↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/24

弱者が勝つには

お久しぶりです。

ようやく少しばかりの休みが出来たので、投稿したいと思います。


内容はあまり進まないのですが、読んでいただけたら幸いです。


それでは、どうぞ。

「研究、ですか?」


穏やかな昼下がり、執事のセバスと執務室で新たな領地への布石を打とうとしていた。


「そうだ。我々は弱い。魔獣に跳ねられれば死ぬし、毒を食べれば死ぬ。それ以外でも、衛生的な管理ミスでも死ぬ。そうならない為には、多くの研究が必要だ。その為の資金はいくらでも出す。今、持っている資料を近日中に全て書き出すから、その後の研究が出来る優秀な奴を領内から選抜してもらいたい。無論、所属した以上は此方で随時マークさせて貰うがな」


弱い身で力を着けるには、どうすれば良いか。

答えは明白だ。

学ぶのだ。

研究して、発想して思考し、進歩させる。

そのせいで脅威も産み出すことだってあるし、人を殺してしまう事もあるだろう。

だが、いまこの世界で最も弱く、最も卑屈で、最も蔑まれているのは、我々人類なのだ。

一部の国では、人間は食料に成っているらしい。

ならば、前へ進むべきなのだ。

幸い、辺境なため被検体になる魔獣はいくらでもいるし、機材は此方で作ればいい。


長々と執事に対して語った訳だが。


「そう言うことだ」


「成る程。分かりました。ならば早急に作りましょう」


こうして、我が領の機密機関が誕生した。


~~~~~~~~~~

そして3年が経った。


俺は30歳になった。

町の景観は相変わらずヨーロッパ風だが、使われている技術は恐らくこの世界で一番だろう。

電気の運用にもチャレンジしている。


こうして、異世界で唯一の科学と魔術を融合した町を作った訳だが。


「これ、やっちゃって良かったの?」


各教育期間ではこの世界で珍しい、道徳観を積極的に身に付けさせ、同時に戦闘能力も付けるという、かなり難しくアンバランスな教育を行っている。


王国からは未だに社交界から商売の取引まで、全くお誘いを受けることはなかった。


それはそうと、長く悩んでいたドラゴンだが、数多の犠牲のよりその生態と特徴の解明に成功し、見事ドラゴンを退かせることに成功した。


これでも、領内は名実共に、平定した事になった。


領主邸も別の頑丈な城を建てたので、今後は此方を本邸として活用したいと思う。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。