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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第21章 恐るべき敵
306/342

285 感触

秋の夜長の一時の暇つぶしになれば幸いです。

 【さ、泣けよ。命乞いしろ】

 彗星は被虐心を満足させるため、短剣を見せびらかせながらハチ割れのネコに殺気を放った。殺気と言ってもただ「殺す」と言う意思を本人が持つだけのもので、相手を縮み上がらせるような効果を発揮する大層なモノではなかった。と、言うか彼の持っている能力の中にそれに類する様なモノは欠片もなかった。その為か、彼が目をつけたネコが恐怖したり、命乞いをしたり、泣きわめいたりすることはなかった。逆にそのネコは蔑んだような目で睨み返してきた。

 【なんだ、コイツ。チビネコの癖に生意気な】

 自分の脅しに屈しないネコに彼は苛立ちを覚え、その苛立ちは簡単に怒りに変質した。

 「おい、そこのネコ、お前だ、気に入らんから始末することにした」

 前の世界では単なる脅し文句に過ぎないが、この世界では命は安い、気に入らない、だけで殺すのは聊か問題はあるが、殺した理由なんて後で何とでもいい繕う事ができるし、気に入らないも立派な殺す理由となる。しかも、相手は穢れの民である、殺したところで少しばかり説教を喰らうぐらいであろう。この事は、このネコも十分心得ているはずである。

 【さ、どうする? チビッたか? 】

 彼は、生意気な娘と、弁えないネコがどう取り乱すかを想像するだけで自然ににやけた表情になってきた。

 【? 】

 しかし、返ってきた反応は彼が想像していないモノだった。返ってきたのは恐怖ではなく、蔑みと憎悪だった。しかも、本来なら必死の命乞いを聞くことができると思っていた彗星は少しばかり驚きを感じた。力がない者は力がある者に媚び諂うのがこの世界の常識だと思っていた彼の認識が少しぐらついた。

 「ここで始末されるのですね。確か、昨日購入した冊子には、それぞれの郷のために力をお貸しくださるとありましたが、このように気分次第で穢れと言えども一つの郷の家臣を殺めることを厭われぬなら、あの言葉に偽りが無いとは、言い切れませんね」

 彗星の頭の中では、主人の背後で小さくなり、泣いているはずのネコが、すっと前に出て、冷静に言い返してきた。しかも、毛だらけで本来表情が分かりにくい獣人であるにも関わらず、そのネコの表情には恐怖の色が滲んでいなかった。そして、彼を睨みつける目に彼は少し恐怖に似たモノを感じた。

 【こいつの目、なんだ、何て目をしやがるんだ。ガキのくせに】

 彼は、このまま黙っていると自分が負けるように思えてきた。このままじゃイケナイ、俺は負け犬になる、そんなつまらない彼の自尊心が叫び声を上げ、何か言わないと負ける、何か言わないと・・・、その思いにせっつかれるように彼は口を開いた。。

 「ちびネコの癖にいい度胸じゃねぇーかよ。ガキの癖に、良い目つきだ・・・、良い目つきだ・・・」

 しかし、彼の口から出たセリフはこれだけだった。それより、そのネコの目つきが気になった。

 【どこかで見たことがある・・・? ぶっ殺したヤツの面なんざ覚えてないからな。・・・否、殺した奴らにあんな目をした奴はいなかった。いたのだったら覚えているはず・・・】

 彗星はモヤモヤしたものが心を覆っていくのを感じた。それは、彼にとって不快の一言に尽きるモノであった。しかも、小娘の背後に控えた穢れどもからは、嫌悪感と殺気が遠慮なく投げつけられてくる。

 【貧乏人が・・・】

 彼は、穢れの一団を一瞥した。その時、どこかで見たハゲの大男がいるのに気づいた。

 【あの嫌な感触があった時に居たな、アイツ。すると・・・】

 彗星はチラリと目の前の生意気なネコの尻尾の先を確認した。

 【先が白い、あの感触はこのガキか・・・。どういう事なんだ、分からん。だが、この糞猫、コイツが原因だな・・・、しかし、これ以上、ここに居たら誰かをぶっ殺すかもしれん】

 彗星は自分を落ち着かせようと、心の中で一桁の素数を数えた。その効果か、彼はふと何かを思いついた。

 【ここでこの糞猫を絞めるのも手だが、場所が悪い・・・、これなら・・・】

 彼はポケットチーフを取り出すと、そこに「糞猫」と力強く書きなぐった。

 「ふん、そうだ、これをやる。大切にしておけばいい事があるかもしれんぞ。・・・興がそがれた。俺と契約したい奴は、黄金の心亭のスイートルームに来い。野郎は宿のホールであってやる。俺の部屋に来られるのは、女だけだ」

 彼は、余裕のある所を見せるために冗談とも言える台詞を吐くとハチワレに向かってポケットチーフを投げつけた。それは、空気の抵抗を受け力なく、彼から一歩程離れた所に落下した。

 【空気抵抗か・・・、物理的な法則はそんなに変わらないのか・・・】

 彗星は「糞猫」と書いたためか、今度人気のない所で出会った時、問答無用に斬り捨てる状態からいたぶって殺すぐらいに随分と落ち着いた気分になっていた。

 【デカい口を叩いたこと、いつか後悔させてやる】

 彗星は大人気もなく、獣人の子どもに心の中で中指を立てて叫んでいた。


 「妙なガキがいたぞ」

 壮絶な自制心で園遊会でで刃傷沙汰を回避したその夜、宿の自室で彗星は疲れ切った様子でハイリに話しかけた。

 「妙? どんな子だったのですか」

 ハイリは彗星の言葉に首を傾げた。そして、半身を彼の方向に乗り出した。

 「穢れのガキだった。コイツの目つき、雰囲気が滅茶苦茶気に障ったんだよ。園遊会の場じゃなかったら、叩き斬っていたね」

 彗星はそう言うと手にしたコップに琥珀色をした酒を注いで一気に飲み干した。

 「目つき・・・ですか」

 ハイリは彗星が何を言おうとしているのかさっぱり理解できず、首を傾げるぐらいしかできなかった。

 「嫌悪とか、殺気とか、そんなのと違うんだよな。出来の悪い弟子を見る師匠のような目と言うか。何かを糾弾する様な。嫌としか言いようがないんだ。でも、どこかで見たような気もするんだ」

 「どこかで、ですか。前に居られた世界のことでしょうか」

 ハイリは抽象的すぎる彗星の言葉を何とか理解しようとしながら尋ねた。

 「かも知れん。しかし、前の世界に猫はいたが、あんな目をしたのはいなかった。それ以前に立って歩いて、喋るようなものはいなかったからな。普通の四つ足で歩くネコしかいなかったからな。奴らは可愛いだけだったから、相手するのも楽だったが・・・」

 「この世界の畜生共は生意気に言葉を操りますからね。アイツらをのさばらしてはなりませんね。絶対に、私たちの安寧のためにも。アイツらが生きている、呼吸しているだけでも許されることじゃありません」

 ハイリは彗星の言葉を受け、己の信条としていることを口にした。その言葉に彗星は眉をしかめた。

 「まるでリューカと同じだな。同じ釜の飯を食っていたからかな・・・」

 彗星はじっとハイリを見つめると肩をすくめた。彼女はその言葉にギクリとした表情になった。

 「やっぱりな、確信はなかったが、悪いが、ちょっとカマをかけたんだ」

 彗星の言葉にハイリは俯いて黙り込んでしまった。

 「これ以上は詮索しないから安心しな。何を背負っていようが、ハイリはハイリだからな。悪かった」

 彗星は俯いたままになっているハイリに頭を下げた。そして、手にしたコップに手酌て酒を注ぐと黙って一口喉に流し込んだ。

 「・・・私が、役割を与えられてそれに従っているだけでもですか・・・」

 ハイリは俯いたまま絞り出すように声を出した。俯いたまま目から涙がポツリと落ちた。

 「そうか・・・、でも俺はハイリはリューカと違うと思っている。よーく考えれば、出会った頃は、あのエイディの飼い主と同じ感じだったぜ。それが、最近は何というか、ハイリらしくなった。穢れのガキの死体を見て、リューカは嘲りの表情だったが、ハイリはそうじゃなかった。この話はこれまで、これ以上話したくもないだろうし、俺も今は聞きたくないから」

 彗星の言葉に、ハイリは涙を拭うと一礼して彗星の部屋から出て行った。


 「私は信念を無くしたのでしょうか」 

 自室に戻ったハイリは真っ暗な部屋の中力なくベッドに腰かけて呟いた。施設に居て79と呼ばれていた頃には感じなかったモノを彗星と行動を共にするようになってから感じ始めるようになったことに気付いたのは、最近の事ではない、しかし彼女はその思いを自分の中の深くに押し込めていたつもりであったが、彼には見透かされていた、その事が彼女の信念を揺らがしていた。

 「穢れのガキが殺されても何も感じないはずなのに、あの時・・・」

 彼女はこの後「同情や悲しみを覚えた」と呟きそうになるのを堪えた。正義の光に疑問を持つことは即ち、自分が悪に堕ちたのと同意である、と教え込まれて来たからであった。自分は悪に堕ちたのか思うと、身体全身を恐怖が駆けまわり悲鳴を上げそうになった。

 「彗星様は・・・知っている? 」

 恐怖を味わいながら、さらなる恐怖を己が心の中に見出した。自分が指示された通りに動いて彗星に近づいたこと、彼を利用している事、自分の抱えている全てを彼が知った時、彼は自分をどうするか考えた。

 「きっと幻滅される・・・、そして私はお役御免になる・・・」

 つまり、それは任務をしくじったことを意味する。あの組織からきっと始末されるだろう。

 「彗星様・・・」

 ハイリは、組織に始末されるより彗星に見放される方に恐怖していた。


 「現地雇いの使用人たちが呑みに行くのを禁止してるだろ、なんでなんだ? 」

 ネアたちが王都を去ったその夜、ロビーでマテグが頓狂な声を上げていた。

 「我々の事を要らぬことまで話させないようにです」

 こんなアホなことを言い出したのは、枯れ木も山の賑わいと連れて来た正義と秩序うの実行隊員であった。

 「そんなに心配することか? そんな事をすると逆に勘繰られるぜ。俺たちは貴様ら何と言おうと呑みに行くし、女も買う」

 「それは、許されない」

 マテグの言葉に正義と秩序の実行隊員は腰の佩いた剣に手をかけた。

 「俺たちは、英雄様の親衛隊だ。ヨーゼン・ダンマ様の指揮下にはいない。何の権限でそれを俺たちに命じるのか、根拠を明らかにしてもらいたい」

 マテグは語気鋭く正義と秩序の実行隊員に投げつけると、仲間たちと共に宿から出て行った。

 「獣が」

 その正義と秩序の実行隊員は苦々しく吐き出すようにに呟くと、いつもの無表情に戻った。

 「雇いの連中が呑みに行くなと命じているにもかかわらず、飲みに行っている。先ほど人員数を数えたら3人いない。見つけ出し、連れ戻し、何を話したか尋問する。隊を半分に分ける。お前、この6人を連れてこの辺りの酒場を見回れ、そして連れ戻す。残りは雇いの連中が勝手な事をしない様に監視しせよ。命令に従わぬ場合は少々痛めつけても構わない」

 彼の命令の下、正義と秩序の実行隊員たちはさっと行動にかかった。


 「このような場所があるから、正義の道から外れるのだ」

 宿の直近の酒場の前の道路で正義と秩序の実行隊員たちはその酒場の看板を見て顔をしかめた。

 「我々の行動が大きくなれば、このような場所すぐに潰すことができる。そして、人々は下らぬモノに邪魔されずに正義にまい進することができるのだ。半数は外で逃げ出してきた奴を捕獲せよ。俺たちはこの穢れ切った中に入る」

 リーダー格の隊員を先頭に彼らが店にずかずかと入ると、酒場の中を見回した。

 「見つけました。あそこです」

 隊員の1人が指さした。その方向には抜け出した3人の男が見知らぬその場雇いとみられる侍女風の女と談笑している姿があった。

 「飲みに行くなとという決まりを護っていないヤツと怪しいヤツがいると聞いてきた」

 リーダー格の男が大音声で、護りごとを破ったその場雇い達に呼び掛けた。「聞いてきた」の台詞は、その場雇いたちの行動は既に周知されていると思わさせるためであった。

 「おい、女、何をしている」

 彼らの1人が侍女風の女の肩に手を置いた。

 「詳しく効かせてもらう、ついて来い」

 彼は剣に手を当てて、低く凄みのある声で侍女風の女に声をかけた。彼らはその女が素直に従うモノと思い込んでいたが、その思い込みはあっさりと裏切られた。

 「お断り」

 その女は飛び上がるように椅子から立ち上がると肩の手を振りほどいた。

 「抵抗する気か、手足ぐらい斬り落としても構わん、捕獲せよ」

 正義と秩序の実行隊員の1人が叫ぶと、彼らは素早く抜刀した。それを確認した侍女風の女はさっと身構え、ポケットに手を突っ込んだ。

 「斬り落とされたら困るんで、じゃ」

 事情風の女は口元にハンカチを当てると、ポケットから卵のようなものを取り出すと、それを彼らに向けて投げつけた。その卵は、正義と秩序の実行隊員に当たるとポンと軽い音をたてて爆ぜ、そして白い粉をまき散らした。

 「ゲホッ、目つぶしだ、注意しろ」

 男たちは口を押えその場にしゃがみ込み、涙で良く視えない目でその女の行動を見極めようとしたが、思ったよりその女の動きは素早く、彼女はあっという間に店の外に出ていた。

 「げっ、外にもいる」

 その女は正義と秩序の実行隊員の姿を認めると一瞬顔をしかめたが、さっとその場から走り出した。

 「怪しい女だ、追え」

 外にいた正義と秩序の実行隊員の2人がその女の後を追いかけだした。残った1人が店に入ろうとすると中から目を押さえた正義と秩序の実行隊員たちが出てきた。

 「女が出て来ただろ。ソレを追え」

 「既に2名追わせています」

 「我らも続くぞ」

 彼らはその女が逃げて行った方向に走り出した。彼らは人通りを無視して抜刀したまま走り出した。


 「一体どこまで追いかけてくるのよ」

 侍女風の女、つまり「呼び鈴」のマイサは息を切らしながら悲鳴のような声を上げた。白と赤の鎧をまとった男たちは、彼女が塀を乗り越えようが、屋根を走ろうが確実に追いかけて来た。ロクとナナに叩き込まれた技術を総動員して逃げ切ろうとしたが、追いかけてくる彼らは体力に物を言わせる力技で彼女の策を悉く打ち破った。

 「しまった」

 逃げることに懸命になっていた彼女は、今まで踏み入れたこともなく、地図で確認したこともない地域に入り込んでいた。そのおかげで彼女は袋小路に入り込んでしまったのである。

 「最後の手段に訴えるしかないのかな」

 彼女は、自分を落ち着かせるように気楽に呟くと、ご隠居様から拝領した短剣を抜いて構えた。

 「何らかの訓練を受けたようだな」

 「ますます怪しい。確保すべきだ」

 彼女が短剣を抜いたことを確認した男たちは、互いに囁きあうと笛を吹いた。その音色は甲高く、彼らの位置を仲間に伝えるモノであった。

 「警告する。大人しく捕まれ、そうすれば痛い目に合わなくて済む」

 男たちは追い詰められたネコのように身構えるマイサに声をかけた。

 「捕まえてから痛い目に合わせるでしょ。その手は食わないよ」

 マイサは威嚇するように正義と秩序の実行隊員たちを睨みつけた。その様子に追いかけてきた男たちは互いに視線を交わした。

 「このままでは殺してしまうな」

 「それは、避けたい」

 彼らが言葉を交わした時、近くから鋭い笛の音が響いた。

 「女、我らの仲間がもう到着する。貴様に逃げ道はない。観念しろ」

 その男の言葉が終わらないうちに鎧がこすれあう音がして、追いかけて来た正義と秩序の実行隊員4人が最初の2人の背後に控え、確実に捕獲するフォーメーションを組んだ。

 【ここまでかな・・・、結局、長くは生きられなかった】

 マイサは覚悟を決め、短剣を己が首筋に当てようとした時、男たちの背後から改まったような声がかかった。

 「これは、女神様の御眷属の方ではありませんか。随分と難儀されているようですね」

 場違いな台詞を投げかけて来たのは、かつての仲間たちに一方的に傭兵団の解散を告げて来た、ラシア・ストラートであった。

 「難儀ってもんじゃないわよ。命の危機よ。そうだ、助けてくれたら、女神様のいる場所に案内できるよ」

 マイサはふと現れたストラートに最後の望みを賭けた。

 「言われなくとも、お助けしますよ。女神様を悲しませるわけには参りません」

 ストラートは穏やかに言うと、すーっと腰に佩いた細身の剣を抜き、正義と秩序の実行隊員たちを穏やかな視線で見つめた。

 「その方を見逃して頂けるなら、乱暴は働きませんが、退けぬと申されるなら、その言葉、お覚悟の上の言葉と受け取ります」

 「言っていることが分からない。しかし、我らの邪魔をすると言うなら、排除する」

鎧の男たちは振り返ってストラートの姿を確認すると剣を構えた。

 「お覚悟あってですね。よろしい、明日の朝日を拝めなくとも恨みっこ無しで」

 ストラートは静かに言い放つと、すーっと風のように男たちの間を潜り抜け、マイサの元に駆け寄った。

 「お嬢さん、悪いが全部片付くまで、自分の身を護ってくださいね。心配はいりません。すぐに終わります。もう、1人斃しましたから」

 ストラートの言葉が終わらないうちに正義と秩序の実行隊員の1人がその場に崩れ落ちた。残りの隊員たちは何が起きたのか理解できないようで、少し動揺したように見えた。

 「鎧と言えども、動かすための隙間はあるものです」

 ストラートは誰に説明するでもなく言い放つと、すーっと細身の剣を正義と秩序の実行隊員たちに向けた。

 「退くなら今の内ですぞ」

 彼の最後のやさしさに、正義と秩序の実行隊員たちは蛮声をもって襲い掛かることによって応えた。

ネアに遭遇した彗星君は因縁のようなモノを本能的に感じ取っているようです。彼と行動を共にしているハイリは、信念が揺らいできています。そして、正義と秩序の実行隊員は平常運転です。

マイサはロクとナナに潜入だとか、逃走などの技を短期間で叩き込まれていますが、まだまだ力は充分ではありません。アリエラなら正義と秩序の実行隊員をまくこともできると思われますが、マイサはまだまだその域ではないので、これからまた、鍛えられていくでしょう。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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