1/1
転生
プゥゥン。
トラックがこちらに走ってきた。
俺は、まだ死にたくないので、横に飛んだ。
すると、俺の頬をトラックが掠めた。
「危ねぇ。まじで、俺でなきゃ死んでたぞ。というか、ふつうにあのトラック、赤信号無視で捕まるやろ。ああ。怖かったぁぁぁ。」
ほっとしたのもつかの間、また違うトラックが前と後ろからやってきた。
「えっ。この街、治安悪すぎない?」
俺はどうせならと、前からやってきたトラックに向かって走った。そして、そのトラックに俺のつばをつけてやった。そこで、俺の意識が途絶えた。