表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
31/52

28.


マーヤ王国王都、上空。


数名の影が、王都の混乱を、高みから見物していた。

作戦会議室の、いつものメンバーだ。


「恐ろしいですね、噂と言うのは。」


「オーロ侯爵領陥落の情報を王都民に流し、不安を抱かせる。」


「そこに、全ては王族と貴族のせい、とこちら側の魔族が煽り、火種に風を吹きかけて大火にした。」


「暴動を先導し、一方で、暴動が城内に伝わらないように情報操作。」


「暴動の邪魔になる、忠誠心強い奴は、事前に排除。」


「「「「「本当に、恐ろしい……」」」」」


「でも、こちらの手間は省けるでしょう?後は、非戦闘員と残りの戦闘員を始末するだけ。王都の暴動は、国内の各領地民に流したから、そちらも時期に終わるでしょう。」


私は、思っていた以上の成果で、とても気分が良い。

最小の動きで最大の成果を狙う。

それが、戦争の定石。


これで、元ミルド王国に続き、マーヤ王国も攻略完了。


残るは、一国。

イ・シン王国だけ。

そこを攻略できれば、数年単位で魔族たちは大丈夫だろう。

もう一息だ。


けれど、そろそろ聖ロベスタ公国が出てきてもおかしくない。

魔族制圧に必要な三国の内、二国を落としたのだから、黙っていられないだろう。

いくら距離があるとはいえ、動いていないはずがない。

距離的に、イ・シン王国戦で何かを仕掛けて来るだろう。

次の戦線は、今まで以上に警戒が必要。

 

魔族を、多種族を守るための手段は、いくつあっても良いのだから。




ーーーーー


マーヤ王国攻略完了を魔王に報告をした後、しばらくの休暇を取った。


一度戦争が始まれば、簡単に休息が出来なくなるからだ。


中央で久しぶりにグリューネと会い、お互いの近況を報告しあった。


「じゃあ、聖騎士が出てくるかもねぇ。」


「聖騎士?何かしら、それ。」


「聖ロベスタ公国が有する、最高戦力よぅ。どの国の騎士団長よりも強いときいたわぁ。」


「ふーん。聖騎士、ね。」


「全員で十三人。第一席から第十三席まであってぇ、数字が若いほど強いって、う・わ・さ〜。実際、対魔族戦では、出てきたことがないからぁ、本当かどうかわからないけどねぇ。」


「そう、情報ありがとう。少し調べてみるわ。」


「どういたしましてぇ。じゃあねぇ。」


「またね。」


聖ロベスタ公国の最高戦力、聖騎士。

たいそうな名前の騎士を持っているのね。

神界のデータベースにアクセスして、調べてみよう。



 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ