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すれ違い姉弟  作者: 辻一成
第一章 それぞれの初日
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第壱話(姉サイド)

  春。一応人生通算17回目の春なのだけど、当然私にも自我がない赤ん坊の時期も、赤ん坊同然の時期もあったので記憶に残る春、という意味では12回目くらいだろうか。記念すべきでもなんでもない、ただ12回目。もっと言ってしまえば、春と言われて真っ先に思い浮かぶような桜のピンクだとか、その他色とりどりの花の色、それらに色づけられた正に煌びやかな春はここ4、5年来ていない。少なくとも私の中には。それは今年の春も同様で、目に映る満開と言って差し支えない桜の堂々たる咲きようにも、そこらに生い茂っている雑草とは言い難いまでも、それと大して変わらない草原の緑にも心は大して動かされない。勿論、色盲という訳では無いしその他身体的な障害は何も無い。心に余裕が無いというか、楽しみというか娯楽というか...安らぎがないのだ。元気の源がない。綺麗なものを見て綺麗と素直に受け入れる活力がない。仮に素直に受け取ったとしてそれを共有したい相手と交流できない。

  うだうだと考えても仕方ないので、きっぱり言ってしまうと(よう)...私の愛すべき、私が産まれて良かったと思える理由である弟との不仲が原因で私の春には彩がないのだ。どんなに綺麗な青空を見てもそれらを受け入れる気持ち、理由がなければ結局モノクロと等しい。

  そんなことを考えながら家からの通学路、約35分の半分を消化してきた。そんな風にずっと目に映る鮮やかなもの達に悪態をついてきた訳だ。とはいえそんなひねくれた春の見方も今年で最後にすると決めたのだ。今年こそは本気で影とのイチャイチ...仲の良い姉弟関係を取り戻すと決めたのだから。今年で終わりなので今年の春はまだ自然には我慢していただいて、私の八つ当たりに付き合ってもらおう。私もそこまで傲慢な訳では無いからこれがただの八つ当たりだということはよく分かっている。自ら進んで大罪を犯そうというほどの気概はない。まぁ気概があるのは男性だけで十分、私は可憐な乙女を務めよう。いや、冗談。冗談にしては性質(たち)が悪いが。いくら私とて、高校2年生にもなって自分を見失うほど落ち着きがない訳では無い。どちらかといえば自分はがさつな人間だとしっかり自覚している。

  そんなことは極当たり前なのでどうでも良い。今は折角八つ当たりの対象としての最後の春が目の前に広がっているのだからそちらに意識を向けようではないか。一応、念には念を押して弁明しておくが、私は自然が嫌いなわけではないのであしからず。さてさて、桜についても雑報についても嫌味は吐き散らしたので次は何にしようか。常々思うけれどこうやって何に嫌味を吐こうかと考えている時点で相当性格が悪い。性格の悪さが滲み出ているどころか公表しているようなものだ。一瞬自然から目を外すと、ちらほらと光望(こうぼう)学園の制服を身にまとった生徒達が見えた。どうやらもう学校がそう遠くないようだ。制服のくたびれ具合を見るに、周囲には1年生、3年生が多いらしく私の友人と呼べる相手はいなかった。何故かは分からないが、私には少し近寄り難い印象があるらしく周囲にはあまり人が集まらない。まだ高校2年生になって学校に行っていないから正しくは集まらなかった、だろうか。密かに友達を増やすのも今年度の目標だったりする。もちろん影のことと比べたらものすごく優先順位は下だが。

  突然、視界が失われた。まぁ別に焦ることでもない。

「だ~れd」

「おはよう、(あかり)。」

「随分適当な対応だなあ、数少ない大切な大切な友達が登校初日に声をかけてくれたっていうのに。」

「はいはい、ありがとね。」

 この子は紅月明(あかつきあかり)、光望学園は中高一貫校なので中学生の頃からの付き合いだ。中学に上がったばかりの頃、なかなか新しい環境に馴染めなかった私は彼女から話しかけてもらい...という極々普通の出会いをした私の中学以降初めての友達ということになる。朝から恋人の定番、いや、詳しくは知らないがそんなイメージのある「だ~れだ?」をしてくることからも分かる通り、結構活発な子だ。かといって制服のスカートを極端に短くしたり、髪を染めたりはしていない。あくまで元気溌剌(げんきはつらつ)な女の子、という表現がしっくりくる。身長は私と変わらないくらい、つまり170と数センチで、女性にしては大きい方らしい。よく明からモデル体型だと言われるけれど、体型で言えば私と明に違いはないと思う。以前、それを伝えたら

「いや、なんだろう、モデルって私たちからしたら雲の上の存在でしょ?そういう気品とかも含めて光はモデル体型なんだよ。」

 それはもはや体型ではないだろうと思ったがなんだか気の毒なのでそれを追及するのは止めておいた。明はあまり頭の回転が早くないのだ。かと言ってすごく運動ができる訳でもない。だが持ち前の明るさで多くの友人がいる。先ほどの明の発言、数少ない友人が云々というのは本人にとっては冗談でも、私にとっては冗談ではなく、事実として横たわっている。生徒会長を務めようが何をしようが、人からの信頼は未だ得れていないのだろう。まぁそれも影を優先順位圧倒的第1位に置く時に失うものが少ないと思えば辛くはない。言い切ろう、辛くはない。...少し残念だが。

「ねぇ光?」

「ん?」

「あれからどうなの?弟くんとは」

「あー...」

「その反応を見るに成果は芳しくないみたいだね...」

「絶対に諦めないけどね!」

「心意気は結構だけど世の中気合いだけじゃどうにもならないことも多いんだよ?」

「明がそれを言うか...」

 明は先ほど、明自身のことを私にとっての数少ない友人の一人だと言った。先ほど言った通り、これは大袈裟でもなんでもない、というか、これでも大分オブラートに包んでくれている気がする。流石に生徒会での付き合いがあるため友人が明1人とは言わないが、本当にそれだけ。積極的に友人を作ろうとしなかったのがいけないのだろうが。恐らく義務の関わらない友人と限定すれば私の友人は明だけということになる。当然話す相手も明くらいしかおらず、明がいない休み時間は周囲のなぜか興味津々な視線(男女問わず)を浴びながら本を読むなどして1人で過ごしている。

  話す相手がいないのだから、必然的に私の極度なブラザーコンプレックスを知っているのは明だけだ。このことを伝えたのは中学3年生の夏くらいだったか。なんの拍子にかこの事実を伝えた。そのときの明は少し哀れんだような、引いたような目で

「もう他の誰にも言わない方が良いよ...」

 と言ってきた。他の誰に言うも何も明以外に言う相手などいないのだから無用の心配だ。というかそもそも自分の弟を愛するなど普通のことではないのか。普通のことをなぜ恥じねばならないのだ。この旨も明に伝えた。そうしたら

「光ってそんなに一般常識なかったっけ...?いや、うん、ごめんね。私は弟とかいないから詳しいことは分かんないけどさ。私の友達の弟がいる子はね、まさか本気ではないだろうけど弟なんかいなければ良かったのにってよく言ってるよ?」

 なんと、冗談でもそんなことを言ってはいけないだろうと思ったが、

「というかそもそも自分でその弟愛のことをブラザーコンプレックスって言っちゃってるじゃない、無意識でもも自覚ありなんだよ、それ。まぁ大分思い詰めてるみたいだから止めろとは言わないしできないだろうけどさ。」

 このときの明は珍しく冴えていたと思う。確かにコンプレックスと言ってしまっていた。どこかで気にしているのだろうか。


  そんな昔話はさておいて、少なくともこの私のブラザーコンプレックスを知り、引きながらも友達として居続けてくれているのだから明とは本当に仲が深いと考えていいはず。自信はそんなにないけれど。その後は全く中身のない会話を、やっぱりなぜか周囲からの好奇の視線を浴びながら続け、学校へ向かった。始業式の日とはいえ、登校に変わりはない。今朝もいつも通り、影は私より早く学校へ向かっていたし、目標を立てた1年の記念すべき初日から滑り出しはあまりよろしくない。とはいえ今日は始業式のみなので午後は何かできるかもしれない。もしかしたら一緒にお出かけとか...へへへ。

「光、今ものすごい顔してたよ、なんかスケベなおじさんみたいな。いや、もちろん顔が良いからそれでも妙な背徳感があって男子諸君には需要があるかもしれないけど、表情は完全にそれだったよ。」

「そんな顔してたかな...」

「生徒会長なんて目立つ立場にいるんだからその自覚した方がいいよ、そろそろいい加減に。」

「いや、でも誰も私に話しかけてこないし...」

 そう言うと明は片手で顔を覆い、俯き、大きなため息を一つ。この話をするといつもこうだ。言葉で言ってくれればいいのに。

「なんだかんだ言ってるうちに着いたね。」

 本当だ、もう校門まで来ていた。長い通学路も明といれば一瞬だな、と改めて思い、明に内心拝んでおいた。


  校門前、ただでさえ混むこの場所だけれど、始業式ということもありやはり人でごった返していた。これは通るのが大変そうだと思っていたら1人の女生徒が私を見て、隣の女生徒に何かを話し、それが続き...何があったのかモーゼが割ったかのように人の海が真っ二つに割れた。まるでスターが通るようだ。ただの学校にそんなものがいる訳もないのだけど、まぁ通りやすくなったのはありがたい、姿の見えないスターの恩恵に授かり、さっさと下駄箱で靴を変えて、新クラスを確認することにした。ふと明の方を見るとなんだかすごく楽しそうにニヤニヤしていた。

「何がそんなに楽しいのさ」

「別にー?」

  むぅ、基本的に明の考えていることはお見通しなのだけれどこの表情をしている理由はいつも分からない。まぁ下らないことなのだろうが。








  ともあれ人の波にのまれることはなく、悠々と自分たちのクラスを確かめに行けた。私のクラスは運良く明と同じで、高等部2年1組だそうだ。生徒会の面々がどのクラスにいるのか確認しようかとも思ったけれど人が多く迷惑になってもいけないので止めておいた。まぁ始業式で顔を合わせることになっているのですぐ分かることだ。登校するべき時間はまだそんなに近くないにも関わらず靴箱はもうほとんど埋まっていて、周囲の生徒が高校生活を謳歌している様子がこんなところにも表れていて私への当てつけのよう感じられた。もちろん考えすぎというだけの話なのだし、私はああいう姿に憧れを抱いているのだ。だとしたら当てつけというより見せつけられているということか。近いうちに学校に行くのが楽しくて仕方がない、という風になりたいものだ。もちろん生徒会の仕事はなかなかやりがいがあるし明もいるのでそれだけでも十分なのだけど、人間ある状況下に慣れてしまうと更に上を求めてしまうものだ。私もただの一個人に過ぎないのでその例には漏れないというだけの話。何度も何度もしつこく重ねて言うけれど影との関係改善が何よりも優先される事項であることに変わりはない。

「ひーかーりー?」

「え?」

「また考え事?頭が良い光のことだから色々考えることもあるんだろうから今更その癖を直せとは言わないし言っても意味がないだろうけど、それはそれとしてもう教室着くよ?」

「あぁ、ごめんごめん。」

「本当に考え出すと周りが見えなくなっちゃうねぇ、光は。玉に瑕だね。」

「余計なお世話だよ。それに玉なんて私には少し過大評価すぎるし。」

 明はやれやれと言うかのようにわざとらしく首を竦め、ため息をつきながら肩と並行になるくらいまで腕を挙げた。なぜ私の正直な自己評価を伝えてこんな態度を取られるのだろう。理由は分からないが無性に腹が立つ。この仕草。

「さてさて光さん光さん、そんなことはさておいて、いよいよ期待の新クラスメイトとのご対面ですよ、そこで今の心境をどうぞ!」

「何かしつこい喋り方だね。心境と言われてもこのときはあまり良い気分しないんだよね...。」

「へぇ、なんで?」

「見てればわかるよ。」

 そう、見ていれば分かるのだ。教室内からは少しざわざわとした声が聞こえていて、皆新クラスメイトとの挨拶をしたり、去年から引き続き同じクラスになれた仲の良い生徒と喜びを分かちあったりしているのが感じられた。いずれにしても楽しそうな声だ。私はスライド式の正に学校という、もう色がはげかけているドアに手をかけ、ゆっくりと開き、そして普通に教室に入った。

  ドアの音はなかなか特徴的なので皆1度こちらを見る。ここまでは良いのだ。誰が入ってきたとしても音に反応するのは動物として当然のことだし、私だってドアが開く音がしたらそちらを見てしまうから。問題はここだ。教室に入ってきたのが私だと全員が認知し、水を打ったように静まり返る教室。

 小声で

「明、耳塞いだ方がいいかも」

 と短く伝え、明の

「ふぇ?」

 という間の抜けた声が聞こえた。私は意を決してもう一度、今度は普通にクラス内に届くくらいの声で

「皆さん、おはようございます」

 と上手に出来ていたかは分からないが出来るだけ、出来るだけ笑みを(たた)えながら言って見せた。

 途端に教室中、否学校中に聞こえるであろう黄色い声が上がる。耳を(つんざ)かれるかと思った。男女共にいる教室だというのになぜこうまで高い声しか出ないのだ。おかしいだろう。というか本当に耳が痛い、痛い。いやいや別にそこまでシリアスになるほどの痛みではないけれど気持ちからしたら勘弁してくれの一言に尽きる。そういえば明は耳を塞いでいただろうか。未だに黄色い声は上がり続けている。声の圧力に耐えながらなんとか明の方を見ると本気で辛そうだった。この声を浴びているとき、私の気持ちとしてはいつも髪が逆立っているイメージだったのだが、それはあながち間違いではなかったらしい。事実、明の髪が少し逆立っている。そして本気で辛そうな表情を浮かべている。いつもどこか余裕のある明の、こんな表情を見れたのは得かもしれない。それに、人間声でものを動かすことも出来るのかと感心しそうになったが冷静になると、いや、この状況で冷静になることなどできないけれど、声でものを動かす必要性なんて皆無だし大迷惑だから止めてくれという感想しか抱けなくった。

  しまった、脳内で文句をぶちまけ続けていたせいでうっかり忘れていた。早くドアを閉めなければ。そう思い、ドアに手をかけた時にはもう遅かった。更に黄色い声が上がった。廊下を見ると、案の定声を聞きつけた他のクラスの生徒も集まり、私を見るなり黄色い声を上げている。勘違いされるかもしれないので一応今のうちに注釈を入れておくがこの声は黄色い声、つまりしっかり意味を持った歓声、若しくは喜びの声であり、決してただの奇声ではない。光望学園の生徒が奇人揃いということはないので安心してほしい。というか私自身がそうであっては困る。いつ襲われるか分かったものでもない。まぁこの状況において効果的な対処策はない。よって、この声の中少し我慢しているしかない。






黄色い声がやっと止まり、周囲はやっと静まり、各々周囲の友達と話し始めた。本当に長い時間だった。

「光」

「何でも言って良いよ」

「今まで大変だったんだね...」

「...うん」

あの明でさえこの元気のなさ。ただの音だと侮ってはいけない。鼓膜が破れていないか心配だ。

「いやいやいや、光?幾ら何でも非現実的過ぎるし、しかもあんだけ声出しといてあいつら今一言も発してないし。何かも歓声というより絶叫だったよ。それか侵入者を追い出そうとしてたよ?いやそりゃ確かにただ奇声を上げてたんじゃなくてちゃんと意味のある言葉もあったけどさ、それでも絶対おかしいよね?それにそれに...」

「落ち着いて。私に言われてもなんにもできないし話まとまってない。」

「いやいや、それにしてもさ...」

明はまだ何かブツブツ言っているがスルー。初登校日の洗礼も乗り越えたのでさっさと席に着くことにした。

「ストップ、ストップ!光さん光さん」

「何だね明さん」

「え、え?いまのスルーなの?で他の子達も話しかけたり何かアクション起こしたりしないの?今もうなんか別のことしてるし。」

「まぁ、もう四回目だったら対応もこんなもんだよね。流石に一度目はどうしようかと思ったよ。いじめにしては大がかりすぎるし身に覚えもなかったし。じゃぁ何なのかと思って調べても何も分からなかったし。最初は本気で何かの呪いかと思ったくらいだし。でも人間ってすごいよね、慣れたら完全にスルーだからね。」

「これ中等部二年の頃から続いてたの?今まで学校来るの遅くて良かったのか悪かったのか...。というかこれだけの騒ぎをスルーできるようになるあんたが人間代表みたいなこと言わないでくださる?私だったらもうどんなに頑張っても始業式の日は学校来ないよ。」

「まぁそんなもんだって。」

自分に慣れ親しんだ問題をいくら掘り下げても私にとっては何も面白くないので話を切り上げてさっさと席に着くことにした。座席表を確認し、自分の席...今回は廊下側から3列目の1番後ろの席。両隣は男子生徒で、前は女子生徒だった。まぁ最初の席順は出席番号順なので大体いつもこの辺りの席だった。因みに明は今回は最も廊下側の一番前の席。つまり、出席番号一番だった。

自分の席へ向かって歩みを進めると周囲がまたざわざわとし出す。何か気になることでもあるのだろうか。それが何であれ私には関係がないので気にせず席に着く。私の両隣の男子生徒そして前の席の女子生徒は有り得ないくらい姿勢を正してしっかり前を見ている。あまり緊張しているようなので担任の先生が来たのかと思ったがそんなことはなかった。なにをそんなに身構えているのかと思ったが

まあいい、少しの間ではあるが机を並べて学習する仲間だ。挨拶をしておこう。あわよくば友達にもなりたい。まずはやはり女子から話しかけるべきだろうか。うん、そうしよう。

しまった、座席表で名前を確認しておくべきだったか。まぁ良い。名前を聞くというのもコミュニケーションの第一歩だろう。

「今年1年よ...」

「きゃぁぁぁぁ!!」

話しかけた途端、前の女子生徒は奇声を上げながら走り去ってしまった。幾ら嫌でもそんなことするかな...。流石に私でもショックを受ける。まぁめげてもいられない、次は右隣の男子生徒に...と思ったがいつの間にか離席していた。いないものは仕方がない。では左の男子生徒に...と思ったがふと時計を見ると始業式の準備をしなけらばならない時間だ。私情よりも公務の方が大事なのは自明なので、残念だが体育館へと向かうことにした。

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