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西のボランティアセンター

 急ぎ更衣室で着替え、ボランティアセンター内に入り、休憩所の椅子でおにぎりを食べた。海苔がボロボロとこぼれた。コンビニおにぎりを食べるのが下手過ぎる。もちろん、最後にウエットティッシュでテーブルを綺麗に拭き取った。

 ロッカーを見たら、鍵が1つも付いていなかった。空いてない?と思って手近な1つを開けてみたら開いた。中は空っぽ。確か鍵付きのロッカーがあると書いてあったのに。まあ、とにかく荷物をそこに入れ、集合エリアの自分の役割のテーブルに着いた。

 11時から交流タイムという事だったが、11時半を過ぎてもガラガラ。私がやっと11:45頃に自分の役割のテーブルに着くと、ボチボチ他の人もやってきた。私のテーブルは6人で、3人ずつのグループになるという事だった。

 12時になり、ディレクターさんからのお話が始まった。名前を確認して、交通費などのQUOペイの受け取り同意書にサインをし、そしてなんと、ロッカーの鍵を渡すと言われてびっくり。慌てて勝手に入れた荷物を取って来た。ロッカーに荷物を入れるのはまだだった。

 鍵を配られ、鍵の番号と名前とをディレクターさんが書き留め、それから荷物を入れるようにと指示があった。荷物を入れてきて、6人で自己紹介などをした。

 私が遠くから来て安っすいホテルに泊まって、5日連続で活動すると言うと、皆さん驚かれていた。大阪の人が多いが、京都や姫路から来た人もいた。大阪の人が、大阪人はシャトルバスにはあまり乗らないと言っていた。地下鉄の方が安いからと。だから、東ゲートから入って西まで歩いてきたという事だった。大阪の人同士で、弁天町の乗り換えがしやすくなったと話していた。後で、この事か、と納得する事になるのだが、この時はまだ弁天町で乗り換えをしていなかったので分からなかった。

 一緒に回る京都の男性が、帽子の紐を結ばなくてもいいように、あれなんて言うのかな、ツーと引っ張ってピッタリの所で留められるやつを付けていた。更に、配られた地図をラミネート加工し、パビリオンのところに全て名前を書き込んでいた。端は切ってあって、A4だが縮小されておらず、とても見やすい。

 聞くところによると、昨日やおとといは雨が降り、地図を広げながらご案内をしていたら、地図がボロボロになってしまったそうだ。だが、新しい物をもらえないと聞いてびっくり。それでラミネートというわけか。あと、その地図はインフォメーションにて200円で売っているという事だった。お客さんはそれを買うというわけだ。

 ウエルカムボードに字や絵を書き込むなどしたが、まだまだ活動開始時間にならない。なかなか時間が余る。集合時間に来れば充分だと思った。作業しながらおしゃべりもできるし、交流はバッチリだった。そしてやっと13時になり、ディレクターさんと一緒に移動した。


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