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宇宙戦争時代の科学者、異世界へ転生する【創世の大賢者】  作者: 赤い獅子舞のチャア(実際の人物及び団体とは一切関係ありません)
冒険、創作、情報収集

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提案

 提案

「協力・・・は、構わないが、あれ以来同じ事が出来ないか何度か試してみたが、出来ないぞ?

 引き出せるとでも?」

「勿論、引き出せるよ、きっとね。」

「まさかとは思うが、あの時と同じような状況を作るとでも?」

「それが一番手っ取り早いと言うならばやって貰おう、だけどそこまでしないでも大丈夫じゃ無いかな?」

「それは、どう言う事だ?」

「暗示だよ、私は科学者だがそれだけで無く哲学者でもあり、精神分析学者でもある、なので君が実験に協力してくれると言うのであれば、催眠術を掛け、暗示に掛かって貰う事で、マナを自在に扱えるようになって貰う。

 今までの私の話を聞いて、その存在を認識出来て居る今ならばこの催眠術による暗示も掛けやすいのでは無いかと思うんだけど、どうかな?」

 もし彼が承諾した場合、彼は身体強化によって、一時的にとは言え超人的な身体能力を使える事に成るのだろう。

 つまりは、現役冒険者に戻って、Sランクにまでのし上がれる可能性が出て来ると言う事に成る。

 だが彼は妻を、子供を守る為にそうはしないだろう、宝の持ち腐れではある訳だが、興味はある筈だ、きっと承諾するはずだと確信している。

「すまん、その話は少し待ってくれ、少し考えさせてほしい。」

「ええ、判った、ではこの話はここまでにしましょう、それで私の処分はどうするの?」

「そうだ、そうだった、すまん、そっちがまだだったな。

 しかし、今の話の流れから何となく雰囲気で理解出来るとは思うが、お前が俺達を信用してくれて話してくれたのだから、俺たちはお前を全力で保護する事にした。

 だから味方になってやる、聖女の話の下りは俺達冒険者ギルドが触れ回ってやる。

 これで良いかな?」

「うん、ありがとう、ではそっちはよろしく、あ、それと、さっき下で暴れてたアイツどうするの?

 ウソ付きまくって地雷踏んづけまくってるみたいだけど。」

「その地雷ってのが何だかは知らんが何となく言いたい事は理解した。

 あいつは、そうだな、降格処分かな、Fランクからやり直して貰うとするか・・・いや、流石にあの態度は俺も気に入らんからな、特別階級のGに落とすか。」

 とても不穏な階級な気がしますけど・・・

 後から聞いて見たが、ギルドのルールを守れない者等に対してのペナルティー階級らしい、これに落とされると最低一年は最低ランクの依頼しか受けられないらしい。

「じゃあ今度は、私のさっきのクエストの完遂報告なんだけど。

 飼い犬の探索と綿花の採集、全て終了。

 それとあのバカが引き連れて来たファングの討伐もおまけに付いちゃったのでその素材の確認もお願いしたいのだけど。」

「ではこのままこの部屋で行おう、そこの台に並べてくれ。」

「こんな小さい台じゃ乗り切らないけどどうする?」

「そんなにあんの? じゃあ、地下の解体場に行こう。」

 そして私達は地下解体場へと移動する事に成った。

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