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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第19章 組織
264/342

245 新体制へ

これから暫く彗星君サイドのお話になります。

まだまだ寒い日々が続くようで、光熱費がマッハになりそうです。

 「書類に殺された歴史上最初の人間は我々になるんじゃないでしょうか」

 机の上に摩天楼の如く積み上げられた書類の足元でサルロが悲鳴を上げていた。窓の外は真っ暗で深夜営業の酒場もそろそろ看板をしまおうかと言う時間帯、モンテス商会コデルの都支店では、ドゥカをはじめ商会の事務方が途方もない書類の山と戦っていた。

 「あの規則が施行されたから、判断を求めたり、迷う事はなくなったが、書類がこうも増えると・・・」

 ドゥカもオチ窪み隈がはっきりとしている眼を部下たちに巡らせながら呟いた。

 規則が適用されるまでは適当に書かれた書類からきっちりとした書類に書き直し、鐘が絡むことであったら請求額を計算してと大変であったが、今は小麦を大カップ1杯買うだけでも、その小麦は何に使用するのか、いつ消費されるのか、価格の根拠は、どの商店から購入した、もしくは購入しようとしているか、その焦点を選定した理由は何か等々を事細かに記述しなくてはならず、しかもそれに対しての承認を受けるのに郷の宰相、郷主、スポンサーの郷主、商会の長に次々と確認してもらう必要があり手続きが煩雑になっている上に、それぞれの期限が事細かに設定されており、期限に間に合わせるには寝ている暇すらない状態になっていた。

 「仕事が終わらない・・・」

 事務方の1人がそう呟くとそのまま机に突っ伏して動かなくなった。この惨状を生み出したのは本店から持ち込まれた会計の規則やらなんだかんだの規則のおかげであった。これらの規則は元々はネアたちが見た目は規律正しく、実際やるとなると煩雑で無駄な作業が多くなるという意図の元造り上げたものを、トバナがさらにそれらの文言を美辞麗句で飾り上げ、モンテス商会北部支店が総力を挙げて細かくし、本店でさらに厳かな文調にしたためて出来上がったシロモノであった。これが、不思議な事にさらにいらない書類を生み出し、仕事を煩雑で複雑にし、事務方に襲い掛かってきているのである。また、正義と秩序の実行隊の現場であってもその日その日の訓練の内容について事細かに報告、素振りを各人何回しただとか、筋力トレーニング何をしたか、そして訓練の目的は達成されたのか、達成されなかった場合どう処置するのか記載する必要があり、それもまた郷主をはじめ様々な人々の確認のサインが必要となるシロモノで、現場の隊員の半数がこれらの書類の作成に追われ疲弊していた。これらの悲鳴に似た声はほどなくモンテス商会の本店にも伝わり、規則を見直すのではなく、人員を増やすという方向で対処が図られることになった。


 「思わぬ手違いが生じました」

 王都にある豪邸の一室で官吏風の男がでっぷりした貴族風の男に頭を下げていた。

 「何か問題があったかな」

 貴族風の男はまるで学校で何かあったのかを子供に聞くように何気なく尋ねた。

 「結論は、正義と秩序の実行隊の規模が当初より随分と巨大になることです。理由といたしましては、秩序を重視した規則の施行により書類業務が大幅に増加し、そのための事務要員の増員、訓練の企画からその成果の確認まで行うための要員の確保、現場の隊員に対する生活支援・・・、正面火力の増加はなく、後方の増加が著しくなっております。これにより彼らに払う給金、施設の増設等々の費用も発生しています。まさか、こんな方向に動くとは思いもしませんでした」

 官吏風の男は申し訳なさそうに報告し、うっすらと額に浮いた汗をそっと手で拭った。

 「そうか、それでは正面火力も増やそうじゃないか。100人の給金を計算するのに、1人の給金に計算するのにかかる人、時間の100倍かかる訳はあるまい。後方の負担を考慮しつつ、正面火力を増やす。そうだな、ここまで大きくなると指揮を執る者が必要になるな。適当な人間を見繕って、その者に我々の物語の登場人物として役まわりを与えてくれ」

 「は、適任者を見つけ報告に参ります。巨大化した正義と秩序の実行隊の新たなシナリオも同時に報告しようと思っております」

 官吏風の男が深々と頭を下げると貴族風の男はうっすらと笑みを浮かべた。

 「次の幕が楽しみだよ」

 貴族風の男は出て行く男の背中を見送りながら呟いた。


 「確かに受け取った。返答は明日、この時間に伝えよう」

 王都を取り囲む四つの郷の一つ、南に位置するタルビの郷の都にそれなりの面積と地位を占めるダンマ家の屋敷の庭に建てられたテントの中でテントの主であるヨーゼン・ダンマは郷主の使いである男から書状を受け取り、にこりともせず使者を戻らせた。

 「新たな仕官か・・・」

 薄い鷲鼻に短く刈り込んだか金髪の痩せた風体のヨーゼンはそう呟くと野戦で使うテーブルの上に置いてあるナイフで封筒を開いた。

 ヨーゼン・ダンマは、代々騎士団長を輩出しているダンマ家の中にあっても武勇に拘りを人一倍持っている男であった。今年で36歳になるが、娶ることもなく、勿論、子もいない。女嫌いを公言しているだけあって浮いた話の一つない、自他ともに厳しすぎる男であった。

 現在、無役である彼が寝起きしているのは庭に建てられたテントであるが、これはダンマ家から追い出された訳ではなく、常に戦場に居るべきであり、戦いに赴く事を任務としている者が屋根の下でのうのうと眠るという事は、彼からすれば怠惰であり、許せない事であったからである。


 「郷主の名で仕官を命じれば、ダンマ家の長男と言えども動かざるを得ないでしょうね」

 官吏風の男がこの郷の郷主であるアデフ・バルケンの執務室にクッションと装飾が過度なソファに腰を降ろし、戸惑った様子を見せる郷主に他人事のように話しかけていた。

 「よりによって、あのヨーゼン、ヨーゼン・ダンマを使おうとするとは・・・、再考頂けないだろうか」

  郷主のアデフは不安を隠そうともせずに彼に訴えた。あの、男を登用することは危険すぎると彼は判断していた。

 「彼の価値観は特殊ですからね。あちこちで摩擦もあるでしょうが、今回の件はうってつけですよ。貴方が懸念しているのはゴーブ子爵のご子息の件ですか。アレは、不幸な事故ですよ。ダンマ家も彼を厄介払いできて済々としているんじゃないでしょうかね。彼に跡取りを求めることは不可能ですから」

 官吏風の男はアデフの心配を小馬鹿にしたように言うと、自らテーブルの上に会った酒をグラスに注ぎ一口すすった。


 ヨーゼンの特殊と言われる価値観が周知されたのはとある事件がきっかけとなっていた。

 ダルン・ゴーブ、タルビの郷でダンマ家とともに郷主に次ぐ権威を持った男であった。彼には歳をとってから授かった一人息子がいた。子爵にとっては目に入れても痛くない存在であり、常々溺愛していた。その溺愛は、少年を我儘な一匹の動物に仕立て上げていた。

 「父上、ぼくも剣技を披露したい」

 それは、春の良く晴れた郷の祭りの時であった。腕に覚えがある騎士団員たちが模擬戦闘を見ていた彼は、最近買ってもらい、それから常に佩いている剣に手ををかけ父親を見上げた。

 「そうだな、最近は稽古に熱を入れておるからな」

 父親であるダルンは我が子の勇ましい姿に目を細めた。しかし、彼の言う稽古もここ最近始めたばかり、稽古の相手もゴーブ家の息子にけがをさせることを恐れ、ごっこ遊びのような稽古しかしていなかった。普通ならどんな子供でも、自分の腕が遠く及ばない事を悟るものであるが、我儘な動物にはそれができなかった。

 「おい、そこの団長、お前がぼくの相手になれ」

 少年が自分の腕を披露するための小道具に選んだのはヨーゼンであった。

 「頼むぞ」

 少年の父親であるダルンはヨーゼンに声をかけた。つまり、手加減しろ、と言外に含ませて。

 「了解」

 ヨーゼンは短く答えると、すっと己の剣を抜いた。

 「抜け」

 ヨーゼンは表情も変えず、こちらを睨みつけている少年に声をかけた。彼の声に答えるように少年は剣を抜いた。

 「ーっ! 」

 ヨーゼンは少年が剣を抜いたことを確認すると、剣を構え一気に踏み込んだ。

 「あ」

 次の瞬間、悲鳴を発することもなく、少年の首は真っ青な春の空の下に舞っていた。そして、彼の首が大地に抱かれてから、彼の胴体も音をたてて大地に抱擁された。彼の母親、それを見ていた女たちが悲鳴を上げた。

 「き、き、貴様っ」

 怒ったダルンが剣を抜き、ヨーゼンを睨みつけた。

 「弱すぎる。俺に剣を向けるならさっきの一撃ぐらい受けてもらいたいものだ。しっかりと自分の息子ぐらい鍛えてから剣を持たせろ」

 ヨーゼンはダルンにそう言うと剣を納めその場から立ち去った。それからの大騒ぎはヨーゼンにとって興味も無い事であり、その日の夕方にはさっぽり忘れていたぐらいであった。

 その後、ヨーゼンはゴーブ家から訴えられたが、彼は何について訴えられているかさっぱり分からないようであった。

 「私の息子を手にかけた、その罪だ」

 裁きの場でダルンは大声を上げてヨーゼンを糾弾した。

 「息子・・・」

 ヨーゼンは首を傾げた。しらばっくれているのではなく、本当に彼は覚えていなかった。

 「被告は、祭りの日、タルビ子爵の息子、レビルノを殺害したとして訴えられている。本当に覚えていないのか」

 裁判官に強く言われて、ヨーゼンははっと気づいたような表情を浮かべた。

 「稽古をつけただけだ」

 「稽古で殺すのか」

 子爵は掴みかからん勢いでヨーゼンに向けて叫んだ。

 「私は常に全力で行動する。相手が誰であれ、それだけだ。貴方のご子息が弱かっただけ、それだけの話だ」

 その裁きは被告、原告とも主張は平行線をたどった。結局、少し家格が上だったダンマ家がゴーブ家を抑え込む形で決着がついた。勿論、ヨーゼンもお咎めなしとはいかなく、全ての役職を召し上げられ、屋敷に軟禁となった。それが今から2年前であった。

 この2年間でヨーゼンが反省したかと言えば、それは全くなかった。彼はこの2年間、庭のテントで生活しながら、ひたすら筋力を鍛え、剣を振り、兵法書を読み漁っていた。ひたすら、己を強くするために。

 ヨーゼンの価値観は一言で言えば「強いことが全て」であった。一般的に男性より肉体的に劣ると言われる女性は彼からすれば受け入れがたい惰弱な存在であり、親の庇護がなければ忽ち窮する子供は唾棄すべき存在であった。それ故、彼にとって女子供は何の価値もない存在であり、その存在が許せなかった。この性格からダンマ家の長男が家を継ぐことはないと誰もが思っていた。そして、その思いは正しかった。

 ヨーゼンが騎士団の指揮を執っていた時、騎士団は強かったが、その強さは彼の度を越えた訓練に耐えた者が団員であったからであった。

 そんな男がこれから指揮を執る集団、噂に聞くと、自らの命すら何とも思わないような連中で構成されているらしい。そんな連中の指揮をこの男が執る、どんな結果になるかは分からないが、恐ろしいことになることは確かである。とアデフは予感していた。


 「郷主となると心配性になるものですね。こう考えたらいかがです。彼をこの郷から追い出せる、と。これ以上、彼に起因する問題は生じない。貴方を悩ませる問題の一つが無くなるのですよ。ダンマ家も彼の処置に手を焼かなくてすむのですよ。ダルビの郷に問題は生じない。勘違いされているようですが、これはお願いではなく、命令です。拒否はできません。私が来たという事から、誰の命令かはご察し頂きたい」

 管理風の男は不安そうなアデフに当然の事のように言い放つと席を立ち、音もなく郷主の執務室から出て行った。


 「アイツら、寝てないんじゃねぇか」

 彗星は己にあてがわれた居室から寝間着姿で深夜になっても灯りが消えない正義と秩序の実行隊員が生活している建物を見て肩をすくめた。

 「深夜まで仕事して、早朝からトレーニングしているんだよな。良く持つもんだ」

 ここ一月ほど彼は正義と秩序の実行隊がいる建物の灯りが消えた所を見たことがなかった。

 「何の仕事があるんだか、俺には関係ないし・・・、いいか」

 彼は大欠伸を一つするとベッドに潜り込んだ。


 「助けるとか、気遣うとかそんなモノないんだな。アイツら」

 彗星は朝のトレーニングで斃れたままにされている正義と秩序の実行隊員を眺めながら呟いた。

 「彼らは、正義のために何もかも投げ出し、命すら我がものではありませんから。助けることも拒否されます。この訓練も正義に至る道のり、その途中で命を落とすことは、正義のために命を落とすと同義、彼らには誉なのでしょう」

 ハイリは寂しげな表情を浮かべて、倒れた隊員を見つめていた。

 「あの調子で、今月に入ってから3名命を失ってますよ。ランニングしているらしいんですけど、皆フラフラですよ。英雄様の直轄になれて良かったと思い知っている所ですよ」

 マテグはため息交じりに彗星に告げると肩をすくめた。

 「個人の主義主張は興味はないが、あれじゃ、組織としての力がどんどん失われていく。夜中遅くまで何をしているんだか」

 彗星は漸く回収され搬送される隊員を眺めて呟いた。その目は同情と言うより呆れの感情が多く滲んでいた。

 「日々の訓練の計画とその成果の報告、来週の訓練の計画、使用した資材、詳しい理由を書かないと必要な資材の請求もできないようで、それら等々の書類仕事だそうですよ。最近、彼らの行動を正式に律するということで、様々な規則が示されたのですが、報告する書類の数がとても多い様で、それに追われているとのことです。勿論、訓練は今までと変わることはありません。だから、寝る時間も無いそうです。このキツイ状態も彼らかすれば訓練の一つで、文句をいうモノはありません」

 「どんだけ、マゾヒストなんだよ」

 彗星は唾とともに軽蔑した言葉を吐き出した。彼の言葉を聞いてハイリが首を傾げた。

 「まぞひすと?」

 「痛み、苦しみを快楽と捉えることができる連中だよ。そいつらからすると、アイツらみたいなキツイ状態にあることは何よりもの快楽と思えるんじゃね」

 彗星は簡単に性癖の一つを説明すると退屈そうに欠伸をした。

 「マテグ、訓練の何だかんだは適当でいいぞ。物に関する書類だけは確実にしてくれよ。物がないと何も始まらないから。ものを食おうにも調味料も食器もなけりゃ、どうしようもできないから」

 「ええ、承知していますよ。そこはぬかりなく。食器ですか、エイディ様が荒れた件ですね・・・、しかし、復帰されてからは・・・、変わられましたね」

 マテグはリューカに見守られながら剣の素振りをしているエイディを見て感心したような声を出した。

 「何にも変わってないと思うぜ。首輪を嵌められただけに見えるよ」

 「以前と違い、大酒を喰らう訳でなく、訳もなく女性を殺めることもしなくなっていますよ」

 マテグは真面目に素振りをしているエイディを眺めながら彗星に言うと、

 「普通はそうだろう。アレだけ殺したら普通は首と胴体が泣き別れているぜ」

 彗星は己の首を手刀で切るようなそぶりを見せ乾いた笑い声を上げた。

 「そう言えば、彼ら、事務能力を強化するため、新たに事務要員を人員を入れるそうですよ」

 ハイリは寝不足と過労でふらふらとしながらも黙々と筋トレに励む隊員を眺めながら彗星に言った。

 「あの所帯が大きくなるのか、いい事なのか。金がかかることは間違いないけどね。ナトロのヤツ、苦労するぜ」

 彗星はナトロが四苦八苦する姿を想像してにやっと笑みを浮かべた。

 「彗星様もなかなかお人が悪いようですね」

 ハイリは口に手を当てて笑い声を上げた。そんなハイリを見て彗星はふっと笑った。

 「この場にいる連中、正義と秩序の実行隊に関わっているヤツに人が良いってのがいるのか? 」

 彗星は皮肉な笑みをたたえながらハイリとマテグを見つめた。

 「ははは、確かにそうですね。彗星様に付き従う我々は皆、脛に傷持つ身ですからね。私も、首と胴体が泣き別れていても不思議じゃない身ですから」

 マテグも彗星に釣られるように笑い声を上げた。そんな2人の様子を見ながらハイリは複雑な表情を浮かべていた。

 【正義のためなら何でも躊躇わずに犠牲にできるような者は悪い? そんな事はない、正義は全てにおいて優先されるのだから】

 ハイリは己の中のもやもやとした感情を無理やりねじ伏せ、楽しくもないのにマテグの言葉に笑みを浮かべていた。


 「荷物はこれだけでいいんですか」

 「荷物が増えれば行動が鈍くなる」

 新たな仕官先に移動することとなった日、ヨーゼンは大きなトランクを1つ持っただけで迎えの馬車に乗り込んできた。

 「挨拶も雑談もいらない、無駄だ、さっさと出せ」

 ヨーゼンは御者に告げると固い座席に深く腰を降ろし、腕を組んで目を閉じた。

 「任地の説明などは・・・」

 共に馬車に乗り込んだ案内役の男がおずおずとヨーゼンに話しかけてきた。

 「お前の言葉で下手な先入主は持ちたくない、俺がこの目で見て判断する。余計な事はするな。それと、その口、開くな、五月蠅い」

 ヨーゼンは迎えの男に告げると目を閉じたまま眉間にしわを寄せ、何かを考え出したようであった。

 【身なりは野戦用、荷物もないに等しい、お付きもいない。本当にこの人はダンマ家の長子なのか】

 石像のように何も言わず身じろぎもしないヨーゼンを眺めながら彼はこの任務が思いのほかストレスが高いことになることを予想してウンザリとした表情になった。

 

組織が大きくなると、官僚化がすすみ硬直していきますが、ここでは官僚化してから大きくなっていくようです。正義と秩序の実行隊自体が融通が利かない硬直した組織ですので、これはこれで問題がないのでは、と思っています。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございます。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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