くりかえす運命【200字】
200字小説です。久しぶりに。
屋上の柵の反対側に薫は立っていた。
死ぬには良い日だな。そう言って僕は薫の隣に立った。じゃあお先に。さようなら。
この日、僕は死ぬ運命だった。それを何度も繰り返していた。
その中には自殺する薫の下敷きというのもあった。どうせなら薫を救ってやりたかった。
しかし僕は死ななかった。車がクッションになったらしい。
目が覚めると側で薫が泣いていた。運命は変わったのだ。
こんなときにズルいと思ったが、僕は薫に告白した。
200字小説です。久しぶりに。
屋上の柵の反対側に薫は立っていた。
死ぬには良い日だな。そう言って僕は薫の隣に立った。じゃあお先に。さようなら。
この日、僕は死ぬ運命だった。それを何度も繰り返していた。
その中には自殺する薫の下敷きというのもあった。どうせなら薫を救ってやりたかった。
しかし僕は死ななかった。車がクッションになったらしい。
目が覚めると側で薫が泣いていた。運命は変わったのだ。
こんなときにズルいと思ったが、僕は薫に告白した。
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