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王都

「馬車を買うぞ!そして王都に行こう!」


俺は執務室でそう宣言する。

ここ数年は領地も発展して、税収も増えた。

地下に倉庫を作って食糧も十分にある。

それと、ワインが遂に完成したので売りに出している。

鉱山の発掘も進んでいるため、領内では加治屋も稼働している。それと、電気を使用可能になって、魔石を燃料とした街灯も完成した。列車も作ったので、広くても場所の行き来が簡単な領になったと思う。


なお、未だに土地の所有者が領主なので、管理費は捻出中だ。その分のお金は税金と一緒に領民から取っているがな。


「そうですな。そろそろ王都の方ではお子様が物心付いている頃ですので、会いに行くのも宜しいかと」


そう。

実は弟のチャールズは、子供ができたのだ。


「だろ!じゃあ馬車を買おう!」


「いえ、家の領の商会から献上された最高級馬車があります」


え、そんなのあったの?


「なら、馬を買おう!」


「いえ、馬なら四頭ほど当家の牧場に献上された馬がございます」


「……ねえ、お金なかったのに何でそんなあるの?」


「それは、旦那様の人徳なのではなのでは?今では名君と名高い旦那様ですからな」


ええ~

俺ただ領地開拓しただけだよ?


「ま、まあ良いか。なら、早々に王都に行こう!」


「畏まりました。準備をさせますので、出発は明日かと」


「いいね!楽しみだ!」


何せ、旅なんて久し振りだからな。

それに、自分のいる国の首都を見ておきたかったし。


今からたのしみだな!

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