表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第18章 事変
259/342

241 断れない勧誘

寒くなり、雪もきつくなってきていますが、足元には十分注意ですね。

数年前に滑ってこけて、地球にニーキックを喰らわして以来足の調子が今一ですが、

外出ができない時の暇つぶしになれば幸いです。

 「痛っ」

 彼女は全身を襲う痛みにうめき声を上げながらも、身体が正常に動くかを確かめようと身じろぎをしようとした。

 「ーっ!」

 身体は彼女の身体の駆動系に関する部分が深刻なダメージを受けていることを激痛という信号で報せ、その報せを彼女は涙を流しながら確認した。

 「・・・」

 彼女は目が動く範囲で辺りを探った。もう夜なのであろうか、周りは真っ暗であった。どんなに目を凝らしても窓から忍び込む星明りすら捉えることができなかった。

 「・・・」

 目からの痛みは感じられないが、自分の視覚系が深刻なダメージを受けていると判断した彼女はすーっと心の中に冷たいモノが流れ込んでくるのを感じた。自分にこの状態から抜け出す術が何も無い事、誰も彼女を救助に来ない事、そして、ここで命を無くそうが、犯罪奴隷として使い潰されようが誰も気にしない事を彼女は長くない人生を振り返り、形容しようのない虚無感と孤独感が彼女を飲み込んできた。


 「・・・気が付いたようじゃな」

 いきなり耳に入った言葉に、本能的に身じろぎしようとするが激痛と言う枷が彼女にそれを許さず、彼女ができたのは、堪えた涙で水増しし、プライドの瓦礫で底上げした気力を全て使い切った皮肉な笑みであった。しかし、それは残念な事に彼女の顔面にまかれた包帯により誰の目にも触れることはなかった。

 「彼女は、聞こえているのかい? 」

 「眠った振りをしておるが、さっき、呻いておったからのう、気づいておるはずじゃ。耳と喉、歯を含めて口には異常はないからの」

 彼女はしゃがれたような声と軽い感じを漂わせている初老の男と思しき声を耳にしてこれから何が為されるのかを想像した。

 【捉えられた刺客が受けることと言えば、しかもそれが女だったら・・・】

 彼女は己が身が恐怖と言う名の立て坑に投げ落とされるのを感じ、絶望とは何かを言葉だけではなく、実感をもって言葉の意味を理解した。

 「心配せんでも、女の機能も異常はないぞ。心配せんでも病気も持っておらん」

 彼女は、しゃがれた声が彼女の絶望を実感から体感に移行することを宣言したように感じ思わずうめき声を漏らした。

 「言うた通りじゃろ」

 しゃがれた声が彼女のうめき声を面白がるようにもう一人の人物に語りかけていた。

 「そうかい、それは楽しみだね。今は残念な事になっているが、元々はそれなりの上玉のようだし」

 「そうじゃろ。なかなか使い勝手が良い駒になるぞ」

 「ああ、楽しみだよ」

 まるで、彼女のこれからを決定したような会話が彼女の意向を無視してなされ、声の主たちは何事かを話し合いながら部屋から出て行った。

 【人の事を勝手に・・・、それでもすぐに殺されることはないみたいだけど。あの館の侍女って、全く殺意を出さずにあの踏み込みと確実に潰す投げ、それに主婦みたいなのが、なんであそこまで鋭いのよ。強さを見誤ったのが運のツキかな・・・、それ以前に・・・】

 彼女は闇の中で長くはない人生を振り返っていた。どこで躓いたのか、どこで道を誤ったのか痛みに苛まれながら思い出していた。


 彼女は元々、刺客を生業とするような環境で生まれ育ったわけではなかった。大店で働く真面目な両親の元、活発すぎるぐらいの幼少期を送っていた。そのまま行けば、その大店か、別の大店に奉公に行き、自らその場所で地位を築くか、独立するか、良き伴侶を見つけ家庭を持つかの道が見えていた。しかし、彼女がそれらの道を進むことはなかった。

 人生において、少なからず予期せぬアクシデントが発生するもので、たまたま落とし物を手にしたらそれが女性の下着でその場で下着ドロボーの名誉を授けられるなどがある。彼女の場合、下着は直接関係しなかったが、手にしたモノが道端に落ちていた紅葉の柄が施された財布であった。運が良いのか悪いのか、それを見た者は誰もおらず、彼女は齢、15にして身に余る大金を手に入れることになった。彼女は本能的に手にした金が危険なモノだと悟り、このことを両親に話した。

 「運がまわってきた」

 彼女の両親はその大金に目がくらんでしまった。このいきなり転がり込んだ大金は彼女の両親の中にあった野望という種に水と肥料を与えることになった。

 「ここは、勝負に出る時っ! 」

 芽吹いた野望は無謀に繋がるのにそんなに時間を要しなかった。彼女の両親は娘が拾った大金、と言っても彼らレベルの金額で、自ら商売を立ち上げた。商売は当初、両親の数少ない美徳の一つである真面目と誠実ににより軌道に乗り、それなりの稼ぎを得るぐらいになっていた。身に余る金を手に入れた結果、彼女の両親はその数少ない美徳を手放すことになった。父親は早速己の娘程度の年齢でやたらと維持費がかかる女を囲い、母親は旅芸人への貢ぎ物と買い物に明け暮れる生活になった。そこで彼女が彼らの生活を軌道修正で切れば良かったのであるが、彼女もそれなりの奔放な生活に溺れていた。

 「拾ったモノ、返してくれませんかね」

 そんな時、身なりが立派な年齢不詳の商人風の男が彼らの店を訪れ、ニコニコしながら彼らに話しかけた。

 「え、何のことですか? 」

 当然のように彼らはとぼけることに徹しようとしたが、相手がそれを許さなかった。

 「お嬢さん、あの財布、紅葉の柄が綺麗だったでしょ。人の物を勝手に使いこむなんて、随分とふざけた事をして頂いたモノです」

 その男はにやっと笑いかけた。その笑顔は彼らの生殺与奪は既に握っていることを暗に仄めかしていた。彼女の両親はその言葉に顔色を失うと彼を応接間に案内し、娘を呼び寄せた。

 「・・・お金は返します」

 彼女の両親は既にあの時に手に入れた金がはした金に思われるほど金を手にしていた。あの時の金を返す、それに少し色を付ければ相手が納得すると思っていた。

 「随分と舐めたことを言ってくれますねー。落とした財布を我が物にした罪を償ってもらいたいものです。私が落とした金額からすると、少なくともあなた方ご家族一行で牢屋に行ってもらう事になるでしょうね。それ以前に血の気の多い連中が何をしでかすか・・・。で、あなた方は如何様な誠意を私に見せて頂けますかねー」

 身なりの良い男は笑顔を崩さず、遠回しに「落とし前つけろ」と告げてきた。

 「そ、そうだ。娘が財布を拾ったなんて証拠はどこにもない。これは言いがかりだ」

 人は追い詰められた時、何かが閃くことがある。それが、良い結果を招くとは限らないが、彼の場合もそうであった。

 「・・・ふざけるなっ」

 男が一括して立ち上がると、ソファーに腰かけた彼女の父親の太ももにナイフを深々とためらいもなく突き立てた。

 「どうも下手に出ていたのが良くなかったようですね。私たちはあなた方の娘さんが何をしでかしたか、しっかり押さえているんですよ。彼女がそのまま衛士たちに届け出すれば、お礼をしてそのまま終わらせるつもりでしたが、ここまでふざけた事をしてくれるとねー。悪い行いには悪い結果が付いて来る、習いませんでしたか」

 彼は悲鳴を上げようとした彼女の母親の口をさっと押え、殺気のこもった目で彼女を睨みつけた。その視線に彼女は金縛りにあったように身動きが取れなくなった。

 苦痛に顔をしかめ足を抱える父親に彼はにこやかな視線を向けた。

 「私も悪魔ではありません。あのお金はあなた方に貸したことにしましょう。で、貸したモノなら返してもらうのが筋ですよね。で、これが証文ですよ。私としたことがうっかりしていましたよ。あなた方のサインがぬけていましたねー」

 彼はそう言うと足を押さえている彼女の父親の手を取って証文の上に押さえつけた。

 「サインの問題はコレで解決です。さて、返却のことについてですが・・・」

 この男は裏と呼ばれる世界のあちこちに顔が知られているようで、一介の成り上がり商人が太刀打ちできる相手ではなく、彼らの店は経営権を乗っ取られ、彼女の両親は雇われ店長としてブラックな環境で働くことを余儀なくされた。そして、この問題の発端となった彼女は、両親から問題を持ち込んだ厄介者と認識され、その男に半ば売られるように身柄を預けられた。

 「貴女は見た目は良いですから、身体を売ると随分儲けられそうですが、それも僅かの間。それより・・・」

 その男の駒の一つとして彼女は訓練を受け、押し込み強盗の手引き、ハニートラップ、そして刺客として働くことになり、そして現在に至っている。

 【救助は来ないよね。良くて口封じか・・・】

 彼女は絶望を味わいながら、あの財布の件を両親に言わず、そのままあの男が言ったように衛士に渡していればと後悔していた。


 「あの娘を始末するんだろ。それは、ちょいと勿体ないぜ」

 診療所に入り込もうとしている黒装束の男にいきなり背後から声がかかった。

 「っ」

 その男は確認もせず声のした方向にナイフを飛ばしてきた。

 「その手の挨拶は、感じ悪いぞ」

 暗がりから再び声がした、侵入者がその声を確認する前に彼は自分のふくらはぎに激烈な痛みを感じ思わず屈みこんだ。彼が自分の足を確認すると先ほど投げたナイフがそのまま深く突き刺さっていた。

 「人の話を聞かないから、痛い目に遭うんだぜ。俺には敵意はない。証拠か、そうだな、そのナイフ、お前さんの首に突き刺すこともできたってことで理解してもらえるかい」

 暗がりからフラフラと飲み屋帰りみたいな足取りで出てきたのは黒いコートを羽織ったロクであった。

 「その足じゃ逃げることもできないだろ。この場で死ぬのならそれも構わないが、その前に話ぐらいは聞けるだろ」

 ロクは蹲る黒装束の横にしゃがみ込み、有無を言わせずその覆面をはぎ取った。覆面の下から出てきた顔は、どこにでもいるようなあんちゃんであり、ロクも少しは見た顔であった。

 「お前か、すると、あのお方ね。じゃ、そのお方に伝えてくれないか。彼女はご隠居様が預かるって、これ以上手出しするなら、対価が必要になるってね。使い走りのお前さんには理解できないかもしれないが、このまま伝えてくれ。もし、お前さんが間違えたら、お前さんの所の大将から、うちのご隠居様からもキツイお仕置きがあると思ってくれ」

 ロクが道端で駄弁るかのように軽く、そして重い内容のことばを投げかけた。

 「わ、分かった。伝える」

 「よろしい。じゃ、後は頼むぜ。これ使いな。ここの診療所の傷薬と包帯だ。結構効くぜ」

 へたり込む男にロクは懐から包みを出すと彼に手渡し、彼が包みに一瞬視線を移し、再び視線を戻した時、そこにロクの姿はなかった。

 「助かった・・・」

 あのまま戦っていたならば、確実に自分はこの世に存在しないことを彼は悟って安堵のため息をついた。


 「アンタも割の合わない仕事を請けたもんだねー」

 ベッドの上で痛みと言う枷にはめられた刺客だった女性に艶のある声がかかった。この声は、自分に頭突きを喰らわしたヤツとも、固い床の上に思いっきり投げつけたヤツとも、背後から襲ったにもかかわらず拳と投げ技を見せつけてくれたヤツとも違っていた。しかし、彼女はこの声の主が自分を痛めつけた彼女らと同じく危険な存在である直感で判断していた。

 「聞こえてんだろ、だったら良く聞きな。アンタの命は今、とあるお方の掌の上にある。もし、そのお方の掌の上から逃げたきゃ、止めはしないよ。その代わり、覚悟を決めてからやりなよ。あのお方を悲しませるようなことをしやがったら、あたしゃ、アンタに何をしでかすか・・・、その時にならなきゃ分からいね」

 彼女は、その言葉を聞いて、今、自分がとんでもない渦の中に巻き込まれたことを悟った。

 「・・・私は「呼び鈴」のマイサ、「辣腕」のホワー様の駒の一つ。ホワー様に楯突くことがどうなることかご存知だと思いますが」

 マイサはこれ以上だんまりを決め込んでいても、最終的には全て吐かされだろうと予測し、己の名前と役割を口にした。今、自分を尋問しているヤツがその世界のことを知っているならば、ホワーの名前を聞いた途端に態度を変えるだろうと、それが少しは自分に有利に働くだろうと彼女はそこに一縷の望みをかけていた。

 「ふーん、ホワーね。いつの間にか偉くなったもんだよ。アタシはナナってんだ。今は去るお方のために命を捧げた身さ。言っとくよ。アンタの命がのっかっている掌の持ち主はそれ以上の存在さね。あのお方に逆らったら、このケフで二度とお日様もお月様も拝めなくなるよ」

 ナナはマイサが口にしたケフの裏の大物ホワーの名を聞いても動揺しなかった。それどころか、彼よりスゴイ人に仕えていることを仄めかし、太陽も月も拝めない、つまり表の世界にも裏の世界にも存在することが不可能となる言葉を口にしたナナにマイサは得体のしれない存在の手中に落ちたことを悟った。

 「アンタが回復するまでは、アンタの命は保証するよ。それが、あのお方の命令だからね。今のうちに腹を括っておきなよ」

 マイサはナナの言葉に悼む首で頷いていた。


 「君の所にけが人が出たって聞いてね。早速、お見舞いに来たわけだよ」

 診療所に賊が侵入しようとした翌日、背後に禿頭の大男を従えたご隠居様の姿がケフの都でも金持ちが済むと言われている一角の屋敷の中にあった。

 「そんなことのためにここにお越しになったわけではないでしょう」

 ご隠居様に対峙しているのは穏やかな表情と語り口の年齢不詳の男、ホワーであった。

 「そうかな。彼女の雇い主は君だろ? 事が事だったモノだからね。結構な大ケガさ。昨夜の彼にもお見舞いを申し上げるよ」

 「お見舞いの言葉、感謝いたします。それで、本日のご用件は? 」

 ホワーはご隠居様にお茶薦めると、ソファーに身を預けると、決して笑うことの無い目で穏やかにご隠居様を見つめた。

 「最近、館が襲われてね。まさかとは思うが、僕たちのことを良く思わない人がいるようでさ。君なら、そんな事を企むヤツを知っているかと思ってね」

 ご隠居様は差し出されたカップを手にするとそれに口をつけた。

 「そんなヤツがいるとすれば、随分とふざけたヤツですね。私の想像ですが、そのふざけたヤツは、ただ、駒を貸してもらいたいとしか聞いていなかった、仕事の内容まで聞いていなかったんじゃないですかね」

 ホワーは他人事のように言ってのけ、自らもお茶一口飲み込んだ。

 「僕としても、そうであることを祈っているよ。それとね、1人、生き残ったのがいるんだが、これは僕の好きにしても誰も文句は言わないよね」

 「そんな事を言う奴はいないでしょうね。自ら首を絞めるようなものですよ」

 「そうだね。そんなふざけたヤツはそれ相当の目に遭ってもらうつもりだよ」

 ご隠居様はお茶飲み干すとそのまま立ち上がった。

 「僕はね、笑えない冗談が嫌いなんだよね。笑えない事には洒落にならないことで応じるって、その人に伝えておいてくれるかな」

 ご隠居様振り返りもせず、彼に背中を向けてそのまま部屋から出て行った。

 「マイサが関わった仕事を請けた者を今すぐ呼びなさい」

 ご隠居様が屋敷から出たことを確認すると、ホワーは大声を上げた。

 「ケフで生きていくために必要な事を教育しないといけないようです。よりによって、あの方に喧嘩を売るようなことになるとは・・・」

 ホワーは今更になって背中に冷たい汗が流れるのを感じていた。


 「お目覚めかね」

 病室で目を覚ましたマイサにご隠居様が話しかけた。

 「レディの寝起きを急襲する無礼は許してくれ。さて、目はどうかな」

 病室には穏やかな朝日が射し込んでいた。そんな中、マイサはゆっくり目を開けた。

 「あ、目が、見える? 」

 視覚を失ったと思っていた彼女にとっては嬉しすぎる誤算であった。

 「目はね、妙な気を起こさせないためにちょっと仕組んだんだよ」

 痛みに堪えて持ち上げた自分の手を見てマイサは涙ぐんでいた。

 「あ、貴方は・・・」

 目が見える事の感動に暫くしたったマイサであったが、漸くベッドの横の椅子に腰かけてにこやかに彼女を見つめているご隠居様に気付いた。

 「僕は、ボルロ・ビケット、前の郷主さ。今は、ご隠居と呼ばれている。君も気安くご隠居と呼んでくれ」

 「え、前郷主様・・・」

 「堅苦しいのは嫌いでね。ご隠居で良いよ。悪いけど君の命は僕が預かった。ホワーの事は気にしなくていいよ。僕が話を付けてきた。まずは身体を治してくれ、それからは訓練、それが済んだら仕事をしてもらうよ。訓練に関しては、黒狼、鉄の壁両騎士団の団員も音を上げたぐらいだがね」

 ご隠居様が気軽に話す、決して軽くない内容に彼女は生き残ったことを少し後悔しだした。

 「君も運が悪かったね。君に頭突きを喰らわし、投げつけたのはあの剣精様の孫弟子、そして君を思いっきり殴って投げつけたのは、宵闇だ。これから、彼女らの域に少しでも近づいてもらうつもりだ」

 「・・・このお館って・・・、私はイヌになればいいわけですね」

 「イヌね。今と大して変わらないだろ。飼い主が変わるだけさ。このお館の事は、おいおい分かることさ。アタシは、アンタが動けるようなるまで世話をさせてもらうナナさ。アタシもアンタと同じ、ご隠居様に命を預けた者さ。決して悪い事にはならないよ、キツイけどね」

 ご隠居様とナナの言葉にマイサは頷くことしかできなかった。

 【私に戦闘員になれってことなのかしら・・・】

 マイサは、痛み以外に新たに不安が身体を苛み始めたことに気付いた。

ご隠居様があらたに手駒を手に入れるお話になりました。

マイサ嬢はこれから、ご隠居様の手駒としてこき使われることになるでしょう。

その前に、エルマから地獄のしごきを受けることになりますが。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ