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4、出会いとおかしくなる自分

 皆さん、こんにちは、八坂です。いま取り込み中です。

 服の着方は難しすぎる!ブラのつけ方からスカーフの巻き方まで、朝からネットで精一杯調べても出来かねる。体を必死に前に曲がって、背中で両手を捻ってホックを留めようにしても留められない、なぜだ!図解を見る限り簡単だろうか!

 それに戸惑う僕は、ブラをつけないことを決めた。ちょっと胸と布の接触感がくすぐったいけど、我慢する。セーラ服をそのまま着て、スカーフとの戦いを放棄し、適当に巻いておくことにした。ラストはマントをかぶった。

 玄関の前に深呼吸して、いざ!参ります!三年ぶりのソドの世界だ!征服してやる!

 そう決意した僕は、出征早々に初めての難関を迎えた…何この視線、こわぁ!なんでみんな僕を見詰めるの?顔をマントに埋めたい…頭を下げて横の人の顔を見ないように、自分のつま先を穴を開ける勢いで睨んで足を急ぐ。

 髪は面倒くさいと思ってつい朝から疎かにした、それが原因か?クソ…暇があったら切ってやる!

 あの角を曲がったら駅だ、早くしよう…と思ったタイミングで、急に何かとぶつかってしまた、痛くないけど下半身のバランスが取れない、転んでしまう!思わず目を閉じて悲鳴を上げた。

「ぎにゃー!」

「危ない!」

 腰に誰かの手が後ろに当てて、そして強い力で体全般に前に引っ張った。顔がまだ先にぶつかったものに衝突した、目を開けると…制服?立て襟の学生服だ、ポタンにきれいな星を刻んだ真っ黒の学生服、またにしても珍しい服装を見たな。

「おい、大丈夫のが!そのユニフォームってうちの生徒か、ってお前、昨日の?」

 あ!ぼんやりしてる場合じゃない!昨日の野獣じゃねーか!

 頭を上げて見ると、まだあの怖い顔が見た!僕はいま野獣に抱かれているのか!ちょっと足が震えてきたよ…

「やべぇー早くしないと間に合わんぞ、走ろう!」

 僕が呆然としてる間、野獣くんが僕の手を掴んで走り出した、え?えぇェェェ!

 ぼーっとしてる僕を連れ走って電車に突っ込んだ、巨大な運動量につき、体を前に偏って息が上がってしまた。な…なんて乱暴な…

「ごめん、ちょっとスピード出しちまった、大丈夫がい?そこまで喘ぐとは、お前体よえーな」

 シャキーン!!勝手に人を引っ張って、勝手に走って、果に勝手に人を皮肉るなんで、何様がよこいつ!

「あんた!いくらな…ぎゃー!」

 と文句をつけたいところで電車は急停車してバランスが失ってしまて、慣性で野獣の懐中に飛ばされた。何よ!なんでこうなるのよ!あのクソ神が裏で操ってるのか!

「危ねえじゃねーかよ、ちゃんとつり革を掴め。」

 あんたに言われる筋合いはない!離れようとするが、大勢な人が入り込んだ。すぐさまに人の海に押されてまだ彼にくっついた。あ!もう!

「我慢しろ、もう二駅だ」

 そう言って、僕の肩を掴んで角の方向に押し寄せた、そして自分の体を壁としてスペースを作ってくれた。

 やっぱりいい人だな、ちょっと乱暴だけど。

「あ…あっありがとう」

 何よ恥ずかしい反応してるのよ僕は!

「べつにいい」

 顔が熱い、絶対真っ赤になってる。この体は不便だ、こうも簡単に恥ずかしくなるとは。まるで…女だ…もう考えるな!

 僕は頭を下げて、自分の顔を隠してた。彼を見ないようにしていた。

 こうして妙な雰囲気の中で、電車が駅に着くまで、沈黙していた。

「そう言えば、名前、聞いてねーな。俺は二年B組佐渡健、よろしくな」

 駅から学校までの道は非常に気まずい空気が漂っている、そしてその雰囲気をどうにかしようとしているように、野獣くんから話をかけてくれた。

「ぼっ僕は八神奈津、にっ二年生」

「同い年?二年なら見覚えがないな」

「今から転入するので」

「なるほど、こんな時期に転入生か。じゃあ、職員室まで送るよ」

「う…うん」

 なんが落ち着く、この人(佐渡くん)のそばに歩いていると、周りの視線がなんとなく感じられなくなった。その身長がバリアになっているせいかな。


どうも、タイサです。今回は随分と時間をかかりました、大変申し訳ありません。最近大学のテストとレポートがたくさん詰めて、忙しくなってしました。次回も遅くなるかもしれませんが、よろしくお願いします。m(_ _)m

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