表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第6章 事件
77/342

72 表と裏

何事にも表と裏があります。裏の動きが勝敗の大きな鍵になります。ステージと言う表に対して稽古と言う裏があるように。

地下の迷宮にもひょっとすると裏の世界があるかもしれませんね。おや化け屋敷の裏方のような仕事をしているモンスターが居るとしたらそれはそれで面白いかもしれません。

 「ネア、昨日の夜、何をしていたのですか?」

 ご隠居様と奥方様の執務室に入り、挨拶を終えたネアにラウニが何の表情も浮かべず事務的に尋ねてきた。その横でフォニーがなにやらハラハラしているように見えた。

 「ご隠居様のお仕事をお手伝いして・・・」

 ネアはラウニから漂うオーラに気圧されながらも何とか答えることができた。

 「それは、知っています。もう、お仕事が始まる時間はとっくの昔に過ぎています。侍女たる者、時間に厳しくないとダメです。それなのに、そんな良い匂いをさせて・・・、朝ごはん、おいしかったですか・・・、それより、なにより、どれだけ私たちが心配したと・・・」

 ラウニはそう言うと少し屈んでガバッとネアを抱きしめた。そんな様子を傍目にしながら奥方様ことモーガはご隠居様と呼ばれる実父に無言で圧力を加えていた。

 「ネアを一晩借りたのはすまなかった。お前が思っているようなことは・・・」

 いつも、どこか飄々としているご隠居様がちょっと逃げ腰になっていた。

 「・・・お父様は、私が何を考えていると?」

 奥方様はじっとご隠居様をにらみつけた。

 「ボクがネアに良からぬことを・・・」

 ご隠居様が言いかけると、奥方様の執務室に大音声が響いた。

 「当然です。もし、そんなことをなさっていのなら、すぐさまこの郷から出て行ってもらいます。勿論、親子の縁も切らせて頂きます」

 「ネア・・・、君からも・・・」

 ご隠居様はすがるようなめで、未だにラウニに抱きしめられているネアを見つめた。ネアは首だけ奥方様に動かして苦しげな声で

 「ご隠居様が仰るとおりです・・・」

 と何とか呻くように言葉を吐き出した。

 「お父様、何をなさっていたのですか?いえないようなことなのですか?」

 奥方様はご隠居様に詰め寄った。ご隠居様は静かに深呼吸してから

 「ケフの危機から救うための準備としか言えない。これは、秘密にしておかないと・・・、良いかい、ここにいる者はこの話は聞かなかったことにしてくれ。頼む」

 ご隠居様は、奥方様、侍女たちに深々と頭を下げた。

 「ネア、これは一体どういう・・・」

 奥方様が言い終える前に、ネアはラウニの腕を振りほどいてその場に土下座の姿勢をとった。

 「奥方様、申し訳ありません。これ以上、私も何も言えません」

 ネアの姿勢を見て奥方様は口に手を当てて立ちすくんでしまった。

 「モーガ、すまない・・・。ネア、君をこんなことに巻き込んでしまって・・・すまない」

 ご隠居様は、土下座するネアの背中をそっとなで、その手を取って立ち上がらせた。

 ご隠居様としては、ワーナンの郷であったような真人とそれ以外の民の間での摩擦がケフに及ぶことを回避したかった。そして、ご隠居様はこれらの動きに何らかの黒幕、正義の光やそれに関係する者、そして最大の不安要素であるネア以外のまれびと、これらについての情報を集め、事前に準備しておく必要があると考えていたのである。そのためには、誰にも気取られずに事を運ぶ必要があったのである。もしこれが、その黒幕たちの耳に入れば、ケフは「気にする必要もない郷」から一気に「対処する必要がある郷」に格上げされるであろうことを恐れていたからである。

 「お父様、分かりました。でも、ネアを危険なことに巻き込まないで下さい。この子は・・・」

 奥方様は何かを言いかけて、あわてて言葉を切った。

 「多分、君が考えていることに関係しているとことだよ。ネアの安全については完全の保証はできないが、できうる限りのことはする事にしている」

 ご隠居様は、静かに奥方さまに語りかけた。

 「私を拾ってくださった。お館様、奥方様、ケフの郷に少しでも恩返しをしたいんです」

 ネアはご隠居様の傍らに移動すると奥方様を見つめた。

 「・・・ネア、貴女は一人じゃないことを覚えておきなさい。貴女をどれだけの人が心配しているか、良く考えておきなさい。ネア、もういいわ、お仕事に戻りなさい。お父様、ネアに何かあれば、承知しませんから」

 奥方様はそう言うと、先日に注文を取ったドレスの仕立てに手を動かし始めた。ラウニ、フォニーもネアに色々と聞きたいようであったが、黙って仕事を再開した。ネアは奥方様、ご隠居様に一礼すると職場に戻っていった。

 「ありがとう」

 ご隠居様はそう言うと疲れたように部屋から出て行った。


 「あの、ナンスさんでしょうか?」

 何か憔悴しきり、半ば浮浪者のような無精ひげの人物にバトはそっと声をかけた。

 「そうですが、君たちは?」

 見慣れぬ侍女風の凸凹コンビに声をかけたらたナンスは警戒の色を隠しもせず後ずさりした。

 「お家の方から探して欲しいとありましたから、それで・・・、我々はお館の侍女です。怪しい者ではありません」

 バトはナンスをなだめるように声をかけた。

 「怪しくないけど、やらしいけどね」

 何とか、ナンスの警戒を解こうとしているバトの横でポツリとルロが呟いた。

 「今は、そんなことより。この事をお知らせしないと」

 ルロにいつになくマジメな表情でバトが突っ込んだ。

 「私は、お店の仕事で・・・、これ以上は・・・、だから、家族には大丈夫と伝えて下さい」

 ナンスは戸惑いながら二人に答えた。

 「ナンスさんがココに来ていることは、トバナさん以外は知らないことですよね」

 バトはにっこりとしながらナンスに問いかけた。ナンスはバトの問いかけに頷いて答えた。

 「でも、そのトバナさんから、騎士団に捜索依頼が出されているんです。変だと思いませんか」

 ルロは少し目線を上げてナンスを見つめた。

 「え?なぜ・・・、そんな・・・」

 ルロの言葉にナンスはうろたえた。信じていた支店長の不可解な動きは彼には信じがたいものだった。

 「詳しいことは、この先にあるケフの大使館でお話します」

 バトは手で大使館の方向を指してナンスに同行を求めた。

 この世界の各郷は近隣に連絡と情報収集のため外交官と大使館を持っていることが多い、ケフもまた例外ではなく、このミオウの郷に小さいながらもこのような施設を持っていた。


 「前に来たときに思ったんだけど・・・」

 バトが大使館の前に立ってルロにポツリとこぼした。ナンスはトバナ氏の奇怪な行動について聞かされたときと同じような表情で大使館を見つめていた。

 「・・・お金の問題かしら・・・」

 ルロもため息交じりにこぼした。

 ケフの郷の大使館は、民間のちょっと大きめの1戸建住宅であった。庭はなく、レンガの漆喰の剥がれた所に蔦のような植物が生い茂り、ドアは古びており、これで人の気配がなければ立派な幽霊屋敷であった。

 「・・・行くよ」

 まるで、ドラゴンか何かが潜んでいる洞窟に潜るような面持ちでバトがドアをノックした。

 「・・・はい」

 中から力ない返事がして、扉が開かれた。

 「アンデッド!?」

 ルロがナンスをかばいながら背負った斧を手にして身構えた。

 「失礼な、ミオウの外交官のハルブです。「遠見」のハルブです。決してアンデッドなんぞではありません。さ、お嬢さん、その物騒なモノを仕舞ってこちらへ」

 長身でありながらも血色が悪く、げっそりと痩せているハルブは彼らを大使館に招きいれた。ルロは気まずそうに斧を仕舞うとハルブに謝罪したが、ハルブはげっそりとやつれた顔に何とか微笑を浮かべ

 「良くあることです」

 と彼女の謝罪を軽く受け入れた。

 大使館の中は小奇麗に整頓され、掃除も行き届いていた。ここに駐在しているのはハルブ一人で彼がミオウの郷との窓口となり多忙な日々を送っていたのである。

 「ぶしつけですけど、お身体の具合がよろしくあられないのでは」

 彼らを招きいれ、自らお茶の準備をするハルブにバトはおずおずと声をかけた。

 「私の趣味は星を見ることでして、ここのバウイ湖から見る星は最高でして、ここに赴任してからというもの、晴れた日はベッドを使っていない有様でして・・・」

 ハルブはちょっと恥ずかしそうにバトに説明した。彼の不健康に見える理由は慢性的かつ圧倒的な睡眠不足に起因していたのである。

 「それ続けると死にますよ」

 ハルブの言葉を聞いてナンスか思わず口走った。

 「私も店の決算などで何度か徹夜をしましたが、あれを日常的にしていると確実に身体を壊します。ましてや毎日やっているとなると、勤務中に確実に寝てしまいますよ」

 ナンスの言葉にハルブは頭を掻きながらバツが悪そうな表情を浮かべた。

 「ええ、簡単な計算を誤っていたり、書類の処理が遅くなったりして、それで勤務時間が長くなって・・・」

 ハルブの言葉にバトとルロは互いに顔を見合わせてため息をついた。

 「それより、私たちがココに来た理由ですが、この「状差し」のナンスさんをここで保護して貰いたいのです。ちょっと訳ありですので私が護衛に残ります。暫くの間、ココで寝泊りさせて頂きたいのです。これは、お館からの書類です。お館様のサインを頂いております」

 ルロは鞄から書類を取り出してハルブに見せた。

 「細かな理由は分かりませんが、ミオウの大使館は貴女方を歓迎します。と、言っても私しかおりませんが」

 ハルブはそう言うと小さいながらも客間が二つ使えると彼女らに告げた。しかし、ルロの言葉にバトが納得しかねていた。

 「なんで、ルロがココに残るの。残ってナンスさんを護衛するのは私のほうがいいんじゃないのかな・・・」

 バトはルロに役割を交代しないかと提案した。

 「あのね、ナンスさんは妻子のある身なのよ。それを、サキュバスと一緒にしておくなんて危なすぎるから」

 ルロはその提案を却下したが、バトは収まらなかった。

 「誰がサキュバスなのよ。私はエルフ族、それにさ、大使館には花が必要でしょ」

 バトはそう言うとナンスとハルブににっこりと微笑みかけた。その笑みに対してナンスは自分が今どういう状況にあるのかと不安に苛まれており応える余裕はなく、ハルブは星以外は対して興味がないようなので好きにしてくれと関心を示さなかった。

 「いずれにせよ、誤解を生じさせるような日々の言動を改めることね。明日の夕方にでも出発すれば、明後日の朝にはご隠居様に報告できるから、今日は早く休むといいよ」

 「ええ、そうさせてもらうわ。ルロも護衛だから素面でずっと勤務するのよね。まさか、これから一杯やってベッドに潜り込もうなんて考えていないよね」

 彼女らは互いに引きつった笑みを浮かべ、それぞれの任務を確認した。

 「さて、ナンスさん。貴方はお店のお金を着服したなんてことはないですよね」

 さっきから、ポツンと置き去りにされているようなナンスにルロが問いかけた。

 「失礼な、何で私がそんなことをしなくてはならないのです。第一、私は帳簿しか扱わしてもらってないんですよ。金庫はトバナさんしか開けられないし、現金の管理もトバナさんしかやっていません」

 むっとした調子でナンスはルロに答えた。

 「やはり、その通りでしたか。これはあくまでも確認です。失礼に対してお詫びを申し上げます」

 ルロとバトは同時に頭を下げた。

 「トバナさんからは何と言われてミオウに来られたんですか?」

 ナンスの心をほぐすようににっこりしながらバトが尋ねた。

 「・・・秘密だと言われましたが、こうも訳が分からないと・・・、ミオウに新たに支店を作るので適地を探せと命じられました。は、私の家族に何か?」

 ナンスは話している途中で気になったのか、掴みかかるような勢いでバトに尋ねた。

 「落ち着いて、ご家族は無事です。騎士団が目立たぬように警護しています。上司からの指示ですが、ナンスさんは暫くここでじっとしていてください」

 バトはナンスを落ち着かせると、大使館で暫く隠れているように指示した。

 「このバトが明日、ケフに向けてナンスさんが無事であることを報告します。そこで上司から新たな指示があると思われますので、新たに知りえたことはすぐにお伝えします」

 ルロが不安の色を漂わせるナンスを安心させるようにこれからのことについて大雑把に説明した。

 「ご家族には無事であることはお伝えします。暫くの間ですが、姿を隠しておいてください。誰かに知られると不味いことになりかねませんから」

 バトはにっこりしながらも、ナンスがおかれている立場が危ういことを伝えた。

 「貴女方にお任せします。くれぐれも家族の安全をお願いします」

 ナンスは凸凹コンビに深く頭を下げた。そんな光景を眠そうにハルブは眺めていた。彼にはケフの揉め事より、今夜の星がしっかり見えるかどうかが問題であった。


 「婿殿、ネアを自分の判断で巻き込んでしまい、誠に申し訳ない。しかし、この計画にはあの子は欠かすことはできない・・・」

 お館様の執務室で人払いをした後、ご隠居様は深々とお館様に頭を下げた。

 「頭を上げてください。義父上、只、何故ネアでなければならなかったのですか。お話を伺えば、他の子でも良いように思えるのですが」

 頭を下げるご隠居様にお館様は恐縮したように声をかけると、ネアでなくてはならない理由を尋ねてきた。

 「他言は無用、誰にも言わないで頂きたい。もし、これが世に出れば、我が郷は良くも悪くも注目を浴び、争いの焦点になる可能性がある。そして、あの子自体が普通に生活することができなくなってしまう。お約束頂きたい、誰にも話さぬと」

 いつもの軽い調子はそこにはなく、真剣な目つきでご隠居様はお館様を睨むように見つめた。

 「メラニ様に誓って、他言致しません。私の胸の中に墓場まで持って参りましょう」

 お館さもご隠居様をにらむ様にしながら低く宣誓の言葉を口にした。

 「・・・あの子は、あの子の中身はまれびとだ。憑依型とも言われているまれびとだよ。あの子の落ち着き、妙なところでの常識の欠如、女の子らしさがないところ・・・、前の世界では良い年齢の男だったようだ。しかし、その記憶もあの子の話では虫喰い状態で、己の名前など覚えていないらしい、そして、あの身体の持ち主の記憶もおぼろげにあるらしい。まれびとでありながら、我々の言葉を話せるのはそのためと考えている。まれびとを抱えた郷であることを他者が知れば、我が郷は・・・、婿殿、是非とも胸の内だけに留めて頂きたい。そして、ボクの計画にあの子が欠かすことができない事も理解して頂きたい。あの子の安全は全力で確保するように努める」

 ご隠居様はネアについて一通り説明すると、更にお館様に詰め寄り声を潜めて話し出した。

 「これは、ネアとは直接に関係ないが、どうやらまれびとがあの子以外にいるらしい。ネアの言葉が正しいとすれば危険な男らしい。この男がどの勢力に取りこまれるか、それとも新たに勢力を立ち上げるのか、我々にどの程度脅威になるのか、できれば、その男の倒し方などを探り、研究していく必要がある、そのためには情報が不可欠なのだ。ケフのような小さき郷が生き延びるにはそれしか手はないとボクは信じている」

 ご隠居様の言葉を聞いて、お館様は深く頷くと立ち上がってそっとご隠居様の手を取った。

 「私が至らぬばかりに、様々な仕事を押し付け申し訳ありません。その仕事、私が申し受けて・・・」

 「いや、結構。世には表と裏、太陽と月の両面がある。婿殿には表をしっかりと固めて貰いたい。ボクは裏に専念するよ。だから、表向きにはボクは家督をさっさと譲って気楽に遊んでいるご隠居様で通させてもらいたいんだよ。いずれ婿殿も家督を譲ってボクの後を継いでもらいたいとは思っているけどね。それには、もう少し遊びが必要だよ。忙しいかも知れないけど、お忍びで外で遊ぶことをお薦めするよ」

 真剣な表情のお館様の緊張をほぐすかのようにご隠居様は普段の軽い調子になっていた。そして、この場に奥方様がいれば怒鳴られるようなことをさらりとお館様に伝えた。

 「忙しいところ邪魔して申し訳ない。この事はくれぐれも内密に」

 ご隠居様そう言うとさっさとお館様の執務室から出て行った。残されたお館様は複雑な表情を浮かべながらいつものように書類の山に目を通しだした。


 「ご隠居様の仕事ってどんなことなの?」

 仕事を終え、食事、入浴を済ませた後のネアの女子力向上教育の最中、ネアにからすればどれも大差ないような衣服と尾かくしの合わせ方について一通り説明した後、難しい表情を浮かべるネアにフォニーが興味を隠しもせずに聞いてきた。

 「ひみつ・・・、ご隠居様から言うなって・・・」

 ここは一つ、ご隠居様に矢面になってもらおうと考えながらこの事について話すことはできないことをフォニーに伝えようとした。

 「私たちにも言えないことですか」

 ラウニの声には少し批難の色が混じっていた。

 「侍女たる者、主人の命令は絶対、主人の秘密について誰かに話をするなんてあってはならないこと」

 興味津々な先輩方には侍女たる者としては必ず持ち合わせていなくてはならないここと、正論を吐いてかわすことにした。これには、自称ネアの教育係である先輩方はこれ以上なにも言うことができなくなった。つまらなそうな表情を浮かべる先輩方を尻目にしながらネアは昨夜のことを思い出していた。

 【これから、一体何回、可愛そうなミーファを演じなくてはならないんだ。面倒だ、でも別人を演じるという楽しみでもあるな】

 そう考えるとネアは複雑な表情を浮かべつつ、フォニーのお宝である尾かくしのカタログと奥方様からにずり受けた布の見本のファイルを見比べながら頭をフル回転させ出した。果たして先輩方の思うような解が導けるか、それは今のネアにとっては大きな問題であった。

 

ナンス一家については何とかなりそうです。そして、ご隠居様が画策する裏とはどのようなモノなのか、バトはひょっとするとサキュバスなのか(エルフ族です)と、様々などうでもいいような謎らしきものを絡めながら影の薄い主人公の周りで物事が動いています。

駄文にお付き合い頂き感謝申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ