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MAI  作者: みん
1/1

ProLoguE

グロテスクなシーンが一部含まれますがご了承ください。

昔々、7つの国でさえも出来ていない頃この世はまだ荒れており、人間は妖怪を蔑んでいた。


自分たちと違う妖怪を忌み嫌い、差別していた。


そこで、起こった妖怪と人間の戦争。


それは、第三次にまで続き、圧倒的な妖怪の力は人間の誇る軍事力を跳ね返していた。


食料も底を尽き、人々の勢いも無くなった、時人間側が降伏を申し入れた。





もう、自分たちは妖怪を殺さない、捕まえない、差別しない。

頼むから、許してくれ。

共に共存して行こう、と。





妖怪側はそれを快うけ入れた。


だが、それを受け入れる代わりに妖怪側は条件を出した。


此方側で殺された代表12名の妖怪がいる。


それを、100年に一度でいいから人間に転生をさせてくれ。


我々はそれを願う。





人間側は迷った。


100年に一度人間側から半分妖怪の子、つまりは「なりそこない」が生まれてくるということだ。


だが、ためらっている暇は無かった。


人間側はそれを仕方なく受け入れた。




1・必ず生まれた子を殺さないこと。


2・生まれた子に「なりそこない」と言わないこと。


3・生まれた子を人間側で必ず育てること。





「なりそこない」の見分け方を聞き人間側と妖怪側はそこで初めて握手を交わした。



共に共存するための誓いを交わす。



この世に呪いを残して。



頑張ろうと思える気持ちと爽快感が沸けば何より嬉しいです。

皆さんこれからよろしく尾根がします。

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