プロローグ
この物語はいずれ来る近未来の話。
西暦20XX年、世はMMOVRゲームは苛烈を極まれていた。そしてそんな最中にとあるゲームがこの世に産み落とされていた。そのゲームの名前はBullet Sword Magic。いかにも安直な名前だろうと思うがこのゲームは後に以上最強のゲームであったといわれるだろう。
さてそんな中今を生きる少年 安座間 透がいる。この世界では主人公である。彼ははっきり言って今の時代ではふぁ?と言わせるようなゲームしかしてこなかった。アーケードゲームである。今の時代ゲーセンで金を落とすより家で遊ぶ方が安くて楽しいためゲーセンで遊ぶ人は少なくなっていた。そんなときに彼は一つのゲームをアーケードでやり始める。内容は格ゲーと射撃ゲーとコマンドを合わせたような技術と知識を求めてくるゲームに出会った。初心者が手を出すゲームではないが何故か彼は引き寄せられた。まるでそこが自分の舞台だというみたいに。今では過疎っているアーケードゲームを一人ぽつぽつとやっていってる。時々学校のやつらを誘ってやったりとしている。そんな彼はまたいつも通り、学校が終わったらいつも通りアーケードの店舗、RIVIVALに行くことだろう。
「ういーっす。ガン〇ムしに来たよー」
「おー透か!よく来るねぇうちに」
この人はRIVIVALの店長である、新庄 豊だ。
「それで、今日はお友達は?」
「いない、一人だよ。」
「そうか、そんなことより。ここへ閉店するから^^」
「へぇーってはぁ!?」
「うん!いくらゲーセンを回すにしたってもう、FXで一生食っていけるんだよなぁ」
「マジかよ。」
「それに、ここはさ、君の憩いの場所にしたいし...」
「!?...それはさぁ照れちまうって///」
「まぁ、そんな理由だからここは閉じるよ。あ、通い続けて全然かまわないからね?てか今後無料になるからね!?」
「...ありがとう!」
「それと、少しはこっちに触れな」
そういって渡してきたのはVR機器とソフトだ
「少しはこれに触れてみたら?」
「...VRか、やってみるよ」
他愛もない雑談をしてその後アーケードをして帰っていった。
この日、伝説が生まれる。