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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第18章 事変
254/342

236 お誘い

寒くなり、雪も積もるような状態になってまいりました。

ホワイトクルシミマスになる予感がしております。

 「・・・結局生き残ったのは彼女1人か」

 ご隠居様は診療所のベッドの上に横たわる顔面包帯だらけの真人の女を確認すると、警備隊長のエリグに苦笑しながら確認した。

 「真に面目ございません。馬車で突入した賊の命は随分と安い様で投降の呼びかけにも応えず、全員討ち死にを選びました。侵入者は、侍女の方たちの活躍で・・・、ルーカ嬢とタミー嬢が対処されたこの者のみが・・・、と言っても未だに意識を取り戻しませんが・・・、私にもう少し力があれば、生きて捕らえらることができましたのに、診療所にも配慮すべきでしたのに、レイシー殿でしたから事なきを得ましたが、誠に申し訳ありません。警備の任、お解き頂きたく存じております」

 エリグはご隠居様に深々と首を垂れた。

 「ふん、面白いことを言うね。君らの第一の任務はお館を護ること、今回の襲撃で君ら警備員を含め、誰も死んでいない。それ以前に、ビケット家の者は誰も怪我すらしていない。見事に責を果たしているじゃないか。どこに君を解雇したり、責を問う理由があるんだい。逆に、褒賞を出すぐらいだよ。レイシーの件は、敵が見事だった、と言うか、探りを入れるためだったのだろうね。この館の造りから推測してね。だから1人で襲撃したんだろうね。もう少し調べて、あそこに宵闇が居ることを知っていたなら、そんな事はしでかさないよ」

 ご隠居様は項垂れるエリグの肩をポンと叩いて笑顔を見せ、彼に見事であると褒めた。

 「ジングル医師、ハンレイ医師がおられなかったので、彼女の手当ては街の医師ショウセン殿に頼みました。彼は非常に信頼できる、立派な人物です」

 「ごちゃごちゃ何をぬかしている。患者が目を覚ますだろうがっ。今は薬で眠らせている。鼻の骨以外は打ち身があちこちぐらいだ。鼻は形は整えておいたぞ。コイツが何者であれ、若い女だからな。話があるなら、患者のいないところでやってくれ」

 エリグがショウセンを紹介しようとする前に彼は病室に踏み込んできて、ご隠居様たちに出て行くように低い声でご隠居様たちを病室から追い出した。

 「これは、すまないね」

 「ショウセン殿、ご隠居様に対して失礼ではないか」

 すごい剣幕でご隠居様たちを押し出そうとする真人の老人に2人はなされるままに病室から追い出された。

 「あのやせた身体のどこにあんな力があるんだ」

 鼻先でビシャリと絞められたドアを目の前ににしてご隠居様は驚いたような呆れたような声を出した。

 「ショウセン先生は、ここに来て頂きたいぐらいの良い腕だって、うちの人が常々言っているぐらいのお医者様ですよ」

 互いに顔を見合わせて苦笑するご隠居様とエリグにお茶を差し出しながらレイシーが彼が優れ大使であることを説明した。

 「貧しい人からは決して診察費、治療費を受け取らない。相手がだれであれ、媚びることなどせず、態度を変えない。気に入らない相手であれば、どれだけお金を積まれても動かない、一本筋が通った人ですよ」

 「あ、すまないね。なかなかの人物だね。噂では耳にしていたが。レイシーやジングルが言うなら間違えないってことだね。彼女が目を覚まして、話ができるようになったら報せてくれないかい。彼女への尋問をしなくちゃならないからね。エリグ、任せたよ」

 レイシーから差し出されたお茶をすすりながらご隠居様はエリグを見た。

 「お任せください、どのような手を使いましても・・・」

 「折角治した患者を壊すことは許さんぞ」

 エリグがご隠居様の命令に応えるのと同時に病室からドスが効いた低い声が響いていた。

 「エリグ、物理的な手法は避けた方が良いみたいだ」

 「エルマ様のお言葉にあるように心をへし折って吐かせるしかありませんね。共通言語は使用できませんが」

 エリグが少し困ったような表情を壁たのを見たご隠居様は小さくため息をついた。

 「ついでに、女性の尊厳を辱めるようなことも避けてもらいたいね」

 「まさか、そこまでは毛頭する気はありませんよ」

 「君の魅力で惚れさせるのもいいかも知れないね。奥さんがもう一人増えても問題はないよね」

 どうやって情報を吐かすかを考えていたエリグはご隠居様の言葉に苦笑で応えることにした。


 「さーて、前菜は平らげた。次は主菜だな」

 ボーユの部隊を撃破したお館様は、脇に控えたネアに語りかけた。

 「メインディッシュは出前ですね。注文方法を考えていたのですが・・・」

 ネアがお館様にバルンを誘い出す方法を説明しようとした時、お館様の前に黒い影が走り込んできた。

 「お館様、我が騎士団の損耗でありますが。鉄の壁騎士団、黒狼騎士団とも死人はおりません。黒狼騎士団の者が1名、名は、「車輪」のアープ、この者が手を斬り落とされております。かれは、ジングル、ハンレイ両医師の手当てで命に別状はありません。それ以外はかすり傷程度です」

 お館様の前に跪いて黒狼騎士団長のガングは騎士団の損耗状況を報告した。勝利はしたモノの、その表情は決して晴れていなかった。

 「手を失った者、アープには、手厚い補償をしてやらなくてはな。治療費、当面の生活費・・・、彼に家族は」

 お館様は表情を表さずガングに尋ねた。

 「妻と幼子が2人。復職はもたず、常任の騎士団員です。しかし、ヤツは手を失っても戦う気力は失っておりません。レイシーも隻脚でありながら、現役からひきましたが、まだまだ戦えることを口にしておりました。剣精様も目が見えないのに恐ろしく強い、自分は手を失ったが、旨い手を必ず見つけると言っておりました」

 ガングが少し困ったような表情で告げるとお館様は口元に少し笑みを浮かべた。

 「面白いことを言う男だな。彼の望みを聞いてやれ、そこまでガッツのある男だ。彼の言う旨い手を見つけるだろう。凄腕になるかもしれんな」

 「頼もしい人ですね」

 ガングの言葉を聞いていたネアもアープと言う男の奮起にいつ間にか期待していた。

 「奴なら、やらかすでしょう」

 痛みを堪えながらも軽口を叩くアープを思い出しながらガングはきっぱりと言い切った。

 「お館様、アープさんの手の仇をとるためにも、あのバルンを呼び寄せる方法なのですが」

 ネアはお館様を見上げておずおずと口を開いた。

 「彼には完全にケフが陥落したものだと思ってもらいます。そこで・・・」

 ネアの言葉を聞いたお館様はニヤリ笑みを浮かべた。

 「ケフの都は陥落したものの、他の町や村に残る騎士団の残党が挙兵しようとしている、無駄な血を互いに流さないために、彼らの目前で俺がバルンに郷を禅譲して事態を納めたい、そしてケフの郷主一族のみが所有を許されていた武具を彼に譲る。代わりに俺たちの命の保証をしてくれと命乞いをする書状をヤツに渡して誘い出す。だろ? 」

 お館様はネアの言葉を続けると楽しそうに彼女を見つめた。

 「そして、誘い出したバルンの行列を両側から潜んでいた俺たちが襲うって手筈だな」

 お館様の言葉に続いてガングもその後の事を口にしてニヤッと笑った。

 「仰られるとおりです。その書状ですが、私が持って行こうと思います。ケフにはもうこのような外交的な仕事をする者すらおらず、使用人も侍女見習い程度しか残っていないと思わせるために」

 自分の考えを先読みされたようでネアは少々つまらない気分になっていたが、これは誰も考えていないだろとばかりに自分がバルンの下に向かう事を彼らに告げた。

 「危険だ、お前に何かあれば、どれだけの者が悲しむと思っている」

 「パルもお前の事を気にしていたからな。これ以上、アレが落ち込む姿は見たくない」

 お館様も騎士団長もネアの申し出を即座に却下したが、ネアにはそれも織り込み済みであった。

 「もし、大人が行けば、彼らは何だかんだと聞いて来るでしょう。でも、子供が行けば、正しく子供の使い。なんだかんだ尋ねられても、知らない、分からないでかわせるでしょ。人質にするにも侍女見習いの価値なんて、その家族にしかありませんよ」

 ネアがお館様たちの言葉に対して、自論を展開し、彼らを説得しようとした。

 「お館様の書状をバルンの手の者に持たせることはできません。と、言って騎士団の人やお館の偉い人に行ってもらうと人質としての価値が高くなります。下働きの大人なら、先ほど申したように細かな事を聞いて来るでしょう。人質にする価値がなく細かな事を聞いても知らない、子供が良いんですよ。普通の子供なら危険すぎますが、私なら・・・、でしょ? 」

 そう言ってにこりとして見せるネアの表情は子供そのものであったが、その可愛らしい口から吐き出される言葉は子供らしからぬモノであった。

 「普通の子どもか・・・」

 「普通の子どもだったらな・・・」

 お館様とガングはため息をついて、ネアを見つめ、彼女の決心を覆すことはできないと悟ってため息をついた。

 「モーガとレヒテにどう説明するか、頭が痛いな」

 「もし、ネアに何かあれば、私もパルになんと言われるか・・・」

 お館様とガングは最悪の事態を想定して互いに顔を見合わせていた。ネアの言う事はもっとももなのであるが、これが知られた暁にはどう言い訳するか、もしネアに万が一があればどうなるかを想像すると彼らの背中に冷たい汗が流れるのであった。

 「大の男がなにを下らんことで悩んでおる」

 2人のやり取りを耳にしていたラールは杖をつきながら彼らの元に歩み寄り彼らの方向に顔を向けた。

 「お主らが言葉にせんが女房の尻に敷かれているのは目が利かんでも分かるわ。儂がネアと共に行くぞ。子供だけでは不安、だから大人を付けた。しかし、お館の中で動ける大人は盲いた女しかおらんと言う状態でよかろう。子供と目の利かん者、どちらも女で穢れの民、身分も低い、どこに価値がある。いざとなれば、ヤヅの騎士団相手に大暴れじゃ。どうじゃ、この手で行かんか」

 悩んでいる2人にラールはこれなら問題あるまいとばかりにニヤリと笑みを浮かべた。

 「そうでしたら、移動は馬車を用意して頂ければ、我らが御者を引き受けます。我らも元はヤヅの民、しかも道案内で雇われておりましたから、関で疑われることもないと思います。勿論、ケフには用が済み次第戻ってまいります」

 ヨグサとハービア親子はお館様の前で跪き、ネアたちの送迎役を買って出た。

 「よし、分かった。書状をこれからしたためる。書状ができ次第出発してくれ。館に戻るぞ。お前たちは大仕事の前にゆっくりと休んで英気を養ってくれ」

 何かを吹っ切ったようにお館様はネアたちに告げると、そっと小さなため息をついた。


 「ケフのお館様より火急の用件です。お通しください。お館様からバルン様への書状を預かっております。お通しください」

 「兎に角、急いでおります。お願いいたします。お通しください」

 タカノ沢での騒動があった次の日の昼過ぎ、ヤヅの閉ざされた関の前でネアとラールは大きな声を張り上げた。その声に訝しそうに関につめている騎士がのぞき穴からネアたちを見つめた。

 「何用か? 」

 「ケフのお館様より、書状を預かっております。火急にバルン様にお渡しするよう命じられております」

 ネアとラールを視認した騎士は彼女らに危険がないと判断し関の門を開けた。

 「我らは、ボーユ様より道案内を任された森の民でございます。この者たちを送り届けるように命じられました」

 ヨグサは鑑札を見せ、関の騎士に頭を下げた。

 「バルン様に用件か。ならばお館に向かえ。通って良し。2名見張りを付ける。お前とお前、この者たちが妙な動きをしないか見張って置け。妙な事をしたら斬り捨てて構わん」

 騎士は若そうな騎士たちにネアたちの見張りを物騒な任務付きで命じた。

 「子供と盲いた女に対して、随分と厳しいことですね」

 関の騎士はラールの皮肉じみた言葉を聞き流すと、彼女らにさっさとバルンの下に行くように急かした。

 「さっさと動け。俺たちはお前らごときに付き合っていられるほど暇ではない」

 見張りを命じられた若い騎士はつまらなそうにネアたちに言うと1人は馬車の前、もう1人は馬車の後を馬で挟むようにしてヤヅの都に向けて進みだした。


 「いつまで待たせるのじゃ」

 バルンの館についたネアたちは、倉庫と見間違えるような冷えた粗末な部屋に通された。館に着いた時には日もとっくに沈み暗くなっていた。そこからこの部屋に通されたのであるが、眠ろうにも寒く、お情け程度に供されるお茶は冷たく、お茶菓子も湿気たようなクッキーで彼女らは酷く冷遇されているように感じていた。その事にラールは少々ご機嫌が斜めになっていた。

 「使いの者が子供と目の利かぬ者と馬鹿にしおって・・・」

 「せめて毛布ぐらいあってもよさそうなモノなのに」

 ハービアは天然の毛皮であるネアをぎゅっと抱きしめて暖をとろうとしていた。

 「こう寒くちゃ、風邪をひいてしまうぞ」

 ヨグサがぶるっと見ブルさせた時、扉が開かれ館の使用人らしき男が布のようなモノを入ってきた。

 「これで寒さを防ぐいい。バルン様からのお情けである」

 その男は投げるように手にした布をネアたちに渡してきた。

 「毛布か・・・」

 投げつけられた布を手にしたラールが首を傾げた。それは毛布と言うには毛が擦り切れたただの厚手の布と化したモノであった。

 「無いよりマシですよ」

 ネアは毛布であっただろう布を早速身に巻き付けた。手渡された毛布は随分と草臥れていたが、ちゃんと洗濯してあるようで妙な匂いも汚れも見当たらなかった。

 「最低限の礼儀は心得ておるようじゃな」

 ラールは布の臭いを嗅いで確認するとさっとそれを身に巻き付けた。

 「この様子だと、朝になりそうですね。ひと眠りします」

 ネアはそう言うと固いソファに深く腰を降ろして目を閉じた。

 「ネアちゃん、一緒に寝ようよ」

 ハービアはネアの横にぴったりと身を寄せると毛布だった布にネアと一緒になってくるまった。

 「お主、儂と共にくるまるか。儂はエルフじゃからのう、身体は若い娘と変わらぬぞ」

 毛布を身に纏って寒そうにしているヨグサにラールがからかうように言葉をかけた。

 「わ、私には、愛する女房がおりますので」

 ヨグサが自分の言葉にあたふたしているのをラールは楽しそうに感じていた。

 「やはりな、会ったことはないが、良き夫を見つけたのじゃな・・・」

 ラールはヨグサの妻の事を想像しながら毛布だった布に身を包んで身体をソファに預けた。

 

 「バルン様がお前たちとお会いになられる、さっさと準備しろ」

 館の使用人からネアたちに声がかかったのはお日様がそろそろ昼食の時間を告げるぐらいに上がった時であった。ネアたちは豪華に見える廊下を歩かされ、王都好みのゴテゴテとした装飾が施された扉の前に案内された。

 「ケフの郷主より書状を預かってきたと聞いた。書状をよこせ」

 部屋に入ると、扉と負けずとも劣らないゴテゴテと装飾された机についたバルンが勿体ぶってネアたちに声をかけた。

 「こちらでございます」

 ネアはエプロンのポケットからビケットの紋で封印された書状をバルンに両手で差し出した。それをバルンはひったくるように手にすると、ペーパーナイフも使わず乱暴に封を開け書状を取り出し、手でネアにさがるうように命じると症状をじっと読みだした。

 「成程、お前たちのようなモノしかもう残っておらぬのか。騎士団は討ち死にするか、逃げ出すかで、既におらず。使用人は逃げ出したか。残っているのは怪我で不具になった者と死体か・・・、ふふふ。おい、ここにある郷主であることを証明する武具とはなんだ」

 バルンは下がらせたネアにキツイ口調で尋ねた。

 「わ、私はその書状をバルン様にお渡しするようにと命じられただけですので、そこまでは分かりません」

 ネアは子供らしく、バルンの質問に分からないで答えた。それを聞いたバルンは軽くため息をついてラールを見た。

 「そこのエルフ族の女、お前は知っているのか」

 バルンはネアの横に立っている杖をつき、目に布を巻いたラールを睨みつけた。

 「武具でございますか。鎧で動かれる音は聞いたことがございますが、その鎧がどの様な鎧かは存じません」

 ラールの答えもバルンを満足させるには程遠いモノであった。

 「俺の目で確かめるしかないのか。ボーユもその武具には手を出していないようだからな。よし、明後日、俺が足を運んでやる。それを伝えろ。ビケットの家の者、女房に娘のこれから先は俺の気分次第だとな。さ、さっさと戻って、お前らの主人に伝えろ。俺が態々出向いてやることに感謝しろとな。ここに明後日に行ってやると書いた。これを見せて準備させろ」

 バルンはそこまで言うと、メモ用紙に「明後日、昼」と書いてネアに投げつけるように渡すと、手でネアたちを追い払うような仕草をしてみせた。

 「では、失礼いたします」

 ネアはムカつきを押し殺し、恭しく頭を下げるとさっさと部屋から退出した。

 「早速、馬車を準備してきます。足元に気をつけて来てください。ネア、ラールさんの案内をしておくれ」

 ヨグサはラールの手を引くネアに伝えると足早に厩舎に向かって行った。

 「ムカつくヤツじゃ」

 辺りに人の気配が無い事を確認するとラールは小さな声でネアにムカついていることを告げた。

 「私も、同じです。こんな場でなければ、ぶん殴ってました」

 ネアもむすっとした表情でラールに応えた。それからちょっと黒い笑みを浮かべた。

 「それも明後日までです」

 表情は分からずともネアの声質から彼女の表情を察したラールはネアと同じように黒い笑みを浮かべた。

 「今から、ヤツの命乞いの声が楽しみじゃ」

バルンを誘い出す舞台は準備されました。後は彼がその舞台に上がるのを待つだけですが、お話なので上がることになるでしょう。

天地を揺るがすような戦いもなく、地味に血が流れていますが、これがこの世界での戦いです。

凶悪な魔法と摩訶不思議な能力による激突がないのは仕様ですのでご安心ください。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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