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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第20章 将来
295/342

275 付き合う

誤字の指摘ありがとうございます。感謝です。

ネアたちの夜はまだまだ続く・・・。

この尾なしが暇つぶしの一助になれば幸いです。

 「いらっしゃいませ。あら、可愛いお嬢ちゃんたち含めて7名様ですね。こちらへどうぞ」

 バトがリナから聞いた少しばかり大きな店の扉を開くと、ルロと同い年ぐらいの恰幅の良いドワーフ族の若いウェイトレスが笑顔で彼女らを出迎え、ネアたち獣人の子どもを見て目尻を下げた。その後、はっと我にかえったのか、普段の営業スマイルを浮かべると先頭に立って店の奥の方の大きなテーブルに彼女らを案内した。

 「注文がお決まりになったら、そのベルを鳴らして下さいね」

 ウェイトレスが一礼して去って行くと、バトはテーブルの上のメニューを一冊手にすると、ネアたちを見回した。

 「どんな物が食べたいかな。いい男とかはナシで」

 「男の人って食べられるのかな・・・です」

 バトの言葉にティマが戸惑ったような表情を見せた。それを見たルロはこめかみに青筋がうっすらと浮かび上がらせたが、王都、しかも公共の場所であるため、そこはバトなりの軽い冗談だと自らに言い聞かせて黙っていることを選択した。

 「うーん、その場合は下の口っ」

 「ティマたちはまだまだ先のことだから・・・って、ううん、気にしなくていいから。私まで毒されて来たのでしょうか」

 テーブルの下でバトの足を思いっきり踏みつけたルロが作り笑顔でティマに答えてから、少し神妙な面持ちになって呟いた。

 「バトさんのいつもの大人の話だよ。真剣に受け取るとダメになるからね」

 首を傾げるティマにネアはため息交じりに説明すると、バトが手にしている物と同じメニューを手にした。

 「お肉、お魚色々ありますね。木の実を使ったものも結構ありますね。流石にネズミ料理はありませんけど」

 ネアはさっとメニューに目を走らせるとそれをラウニに差し出した。

 「猫族の人はネズミを食べたくなるのでしょうか」

 「猫族は猫じゃないんだから、ネズミなんて食べませんよ。熊族の人も捕まえたお魚をそのままその場で食べたりしないのと同じです」

 ネアからメニューを受け取りながらラウニは少し引き気味にネアとミエルを見つめた。そんなラウニにミエルがむっとして言い返した。

 「ネアさん、誤解されるような言葉はダメですよ。私たちネコ科の種族はネコ科の動物と違って、ちゃんと臼歯があるんですから。玉ねぎも食べらるし、柑橘が嫌いな事もないんですから」

 ミエルはネアにちょっときつめに突っ込みを入れた。その勢いにネアは思わず頭を下げ、謝罪の意を表した。

 「そだよー、キツネもネズミを狩るからね。種族を誤解されるようなことはダメだよ。私らは 人 なんだから」

 フォニーもミエルと同様に種族を貶めるような物言いを不快と感じるようで尖った口をさらに尖らせた。

 「種族についての軽口は命取りになりかねないってことですね」

 「それは、マナー以前の常識です。本当にこの子は・・・」

 しゅんとなっているネアを呆れた様子で眺めていたラウニがため息交じりにネアに注意を促した。

 「うーん、種族とか面倒な事を回避しようと思うので、鍋料理にします。ここのお店の名前が鉄鍋亭で、鍋料理がウリだそうなので、それにします。意義は認めません」

 バトはいきなりそう宣言すると、手にしたメニューを閉じ、ラウニが手にしていたメニューをそっと取り上げ、テーブルの上のベルを手にすると派手に打ち鳴らした。その派手さに思わず周りの客たちから視線を集めてしまい、ルロは恥ずかしそうに俯いてしまった。


 「私の所は雨が少なくて作物があまり育たないんですよね」

 「郷は広いが、大半が森でそこに竜がいるので禁足地で手が付けられないから、交通の妨げにしかなってないんだ」

 「潮風が強くて作物は作りにくいし、船も出しにくいんです」

 いつの間にかレヒテたちの周りには裕福ではない、どちらかと言うと貧乏な郷が集っていた。この貧乏な郷にも二種類あり、少しでも大きな郷に取り入ろうと自ら幇間になったり、嫁ぎ先を探そうとして下手な飾り窓の女顔負けに秋波を送ったりする郷と貧しい郷同士でつながりを持ち、互いに何らかの利益を得られるようになろうとする郷であった。そして、レヒテたちは気づかないうちに後者の中心にいる羽目に陥っていた。

 「貧乏人が集まって、互いに傷をなめあう姿って、見苦しい」

 前者の中心に位置しているクーレイオはあからさまに隠すこともなく嫌悪の表情をレヒテたちに向けていた。

 「サムジ家も本来ならこちら側にいるべきなのに、そう思いませんかヨーラ様」

 クーレイオは無理やり引っ張ってきたヨーラににこやかに話しかけた。

 「そうかしら。私は、ここより、向こうの方が楽しそうだから、行きますね。おさそいありがとうございました」

 「え、ヨーラ様」

 目を丸くしているクーレイオを後にするとヨーラはさっさとその場から立ち去ろうとした。

 「ヨーラ様、私と踊って頂けませんか」

 「素敵なお言葉ですが、今は遠慮しますね」

 ダンスの相手となり少しでも取り入ろうとする連中を冷たい笑顔で一刀両断にしながらヨーラはレヒテたちのグループに入って行った。


 「おべっかとナンパにはウンザリです」

 ヨーラは侍女がもってきた小皿から揚げ物を口に入れるとむすっとした表情を浮かべた。

 「俺は、婚姻だとか、援助を受けるとかの難しい事は分からんが、ここは、自らの手で何とかしようと考えている郷が多いから、心地よいし、勉強にもなる、金儲けのネタもありそうだからな」

 ヨーラの言葉を聞いてアカスはその通りであると頷きつつも、物を食べる手を止めることはなかった。

 「若、食べすぎだと思うんだけど、トパー様がおられないから・・・」

 「止められない」

 アカスの侍女たちはひたすら食べ続けるアカスにため息をつき、ここにはいない、おしおキックの達人に思いをはせていた。

 「アカス様は、踊られないんですか。ここには沢山のステキな女性がいますよ」

 食べ続けるアカスに、レヒテに振り回されるように踊ってきたレディンが声をかけた。

 「心遣いはありがたいが、俺は、トパー以外と踊る気にはならん」

 アカスは憮然とした調子でレディンに答えた。

 「姿形で対応を変えるなんてことを面倒臭からずにできるもんだ。俺にとっては話か通じるか通じないか、気持ちよく拳を交えることができるかできないかの方が重要だからな」

 「拳を交えることについては、良く分かりませんが、話が通じることが重要ですよね。しかも、心底信頼できることが大切で、いくら真人でも信用できない人とはお近づきになりたくないものです」

 レディンもアカスの言う事には概ね同じようであった。

 「皆、得意とする事があるんだから、それを利用しないってのは勿体ないよね。ケフなんて、それで何とかやって来ているから」

 「ヤヅもそうですね」

 レヒテとルシアは互いに見合ってねーっと声を合わせた。そんな2人を見てヨーラは笑い声を上げた。

 「このグループの気取らないのも魅力的です。取り入る努力をするぐらいなら、自らが立つ努力をする方が重要ですからね。あら、これ美味しい、もう一つお願いね」

 ヨーラは空になった皿をキヌに手渡した。空になった皿を見たキヌは少し意地の悪い笑みを浮かべた。

 「お嬢、後先考えずに食べると物理的に大きくなりますよ」

 「ご心配なく、その辺りは計算済です」

 ヨーラはすました顔でキヌに答えると彼女は少しつまらなそうな表情を浮かべるといそいそとリクエストにあった料理を取りに行った。

 「ミエルの料理もおいしいけど、ここのも美味しいね」

 「素材からして違いますよ。ミエルちゃんは安い素材、携行食や保存食を巧みに利用した料理ですからね」

 「そっかー、そうだよね。今度ミエルちゃんに高級食材で料理してもらおうかな」

 「どうでしょう」

 レヒテとルシアはダンスのパートナー選びより、まだまだ食う方が重要であった。


 「エルフ族とは珍しい。今夜付き合わないかい? 」

 ネアたち獣人が熱い鍋料理と格闘している時、他の郷のお仕着せを着た若い真人の男3人組がバトに声をかけてきた。

 「託児所は君には似合わないよ。それよか、俺たちと楽しもうぜ。王都で羽を伸ばせるのも今夜ぐらいなんだからさ」

 彼らは誰もがそれなりの容姿で、旅の芝居小屋の二枚目よりも、どさ回りの吟遊詩人よりも美男子であった。

 「あのね、私は今、この料理を味わっているの。あんたらのを味わう口はないよ」

 バトは彼らの申し出をけんもほろろに足蹴にして、食事を続けようとした。

 「つれないねー、こんな毛むくじゃらやちんちくりんは君には似合わない。君には、君に相応しい相手がいるんだよ」

 声をかけてきた男はルロとネアたちを見て眉間にしわを寄せた。

 「ちんちくりんね。ちんちくりん・・・、見ず知らずの野郎に言われる筋合いはねぇよ」

 ルロは聊か座った目で優男たちを睨みつけた。しかし、彼らは自分の腕に自信があるのかそんなことは気にもしなかった。

 「怖い目で睨んでいるけど、僕たちがその気になれば・・・、いくらちんちくりんでも女性には手を上げない・・・、と言うとでも、僕たちは相手が女であれ子供であれ、やるよ」

 彼らの中で一番背の高い男が端正な顔に残虐な笑みを浮かべて凄んで見せた。

 「僕なら、下の口も美味で蕩けさせてあげるよ」

 「生憎と私の下の口は美味しか受け付けなくてね、粗末な物は受け付けない、偏食が強いんですよ。顔を洗って出直してきな」

 バトが吐き出すように言い捨てるとその男の表情が怒りで歪み始めた。

 「どんな女だって、僕が一声かければ付いて来る。お前も力づくでっ」

 バトの言葉に激昂した男がバトの肩に手を置こうとした時、その手を背後からゴツイ手が握ってきた。

 「我が姫に何をしている」

 激昂した男が振り向いた時、そこには夜叉の表情を浮かべた男が立っていた。

 「お前に、仕事を与えてやる。そいつらに礼儀作法をしっかり身体に刻み込ませよ」

 バトは夜叉の表情を浮かべている、まだ名も確認していない野ざらし傭兵団長に命じた。

 「ああ、何と言う光栄、姫君から直々に命を賜るとは。・・・・お前ら表に出ろっ」

 傭兵団長は低くドスノ利いた声を発すると優男の腕を掴んだまま彼を引きずるように連れて行こうとした。

 「おい、待てよ」

 「痛い目に遭いたいようだね。僕たちは3人いるよ」

 残された男たちが傭兵団長に脅すように睨みつけながら腰に佩いた剣に手をかけた。

 「他のお客様に迷惑だろうが。俺を倒せばいいだけだろ? 3人かハンデにしては軽すぎるが」

 傭兵団長は残された男の言葉なんぞ全く意に介さず、そのまま店の外に出て行った。残された男も何か啖呵を切りながら後を追って行った。

 「バト、放っておいていいの? 」

 「いいよ。アレが始末してくれるだろうし、仕損じても私が始末するから」

 バトは全く気にすることなく食事を続けた。暫くすると外から剣を抜く音が聞こえ、それに合わせて鈍い打撃音とうめき声が続けて聞こえてきた。

 「気にする事は無いから、さ、続けよ」

 余りの事にラウニもフォニーも固まったままであった。そしてティマが暫く考えてから

 「このお料理、下の口で食べると美味しいのかな・・・です」

 ポツリと漏らした。その言葉を耳にしたルロの顔に般若が宿った。

 「今、トイレ行きたいでしょ」

 「え、今、行きたくないよ」

 「行きたいでしょ。漏れそうですよね」

 ルロはじっとバトを般若の面持ちでバトに迫った。その迫力にバトは首を縦に振った。

 「行きたいかも」

 「じゃ、行こうか」

 ルロはバトの襟首を掴むようにしてトイレに連れて行った。

 「・・・美味しいね」

 「うん・・・」

 沈黙が支配するテーブルで、ネアが努めて明るくラウニに話しかけた。しかし、帰ってきたのは状況を把握しきれていない戸惑いの返事であった。

 「温かいうちに食べよ」

 「・・・です」

 ネアたちはぎこちなく食事を再開した。そして暫くするとルロがクタクタになったバトを引き連れて戻ってきた。

 「言っていることは分かるけど、純粋すぎると騙されるよ・・・。何度も言うけど、ああしないと、私らはヤバイの」

 倒れ込むように椅子に腰かけたバトが絞り出すようにルロに訴えた。

 「言い訳は充分、バトのは、ただただ下品なだけです」

 「そうじゃないと、シモエルフは名乗れないよ・・・」

 ルロはバトの言葉にため息をつくと、テーブルの上のベルを鳴らした。

 「貴女をドワーフ族と見てお願いがあります。次の日に残らないキッツいのをお願いします」

 ベルの音でやって来たウェイトレスにルロが酒を注文しようとすると、ウェイトレスはむっとした表情になった。

 「二日酔いが怖ければ飲まなければいいのです。誇り高いドワーフ族はそんなみみっちい事に拘らず、飲めるときに美味く飲む。酔える時に気持ち良く酔うものです。何かストレスがあれば、先の事は考えず、その場の酒を楽しむのです。それがドワーフ族の矜持です」

 ウェイトレスは凛とした態度でルロに言葉を返した。その言葉聞いて、ルロは思わず赤面したようで俯いてしまった。暫くするときっと顔を上げ、ウェイトレスを見つめた。

 「兎に角、キッツいの。ドワーフ族のために作られた様なキッツいのを」

 意を決して注文したルロにウェイトレスは微笑みを返した。

 「その意気です。ご注文賜りました。当店自慢のドワーフ殺しをお持ちしますね」

 ウェイトレスはにこやかに告げると厨房に向かって行った。

 「なんで、そんなにキツイお酒を? 」

 ネアが何かを抱えているようなルロにそっと尋ねると、彼女は深いため息をついた。

 「ティマがイケナイ言葉をどんどん覚えているように思うんです。下の口なんて・・・、それがアリエラやエルマさんに聞かれたらお仕置きされるのはバトだけに留まらない思うんです。私がしっかりバトを管理していないからって・・・、いくら言ってもバトは変わらないし・・・」

 吐き出されるルロの言葉はどこか湿気を帯びていた。そんなルロをバトは複雑な表情で眺めてから徐に口を開いた。

 「エルフ族の女の敵ってなんだと思う? 」

 「すけべいなおっさん」

 バトの問いかけにフォニーが手を上げて勢いよく答えた。しかし、バトはその答えを聞いて静かに首を振った。

 「お金で物を言わすタイプの人ですか」

 バトはラウニの答えにも首を振った。そして、暫くしてから静かに口を開いた。

 「他の種族の女だよ。自分で言うのもなんだけど、エルフ族は美形なんだよね。確かに身体のボリュームはそんなに無いけど、それを差っ引いてもそうなんだよね。しかも、長生きして、ある程度から容姿が変わらない。ずっと若い頃の姿のまんま・・・、嫉妬されるんだよね。ここに居る皆はそんなことないと思うけどね」

 少し複雑な表情でバトはエルフ族の特性を簡単に話した。その言葉にその場にいる者は首を縦に振っていた。

 「普通にしていれば、他の種族の男から告白されることも不思議じゃない、それを受けても、蹴ってもその男に気があった女からは確実に嫌われるし、嫉妬される。下手すりゃ命まで狙われる。嫉妬に狂った女は怖いよ。小さい時、良く遊んでくれた近所のお姉さんは、言い寄ってきた真人の男を袖にして、その男が自殺騒ぎを起こし、そいつに惚れていた女がナイフで・・・」

 バトはそこまで言うと自分で取り分けた小皿の中にある肉にフォークを深々と突き刺した。

 「その女は捕まるし、男は腑抜けみたいになるし・・・、全部、エルフ族が悪いってオチになったんだよね。だからね、私らは下手に相手にその気にさせないようにしないと命を落としかねないんだよね。ま、私のコレは半分以上は地なんだけど。はい、湿っぽい話はこれで終わり、湿らせたり、濡らしたりするのは別の時にすればいいからさ」

 敢えてさばさばとした感じでバトは話をすると、黙って中断されていた食事を再開しだした。

 「ふん、ちんちくりんはちんちくりんでそれなりに苦労しているんです」

 ルロはさっき言われたことが気になるのかむすっとしながら手酌でドワーフ族のウェイトレスが持ってきてくれた酒をグラスに注ぐと、グイっと飲み干した。

 「・・・バトさん、さっきのチャラい感じの連中どうなったんでしょうか? 」

 ふと思い出したネアがそっとバトに尋ねた。彼女は少し首を傾げてから

 「死んじゃいないと思うよ。アイツ、ああ見えても手練れだし、手加減もできるだろうから」

 バトがそう言った時、噂をすれば影、野ざらし傭兵団長が褒めて褒めてとやってくる犬のようにニコニコとしながらバトの元に来て跪いた。

 「姫様、不埒者、全員、石畳をベッドに寝かしつけてきました」

 彼は首を垂れたままバトに自分が命令を遂行したことをバトに報告した。

 「それごときで、褒めてもらえると思ったのか、愚か者っ。分限を弁えよ」

 バトは食事の手を止めず跪く団長に冷たく言い放った。

 「終わったならさっさと消えよ。飯がまずくなる」

 「は、有難きお言葉」

 「悶絶は、店を出てからにしろ。気色悪い」

 野ざらし傭兵団長は悦びに身体を震わせながら店から出て行った。

 「疲れる・・・」

 「少しは、私の気持ちを理解できたか~っ」

 がっくりと項垂れるバトに赤ら顔のルロがバシバシと彼女の背中を叩いた。

様々な種族がいれば、その違いがトラブルの種になりかねません。

真人と穢れの民の対立はその代表的なものです。

特に、エルフ族の女性の処世術は厳しいようです。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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