3神速
めちゃくちゃお待たせしました!
次は流石にもう少し早くあげれると
思います…………??
190話
「おるぅあああっ!!」
アレウスは、荒々しく、それでいて予備動作を
悟られづらいフォームの連撃を繰り出した。しなる
鞭剣の先端部の速度は当然マッハ5を軽く超える。
「変わり身ッッ、フォアッッ!??」
コタロウは、数度のアレウスとの戦闘経験から、
1度は変わり身の術の発動による回避に成功したが、
やはりガード越しとはいえ、連続攻撃を食らって
しまった。
「フルボルト・バリアー!」
が、アルベルトはビローブレイドが帯電している
ことを良いことに、周囲に高圧電流の球体バリアを
張った。電気同士の反発を利用して、刃の速度を
激減させるのだ。
「まだまだまだぁ!!」
しかし、間髪入れずに連続攻撃を継続し、蓄電した
電力を消耗する技を連発し、攻めることをやめない。
「フル・チャージ!!」
「ユーキャント、コンピートプロパリィ!!」
対する2人の内、アルベルトは刃の間合いギリギリで
電気攻撃を吸収し、コタロウに至っては大幅に間合いの
外へ外れ、ポーションがぶ飲みで回復しつつ、致命打の
回避のみに神経を集中させた。
「バーニング・ヘル!!」
アレウスは逃げ出す2人を見逃す訳もなく、
持ち前の機動力で追跡しつつ、炎属性のみを
高強度に纏った得物を振るい続ける。
『ザパッ…………』
「グッ!!」
純粋な移動速度で2人に遅れを取るアルベルトは、
灼熱の凶刃で右腕も焼き斬られた。
(ブースト・テレポーション! 両腕が無いのはまずい、
これを飲むとしよう)
アルベルトは、両腕が消し飛んでいる状況で、
改造を施した道具袋の機能を発動させ、1つの
ポーションを自身の口へと射出した。
「風遁・連爆神風!!」
一方のコタロウは、爆風を発生させる技により、
刃が向かってくる速度を低下させることで、
大ダメージを防いでいた。
(軽いと加速しやすい一方、空気抵抗の減速を
諸にくらっちまうよなぁ…………)
極超音速を上回っていた残撃も、強めの空気抵抗に
よって減速、または軌道をずらされ、コタロウを死に
至らしめるには程遠い威力になっていたのだ。そして
コタロウは、難なくガードや回避で捌いていった。
「何っ!?」
「フォーーー! インチョレスティング!!」
次に、アレウス、コタロウ共にあることに驚いた。
「特製・メタリックポーション。サイボーグに必要な
金属を多分に含ませることで、失った金属の身体を
再生させる!」
アルベルトの腕が、特殊なポーションによって
元通りに回復したのだ。これにより、サイボーグの
攻略法である、パーツを破壊して戦闘力を削いでいく
が出来なくなった。
「やっぱ…………」
「キルウィズア、シングルブロゥ!!」
「僕も同じく!」
3人とも、強烈な一撃の元、瞬殺することのみが
攻略法となったようだ。
「アグレッシブ・バースト!」
アルベルトの両腕が巨大な砲口に変わり、凄まじい
威力の破壊光線を放ってきた。アレウス、コタロウは、
持ち前の機動力でそれぞれ回避した。…………のだが
「これだけじゃないよ」
「いっぱい来たな」
いつの間にか無数の小さな砲口に変形していた
腕部から、無数のエネルギー弾が放たれたのだ。
「金遁・鋼鏡返陽!」
コタロウは、全ての回避は流石に無理と判断し、
忍者刀の面の金属光沢を用いた反射を行い始めた。
「回避じゃ効率が悪ぃな!」
アレウスに至っては、ビローブレイドを自身の周囲に
しならせることで、擬似的な鏡の盾を作り出し、向かって
くる弾丸全てを反射しだした。
「金遁・穿神鋼牙!!」
「くっ!」
更に、コタロウは一瞬の隙を突き、火薬の爆発に
よる加速を見せるクナイを投げ、アルベルトの左肩の
装甲を貫通させた。
「うおおおっ!!」
更に、アレウスもビローブレイドを剣形態に戻し、
弾丸の飛来が弱まったエリアを掻い潜るように高速
移動して接近し、斬撃を繰り出した。
「グアアッ!!」
アルベルトは剣に変形した右腕でガードしようと
したが、関節外しと超筋力によって軌道を不規則に
した斬撃を受け止めることが出来ず、左腿を切断
された。
「ふんッ!!」
「マイ・アトラクト!」
止めとばかりにもう一撃を繰り出したが、
アルベルトは磁力を利用して自らを何かに
引き寄せることで、回避した。
「要塞か」
アレウスはそう言いつつ、少し体捌きを行った上で
ガードをし、コタロウのクナイのダメージを最小限に
抑え込んだ。
「なら数秒はあんたとのガチンコだな!」
「カモォン!」
飛び道具を投げるコタロウ、それを避けつつ
接近し続けるアレウス。そして…………
~アルベルトの要塞~
「くそっ! 侵入出来ねぇ!!」
他の要塞とは違い、防衛機能が桁外れに高いため、
ある距離より近づくと、どうしても射殺されてしまう
のだ。
「ボスがアルベルトを抑え込んでくれてるんだよ!
アタシ達がしっかりしなきゃ!」
「そうだ。何人殺られても良い! 誰かが核を壊せば
良いんだ!」
忍者軍団は、玉砕覚悟の突撃を開始した。
「一歩遅かったね」
声が聞こえた要塞内部には、重厚なアーマーを
纏ったサイボーグが佇んでいた。
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6/26 お待たせしています、本日の何処かで
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