これまでの登場人物 その20
この章はここまでです。
何だかんだとありました。
ノバク・フォスト(26歳)
ケフの王都連絡管、見た目の良い真人で少し堅物ですが、仕事のできる男です。
「鯨の溜息亭」
「丸窓」のリナ(20歳)
流行病で急逝した父親の後をついで女将のようなことをしています。
明るい性格で、見かけは陰鬱な宿の雰囲気を明るくしています。
「鵞ペン」のダブ(22歳)
リナを陰ひなたで支えながら宿を切り盛りしている実質の宿主です。
苦労性で何かと悩みは絶えません。宿では何でもこなす番頭さんとして働いています。
「フナベ商店」
藪蛇」のモーズル(30歳)
ちょっと老けて見える、モフモフ好きの人です。
兎族の獣人を妻にしている。子供もモフモフなことを神に感謝しています。
ワーティの郷
レディン・ジャッシュ(13歳)
ワーティの未来を背負う少年、荒事はとんと向いていませんが、郷の民を思う心と一歩引いた視線を持っています。
「さざ波」のティッカ(14歳)
黒髪の少女です。侍女三人組のまとめ役的存在です。
「谷川」のハープ(14歳)
栗色の髪をおさげにしてちょっとソバカスの元気な少女です。
「小島」のルッチ(14歳)
赤髪をポニーテールした一番背が低くにも関わらず凹凸がはっきりしています。
ミーマスの郷
フレーラ・サミリ(12歳)
ちょっとおっとりした感じの少女です。
ミーマスの郷が貧しい事を良く理解しており、いつかは皆がお腹いっぱい食事ができるようにしたいと思っています。
「良く焼けたパン」のケネラ(15歳)
クリーム色した巻き毛の小柄な犬族の少女です。誰とでも親しくなれる特技を持っています。
「水たまりの波紋」のデニア(14歳)
シェパートを思わせる大柄な少女で、口数は多くはありません。
独学で裁縫を学んでおり、お針子姫の工房で修行することが彼女の夢です。
ルナルの郷
ヨーラ・エイザー(15歳)
年齢の割には凄みを持った旧家のお嬢様です。静かに裏で着々と物事を進める怖さがあります。
ネアたち穢れの民に対しては非常にフランクな態度であり、職業や身分に関することには否定的です。
リガン・ディトマ(18歳)
ヨーラの親衛隊長です。真面目な堅物で腕は立ちます。
お酒好きで、この件に関しては堅物の印象はなくなります。
「月光」のキヌ(18歳)
ヨーラ専属の侍女です。静かですが強い人です。
ヨーラからの信頼も厚い文武両道のデキル人です。
スタムの郷
アカス・サムジ(13歳)
郷主の息子とは思えない豪快かつ脳筋な少年です。
単純な性格で正義感も強い人です。また、郷の民の事をとても大切に思っています。
穢れの民に対する差別意識も身分の意識もありません。気持ちいい奴は友達との考えを持っています。
トパー(12歳)
兎族です。幼いころからアカスと行動を共にしている侍女です。
彼の事はを一番理解しています。言葉は悪いですが、それもアカスを思っての事です。
アカスも彼女の言葉には耳を貸します。貸さなければ必殺「おしおキック」をかませる人です。
「小川の小波」のホレル(16歳)
ドワーフ族で、実用一点張りのスタムの郷の服飾に不満を持っています。
お針子姫の信奉者で、いつかは彼女の工房で働きたいと思っています。
今回、郷主の推しでケフに来る事になりそうです。
ナルゴの郷
ヨーブ・イエッカ(13歳)
ヨーラに喧嘩を売ったばかりに、彼女の奴隷となり下がった成金な郷の次期郷主です。
彼がいる限り、ナルゴの郷はルナルの郷に付き従う事になるでしょう
野ざらし傭兵団
ラシア・ストラート(30歳)
結構な剣の使い手で、野ざらし傭兵団を率いていましたが、バトに一目ぼれと言うか一目信仰してしまい、傭兵団長の座を降りています。その後、ケフにやってきてラール、エルマと出会い、彼の信仰対象が増えました。行動は異常ですが、基本は紳士です。
ウラーノ(35歳)
筋肉質の凄腕の傭兵です。それなりに指揮もでき、部下から信頼されています。
スペロ(28歳)
野ざらし傭兵団で専ら剣士をしています。腕はそれなりに立ちます。
ティボ(27歳)
ガタイのデカいパワーファイターです。
ファノ(28歳)
小柄で身が軽くスカウトや暗殺に長けています。
デーラ家
エイア・デーラ(36歳)
ガングの妻であり、ルッブとパルの母親です。
長らく存在はしているもののお話の中に出てこなかった人です。
白い毛並みの狼族で大らかな性格ですが、デーラ家の舵をとっているのは実は彼女です。
田中 昭信(27歳)
給料も上がらず、健康も優れず、その癖、仕事の重圧は確実にある生活を続けています。
一時熱を上げた婚活もご無沙汰になっています。本格的にイマジネーションの世界に逃避するように見えます。しかし、運命の神は見放していないと心のどこかで信じています。
この章では結構な人たちが登場しました。
今後ネアたちにとって重要な位置を占める人たちもいると思います。