を決めましょう~

まだまだ、冒険者としては駆け出しのセージ。彼の選択と右往左往する姿にご期待下さい。

相変わらずの不定期更新です。


 「あら?お客様かしら?」


 この女性の名前はファリナ。この都市国家、ミネルバの冒険者ギルドスタッフである。主に初心者へ様々なレクチャーを受け持っている。

 顔を見るとのほほんとした穏やかな印象を受けるが、ギルドスタッフでも1・2を争う切れ者である。


 そこへ入ってきたのは、麻生誠司。いや、こちらの言い方に直すのなら、セージ・アソーだろう。


 服装は麻のチェニックに麻のズボン。

 ロキもこの位の融通は利かしてくれたらしい。

 そういえば、こちらの世界の会話と読み書きはできるようにしてくれたらしい。会話が出来ないと何も出来ない。海外に放り出されたより、科学水準だけで云うと厳しい。

 口では悪態をついていてもそこはやはり神様か。


 この世界は読み書き出来る割合が少ないのか?識字率が低いのか?

 食堂はナイフとフォーク、武器屋は剣と盾、宿屋はベッド、というようにマークマーク()で表示されている。分かりやすいといえば分かりやすい。

 通りも土がむき出しの割には踏み固められただけだがかなり歩き易い。


 ちなみに、冒険者ギルドは剣と聖印(何故か十字架)と杖とナイフが全て交差し、交わった記だった。


 「あなた、冒険者?」

 僕は少し考え、


(冒険者も悪くないか・・・)


 「はい、そうですが・・・」

 「冒険者カードを見せてくれる?」

 「冒険者カード?」

 「あら、初心者さんの初心者ね。まず、こちらに来てくれる?」

そして、僕は羊皮紙の様な物に名前と年齢を書かされた。それを、カウンターの奥の受付嬢に渡し、

 「はい、これがあなたの冒険者カード。再発行には手間取るから失くさない様にしてね。次は、あなたの職業、クラスというんだけど、それを決めましょう」

 「何があるんですか?」

 「たいして多くはないわ。まずはファイター。物理攻撃のスペシャリスト。将来的にナイト(騎士)やジェネラル(将軍)やロード(領主)になれるわ。次にアコライト(侍祭)。回復魔法のスペシャリストね。多少の物理攻撃もできるわ。将来的にはセイント(聖神官)やモンク(修道戦士)になれるわ。次にソーサラー(魔法使い)。魔法攻撃のスペシャリストね。将来的にはメンター(賢者)やハイウィザード(上級魔術師)になれるわ。最後はスカウト。罠解除と情報収集のスペシャリストね。将来的にはスナイパー(狙撃手)やエクスプローラー(探索者)やレンジャー(狩人)になれるわ。どのクラスを選ぶ?最初は1つだけだからよく考えてね。」

2022/04/09

一部修正、加筆、削除。

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