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人間の限界を超えそうなビルダーDK

ここから2、3話学校パートになりまーす。

そしてブクマ180超えと総合ポイント700超え

あーりがとうございますっ!! この調子でブクマ

200人と、総合ポイント1000超えも目指すぜ!

評価ポイントの方も、いつも高くてとても嬉しいです

\(^_^)(^_^)/

35話


「ふぃ~~。色々ありすぎて疲れたぜ…………」


今日は本当に色々とあった。朝早く登校して社会の

宿題に30分もかかったことから始まり、前日から

自分に怯えている女の子との追いかけっこ。柔道部の

先輩との練習。VR世界では盗賊の練習。S級モンスター

の討伐。未知の重量のスクワット練習。現実への

技術転用。AIの誤動作によるSS級クエストの

任務遂行。自分の筋力による自殺戻り。


「本ッッッ当に濃い1日だったぜ。あっと、そういや

骨密度鍛えねぇとな。とりあえず散歩するふりして

石の壁でも殴ってみるか」


外に出て、誰も居ないことを確認してから、

平らな石の壁を殴った。


「…………まぁ、分かっちゃいたが、痛ぇな。

左右10回から初めて、20回殴れるように

なったら、拳速を上げて10回殴りに戻そうか」


完全に考え方が筋トレそのものである。殴り終えたら

就寝前のプロテイン牛乳を飲み。朝に飲むための

プロテインをセットを作ってから、自室へと戻った。


「ん~? なんか忘れているような…………関節だ!」


もう1つのやるべき事…………それは、関節を

外してみる事である。


「VRだと全く痛くないから普通に外せたが、

現実だとどうなることやら…………」


意を決し、VRで何度も行った通りの動作でゆっくりと

右腕の肘関節を外してみた。


「マジで外れた…………っっっっ(やっぱ

クソイテェ!!)………………ふぅ~」


あっさりと外すことは出来たものの、とても

じゃないが、長時間耐えられる痛みでは無かった。


「ん~…………でも結局は過剰に筋肉が伸ばされることで、

筋紡錘が痛みを伝えているだけな訳だし、ストレッチ

すれば多少はマシになるかもな」


実験がてら、上腕筋と前腕筋群を念入りにストレッチ

してから、左腕の肘関節を外してみた。


「おお、さっきより全然痛くねぇ。このままどこまで

伸ばせるか……いてぇ。無理は禁物だな」


一定の効果は得られたが、VRのように自在に

伸ばすまでにはいけなかった。


「こうすれば……戻った。明日の長座体前屈に備えて

他の部意も限界まで伸ばすか」


全身を一通り伸ばした。よく筋肉が多いと硬い印象を

受ける人が多いが、実際は筋肉が多いほど伸ばせる

ゴムの質量が増えたことになるため、寧ろ身体を

柔らかくするためのポテンシャルが高いことを

示している。


「さて………………寝ようか」


そして朝日は昇り…………


「…………やっべぇ! カタボッちまう!!」


跳び跳ねるように起きて、プロテインをシェイクした。

そして


「いただきます!」


勢いよく飲んだ。


「ふぅ~、朝はこれを飲まねぇと落ち着かねぇな」


プロテインを飲み終え、朝一のストレッチを行った。


「さてと、今日は…………スナッチだな」


バーベルを一気に頭上まで引き上げ、そのまま

立ち上がる。この動作を10回ほど繰り返した。

最後には、頭上でバーベルを保持する練習も行った。

競技中に「下ろせ」の指示が出る前に下ろして

しまうと失格になるからだ。


「ま、こんなところかな。学校に行く準備をしようか」


着替え、勉強道具の確認、昨晩作った弁当を

リュックに入れる、朝食を欠かさず行い、

自転車で学校へと向かった。


「さてと、相変わらず現代文はわかんねぇ。

こういう時の…………拓人! おはよー」


「おはよう、隆二。現文か? 任せな」


拓人の現代文講座だ。最強の教師でも目指してるのか?

というレベルで本当に分かりやすい。


「やー、助かったー。こんなに早く終わらせれるとは

思わなかったぜ」


「まぁ、国語は本当に分からない人はどうしようも

ない部分があるからね。隆二は理系科目はバッチリ

だし、これくらい出来なくてもバチは当たらないよ」


「だと良いけどなぁ」


隆二は国語が出来ないことで、何かしら重大な問題が

起きなければ良いのだが…………と思っている。


「あ、もう来ていた! おはよー!」


2人して上を向くと、的場さんが目の前に居た。


「的場さんおはよー」

「友達と話さなくても良いの?」


「もう話すだけ話してきたんだ~。2人とはこれから

V(バーチャル)で仲良くしていくし、色々と聞きたいの」


「良いぜ。つっても知識面は俺もからっきしだけとな!」

「しばらくは俺が2人に色々と教えるよ」


色々と話をすると、かなりの盛り上がりを見せた。


「2人ともユーザーネームにそんな意味が

あったんだ…………」


「そうだよ。俺は開発者に憧れているから、

クラフトってつけているのさ」

「そして俺は戦闘力と俊足を合わせた名前を

つけたわけだ。中二病真っ盛りだぜ、

わはははっ!」


「なんか私のユーザーネームが一気に地味に

見えてきたな~」


「なるほど、的場さんのミューってユーザーネームは

下の名前の美優(みゆ)から取ってあるんだね」

「別に悪くも変でもねぇと思うが…………折角なら

何じゃら文字のμ(ミュー)みたいにすりゃあ芸があったん

じゃね?」


15分前に解き終えた現代文のプリントに

「μ」の文字を書いた。


「実は私も最初はそれにしたんだけどね…………

会う人会う人から何て読むんですか? って

聞かれてめんどくさくなったの」

「まー、面倒なのはやだよな~」


隆二が美優の言い分に共感していると


『キーンコーンカーンコーーン』


「あっ、ベルがなった…………」

「じゃね。また昼や明日の朝でも話そうよ」

「おう」


それから時は流れ、体育の時間になった。


「ぬおおおおおおっ!!」

「42kgか。フツーだな!」


拓人の記録は42kgだった。とても平均に

近い記録だ。


「流石に隆二みたいにはいかねぇよなぁ」


「よっし、いっちょ面白ぇの見せてやるぜ」


握力計を握りやすい形に整えると、奴等が

やってきた。


「よう、産廃(さんぱい)(じゅう)大筋(だいきん)くーん」

「一体どんな記録を見せてくれるのかぁ?」

「どうせガッカリする程雑魚いんだろうなぁ~」


隆二に言わせると、クソガリ・運動神経バツグン(笑)

グループだ。最早相手にするだけ無駄な存在に

分類される。


「さんぱいじゅうだいきんって何だよ?」


テナガチンパンジー並みに意味の分からない言葉に

突っ込む。


「お前にピッタシなアダ名だと思ったんだけどなぁ~」

「気に入ってもらえなくて残念だなぁ~~」

「何にせよ、オデのパワーに勝てねぇゴリラは使えねぇゴリラだ!」


1人大柄なデブが居た。コイツは自称『脂肪の中に

筋肉の鎧を着こんだ動けるデブ』らしく、筋トレ

せずに野球で鍛えたから強いそうな。ま、50m走は

8.2秒なので、その時点で矛盾しているのだが。


「因みにオデは80kgだ! ホームラン最長記録の

握力はだてじゃねーどぉ!」

「「「流石ホームラン王! いよっ、使える筋肉っ!」」」


ま、上半身だけは生まれつき強いのだろう。


「じゃ、その使えない筋肉の実力を見せてやるぜ」


隆二は握力計をコイツらの顔に見立てて

全力で握った。


「「「「「ブフォォオオオwwwww」」」」」


筋肉アレルギーの4人だけでなく、拓人まで

吹き出した理由、それは…………


「あ? 何でメーターが嫌な音出しながら高速スピン

してるんだ? 不良品くらい取り替えろよ…………」


握力計は決して不良品では無かった。


「隆二…………お前の握力がひとえに強いだけだと思うよ」


拓人は若干引きながら突っ込んだ。


「そうなのか」


隆二は心底意外そうに答えた。前回の記録は60kg

だったので、少なくとも40kgはゆうに超えて

しまったらしい。


「い、行こーぜ」

「「「おっ、おう…………」」」


バカに出来なくなった4人は何処かへと行ってしまった。


「しゃあねぇ。アイツに事情を説明するか」


やむ無く大嫌いな体育教師に事情を説明した。

その時に左手も測定したのだが、またしても

同様の現象が起こったため、体育教師は新記録に

喜ぶ気持ちと、握力計が2つも壊れたことに

残念がる気持ちで何とも言えない表情になった。


「さて、気を取り直して、長座体前屈だ」


この種目は高校以来、隆二がもっとも得意とする種目だ。

男性俳優並みに手足が長いことはデメリットだが、

5年間の朝夜ストレッチで培った柔軟性は、他の

追随を許さない。


「よーう、カッチコッチの見せ筋くーん」

「1年間放置された輪ゴムのような筋肉で」

「どんな記録を打ち立ててくれるのかなぁ??」

「デュフフフ、楽しみだド!」


相変わらず4人がやってきた。


「拓人、準備オッケーだ」

「じゃ、始めて」


少~しずつ、伸びていった。


「へへ、この辺で止ま」

「えっ…………」


苦も無さげに40cmを通過。


「さっすがに」

「んん…………??」


50cm通過。


「お、おいおい…………平均超えたよ??」


55cm通過。


「まだ伸びるの…………??」


60cm通過。


「嘘だろ!? 嘘だと言ってくれ!」


65cm通過。


「オデ、夢見ているのかなぁ??」


70cm通過し、最終的には72.5cmだった。


「お前らさ、前回も65cmだったこと忘れてたろ」


「「「「うわああああ!!!」」」」


そして反復横飛びに移った。


「デブは予想通り脚を痛めたか。どっちが

使えねぇ筋肉だか」


「うるせぇド! おめぇも脚を壊すド!」


隆二は定位置に移動し、そして合図がなったのだが、

その動きは人間とは思えなかった。


「ざ、残像見えてるのは俺だけか?」

「僕もだよ…………」


あの盗塁王とデキスギをもってして、驚きを隠せていない。


「隆二…………速すぎて正確に数えれてないかも

しれないけど、120回位動いていたと思うよ」


「おっ、俺の計算とも一致してるぜ!」


ガッツポーズを上げた。

ブクマ、星5つを着けてくださるとやる気が上がります。感想やレビューも引き続きお待ちしています!


ここのところVRゲーム月間ランキングがうなぎ登り(現在77位)でして、

非常に嬉しい所存であります。

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