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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第20章 将来
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254 これからのこと

そろそろ桜の季節になってきました。そして、何かと慌ただしくなりますね。そんな中、妙な病気が流行ったり、きな臭いことが起きたりとしていますが、このお話がひと時の退屈しのぎになれば幸いです。

 「あらあら」

 夏のお休みが終わり、夜でもまだ暑さが続いている中、いつもの日々が繰り返されていた。しかし、その夜は少し違ったようで、もう寝ようとしていた奥方様は夫である郷主から一通の案内状を渡され、内容を確認すると頓狂な声を上げた。

 「まさか、レヒテにお勉強会のお誘いが来るとはねー」

 「ああ、三代続いた郷主の長子は例外なくお誘いがかかるようになっているんだ。だから、お前も俺も誘われたことも無ければ、その会に参加したこともない。この郷で初めての事だな。快挙と言うか、来るべきものが来たと言うか」

 ビケット家は、タプル・ビケットが王都での政争に負けたのか、嫌気がさしたのか不明であるが、気の知れた家臣を引き連れて、郷主が絶えたケフに移任し、この地でメイザが生まれ、婿養子としてボルロが入り、そしてその子であるモーガにアンデル家の三男坊のゲインズが婿入りして現在に至っている。つまり、ゲインズの言うとおり、誰もその勉強会に参加したことがないのである。因みにボルロの実家は姉が継いでいる。

 「この初めてに、我が郷が誇る「暴れ姫」を参加させることになる。しかも場所は、王都と来ている。片道だけでも一月はかかる。旅費も馬鹿にならんし、着の身着のままと言わけにも行かん。ヤヅの一件以来、財政が厳しい中での参加となるな」

 お館様は大きなため息をつくとベッドに横たわった。奥方様は、案内状を見たまま何か考え込んでいた。

 「お勉強会って何を勉強するんです? 郷の運営だとか、他の郷との関りを定めた法律とかでしょうか? 」

 奥方様は横たわるお館様を見つめて首を傾げた。その奥方様の問いかけにお館様は再びため息をついた。

 「それはあることにはあるが、建前だよ。実質は、王都の役人が使えるヤツかそうでないかを確認する場だな。もう一つは、嫁にできる娘を吟味する場でもあるな。将来有望な郷の娘の所に婿入りする、もしくは嫁に取る、生臭い場所だよ。若い頃、少し関わったことがあったが、家畜の品評会だな」

 ウンザリとした口調で答えると、お館様はベッドの上に座ると奥方様から案内状を受け取った。

 「断るわけにはいきませんの? 」

 勉強会なるものがレヒテのためになるとは到底思えなくなった奥方様はお館様に不安そうに尋ねた。

 「確かに、かかる金も馬鹿にはならんから、参加しない郷も少なからずある。しかし、そうする郷は王への忠誠があるのか、この程度の金銭も準備出来ぬ無能か、と判断されるんだよ。厄介な話だ」

 お館様は手にした案内状を今すぐにでも丸めて投げ捨てたくなる気持ちを押さえ、ウンザリとした表情を浮かべた。

 「それに、コイツは案内状と言ってはいるが、実質は招待状、いや出頭命令みたいなもんだ。ケフみたいな田舎の貧乏郷には断ることはできない。金がないと言っても、金がかかるのは郷主の長子としての体裁を保つためだからな。要は、勘繰られたくなかったら、何が何でも顔を出せだ」

 お館様は糞ったれとばかりに案内状をテーブルの上に投げるとベッドに身体を預けた。

 「時期は、冬の盛りの月ですから、まだ半年ぐらいは余裕がありますよ。それまでに、着る物は私がなんとかできるでしょうし、お付きも最小限に、この館には護衛もできる侍女、と言うか侍女ができる護衛がいますからね。移動もヤヅから船を使えば少しは安くできますよ」

 考え込むお館様に対して奥方様は積極的だった。

 「レヒテに王都の空気を体感させたいんです。同年代の郷主の子どもたちがどんな者なのか。なにより、このケフ以外で穢れの民がどう扱われているか、その目で確かめてもらいたいんですよ。ケフが普通じゃなくて、特別なんだってことを知ってもらいたいんです。その特別を護る義務があることを認識させたいんですよ」

 奥方様は、未来の郷のための投資であると言いたいばかりに力説した。その言葉を聞いたお館様は頷きながらも苦笑を浮かべた。

 「その勉強会に出るのは、レヒテ、「暴れ姫」だぞ。俺は、レヒテが他の郷の子たちに何かしでかさないか、それが心配だ」

 お館様の言葉を聞いて奥方様も、はっ、気づいたような表情を浮かべた。

 「そうでしたね。レヒテが参加するんですよね・・・。悪い子じゃないですが、まっすぐ過ぎるところがありますからね。手加減を覚えてくれれば・・・」

 「剣精様に直々に叩き込んでもらうか。行儀作法についてはアルアとエルマでタッグを組んでもらって、その身体に刻み込ませよう」

 お館様は実の娘に対するとは思わせないような剣呑な言葉を口にした。

 「ええ、暫くは、泣くことも笑うこともできないぐらいに扱く必要はありますね」

 お館様の言葉に対して奥方様はさらに過激な言葉を口にし、この時の寝室での会話が後のレヒテへの教育方針に反映されるのであった。


 「え、王都に、私が」

 翌朝、朝食時、レヒテは両親から例の勉強会へ参加するように申し付けられ驚愕の表情を浮かべた。

 「全国から同年代の郷主の長子が集まってくる。そこで、信頼できる友人を見つけ一生の宝とすることもできる。それと同時にお前も周りから見られる、ビケットの長子として恥ずかしくない所作を身に着けなくてはならない。お前はケフの民の代表として見られる。お前が恥ずかしい事をすればケフの民が恥ずかしいと思われるんだからな」

 「え、ちょっと、それ断れな・・・」

 「絶対の事よ。断ることはできないわよ。これは、郷主からの命令よ。レヒテ、貴女に拒否する権利はないわよ」

 いつもの如くニコニコしながらも、モーガはレヒテに一切の反論を許さなかった。

 「だから、これからは行儀作法も身を護る術もきっちり身体に刻んでもらうわよ。アルアさん、エルマ、剣精様にもお願いしているから、覚悟を決めなさい。泣き言は聞きません」

 そして、さらにレヒテにとって死刑に近い宣告を言いつけた。その言葉にレヒテは顔色を失ってしまった。


 「腹を括ることですね」

 仕事を終え、後は眠るばかりとなったネアたちの部屋にレヒテが飛び込んできて、主としてネアを相手にここ最近の扱きについて文句を吐きだしたのに対して、ネアは醒めた表情でレヒテに言い退けた。

 【こう言っている俺はまだ腹を括ることもできてないんだけど】

 ネアは心中で苦笑していた。

 「お嬢、キツイですよね」

 「うちだったら、あっという間に音を上げてます」

 「お嬢、かわいそう・・・です」

 ネアの塩対応にたいしてラウニたちはレヒテの言葉に頷いて、彼女が酷い状態にあることに同情を示していた。

 「明日もキツイ一日が待っているんだよ。アルアさんの勉強は厳しいし、エルマさんが目を光らせているし、剣精様はパンツを穿くなって言うし・・・」

 レヒテはしょんぼりと俯いて最近の厳しい日々の事を語った。

 「うーん、最後の剣精様のことは分からないですけど。ケフの顔として王都に行かれるのですから、あまりな事になると、ケフの民がそのようなもんだと思われますからね。責任重大ですよ」

 ネアはレヒテに同情することなく、彼女が背負っているモノの重さについて話した。

 「ネアは厳しいですね。お嬢はとてもツライ状態におられるんですよ」

 「そうだよね。態々、うちらの所まで来てくださっているんだよ。どんだけ辛い思いをされているか・・・」

 ラウニとフォニーがレヒテに同情を示し、ティマも横で頷いていた。そして、彼女に同情していないネアに非難の視線を向けた。

 「ネアって冷たい・・・」

 レヒテは俯いてポツリと呟いた。そんなレヒテの行動をネアは温かい目で見守ると、徐に口を開いた。

 「愚痴を吐き出すのは良いですが、ここを逃げ場にしちゃダメです。お嬢は悲しいけど郷主の長子なのですよ。私たちとはお友達じゃないんです。私たちみたいに姓を持たない者の様に生活するために働くのではなく、郷のために働くのがお嬢なんです。私たちはそのお嬢のお手伝いをするためにいるんです」

 ネアは、レヒテを激励するようにキツイ口調で話しかけるとラウニたちに視線を移した。

 「姐さんたちの言っていることは分かりますが、お嬢の性格からすると、何かあるとここに逃げ込んでくる可能性は大きいですよ。その時、エルマさんやアルアさんからお嬢を護れますか? お嬢のやっていることはケフの郷のためのお仕事なんです。私たちがお嬢を甘やかしたり、逃げ場にしたら、お嬢の仕事を邪魔していることと同じですよ」

 ネアはきっとラウニたちを睨みつけ、そしてちょっと表情を柔らかくするとレヒテに語りかけた。

 「愚痴はいくらでもお聞きします。でも、ここに入り浸るようなことはダメですよ。私たちもエルマさんから〆られますので。良き主人は徒に家臣に危険を近づけないものですよ」

 「そ、そうだよね。ネア、ありがと。明日も早いから、またね。おやすみ」

 「おやすみなさいませ」

 はっと何かに気付いたようなレヒテは立ち上がるとネアたちに元気に挨拶をして部屋から出て行った。その後ろ姿をネアたちは応援するように見送った。

 「ネアって厳しいんですね」

 ラウニはネアのレヒテに対する態度に神妙な表情で感想を述べた。

 「厳しいことを乗り越えなくちゃいけないんですよね。いつまでも子供でいられないし、お嬢は私たちと背負っているものが違いすぎますから。・・・それと、火の粉が飛んで来ないように予防する意味もありました」

 ネアはラウニに真剣な表情で己のレヒテへの態度について説明した。

 「お嬢のさぼりに巻き込まれないようにするためね」

 フォニーが成程と大きく頷いた。その横でラウニが少し苦笑を浮かべた。

 「主の危機に身を挺するのが良き家臣であるように思うのですが・・・」

 「主の努力を無駄にさせるようなことをしてはいけませんから」

 ネアはにやりと笑ってラウニに答えると彼女も微妙な笑顔で返してきた。


 「えー、レヒテさん、お勉強会に招待されたんですねー。最近、お勉強がハードになってきたから、何があったのかなって思っていたんです」

 レヒテがネアたちに愚痴を吐き出し、説教を受けた次の日、郷主の長子として立ち居振る舞いを学ぶためにお館に通っているルシアは、昼食時に最近やつれてきているようなレヒテから勉強会の事を聞いて、最近疑問に思っていたことが氷解したと少しうれしそうな表情になった。

 「お勉強だけでなく、剣精様から剣の稽古もつけられてるんだよ。どんなに打ち込んでもかすりもしないし、剣精様の攻撃はどんなにかわしても当たるし・・・」

 レヒテは最近連日続けられている剣精ラールとの稽古について愚痴をこぼした。

 「剣精様は目が見えないんでしょ。私もお会いしたけど、まるで目が見えているみたいに街中をスタスタと歩かれているのを見てびっくりしましたもの」

 ルシアは街で見かけたラールについて純粋にスゴイとたたえていた。それを聞いてレヒテは小さく首を振った。

 「剣精様、パンツ履かないんだよ。私にもあんなもの穿くなって。男の人に比べて女の人は大地からの気を吸収しやすいからとか、良く分からないことを言われるんだよね」

 レヒテはラールの言う大地の気の吸収とかさっぱり理解できなかった。勿論、普通の神経の持ち主なら鼻先で一笑に付してオチとなるのであるが、

 「それって、凄いじゃないですか。星の力も凄いですが、大地の力、これは今まで気づきませんでした」

 しかし、ルシアは違っていた。彼女は元々、星詠みなるある種の予言の才をもっており、その超常的な能力の源となる力を星からのものと思っていた。そこで、新たに耳にした大地の気の吸収と言うパワーワードが彼女の何かを刺激したようであった。

 「やってみましょうよ。それで強くなれれば素敵な事です。私の星詠みの力ももっと強くなるかもしれません」

 ここに、密かにラールの志を継ぐ者が誕生したのであった。


 「誰が、お嬢と一緒に王都に行くんでしょうか。身の回りのお世話をする者は必要ですからね」

 居室で寝巻に着替えたラウニが就寝前のお茶を淹れながらふと疑問に思ったことを口にした。

 「うちら全員が行けるわけはないもんね。王都って、うちら穢れの民には厳しいところでしょ。行きたくないなー」

 フォニーは頭の後ろに手を組んで少しばかりうんざりした表情を浮かべた。彼女らが耳にする王都での穢れの民の扱いは、奴隷のそれに準ずるというモノが大半であり、「店から追い出された」や「いきなり罪人として逮捕された」などの楽しいものではなかった。

 「真人を連れて行くとなると、アリエラさん、ルーカさんかな。ジーエイ警備から来るのかな」

 ネアはお館やその近くで働く真人のことを思い出しながら呟いた。

 「お姫様は行かないのですか」

 皆で勝手に人選をしている最中、ティマが王都に行くのがレヒテだけと言うのに少し納得がいかないようであった。

 「お勉強会に行けるのは、郷主の最初の子どもなんですよ。パル様は騎士団長の子どもでしかも最初の子どもでないから、行けないんです」

 ラウニはパルにはその資格が無い事を簡潔にティマに説明した。

 「お姫様可哀そう・・・」

 「王都での私たち穢れの民の扱いは酷いようですから、パル様は行かれない方がいいんです」

 悲しそうに呟くティマの背中をネアは優しく撫でた。

 「結局、姓があっても真人で郷主の子じゃないとダメなんだ」

 フォニーはふーっとため息を吐き出すと、

 「ふふふ、姓、恐るるに足りず」

 不敵な笑みを浮かべた。

 【折れてなかった】

 そんなフォニーを見てネアは少しほっとしたような気になっていた。

 「ところで、お嬢には誰が付いて行くのでしょうか? 」

 「少なくとも、私たちは行けないですよ。ここにいる全員が穢れの民ですからね。トラブルを呼び込むネタになります。そして、トラブルに面したお嬢がどんな行動をとるか・・・」

 ネアはラウニの問いかけに自らの希望を混ぜて答えた。

 「ネアは違うね。お嬢の事だから、無理やり連れて行くよ」

 フォニーは同情のこもった目でネアを見つめた。

 「そんな事はない、と言い切れないのが怖い・・・」

 ネアは目を伏せるとそのままベッドに潜り込み、ユキカゼをしっかりと抱きしめた。もう、この世界にも慣れたので、こんな動作が自然にできるようになっていた。しかも、本人は意識せずに。

 「でも、3カ月もここから離れるんでしょ。私にはキツイです」

 ラウニは王都に興味がない様で、お茶を飲み干すとさっさとペッドに潜り込んでしまった。

 「うちも、息が詰まりそうなところはパス。皆、寝るよ。ティマ、おしっこ大丈夫かな」

 「大丈夫」

 フォニーは興味なさそうに言うと、ティマに小自然の状況確認してから、そっと変換石を外して灯りを消した。


 「貴女たち、王都に誰が行くか気になっているみたいだけど、まだ誰が行くかは決めてないから。頑張り次第で行ける可能性はあるわよ」

 奥方様が笑顔でネアたちに恐ろしい事を告げてきた。

 「私たち、穢れの民に王都は似合いませんから」

 ラウニが針を動かしながらおずおずと答えた。その横でフォニーが懸命に頷いていた。

 「王都には少ないけど、穢れの民で働いている人たちがいるみたいよ」

 奥方様は何の解決にもならないことを口にするとにこやかに微笑んだ。

 「穢れの民で王都で働くって、キツイと思う」

 「何かの罪を贖っている? 」

 奥方様の言葉にフォニーとネアは彼らの身の上を案じて表情が少し曇った。

 「彼らは重要な役職についているよ」

 そこに、いきなりご隠居様が入ってきた。

 「立ち聞きとは聊か失礼な行為ですね」

 奥方様はご隠居様にキツイ視線を投げかけた。

 「王都の穢れの民についてだがな。彼らは、それぞれの種族の特性から政に対して様々な意見を王に申し上げると言う重要な仕事についているんだ。真人だけだと、エルフ族の長寿という視点が抜け落ちたり、換毛期のゴミの問題に気付かなかったりするからね」

 ご隠居様は彼らの事について簡単に説明すると、ネアたちに王都だと言って無分別に穢れの民を排斥するわけではないことを説明した。

 「そんなお仕事もあるんですね」

 「かっこいい」

 ラウニとフォニーは穢れの民でも、王に直接かかわる仕事があり、それについている人々が居ることを知って目を輝かせた。

 「私たちもなれるかな」

 「どうでしょうね。世襲制なのでしょうか」

 フォニーとラウニが互いに、王都での重要な仕事についてあれこれ憶測しだした。そんな彼女らをご隠居様は少し複雑な表情で見つめていた。

 「あ、そうだった。ここに来たのは、ネアを少し借りたくてね」

 ご隠居様は作業をしているネアの横に立つとその頭にポンと手を置いた。

 「悪い遊びは教えないで下さいね」

 「信用されてないのかな」

 「普段の行いをよーく思い出してください」

 ご隠居様はモーガの塩対応を気にすることなく、ネアを立たせるとその手をそっと取って部屋から連れ出した。

 「美味しいモノ食べてくるのかなー・・・です」

 そんなネアをティマが羨ましそうに見送りながら呟いた。


 「今日は何の御用ですか? 」

 手を引かれながらネアをご隠居様を見上げた。

 「これからのことだよ。ネアのこれからの事、レヒテの王都行きも含めてね」

 ご隠居様はネアを見下ろすと優しく微笑んだ。

ケフを中心に北の方は案外、穢れの民に寛容な社会になっています。差別は南に行けば行くほどキツクなります。また、大きな都市部では地方に関係なく穢れの民への風当たりは強くなります。

それと、ラールの 履かない の弟子ができそうな流れでした。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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