第一段キャラとモンスター紹介
本作に出てきたキャラを纏めました。長いので興味ない方は飛ばしてね!
次回に高校パートをさっとやってからVRに戻るよー。
【人間】
味方側キャラ
・アレウス(金子隆二)
高校2年生の高校生ボディビルダー兼パワーリフター兼
ウエイトリフター。父親の影響で、中学から筋トレに
はまる。それまでは運動音痴、学力不足、ボッチの3重苦
だったが、筋トレをしていく過程で運動音痴を補って
余りある身体能力。筋肉を着けるために獲得した論理的
思考による理系科目の才能開花。高校でたまたま席が
隣になったことで、仲良くなった拓人のお陰でボッチも
解消され、見事三重苦を脱却した。
高校生頃から筋肉量、筋力、瞬発力がいよいよ獣染みた
感じになり、無酸素運動に分類されるスポーツで、絶大な
パワーとスピードを発揮するようになる。その凄さたるや、
喧嘩を売ってきた腕利きのヤンキーをパニクりながらの
ぶちかましで複雑骨折させる。柔道部のサンドバッグを
回し蹴りで真っ二つに引き裂く。1階の窓から二階の
窓まで5秒でクライミングする。50m走6.4秒(1年前の
記録)。ベンチプレスMax230kgと、これだけでも規格外で
ある。身長も190cmと、規格外。
SAFでは、プレイヤーのタブー事項を知らずにリ
アルフィジクスモードを始めてしまう。通常ならば、
ユーザーネーム有のプレイヤーに虐められる所だったが、
人外一歩手前の筋力から発する運動エネルギーの暴力に
よって、返り討ちにした。それ以前のモンスター無双を
していた様子はルーチューバーのピカリンによってライブ
配信されており、それを見つけた拓人ことクラフトに
よって、彼のギルドの即戦力枠に入れられた。流石に
最下級ドラゴンのリザードモドキは瞬殺出来なかった
ものの、飛散した岩と火炎放射の受け流しきれなかった分、
そして自身の攻撃の反動ダメージ以外の攻撃を食らうこと
なく、短時間で倒しきった。
余談だが、名前は筋骨隆々を暗示している。
(金子隆二の金の部分をかね→きんで読むことで、
金子→きんこ+隆二→二→ツー→つ+隆二→りゅうが
二回、りゅうりゅう=筋骨隆々)
・クラフト(拓人)
隆二と同じ高校の同級生。雰囲気や本人も自慢しないこと
から、余り知られないが、学年一の頭脳の持ち主。持久走
があった春先のある日、隆二をSAFの世界へと案内した。
本人も午後8時から隆二と合流し、一時間半濃密なゲーム
ライフを楽しんだ。
SAFは、半年ほど前から始めており、持ち前の頭脳で短期間
の内に上級職のメカニックとなった。どうやら発明家に
憧れている節があり、ギルド『アグロフラッシュ』内では
平時は生産係、戦闘時はタンク・サポート役を行っている
模様。ユーザー名はクラフト。
・団長
ギルド『アグロフラッシュ』のリーダー。武者修行に
出ているらしく、未登場。近々帰ってくる模様。
・ジャンヌ
ギルド『アグロフラッシュ』の副リーダー。アバターの
見た目は緑髪を腰まで伸ばしたビキニアーマー。SAFが
R15指定になった、刺激が強すぎるキャラクリエイトを
行った1人であるものの、アレウスは装備している剣に
釘つけになり、クラフトからは30代のオッサン疑惑を
かけられる等、日の目を見ていない(?)。
リーダーが居ない時は団の指揮を任されており、新人を
入団させる権利も与えられている。明らかに自分より強い
アレウスも嫌な顔せず入団させる等、ややギルドの利益を
優先した行動を見せる。
近接物理戦闘に特化しているらしく、能力傾向はアレウス
に近い感じになっている模様。
・レイル
ギルド『アグロフラッシュ』の団員。アバターの見た目は
細マッチョな金髪ツンツンヘアー。見た目こそ攻撃的だが
気さくなムードメーカーになっている模様。
現在は中級職のアサシンで、AGIを中心にSTRとTECを
高めており、敵の滅殺や撹乱を担当している。
力のジャンヌ、スピードのレイルと分業して前衛を張る
ことが多い。ギルドの速攻戦法に貢献する1人である。
・マリリン
ギルド『アグロフラッシュ』の団員。アバターの見た目は
身長こそ低いが抜群のスタイルを誇る紫ボブカットの女性。
団の中で1番の自由人で、何でもねだり、思い通りに
行かなかったらクラフトを脅す(そして悉く対処されて
詰む)。
現在は幾つかの中級魔法職を低レベルで行ったり来たり
しており、任務に合わせて攻撃職と回復職を切り替える。
満遍なくjobチェンジを行えるため、敵の弱点魔法を
どのタイミングでも撃てる。因みに能力傾向はMAGを
中心にMP、AGI、SPLを高めているので、魔法系に
滅法強い速攻型と言える。
・ジェルマン
ギルド『アグロフラッシュ』の団員。アバターの見た目は
薄青髪の爽やかヘアーな細身男性。見た目どおり優しい
性格をしており、入団前のアレウスに課せられた試練の
辛さに同情していた(ただし当のアレウスは試練に全く
堪えてなかった)。
平時は錬金術で武器の強化やレアな素材の調合、補助
アイテムの生産を行っており、戦闘時は遠距離攻撃系の
jobで援護射撃・回復射撃を行う。何気にSAFがテーマに
掲げる銃使いだったりする。当然クラフトと何かを共同開発
することも多い。
敵側キャラ
・迷惑ユーザー
アレウスに敵対心むき出しのため口で話しかけ、
幼い言動で罵声を浴びせた非常に迷惑なユーザー。
ボディビルダーを見下しており、アレウスにネット
弁慶小学生疑惑をかけられた姿が印象的。
どうにか町へとたどり着いたリアルフィジクスモード
ユーザーを虐めることを趣味にしており(こいつ以外
にも結構いる)、アレウスを見るや否や、罵声を浴びせる
ことで注目を集め、徒党を組んでリンチにかけた。
普通のユーザーはなすすべなくやられたところだが、
異常筋肉のアレウスはそういうわけにいかず、自らを
捕縛され、自身の体を鈍器として利用され、折角組んだ
徒党を半壊させられるという憂き目にあった(ついでに
自身のHPも瀕死まで削られた)。
徒党壊滅後、黙っていれば良いものを、アレウスに
要らん忠告を垂れた挙げ句、「ヤバくなっても考え
抜いてどうにかする」と一蹴されたことに激昂し、
「くぁwせdrftgyふじこlp」と耳障りなことを
言ったので、何度も蹴りあげられて高さ20mまで
達した後、自由落下で死に戻りさせられた。ある意味、
追放・ざまぁ系の悪役が、追放し損ねてざまぁされた姿
とも見てとれる。
・盗賊
アレウスにナイフ技のベノムダガーを繰り出すも、
リーチで勝る蹴り1発で沈められた。
・戦士
アレウスに大剣で斬りかかるも、木刀の全力斬り上げで
上に弾かれた大剣に引き上げられ、数m舞った後に死に
戻りした。
・魔法使い
アレウスにマグ・ショットの強化版を放つも軽く
避けられ、加速したマグ・ショット(というか
熊手突き)をぶつけられて死に戻りした。
・レオン
アレウスに次々と徒党を組んだ同士を死に戻らされ、
後に控えていたフィールド探索の為に温存していた
特技『紫電一閃』を見切られた上、移動範囲にマグ・
ショットを静置され、自分からぶつかって死に戻り
した(自殺戻り)。
相当重度の中二病でもあり、SAFの技を別のアニメの
技名で発言してから放つ(案の定アレウスにはこの
特徴も見切りの時に利用された)。
・弓使い
見えないところでチマチマと(要するに描写されてない)
アレウスに弓を放っていた女アーチャー。忘れ去られた
迷惑ユーザーを除き、最後の生き残りとなった。女を
武器に(?)命乞いをするも、自らが発した「女を殴る男は
みっともない」を、「VR世界なら殴られてもちょっと衝撃
が来るだけで痛くはない。だから殴ったことにはならない」
と回避され、腹パンで大木まで吹き飛び、衝突して彼女の
ギルドへ死に戻りした。
・その他
相手の予想外な攻撃すら避けられないAGI特化の
役立たずと、感情的に攻めるばかりにカウンター
ナックルで瞬殺される雑魚達の集団。
【アレウスのモンスター図鑑】
・ゴブリン
代表的な雑魚敵。雑魚とは言え、素手・籠手の個体は
ヤンキーレベルの格闘力を持ち、武器持ちも侮れない
実力を持っている。
初心者の乗り越えるべき壁であるが、最終的にアレウスは
まとめてぶちかましで一掃するようになった。
・人喰いマウス
雑魚敵 (スピードタイプ)。多少STRが低くHPも少ないが、
AGIが中々高い。初心者がこいつに攻撃を与えるのは至難の
技だが、アレウスは直ぐにコツを掴んだ。5匹までは冒険者
から逃げようとするAIが働き、それ以上の数だと集団で
襲いかかるAIが働く。AGIが低いとは言え、集団リンチに
かかると初心者のDEF極振り位は方解石の如くHPを砕かれ
ゆく。しかし、逆を言えばノーダメージになるくらいDEF
が高い相手には無力なので、やはり雑魚は雑魚。
・アーマーオーク
最序盤に出てくる強敵枠。STR極降りの初心者を
寄せ付けないDEFが取り柄なのだが、アレウスの
飛び蹴りが頭にクリティカルヒットしたら、なす術
なく瞬殺される。後にE級合格クエストの敵キャラ
にもなったのだが、今度はパワー・ショックを駆使
した飛び蹴りで、鎧を着けた胴体を蹴られて倒された。
・ラージゴブリン
最序盤に出てくる強敵枠。目立った弱点がなく、
場合によっては大剣等、一撃必殺の武器を装備
している。それまで上手くいっていた数多くの
ユーザーを絶望に落としていたが、アレウスには
スープレックスで崖下へ落とされて倒された
(ラージゴブリンの後ろにユーザーが居たことに
気づいたため、飛び蹴りから切り替えた)。
・スーパーオーク
オークの上位個体。格闘家になり、テンションが上がって
いたアレウスに蹴り上げで瞬殺された。カマセおつ、
と言うか普通のオークは?
・カニ型モンスター
とても硬く、パワフルで機敏なE級を手こずらせる
モンスター。……のはずだが、アレウスには腕や脚を
部位破壊され、頭を踵落としでカチ割られて倒された。
脚があっても瞬殺されたと思われる。
・人喰いコンドル
空から一方的に襲いかかる、これまたE級を手こずらせる
モンスター。アレウスの投石で無事撃沈。
・巨大ウナギ
アレウスに釣り上げられたモンスター。その後おそらく
1、2擊で倒されたと思われる。
・ホワイトギガフロッグ
邪臭の洞窟に巣食う、皮膚が真っ白な巨大カエル。
アレウスを捕食すべく舌を巻き付けるが、逆に
振り回されて地面に叩きつけられて倒された。
その後も籠手を装備したアレウスのサイクルクローに
切り裂かれた個体が登場した。
・速吸血バット
邪臭の洞窟に出てくる血を吸う速度が早いコウモリ。
人体の露出部位に食らいつき、HPをごっそりすいとる
嫌らしい敵。吸った血の量が多いほど遅くなる。
…………なんて特徴を見せる間もなく、アレウスの
全体連続攻撃の前に散っていった。
・リザードモドキ
最下級のドラゴン系モンスター。全長5mのトカゲの
ような姿のモンスター。最下級とは言え、能力は
侮れない。
アレウスの反動デメリットがある全力回し蹴りすら
削り程度のダメージしか負わず、彼の速度には
霞こそすれど、彼を攻めに転じさせない爪の
攻撃速度。その巨体で全宙、側転を可能とする四肢の
運動能力。羽を生やして空を舞う機動力。言わずと
知れた、アレウスを超える破壊力と全てを焼き尽くす
火炎放射等、ドラゴン系を名乗るに相応しい能力を
持っている。
序盤は打撃・斬撃が通り辛く、荒ぶる攻撃でアレウスを
じり貧状態に持ち込むも、自らの攻撃で穿った岩から
アレウスが閃いたため、形成が逆転する。
最初はアレウスが突然行動パターンを変え、一瞬で
自分より高い所まで壁登りをしたため見失う。その隙に
円盤のような石による投石と、籠手の斬撃で翼を切断
される。空中で身動きのとれないアレウスに火炎放射を
放つも、サイクルクローの旋風で殆ど受け流された挙げ句、
目潰しの火力UPに利用される。その時の隙を盛大に突かれ、
5連続で発勁を食らう。振り払い、最後の力で火炎放射を
放ったが、当たるはずもなく、渾身のダッシュ右ストレート
の前に沈んだ。
間違いなくC級冒険者2人以上が必要なモンスターだが、
結局アレウスには砕いた岩と、サイクルクローで
受け流しきれなかった炎でしかダメージを負わせれて
おらず、実力的にはアレウスより下であると言える。
今回のキャラ紹介は如何だったでしょうか。面白かったり
つまらなかったり、何も思わなかったり、お前ふざけるの
もええ加減にせいやっ! と思ったら、コメントをお願い
します。
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