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ギルド入団!

次回はキャラ紹介(せいり)を行います。

11話


「よしよし、1000ジュエルに竜の牙、竜の爪、

竜骨、火炎袋、トカゲの尻尾……いや、トカゲかよ!?」


ドロップアイテムを広い、ドラゴンシリーズに

喜んでいるところで、場違いなものをドロップ

したので思わず突っ込んだ。


「えーと……コウモリの羽」


もう1つの場違いドロップアイテムは


「…………竜の鱗、竜肉、竜肉、竜肉」


スルーして他のアイテムを眺めていく。


「……肉、竜肉、おっ、竜玉じゃん! へぇ~、

高難度クエストだったらE級でもレアアイテムが

手に入るのか~!」


幾つか謎アイテムがあったものの、竜玉をドロップ

したことで、アレウスの表情は明るくなった。


「2人とも~! ドラゴン倒したぜー!」


満面の笑みで2人に駆け寄っていく。


「見てたぞ。ったく、全力とは言え、初手の

蹴りからダメージが入っていたのは驚いたぞ」


副長は呆れつつも、嬉しそうに話している。


「いやー、全力の攻撃だと俺にもダメージ入って

じり貧になるんで、結構焦りましたよ」


戦闘中は楽しげにしていたが、実は少しだけ

焦ったそうだ。


「けどよ、円盤投げで一気に形勢逆転したのは

見事だったよ。お前は初めて会った時から思考力が

あるよな~」


クラフトは現実での彼も引っくるめて褒めてくれた。


「へへっ、あれは数十分前にクラフトが石の

優秀さを話してくれたお陰なんだぜ?」


「えーっと……人喰いコンドル討伐の時か」


「それそれ」


「あれはね、俺の尊敬してやまないアインシュタイン

博士の予言なんだ。『第四次世界対戦が起きるとすれば、

石と棍棒が武器になるだろう』ってね」


「相変わらずクラフトは勉学好きなんだな。

兎に角アレウス、ギルド入りを認めるぞ。

おめでとう」


「へ? D級クエストも受けますよ? 本当にD級で

通じるか見せねぇとダメっしょ」


「ドラゴン系を倒せる奴が何を言っている。

最下級のリザードモドキとはいえ、複数で

倒してC級認定されるような敵だ。単独で

倒したお前は……最低でもB、いやA級並みの

実力はあるだろうな」


「そりゃ言いすぎっしょ。俺は明らかに経験不足ですよ」


「まぁ、それはそうだな。だからこそ私達から

戦術やその他色々を学ぶんだ」


「そうだぜ。兎に角入れよ、俺達のギルドに。な?」


「……ああ、そこまで言われちゃ断れねぇ。入るぜ!!」


と、言うわけでクエスト完了の報告を済ませ、正式に

クラフトや副長達のギルド『アグロフラッシュ』へ

入団した。


「かんぱーい!」


「へぇ、食い物もリアルじゃねーか!」


眼前にならぶ豪華な仮想料理にアレウスは感嘆の

声を上げた。


「味や食感も完璧に感じられるぜ。流石に胃は

満たされないけどね」


「それだけ感じれりゃあ十分じゃねぇか。

不味い飯を食っちまった後の口直しとか

色々と利用できそうだなぁ」


…………まぁ、彼の場合は、次の減量期に豪華な

仮想料理を食べ、糖質制限時のアイス食べたい

欲求などに対応しようと考えているのだ。


「よっ、新入りのアレウス君。まだ自己紹介

出来てなかったな。俺はレイル、ここでは

アサシンをやってるぜ。よろしくな」


金髪男こと、レイルがきちんと自己紹介をしてきた。


「僕はジェルマン。普段は狙撃系のjobをこなしつつ、

時には錬金術師をやっているよ」


薄青髪青年も続く。


「あたしはマリリン! 魔法系のjobを極めようと

しているの。よろしくね!」


紫髪魔女も続いた。


「あ、そう言えば私の名前を言い忘れていたな」


思い出したように副長が話し始めた。


「「「「いや、副長は副長で良i…」」」」


「私の名はジャンヌ。そこのマリリンと

相反するかのように、近接物理jobを極める

のが目標だ。これからよろしく」


アレウスを除く4人の制止を振り切って言いきった。


「じゃあ俺も。名前は前にクラフトが言った通り

アレウスです。現在は格闘家に就いており、目標は

……まぁ、最強最速になること、かな?」


「あはは、なんじゃそりゃ」

「最強最速……ねぇ」

「あたし隊長とアレ君のかけっことか見たいー!」

「このギルドの方向性的に、良い目標だと思うよ」


反応はそれぞれ違っていた。


「まぁ、何にせよ、明日から活躍することを

期待してるよ。活躍しただけ報酬は弾むぞ」


「勿論です。けど、単純な金儲けならギルドに

所属しない方が有利なのでは? っても思うん

ですよね~」


「あくまで"ソロで何処にでも出掛けられるなら"

そうだろうな。けど、条件にもよるが、ダンジョン

には基本複数人でないと潜れないし、有名ギルドに

在籍することで、頑固な鍛冶職人から質の良い武器を

得られることもあるんだ」


「質の良い武器…………俺も将来的に欲しいものです」


「武勲さえ上げれば早々に美味い話が転がり込んでくるぞ」


「っしゃ! やる気出てきたぜぇ!!」


という感じで、1日目のSAFライフは幕を閉じた。


~隆二の部屋~


「ふぅ、クラフト……いや、拓人が所属している

だけあって、ギルドの雰囲気は割と良い感じだったな」


この手のゲームでは、学校並みに腐った人間関係の

ギルドが乱立していると思っていたので、その点は

友人の頭のよさと合わせて恵まれたと思った。


「いてて…………パワーリフティングのベンチプレスの

筋肉痛がもう来たのか。明日の50m走、新記録出せると

良いなぁ」


現在のアr……隆二の50mの記録は6.4秒である。

帰宅部としては規格外も良いところだが、同じ

クラスの野球部が6.3秒、陸上部かつ、拓人の

次に頭の良い通称デキスギ君が6.1秒と、化け物

揃いのクラスなのである。


「取り敢えず盗塁王には勝つぞ…………走りの感覚は

SAFで随分掴んだからな」


この時まさか、あんな事になるとは隆二本人が

思ってもいなかった。


~1時間後~


「風呂よし、就寝前のプロテインよし、時間は

10時25分。寝るぜ!」


布団を被り、1分後にはまどろんで、更に4分後には

ガッツリ眠っていた。

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― 新着の感想 ―
[一言] いや、アインシュタインの言葉は、第三次世界大戦が起これば人類が滅ぶという意味であってそっちの意味では無い…
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