表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宇宙戦争時代の科学者、異世界へ転生する【創世の大賢者】  作者: 赤い獅子舞のチャア(実際の人物及び団体とは一切関係ありません)
冒険、創作、情報収集
20/360

聖女の教会訪問2

 聖女の教会訪問2

 この勢いでナノマシン寄生させちゃえ。

「では、貴方に神の祝福を授けます。

 これで貴方にも、ポーションを錬成する事も出来るようになるはずです。」

 と言って、跪き手を胸の前で組んで固まっている神父の頭に手を添え、ナノマシーンを投入。

「暫く何かムズムズするやもしれません。」

 と言うと、我に返った神父が、

「あ、はい、確かに少しむず痒い気がします。」

 2時間程、ナノマシーンがなじんでムズムズが収まるまでの間に、シスターがポーションを売り出しに商業ギルドへと行って居る。

 それらを待つ間、子供たちと遊んで待つ事にした。

「おねーちゃんは、どうしてお面をしてるの?」

「私はお顔を見せてしまってはいけないのです、神のご加護が失われてしまうのですよ。」

「ふぅ~ん、良く判んないや。」

 まあそりゃそうか。

「このお面を外すとねぇ~、もう一個お面が出てきました~。」

 いくつか作って来て良かった・・・

「面白ーい、このお面も外したらどうなるの?」

 くっ!そう来たかぁっ!

「もう一つお面が出てきました~。」

 しまった、もうネタ切れだぞ。

「この下は?」

 仕方が無いので頭部だけに光学迷彩を発動してみた。

「ふっふっふ~、この下はねぇ~・・・」

 最後の仮面を外す、そこには何もない、が正解。

「ぎゃ~!!!」

 あ、やりすぎたかな?

 仮面を被りなおして、「ごめんごめん、手品だよ~、でも私の顔は見ちゃダメなんだよ。」

「どうして?」

「私の顔を人に見せちゃうと、私の聖女の力が消えちゃうから。」

「どうして?」

「う~ん、多分ね、神様は男の神様だから、私の顔を自分以外に見せたくないんじゃないかな?」

「じゃあおねーちゃんはきっと美人さんなんだね!?」

 この子!可愛いじゃ無いのっ!今良い事言った!

「あなた可愛いわ!もっかい言って!もっかい!」

「えー、やだー!」

 何だとぉっ!お世辞やったんかぁ~い!!

 キレかけたらクリスちゃんに肩叩かれて我に返った。

 いや、殴ったりする積り無かったんだからね?ホントだからね?

 あ、信じて貰えない?まぁいいや。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ