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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第17章 心機一転
237/342

219 その後の事

天候が荒れているようです。身を護るのが何より一番です。

そして、身の安全が確保できた後の暇つぶしの一助となれば幸いです。

 「おい、それ、お前らの仲間じゃないのか」

 彗星は今回の作戦で唯一命を落とした隊員の鎧や装備を黙々と回収している隊員を見て眉をひそめた。そこには、戦友の戦死を悲しむとか悼むなどの動きは一切なく、装備をはぎ取られた元隊員は虐殺した穢れの民と同じように荷車に積み込まれた。

 「雑な扱いだな・・・、おい」

 穢れの民どもの死体からの金目のモノの回収と埋葬地と言うより廃棄場への輸送を監督している2番に彗星はため息交じりに声をかけた。

 「あの者は、正義を為して死んだのです。我々にとっての本望であり、羨まれることはあっても悲しまれることはありません。・・・死んだ者には価値はありませんから。彼らは正義を為すことができませんから」

 「そうかい、化けて出て来なきゃいいがな」

 彗星は2番が表情を変えることな答えるのを見て肩をすくめて彼から立ち去った。


 【小さな子・・・、まだ1歳にもなってないみたい・・・】

 ハイリは金目のモノをはぎ取られ無造作に荷馬車に積み込まれている死体の中にひしゃげた赤ん坊の死体を見て心にさざ波が立つような気分に襲われた。

 【尻尾のある汚らわしい人ではない畜生どもの死体に感傷を抱くとは、私の正義が揺らいでいる証拠・・・、これではいけない、気をしっかり持って】

 「そんな表情もするんだな」

 ハイリが葛藤を覚えつつ冷静さを装いながら積み込み作業を見つめているといきなり彗星が声をかけてきた。

 「え・・・」

 いきなり彗星に声をかけられてハイリは驚いて彗星を見つめた。

 「出会った時はよ。アイツみたいな面してたからな」

 彗星は死体が積み込まれている様子を薄ら笑いを浮かべながら見つめるリューカを指さした。

 「・・・」

 薄ら笑いの様なモノを浮かべたリューカの表情は彼女の美貌を台無しにするぐらい恐ろしい、狂気が仄かに漂っているものだった。

 「俺は、こんな有様を見て微妙な表情になっているほうが、人間らしいと思うぜ・・・、戦友すらモノとして扱うような連中よりな。それにしても、死体の臭いは、どうしても慣れない・・・」

 彗星はそう言い残すと首を振って町の外に設けられた宿営地に向けて歩き出した。

 「・・・」

 ハイリは無言で立ち去る彗星の後を追いかけて行った。


 「エイディ様、見事なお働きでしたよ。これで、秩序が正されたのです」

 リューカの横で無感情に死体を眺めているエイディに彼女は嬉しそうに話しかけた。

 「正義を為し、秩序を正す、これ以上に大切な事はありません」

 リューカの言葉にエイディは何の感情も籠らない言葉を凍り付いた笑みを浮かべたまま返した。

 「正義のために、ああいうモノを一掃しなくてはなりませんから。ああいうモノが存在は秩序を乱しますから」

 リューカは今回の作戦の戦果で満足していなかった。一刻も早く穢れを一掃しなくてはならない、これは単なる始まりにしか過ぎないと浮かれそうになる自分の心を戒めていた。


 「これが、我々の武器となるのか・・・、それとも敵になるのか」

 ドゥカは支部から送られてきた書類の束が詰まった箱を見ながら複雑な表情を浮かべていた。

 「これが武器となるなら、私も以前のように・・・」

 正義と秩序の実行隊がコデルに駐屯してからというもの、今まで経済的に幅をきかせていた己の立場がいつの間にか支部の使い走りにされ、本部が計画しているであろう様々な施策に触れることもできずにいる己自信に苛立ちを感じていたドゥカはこの武器となるかもしれない書類を前に決意を新たにしようとしていた。

 「これは・・・、正義と秩序の実行隊が物品を購入する時の手続きですが、少し目を通したのですが、これが実施されると我々の仕事がしやすくなりますよ。ちゃんと、購入の際の書類の書式もきまっていますから、彼らが勝手に作った訳の分からない書類と格闘しなくてもすみますよ」

 ドゥカの部下のサルロが箱の中から書類の束を取り出してドゥカに見せた。そこには細かい文字で、様々な手続きが事細かく記載されており、この手続きに則って業務をすれば横領や横流しができないように見えた。また、定められた書式があることから事務仕事も大きく捗ることが期待された。

 「この箱と、この箱が我々商会側の手続きなどです。で、こちらの山ですが、彼らの物品の購入から訓練の実施要領までが事細かく記載されています。これで、彼らのお望みの秩序だった行動ができますよ」

 サルロの表情は久しぶりに明るかった。それもその筈である、正義と秩序の実行隊が様々な経費を要求する書式はその時その時でバラバラで、サインも「2番」とだけ書かれていたり、「マース」と書かれていたりでしかも筆跡も違う、これで正当な会計業務など無理な話であるが、これをモンテス商会コデル支店のドゥカ以下全員の血の涙を流すような努力と囚人のように職場に閉じ込められることにより何とか形を成していたのである。この規則だとか手順書が導入されれば彼らの負担も大幅に削減できることが期待できた。

 「しかし、これを連中が無視したら、全くの無駄になるな」

 ドゥカは心の隅に頭を擡げた不安を口にした。

 「そこは、大丈夫ですよ。定期的にスポンサーの郷の検査を受けるようになっています。もし、どこかの郷が不正を発見したなら、今まで支払った協力金などを請求できるようですよ。これだけきっちりしていれば、あのナトロ様も納得なさるでしょうね」

 「これで、良くなることを期待したいものだよ」

 ナトロは書類の詰まった箱の山を見てため息をついた。


 ドゥカの手元に届いた書類の山は、元はネアの発案による組織の硬直化を狙ったモノで、トバナに手渡されたモノであった。その時はこれほどのボリュームはなかったが、ネアが持ち込んだ規則にトバナが必要のない修飾詞をつけまくり、さらに思いつくかままに細かい事を記載してモンテス商会北部支部に提出したモノである。さらに本部で会計以外に訓練や服務規則などを付加され、南部支部でさらにそれらに修飾詞と細かな事が書き足されたシロモノであった。しかも恐ろしいことに、この書類の山に一枚致命的な書類があった。それは、モンテス商会、王都の財政を担当する貴族の名前がサインされ、一言「送付された規則類は確実に実行せよ」記された書類であった。この書類によりモンテス商会どころかコデルの郷を含むスポンサーとなった郷にも適用されることとなっていた。これらの書類は、確実に彼らを縛るものであったが、激務に追われていたドゥカには希望の光に見えた。

 「早速、ナトロ様にこの規則類を承認して頂こう。しかし、これを他の郷にも・・・、え・・・」

 この規則類を実施するように命じた書類には、既にこの山はスポンサーとなった郷すべてに既に配送されている事が記載されていた。

 「支部どころか本部は本腰を入れているぞ。モンテス商会が正義と秩序の実行隊の実権を握ることになるぞ」

 ドゥカは久しぶりに笑顔になったが、実権を握るのはこの書類の山だと数か月後に知ることになるのであるが・・・。


 「命令によって純粋に殺しただけだと」

 ナトロはエイディを密かに着けさせたグレイのマントの男からの報告を聞いて驚きの声をあげた。

 「信じられん、いつも格好をつけたり、嬲ったりと気分次第でやらかしていた男が・・・、あの男に一体何をしたんだ・・・。回収した物を着服もしていないのか・・・」

 ナトロはエイディの変わりっぷりに付いて行けなかった。しかし、結果は彼が思った通りで、犠牲も最小限で済んだわけである。

 「一つ町が手に入ったわけだから、これは、これで良し、とするか・・・」

 ナトロはカクラの町にどうやって新たな住民を迎えるか、早速頭の中で算盤をはじき出していた。


 「何事もなかったような感じだな。仲間が1人死んでいるのによ」

 作戦後、終結地で撤収の準備をし、出発する際となっても正義と秩序の実行隊で死んだ仲間を弔うような動きは何一つ見られなかった。前進してきた時殿違いと言えば、彼らの鎧が返り血で汚れている事ぐらいであった。少々の手傷を負った者もロクな手当てをすることなく痛みも何も感じていないような表情で足を進めていた。そんな様子を馬上から眺めていた彗星は彼らに不気味さ感じ思わず口にしていた。

 「正義を為して、そして死なれたのですから、それなりの敬意を表しても良いと思います」

 これに関してはハイリすら違和感を感じているようで、黙ったまま黙々と歩き続ける彼らを見て眉をひそめていた。

 「彼らにとって正義を為す事のみが存在理由ですからね。我々が袂を分かってからはますます尖がってきてますね」

 彗星とハイリの会話を聞きつけたマテグが首を突っ込んできた。

 「実際、連中は、鎧に穿たれた番号でしか個人を認識していないんですよ。名前は捨てたらしく、今では番号が本名です。手続き上仕方がない時は自分の名前らしきものを書いてますが、いい加減なモノですよ。短い間でしたが、彼らを掌握するのに随分手を焼きましたが、・・・人として扱うと問題が発生しますが、道具として扱った場合は都合がいいんですよ。酷い食事や寝床に文句は言わない。給料もいらない、遊びに行く必要もない、暇があれば身体を鍛えているだけですからね」

 マテグは肩をすくめて「何が楽しいんでしょうね」と苦笑しながら付け加えた。

 「正義を為すことは、何より重要な事です。正義を為すためだけに存在しているのですから」

 ハイリが彼らの行動を擁護する様な事を述べた。

 「それは、俺たちにも当てはまるのか。俺たちが死んでもアイツらと同じ扱いなのか」

 彗星はハイリを見ることなく呟くように尋ねた。

 「え、それは・・・」

 ハイリは答えに言い淀んだ。

 「すまない、くだらないことを聞いたよ。答えは言わずとも分かっているよ・・・」

 彗星はハイリの顔すら見ず、ぶっきらぼうに言うと黙り込んでしまった。

 【何が分かっているのかしら・・・】

 場所でハイリはもやもやとしたものが大きくなっていくことを感じていた。


 【初陣は成功。数でも質でも我々の方が圧倒的だった。これで正義と秩序の実行隊の評価は高くなる。・・・それにしても英雄は使えない。ほとんど戦わなかったし、あのハイリも手綱を握っているように見えない。それにあの英雄のだらしなさ。英雄なら目に入る穢れは片っ端から処分するぐらいでないと、その上あの英雄に付き従っている連中の不甲斐なさ。この作戦で何もしていないじゃないの。あんな役に立たない英雄なら・・・】

 リューカは自分たちの後を気楽そうにダラダラと付いて来る英雄たちをちらと振り返り、憎悪のこもった視線を送ったが、誰もそれに気づく様子はなく、その事はますます彼女を苛立たせた。


 「焚きつけの第一弾は失敗したようだ・・・」

 巨大な農園の一角にある屋敷で年老いた男が残念そうに集まった農園経営者たちに告げたのは、エイディたちがコデルの郷の都に付く一日前だった。

 「少しばかり前のめりでしたね」

 「あのデカ猫があそこまで短慮だったとは・・・、功を焦りすぎたようじゃ」

 年老いた男は深いため息をついた。穢れの民の蜂起の失敗を聞いて他の経営者たちは互いに顔を見合わせ、郷主に恭順の姿勢を見せるべきだと囁きだした。

 「お前さん方は何か勘違いしておる様じゃな。わしらは何も反旗を翻しておらんよ。郷主には今まで以上に恭順にしていくつもりじゃよ。ただ、手は見せぬがね」

 年老いた男は含みのある笑みを浮かべた。

 「アイツらの間にはまだまだ不満の火が燻っておる。旗頭を据えて燻っている連中、何も穢れどもだけじゃない。今の郷のやり方が気に喰わんヤツ、ムカついているヤツも取り込んで、ちとばかり大きな祭りをさせてはどうかと考えておるんじゃよ」

 年老いた男の言葉にその場にいる者たちは互いに顔を見合わせた。

 「そんな重要な事を・・・、もしこの事が郷のお偉方の耳に入ると・・・」

 カイゼル髭を生やした軍人風の経営者が警告を発した。

 「もし、郷の連中が我々の元にやって来るとなると、この中の誰かが裏切ったことの所作となる。そうなれば、我々はその裏切者をどこまでも追い詰めるじゃろうな・・・、裏切者に美味い思いをさせて黙っているようなお人好しはこの場にはおらんからのう」

 年老いた男は集まった男たちをギロリと睨んだ。その目には意義は認めないという意思がありありと浮かんでいた。

 「この南部の郷の不満を持っている連中を集め、裏でこそっと支援する。奴らが天下をとれば同士として、奴らが敗れれば忠実な郷の民として、どちらにしても我々は生き残り、銭を設けることができるという物だ。どこかの誰かが妙な正義心を振り回すとそうではなくなるがな」

 年老いた男の言葉に意見を挟む者はいなかった。彼は自分に歯向かう者がいないことを確認すると会議室に執事を呼んだ。執事は封筒が積まれたトレイを年老いた男の前にそっと置いた。

 「これを、皆に・・・」

 「畏まりました」

 執事は封筒をその場にいる者、1人ひとりの前に一つずつ置いて行った。

 「カクラの町での戦利品じゃよ。ちとばかり少ないが、わしのポケットにはビタ一文入れておらんよ。信じんというなら、勝手じゃがな」

 会議室にいた面々は封筒を開け中の金貨を確認し、ある者は早速ポケットに入れ、ある者はそれが呪いのアイテムであるかのように恐ろし気に見つめていた。

 「受け取らんというのはなしじゃよ。ここでの話、そしてその金、ここに居るものは皆、一蓮托生じゃよ。一人だけ血を流さない、そんな話はないことを肝に銘じてくれ」

 年老いた男の凄みに誰もが飲まれ、流れは年老いた男の思う方向に向いていた。


 「まだまだ暑いな・・・」

 暦の上ではもう秋になっているのであるが、コデルの郷はまだまだ汗ばむような日々が続いていた。カクラの町での騒ぎからまだ日にちも経っていないが彗星にはそれが遠い過去のように感じられていた。

 そんな中で、身体を動かそうと木剣を持って訓練場に久しぶりに彼は顔を出していた。

 「・・・」

 木剣の感触を確かめて我流の構えをとると、ブンと空を切る音をさせて木剣を振り下ろす。剣術の稽古を積んだ者から見れば、出鱈目な形であるが、その剣速、重さは稽古を積んだ者でも簡単に出せるものではなかった。

 「手合わせをお願いできるかな」

 黙って素振りをしている彗星にエイディが笑顔で話しかけてきた。

 「ああ、負けても八つ当たりはナシだぜ」

 「そんなことはしないよ」

 にっこりとエイディは答えると言葉が終わらないうちに木剣を横に薙いできた。

 「おっ」

 彗星はポンと飛んで下がると剣を構えてにやっと笑みを浮かべた。

 「本質は変わってねーのか、安心した」

 彼はそう言うと、はじき出されたようにエイディに踏み込んで行った。エイディに上段から打ち込むと見せかけ、手首を返して身体を捻って斬り上げた。

 「? 」

 彗星の手に何の手ごたえもなく、剣が空を切ったことを悟った。それと同時に彼はポンと後方に飛び下がった。その判断は正しかったようで、彗星の剣を交わしたエイディの剣が彼がいた空間に突き刺さっているのが見えた。

 「いけると思ったんだけどねー」

 エイディはニヤリと笑い、楽しそうな表情になった。

 「腕は上がったようだな。こっちも思いっきり打ち込ませてもらうぜ」

 エイディが彗星の言葉を聞いて構えようとしたが、構える以前に目の前に彗星の剣があるのを認識して、目を丸くした。

 「流石、英雄様、強いね」

 エイディは参ったと言って剣をその場に堕とした。

 「随分と腕を上げたな」

 以前ならこちらが剣を引いた途端に襲い掛かってくるようなヤツであったが、今目の前にいるエイディは負けたにもかかわらずにっこりとしながら、握手を求めていた。

 「悪い物食ったのか・・・」

 「君の言っている意味が分からないよ」

 エイディはニコニコしながら彗星の手を握るとブンブンと振って、素振りをしに戻って行った。

 【以前より強くなっている、なんか無駄な動きが無くなって、鋭くなった・・・? 】

 彗星はエイディの背中を見送りながらこの短期間でどんな鍛錬を積んだのか興味を覚えると同時に

 【ヤツの凶暴性が消えたとは思えない、カクラの町でのヤツの動きは人を殺めることに躊躇いがなかったからな・・・、嬲ることより、純粋に殺すことに歓びを感じているのか、殺すことに特化させたのか・・・】

 エイディがどの様に造り変えられたかを想像して彗星は何か目に見えぬ大きなものに自分も取り噛まれているように思えた。そして、久方ぶりの恐怖を感じていた。


 余談ではあるが、ナトロの思惑は外れ、カクラの町の復興は遅々として進まなかった。

 昼日中から重い家具が勝手に動く、すすり泣く声が聞こえる、夜になれば音もなく動く人影、いきなり足を掴まれ引きずられる、起きていても金縛りにあう等の超常現象と表現されるような楽しい出来事が頻繁に生じ、住みつく者はいなかった。また、町の近郊の森は、昼間から人影が動き回り、作業する者にいきなり声をかけたり、事故を起こさせたりととても資源を回収できるような状態ではなく、カクラの町周辺は誰も人が寄り付かない地帯と成り果てていた。

 しかし、そんなゴーストタウンであったカクラの町も十数年後に、近くに金鉱山が発見されるや否や、現金の前には超常現象なんぞ意に介さない連中が押し寄せ、あっという間に荒くれ者たちの巣窟となり、堅気の衆が寄り付かない町となるのであるが、この時点でこの変遷を予期できたものは誰もいなかった。


 

カクラの町は、この騒ぎの後名実ともにゴーストタウンになります。お化けより生きている人間が一番恐ろしいのはどの世界も共通のようです。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。また、ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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