229 ケフを目指して
いきなり寒くなってきたように感じています。
布団から出るのも辛くなってきたような気がします。
このお話が、布団の中でゴロゴロしている時の暇つぶしなれば幸いです。
「は、人質たちは・・・」
キリーンに強かに殴られた隊長が目を覚ましたのは、事が全て終わった後であった。それは、彼の短慮が引き起こした騒動で怪我をしたり、命を落としたり、怪我をして命を落とした彼の部下たちと同じように地面に並べられ、トリアージを受けている最中であった。
「な、何が・・・」
彼は上体を起こし周りを見回した。
「今頃、お目覚めですか・・・、怪我10人、死亡3人が今日の損耗です」
彼を哀れな生物を見るような目で見降ろしながら副隊長が今日の損耗を報告した。
「な、何てことだ」
隊長はそう言うと頭を抱え込んだ。そんな彼を部下たちは遠巻きに怒りや冷めた目で眺めていた。
「身体を休めていてください。この件については、もう報告の早馬を出しています。後は、隊長の処分を待つだけでしょうね。今までの勤務、お疲れさまでした」
副隊長は嫌味っぽく冷ややかに彼に告げるとさっと彼に背を向け、その場から立ち去って行った。
「俺は、これからどうなるんだ・・・」
死んだ部下、傷ついた部下に心をさくことなく、自分の身の心配をだけをしている隊長を目にして部下たちは殺意を押さえることに懸命になっていた。
「お主ら、獣の臭いがするぞ」
そう呼び掛けたエルフ族の女性の姿も大概であった。毛皮を身体に巻き付け、社会的に公共の場で見せびらかすことを良しとしないとされるも、魅力的な部分をかろうじて隠しているだけであり、ネアはその姿を見た時、思わず「どこの原始人だよ」と突っ込みそうになったが、疲れと敵と対峙している状況がそれを許さなかった。
「なんだ、ガキより美味そうじゃないかよ」
男達は、ネアに向けていた獣欲をそのエルフ族の女性に切り替えるのに苦労はしなかった。
「ふふ、儂はお主らの婆様より年齢上じゃぞ。こんな婆ぁをな・・・、しかし、簡単には行かんぞ。やるなら力づくじゃぞ。強い男に組み敷かれるのなら儂も納得できるし、強い男はいいからのう」
彼女は舌なめずりをすると男たちの方向に顔を向けた。
「エルフ族は年齢なんて関係ねーよ。ガキもそれなりに行けるが、それは食後のデザートだな。おい、お前の娘に手を出さないんだ、俺たちのやさしさに感謝するんだな」
「熟した果実ってヤツだな。関係ないと言うなら、別に手足も必要ねーよな。これ以上、お預けなんて辛抱できんからな」
男たちは、人としていかがなモノかと思わせる台詞を父親といきなり現れた女性に向けて吐き散らかし、目の見えないであろう彼女に恐怖感を与えようと大きな音をたてて剣を抜いた。
「盲いた女相手に剣を向けるとは、余程、溜まっておるんじゃな」
エルフ族の女性は笑い声を上げると杖をさっとの両手に持ち顔の前で構えた。
「っ」
男たちは無言で彼女に飛び掛かった。
「殺気がだだ漏れじゃな」
エルフ族の女性は口元に笑みを浮かべると杖をそっと引き抜いた。そこには片刃の細身の剣が暗がりの中、焚火の灯りにキラリと反射した。彼女は逆手に剣と鞘を構えるとすっと腰を下げ、首を傾げた。
【あれ、どこかで見たような・・・】
ネアは、エルフ族の女性の姿を見て、かつてどこかで見た盲目の剣士を思い出していた。
【いち・・・、だったっけ】
彼女の身のこなしは、やはりかつて銀幕で暴れていた盲目の剣士そのもののようであった。
「目が見えるのに、何とも無様な動きじゃな」
彼女は男たちのたてる物音に耳を澄ませ、鞘で相手の位置、距離を探り、相手に身を密着させて逆手に持った剣で相手を貫いた。
「なんだ、コイツ」
仲間があっという間に彼女に刺し貫かれたのを目にした男は、さっと一足飛びで彼女と間合いを切った。そして、そっとベルトに付けたナイフを彼女に投げつけた。
「近づかなきゃいいんだよ」
ナイフを投げつけた男はそれが彼女に吸い込まれるように飛んでいくのを見て勝利を確信していた。
「阿呆か」
彼女は飛んできたナイフを鞘で払うと躊躇うことなく、一足で男との間合いを詰めた。
「えっ」
「去ね」
ナイフを払われたことに驚いている男の懐に飛び込みながら彼女は彼を逆手に持った剣で斬り上げた。
「口だけはデカいが、貧相じゃな」
斬られた男の股間を鞘でつついて確認すると彼女はため息をついた。
「そこの、猫の子、なかなか面白いのを視せてくれたな」
彼女は剣を納めると、ネアに近づいて膝をおり、目線を合わせた。
「お主の火の魔法の使い方、面白いぞ」
彼女はネアに言うとにっと笑みを浮かべた。
「た、助かった・・・のかな・・・」
ほっと、安心したネアはその場に崩れ落ちてしまった。
「何してくれてるのよ」
真っ暗な空間の中、ハチ割れの少女がネアを恐ろしい表情で睨みつけていた。
「危険にさらして済まない」
ネアは怒りを隠しきれていない少女に頭を下げた。
「おじさん、命ってそんなに軽いの。私たちが居なくなって悲しむ人がいないと思っているの」
少女はネアにずかずかと近づいてくると、彼女の胸を指でつついた。
「そ、それは・・・」
「前の世界じゃ、どうだったかは知らないけど、こっちには沢山、私たちが居なくなると悲しむ人がいるんだよ。だから・・・」
「俺も居なくなると悲しい人がいるんだよ。あの時、俺が残るって言わなきゃ、バトさん、ルロさんは確実にあそこで殿をして、命を落としていた。簡単に死ぬような人たちじゃないけど、生きていても、とっても酷いことをされていたと思う。あの場から、生き残って脱出できるのは、俺たちしかいなかったんだよ」
ネアは涙を浮かべ彼女の胸に縋り付いてくる少女の頭を優しく撫でながら、何とか彼女が納得するような答えを探し、口にした。
「私が居なくなってもいいの? 」
さっと、ハチ割れの少女がネアから身体を離してじっと見つめてきた。
「そんなことは、ない。絶対にないよ」
「その言葉、信じるよ・・・」
「おい、大丈夫か」
ネアを抱き起して声をかけてきたのは、秒殺されたディブであった。
「あ、大丈夫です。それより、あいつらは・・・」
ネアは辺りを見回して、地面に横たわっている船員崩れを確認すると安堵のため息をついた。
「ほう、目を覚ましたか」
地面に座り込んで焚火に当たっていたエルフ族の女性がネアを見ることもなく声をかけてきた。
「ありがとうございます。助かりました」
ネアはよろよろと立ち上がると、その女性の前に立って深々と頭を下げた。
「ん」
エルフ族の女性はネアの礼に頷いて答えると、何が起きたのか状況を整理しようしようとしている親子らしき男女の方向に顔を向けた。
「こいつらは何者じゃ? 斬り捨ててから聞くのもアレじゃがの、どうせ大したことの無い連中じゃうが」
「こいつらは、少し前にヤヅに乗り込んできた連中です。俺と娘はこいつらに脅されてケフまでの道案内をさせられていた所です。いう事を聞かないと、娘を手籠めにすると・・・」
年輩の男はそっと娘を庇うように抱きながらエルフ族の女性に答えた。
「ケフまで・・・、という事は・・・、あっ」
男の言葉を聞いてネアは思わず声を上げた。
「この森の中を突破してケフを襲う気なのか。ここを突破してくるなんて普通は考えないからな・・・」
ディブはネアと同じことに気付いたようで表情を硬くした。
「そうか・・・、それより、良い匂いがするのう。儂は昨日から何も食ってなくてな」
エルフ族の女性は焚き火にかけられている鍋の匂いをかいで舌なめずりをした。
「ああ、どうせ喰い口が減ったんだ、それにあんたらは恩人だ。こんな物でよければ遠慮なく食ってくれ。ハービア、この人たちに食事を」
男は娘のハービアに声をかけると、彼女ははっと気を取り直したように器に鍋の中身をよそいだした。
「あんたたちも、さ、山の中の料理で大したもんじゃないが」
男はネアたちに焚き火の傍に来るように手招きした。
「食事だ・・・」
「美味しそうですよ」
ネアたちは、差し出された食事に躊躇うことなく喰いついていた。
「そうじゃ、遅くなった、儂は旅の者でな。名はラールと言う。これからケフへ行く所でな。街道が騒がしかったから、森の中を通り抜けようとしたら、情けないことに方向を見失ってのう」
ラールと名乗ったエルフ族の女性は胡坐をかいて器の中身を掻き込んでいた。
「僕は、ディブ、ヤヅでケフの大使館の職員をやっている」
「私は、ネア、「湧き水」のネア。お館で侍女見習いをしています」
ネアたちは焚き火を囲む親子と蛮族と見紛うエルフ族の女性に自己紹介をした。
「俺は、この森で狩りや採集を生業としているヨグサ、これは娘のハービアです」
「ハービアです。助けて頂き、ありがとうございます」
少女は栗色の短い髪の頭をラールに向けて下げた。
「ん、さっき、ケフまで道を案内するって、これで帰れる」
腹が少し落ち着いたディブが思い出したように声を上げた。
「・・・木の幹についた傷は道標だったんですね」
「ああ、この後に来る連中の本隊のためにつけていたもんだ」
ヨグサは物言わない姿になった船員崩れを見てため息をついた。
「・・・アレを始末しないと、不味いことになりますね。うまく始末できる場所はないでしょうか」
ネアは面倒臭そうに屍をながめた。
「この近くに深い竪穴があるんですよ。そこに投げ込めば誰にも見つかりはしませんよ」
ヨグサはラールがやってきた方向とは逆の茂みを指さした。
「このまま、ケフまで案内してもらいたいんです。道標をつけながらですが」
ネアはヨグサの指さす方向を一瞥すると彼をじっと見た。
「え、敵をケフに導くのか」
ディブはネアの言葉に思わず声を荒げていた。
「そうですよ。奴らには来てもらいます。ヨグサさん、ケフまでの道筋ですが、できるだけ細くて危険な経路を選んでもらいたいんです」
何を言い出しているのか理解しようと難しい表情を浮かべているヨグサを横目にネアはディブを見つめた。
「ケフの都の近くに、狭くて両側が盛り上がっている・・・、谷みたいになっている所はありますか。そこにあいつらを誘導したいんです」
ディブはネアの真意が今一つ理解できないようで首を傾げていた。
「酷い道を使わせて、敵をすり減らしたり、疲れさせて、挟み撃ちしやすい所におびき出すってことでいいのかな」
ハービアはディブの代わりにネアのやろうとしていることを読み取って口にした。
「それなら、いい場所があるよ。そこだと展開も動き回ることも制限される。タカノ沢、知っているかい? 」
ハービアの説明で漸く理解したディブがヨグサに尋ねた。
「ああ、知っている、タカノ沢に行けばいいんだな。できるだけ酷く危険な道で、任せてくれ。今夜はもう暗いから、明日の朝から動くが・・・、ラールさん、目の利かないアンタにはキツイかもしれないが」
「儂は光は分からんが、それ以外で視ておるから心配いらんぞ」
ヨグサの心配をよそにラールは豪快に笑うとお代わりとハービアに器を差し出した。
「光で以外で視るのはいいんですが、それ以外のなんだかんだが見えていますよ」
「見られて減るもんでもないしのう。細かい事を気にしておると嫁に行けんぞ」
胡坐をかいているラールはやんわりと窘めるハービアに笑って答えると彼女から器を受け取って描きこみだした。
「美人なだけに残念な気がする」
ネアは豪快すぎるラールを見ながら呟いた。
「そうかー、美人かー、褒められると悪い気はせんぞ」
ガハハと笑い声を上げるラールにネアはため息をついた。
【エルフ族の女性って・・・、何かと残念な人が多いような・・・、種族の特性なのかな・・・】
ネアは種族ごとに何らかの特性があるのではないかとふと考え、いつか暇なときに研究してみようかと思ったりしていた。
「ここは、染み出た水で滑りやすい、しかも滑った先は岩場だ、落ちると大怪我は間違いなしだ」
翌朝、早くから妙なパーティはケフの都を目指して悪路を選んでクネクネと曲がりくねりながら進んで行った。
「ふーん、こんな足元で滑るとは、余程の間抜しかおるまい」
ラールは杖をつきながら足取りも軽くホイホイと危険な足場をまるで庭を散歩するようにヨグサの後を付いて行った。一方、ディブは体力の少なさからか、難所ではハービアに助けてもらいながらもヨタヨタと億レズに付いて行っていた。ネアと言えばずっと黙ったまま黙々と足を動かし、その速度は変わることがなかった。
「野生の危険な生き物はいないんですか」
淡々と足を動かしながらネアは、遅れがちなディブの手を引いているハービアに尋ねた。
「いるにはいるけど、野獣除けの匂い袋や鈴を持っているから来ないよ。だから、安心して」
ハービアはネアを安心させるように優しく語り掛けたが、その言葉を聞いてネアは黙り込んでしまい、何かを考え出した。
「彼ら、もしくは彼女らかも知れませんが、呼び寄せることはできませんか。アイツらを削るのに森の住人の力も借りたいんですよ」
暫く黙っていたネアは休憩中にハービアに尋ねた。
「森の野獣を呼び寄せるのは簡単よ。ゴミを始末しない、つまり食べ残しをそのままにすれば、その匂いに釣られて出てくるよ。だから、ゴミの処理は大切なの。あいつらを呼び寄せたければ、生ごみをそのままにすればいいだけ」
「それじゃ、明日の朝、出発する前にゴミはそのままにしておきましょう。ちょっとでも来る連中の頭数が減るといいですから」
ハービアの答えを聞いて、ネアはニヤッとしながら食べられると教えてもらった果実を手に取って一口かじると、それを茂みの中に投げ捨てた。
「可愛い顔してえげつない事を口にする子供じゃな」
ネアの言葉を聞いたラール口元に苦笑を浮かべた。
「可愛い顔って、見えないんじゃないんですか? 」
ルーラの言葉に疑問を感じたディブが疲れを見せもせずに、すかさず突っ込んでいた。
「顔の造作なんぞ、視えておるぞ。お主がハービアを見る時のにやけた表情も視えるからのう」
ディブの突っ込みにルーラはにやっとした笑みで答えると、ディブは何故か顔を赤くして、それはないと小さな声で反論した。
【吊り橋効果だっけ、若いと大変だな】
このパーティの中で一番最年少と思われるネアはふっと鼻で笑った。
「それとな、ネア、見た目とは別に中も視ることができるんじゃぞ」
ルーラは意味ありげな笑みを浮かべ、それを見たネアは背中に冷たいモノが走るような感触に襲われた。
「気になっていたのですが、ラールさんは、ひょっとして「剣精」のラールさんじゃ・・・」
短い休憩を終え、再び歩き出したヨグサはラールにおずおずと尋ねた。
「剣精か、そう呼ばれておったこともあったのう。蛮族とか羞恥知らずとも言われたこともあったのう」
ラールは懐かしそうにしながら微笑んだ。その時、木の枝が彼女の胸を覆っている毛皮に当たってはらりと落ちてしまった。思わず目をそらすヨグサ、驚きの視線を向けるディブとその目を手で隠すハービア、ため息をつくネア、そんな一時の仲間を毛皮をもとの位置に戻しながらも楽しそうに笑みを浮かべるラールであった。
「関には、関の責任者を更迭した以外は動きはないようです。避難民の姿も見えません。ヤヅはコービャの関から見る限りでは静かだそうです」
ケフの館に戻ったお館様はヴィットからの報告を受け、顔をしかめた。
「ヤヅからは何も無し。モーガたちに逃げられたのにも関わらず次の手がない、妙だとは思わんか」
「密偵をヤヅに放しておりますが、彼らからの連絡は早くとも後、2日程度待たなくてはならないかと思います。はっきり申し上げますと、何も分からない情けない状態です。申し訳ありません」
お館様の問いかけにヴィットは深々と頭を下げた。
「気にするな。ミオウも同じようなことを報告してくれている。キリーン・ザイエン殿も今回のことに腹を立てているようで、我らと同じようにヤヅの大使を軟禁したそうだ。それで、何かの解決になるとも思えんが、何もしないよりマシというものだ」
お館様はため息をつきながら部屋の中の来客用ソファを手で示してヴィットに腰を降ろすように促した。
「それとな、レヒテが帰ってからずっと塞ぎ込んでいるんだよ。ネアが殿を務めて、まだ戻って来ないことで、悪い方向にばかり考えが向くようで、食事の量も少なくなってきている。ネアに付いて何か分かったことはあるか」
お館様はキャビネットからボトルとグラスを手にするとヴィットのの前にグラスを置いてボトルの中身を注ぎ、自分のグラスにも同じように芳香な香りを放つ液体を注いだ。
「あの子の事に関してもなにも分かりません。死んだとも生きているとも、歯がゆいことです」
悔しそうに俯くヴィットにお館様はグラスを捧げるように差し出すと、ヴィットも同じようにグラスを捧げた。
「勇敢な侍女の生還を祈って」
「勇敢な侍女の生還を祈って」
2人はグラスを合わせるとグラスに口をつけた。
「準備はできているんだな」
バルンは屋敷の中庭で黙々と行軍の準備をしている男たちを部屋の中から見下ろしながらバルンはソファで寛いでいるボーユに苛立たし気に聞いた。
「あの森を突っ切るんだ。準備は万全にしておかないとな。ケフの連中はこの事を知らないんだろ。俺たちが上陸する頃にはケフの一行は逃げた後だったんだろ。いきなり喉元にナイフを突き刺すことはできる。慌てなさんな」
ボーユは他人事のように言うと、手酌でグラスに酒を注いだ。
「これは、奇襲だぞ。時間をかけて手の内がバレるようなことがあれば・・・」
「これだけの事を起こしたんだ。腹を括ってもらいたいね。トップのぐらつきは下っ端にすぐ感染するからな。もう、後には戻れん。アンタが望んだことだ」
苛つくバルンにボーユは諭すように話しかけるとソファーにゴロリと横になった。
「明日の朝には出発するさ。明後日か明々後日には面白い話を耳にできるさ。賽を振ったのはアンタだ、賽の目の結果を受け取るのはアンタだ。俺もアンタに有り金を賭けているんだ。後は、結果を待つだけさ」
ボーユは大きな欠伸を一つするとゆっくりと目を閉じた。
ラールは、剣精であって、剣聖ではありません。
剣精は、社会的に認められたり、権威ある存在から認められているような存在ではありません。
あくまでも、在野の人です。ルールの掴みどころのない性格や、奔放な言動が彼女をそう呼ばせていると思われます。
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