表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

48/241

芸術は爆発させるもの

ブクマ230人ありがとーうござ~います!

明日は多忙につき、もしかしたら投稿できない

かもしれません。

11/5 投稿時間は12時台~17時台のどこかになりそうです。

46話


「私を2人のギルドに入れさせてもらえませんか…………!!」


 先ほど助けた銀髪美少女が、自分達のギルド入団を

希望してきた。


「えっと…………その前に君は何て名前だ?」


「えっ…………あ」


 少女はこの時初めて自分の名前が表示されていない

事に気がついた。


「私は…………そうですね、イシュタルです。これから

イシュタルのユーザーネームで活動する者です」


「良いね。その素敵なアバターに相応しい名前だと

思うぜ」

「アレウス君神話とかに詳しいんだね」


 銀髪美少女とのやり取りを聞いていたミューが

尋ねてきた。


「うーんどうだろう? 何となく美人系列の神様

だってのは覚えてたから相応しいのかなって思った

だけだな」


「はい、大体そんな感じです。アバターをお褒めに

預かり光栄でございます」

「いやぁ、本っ当に完成度高ぇもん! その芸術センス

が羨ましいぜ」


 ボディビルダーはどのように筋肉をつけるか等、当人

の芸術センスが影響する部分もあるので、彼からすれば

羨ましい能力であるのだ。


「えーとアレウス様? それで、私はギルドに入る

ことが可能でしょうか…………」

「あっ、そうだった。多分ちょっとした試験をクリア

すれば入れるはずなんだけど、その前に冒険者ギルド

って所でユーザー登録しなくちゃな」

「うんうん、そこで初めてユーザーネームが決まるんだよ」

「分かりました、では早速行ってきます」

「おう、一連の流れは俺達が導くぜ。後、敬語なしで

良いよ。多分俺達が年上なことは無いだろうし」

「そうねぇ、少なくとも高校生なのは間違いないもんね!」

「あ、私も高校生です…………だよ!」


 各々が少しずつ距離を縮める努力をしながら、雑談に

花を咲かせようとしていた時だった。


「グッグッナインルーチューヴ!」


 アレウスは1度生で聞いたことのある掛け声と共に、

あの男が現れた。


しばらくして


「レオナルド隊長! 折り入って話があります!」


「言ってみろ」


「はい、こちらにいるイシュタルをうちのギルドに

入団させてください!」

「こんばんは、イシュタルと申します」


「こんばんは、俺はアグロフラッシュの隊長をしている

レオナルドだ。うちのギルドに入団する時は、軽くE級

の昇級クエストを受けてもらっているが、それはもう

聞いたかな?」


「はい、アレウス様にお聞きしました」


「そうか、なら話は早い。まずはF級のクエストを

片っ端からクリアし、昇級クエストを受ける条件を

満たしてくるのだ」


「分かりました。それでは参ります」


 ものの30分もしない内に条件を満たした。

そして現在…………


「イシュタル、お前は魔法攻撃に自信があるのだったな」


 監督役として着いてきたジャンヌがイシュタルの

戦法について聞いた。


「はい! 自分が言うのもあれですが、マグ・ショット

は常勝無敗の戦技となっておりますわ」


 そう言いつつ、手のひらの上に魔力球を生成した。


『ブゴゴォ!』


 アーマーオークが直線的に突進してきた。速度自体は

平均的な迷惑ユーザーと同等なので、イシュタルなら

余裕で回避可能だろう。


「マグ・ショット!」


 よく響く透き通った掛け声で『マグ・ショット』を

放った。


「「「ん?」」」


 アレウスとジャンヌ、ミューは同時に不思議なものを

見たような反応をした。何故なら…………


『ドォン!!!!!!!!!!!!』


 とても1つの魔力球が爆発したとは思えない規模の

爆発が起こり、アーマーオークが向かい15m先の壁に

激突したのだ。当然その時の速度は凄まじく、壁には

巨大クレーターが出来ていた。


「…………それ、本当にマグ・ショットなのか?」


 誰もが思う疑問をジャンヌがぶつけた。


「はい! 正真正銘マグ・ショットです。魔法も

芸術と同じく、爆発させるものです!」


 イシュタルは、ハキハキと自信ありげに答えた。


「アレウスくーん、これは強力なライバルが

出現したんじゃな~い?」


 ミューが悪戯(いたずら)っぽい表情でアレウスを煽る。


「全くだぜ。これからが楽しみになってきた!

よろしくな、イシュタル」


「はい!」


~ゲーム会社『電脳森羅』・会議室~


 6名の男女がテーブルを囲うように座っている。


「…………」


 その中でもとりわけ背が高く、髭が立派な男性が

深刻そうな表情を浮かべていた。


『ガチャ…………』


社長らしき人物の足がドアの向こうから現れた。

ブクマ、星5つを着けてくださると、やる気が上がります。感想やレビューも、お待ちしています!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ