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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第16章 前へ
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215 静かな一歩

湿度の高い時期になりました。放置してしまった食べ物を口にするのに勇気が試される時期でもあります。敢えて食べない、その勇気が必要かなと思っています。

ダンジョン攻略も武闘会もありませんが、仕様です。

 「こういう連中は、心をへし折らない限り、何だかんだと突っかかって来るんだよね。何回ボコられても学習しないからね」

 ルーカは足元で弱々しく蠢くやたらガタイがいい男を軽く蹴飛ばすと、驚愕の表情になっているリックに事も無げに語った。

 「負けたのは、偶々運が悪かった、次は上手く行くって考えますから」

 タミーもルーカと同じように語ると、転がっている連中をひょいひょいとまたいで道路わきに移動した。

 「足元で血反吐吐かれても困りますからね」

 タミーはそう言うと己の足元が汚れていないことを確認するとほっとしたような表情になった。

 「心をへし折るって・・・、マジかよ・・・」

 リックはこれ以上関わるととてつもなく面倒なことになる、と言う心の警告に従い、肩をすくめるとその場を後にした。


 「外のゴミは片付いたみたいですね」

 先輩方のいつ終わるとも知れないような商品選びに付き合っているネアにマーカが小さな声で囁きかけてきた。

 「ルーカさんとタミーさんが掃除したみたいですね。・・・オーバーキルだったように思いますが・・・、心をへし折るには仕方のない事でしょうね」

 ネアは表面上は叩き潰された連中に同情する様な姿勢を作りながらも、それは仕方のない事と一言で終わらせてしまった。

 「・・・ネアさん、少しいいでしょうか? 」

 ネアの答えは呆れたような表情で聞いていたマーカが小声でネアに話しかけてきた。

 「? 」

 ネアはきょとんとした表情でマーカを見上げるとマーカはニコリと頷いた。

 「ネアさんが気に入られるような渋いデザインのがあるんですよ。こちらです」

 マーカはネアに付いて来るように言外に含みを持たせると、人混みをかき分けるように店の奥に足を進めて行った。

 「・・・」

 ネアは小さなため息をつくと、マーカの後を追って行った。


 「ネアさんにお願いしたいことがあるのです」

 ネアが通されたのは、店の奥の小さな応接室であった。そこには、マーカとルシア、リックまでもが揃っていた。

 「これを、お館様に近い方にお渡しください」

 マーカは蝋で厳重に封印された封筒をネアに差し出してきた。

 「え、これは・・・」

 蝋に押された紋章はボーデン商会の紋章ではなく、ジェボーダン家に因んだ狼の意匠が施されたルシア個人の紋章であった。

 「私たちが知っている限りのヤヅの郷とバルン様についてです。悲しいことにヤヅは付き合うには信用できない郷に零落れています。噂では、ケフの郷は今まで以上に密接にヤヅの郷とお付き合いしていくと耳にしております。ヤヅの郷の民が言うのも変な話ですが、御一考いただければと思いしたためたものです。文章をまとめたの私ですが・・・、この事はお嬢様の希望で、お嬢様の責任の下に為されている事です」

 マーカは心苦しそうに言うとじっとルシアを見つめた。

 「難しい事は良く分からないけど、このまま行くとヤヅの郷は大変な事になるの。だから、大切なお友達がいるケフの郷がヤヅの郷のために悪くなるのはダメなことなの」

 ルシアは懸命にネアにヤヅの郷の行く末が明るくないことを力説した。しかし、その話の中に、具体的な事は一言もなかった。

 「詠まれたのですね」

 ネアはじっとルシアの言葉を聞いてから、彼女の顔を見つめ、彼女に確認するかのように尋ねた。ルシアは何も言わず、ただ大きく頷いただけであった。

 「俺からも言わせてくれ、お嬢様の言葉じゃ、細かい事は分からないが、俺から見ても流れは間違いない。お嬢様の言われているような流れになっている。この中には俺の責任による俺の証言もある。ヤバイモノを持たしてしまって、すまない。お館に戻るまで俺が護衛するから・・・」

 リックは立ったままネアに頭を下げた。

 「その心配はいりませんよ。私たちはバトさん、ルロさん、アリエラさんと一緒に行動しますから、余程の手練れでないと瞬殺されますね」

 ネアは出されたお茶を飲みながらリックの申し出を断った。

 「しかし・・・、彼女らは侍女だろ、確かにお館の侍女の凶暴・・・いや、戦闘力の高さは表にいた羊の娘とやたら気風のいい感じの娘がチンピラを綺麗に潰したのを見たから実力はあると思うが、相手がそれなりの使い手だったら」

 リックはネアの言葉に不安を滲ませた表情を浮かべた。

 「バトさんたちは元騎士団員ですよ。常の言動は残念の一言につきますが、腕は確かですよ」

 ネアの言葉と落ち着きにリックは少し安心したように見えた。

 「ちょっと聞きたいんだが、喧嘩の勝利条件ってあるのか」

 「敵対者の心をへし折る。ですね」

 幼い姿のネアから当然のように返された答えにリックは顔をしかめた。

 「・・・傭兵でもそこまで口にするのはいないぞ。一体どんな教えを受けているんだ」

 「ワーナンの大使から言葉や話が通じない相手でも話し合うことが大切だと教わりましたよ。どんな相手とも語り合える共通言語を使えば簡単だと」

 ネアの言葉にリックは少し安堵したように見えた。

 「共通言語って?」

 「コレです」

 ネアは握り拳を作ってリックに見せると、彼はため息をついた。

 「警備会社を立ち上げたが、仕事があるのか不安になってきたよ」

 「ここのお仕事があるの」

 不安そうなリックにルシアが優しく声をかけた。

 「ここの警備は仕事じゃなく、忠誠心からですぜ、お嬢様」

 ルシアの言葉にリックは笑顔で返した。

 「それでは、このお手紙は然るべき人にお渡しします。詳しい事はここでは口にできませんが、お約束します」

 ネアはそう言って立ち上がるとルシアに一礼し、お茶のお礼を述べると部屋から出て行った。

 「あの子って一体・・・」

 「とても7歳には見えない」

 にこやかにネアに手を振るルシアの横でマーカとリックは互いに見合っていた。


 「このハンカチ、可愛いでしょ」

 「見て、見てこの尾かざり、目利きのフォニー姐さんも思わず唸ってしまったよ」

 「このカップでお茶を飲むの・・・楽しみ・・・です」

 部屋に戻りそれぞれが本日の成果を見せあっている頃、ネアはそっと部屋から出てエルマがいるであろう事務所に顔を出した。

 「ネア、入りますっ」

 ドアをノックし、直立不動の姿勢で声を出すと、仲から「入りなさい」とエルマの声が聞こえてきた。

 【この人、いつ休んでいるだ・・・、前の俺と同じ生活をしているのか】

 いつものように仕事着で書類を作成しているエルマは視線を上げネアを睨むように見つめるエルマにネアはかつての己の姿を一瞬見た様な気になっていた。

 「ネア、何の用ですか」

 エルマは書類から目を上げ、睨みつけるようにネアを見つめた。

 「例のお仕事の件で、ご隠居様に伝えなくてはならないことがあります」

 直立不動のままネアはエルマを見つめた。そんなネアの表情にエルマはふっと笑みを浮かべた。

 「ご隠居様なら2階の居室に居られます。くれぐれも粗相がないように」

 「はい」

 エルマはネアに伝えると書類に視線を戻し、ネアに退室して良いと手で示した。ネアは書類に何やら書き込んでいるエルマに一礼すると回れ右して退室していった。


 「ご隠居様にお仕事の事で用件があります」

 ネアはご隠居様の居室の前で警護する衛士を見上げ、自分の用件を彼に伝えた。

 「お仕事とは、仕事のこと・・・?」

 「ええ、仕事です」

 ネアと良く分からないやり取りをした衛士は彼女が何の用件でご隠居様に会いたいのかを理解したようで、扉をノックし、返事を確認するとそっとネアのために扉を開いてやった。

 「おやおや、今日はお休みじゃなかったのかい。ルシアって娘のお店に行くんじゃなかったのかい」

 部屋に入ってきたネアを見ると大奥方様が椅子に腰かけるようにネアを促し、手ずからお茶を出してくれた。

 「勿体ない限りです。恐縮します・・・」

 大奥方様の気さくな振る舞いにネアは椅子の上で縮こまっていた。

 「人前ではそれなりにしてもらわなきゃ困るけど、人目がない所じゃ、あたしらにとってお前さんたちは子供や孫みたいなもんさね。子供らしくしてもらえたらうれしいんだよ。で、あの宿六は暫くしたら来るよ。さっきまで大口開けて昼寝していたからね。レディの前では少しでもカッコつけたいらしくて、おめかし中だよ」

 大奥方様はそう言うと笑い声を上げた。つられるようにネアもくすりと笑った。

 「ボクに何か用があるんだってね、仔猫ちゃん」

 ご隠居様は気障っぽく微笑むとネアの対面の席に腰かけ、身を乗り出した。

 「恋の告白なら、僕にはメイザと言う素敵な女性がいるからね、側室はその限りじゃないけどね」

 ご隠居様はニコニコしながら軽口を叩くと口元に笑みを残したまま真剣な眼差しをネアに向けた。

 「ルシア様からこれをお館様に近い、然るべき方に渡してもらいたいと預かりました。内容は見ておりませんが彼女らの言葉からヤヅの郷に関する情報かと推測しています」

 ネアはポケットからルシアの紋章で封印された封筒をご隠居様に手渡した。それを手にするとご隠居様はペーパーナイフで開封し、真剣な表情で手紙を読みだした。

 「・・・バルン様についても知っていることは書いたと申していました」

 「・・・そうだね・・・」

 ご隠居様は暫く真剣な表情で手紙を読んでいた。そして手紙から視線を上げネアを見つめた。

 「足りない部品が少し手に入ったかな・・・」

 ご隠居様はそう言うと手紙をテーブルの上に広げた。

 「現在、ヤヅの郷を動かしているのは表向きにはカーウィン殿、そして裏側の表向き・・・妙な表現だがそれがボーデン氏だ。しかし、この手紙を読む上ではカーウィン殿は病がちで政には興味を示していない。ボーデン氏は商売しか考えていない。ヤヅの宰相たちも現状維持が精一杯で新たな事に取り掛かれるような余力も能力もないようだね。はた目には手綱を誰も取っていない老馬のようなものだよ」

 ご隠居様はネアに手紙の内容をかいつまんで説明し、考え込むように腕組みした。

 「我らがジョーカーのバルン殿については、噂であるが良く分からない勢力とつるんでいると書かれている。彼は幼少の頃は才気あふれる少年であったようだが、成人してからはとんと正面に出て来なくなったらしい。一部には病で臥せっているとか、暗殺されたと噂されたようだが、ヤヅのお館で動き回っているバルン殿はよく目撃されているとのことだ」

 「目撃されているって、まるで幽霊みたいな感じですね」

 ネアはご隠居様の説明に感じたままのことを口にしていた。

 「甘やかされて、籠り病になっているんじゃないのかい」

 大奥方様は良くあることだとため息交じりに感想を述べた。

 「お忍びでよく港に行くらしい。そこで誰と会っているか、何をしているかは誰も掴めていないようだね。少なくとも籠り病じゃないよ。バルン殿は何かの計画を注意深く進行させているように感じられるね」

 ご隠居様は難しい表情で考え込んでしまった。

 「ルシアさんの言っていた『国の偉い人が友達になりたいと言ってきた国の人々を招き入れ、その友達になりたいって人たちが大切な物を奪っていく』の偉い人がバルン様じゃないかと、バルン様が良からぬ輩を呼び込んでしまう、と考えられますね」

 ネアはルシアの星詠みを思い出しながら、星詠みと状況証拠を重ね合わせ、推測できることを口にした。

 「彼が呼び寄せる者たちが何者なのか、さっぱり見当がつかないよ。ヤヅは穢れの民に対する風当たりも強くない、逆に大らかなぐらいだ、と、すると正義の光と考えにくい・・・、彼らは精神の在り様を重視するが、富には無頓着な所があるからね」

 「そうですねー、正義には気持ち悪いぐらい執着しますが、それ以外は杜撰な感じがしますからね」

 「そうなんだ、バルン殿に関わっている考えられる輩はどうも金儲けを企んで行動しているように感じられるんだよね」

 ご隠居様は困ったような表情になり、その場で黙り込んでしまった。

 「・・・一つだけ分かったことがあります。バルン様は意図して表に出て来ていない。第三者的には彼は全く政に関わっておられません。だから、例の鑑札の件については知らぬ存ぜぬが通用しますよ。あの事が公になれば自然と邪魔者がいなくなってくれますからね」

 「ネアが推測する通りなら、あの鑑札を表沙汰にすれば、バルン殿の利益につながるという訳か。あのカードは切る場所と時をよく考えないといけないようだね。ルシアさんたちには、この手紙はちゃんと然るべき人に届けられたと伝えておくれ。それとボクのことは内緒だからね。今日はご苦労だったね。ゆっくりと休んでおくれ」

 ご隠居様はそう言うとネアに優しく微笑み、大奥方様はラウニたちの分までのお菓子を包んで手渡してた。

 「小さいのに大変だろうけど、ネアの働きは小さくないからね。気をつけてね。これからもよろしくお願いするよ」

 大奥方様はにこやかに話しかけるとネアの頭を優しく撫でた。

 「ありがとうございます」

 ネアは渡されたお菓子の甘い香りに表情が緩みそうになるのを堪えて一礼するとご隠居様の居室を後にした。


 「ネア、どこ行ってたのですか? 」

 部屋に戻ったネアにラウニが心配そうに尋ねてきた。

 「ええ、ちょっと用件がありましたから。これは、お土産です」

 ネアは先輩方からこれ以上いらぬ詮索をされないようにと大奥方様から貰ったお菓子をテーブルの上に広げた。包みを開けた途端に部屋の中に甘く香ばしい香りが広がった。

 「これは、美味の予感」

 フォニーが目を輝かせてネアがテーブルの上の焼き菓子に手を伸ばした。

 「ネア、これは誰から頂いたのですか」

 フォニーの手をぴしゃりと叩いて止めさせるとラウニがじっとネアを見つめてきた。

 【焼き菓子で注意をそらせなかったか・・・、あれ・・・】

 ラウニは目は真面目にネアを睨みつけているが、口元は涎が流れ出ようとしている懸命に堪えているのを見出した。

 【あと一押しかな・・・】

 ネアは心の中で黒い笑みを浮かべた。

 「こうやっているだけで湿気てきますよ。こういうお菓子はパリッとしたのを食べないと勿体ないですよ。噛み心地も味のうちですからね」

 ネアはこれ見よがしに焼き菓子を一つさっと取ると口の中に入れて、気持ちのいい咀嚼音を立てた。

 「このお菓子の出所がどうでもいいじゃないの。さっさと食べようよ」

 フォニーはじっとネアを見つめているラウニの肩を掴んでゆすった。そんな中、ティマも黙ったまま涎を垂らしながらじっとお菓子を凝視していた。そんな中、ネアが徐に口を開いた。

 「・・・昔、毒やで射られた男がいました。すぐさま矢を抜いて手当てしなければ命が助からないのに、その男は『この矢を誰が射たのか分からない限りこの矢を抜かない』、『この矢に塗られた毒がなんであるか分からないうちはこの矢を抜かない』って騒いで、結局は助からなかった・・・」

 ネアは良く分からない例え話をするとまた一つお菓子をつまんで口の中に入れ目を細めた。

 「お菓子が湿気ないうちに頂きましょう」

 我慢の限界を迎えたラウニがそう言うと菓子をつまんだそれを合図に侍女見習いたちはお菓子に群がったのであった。

 【野生動物の餌付けかな・・・】

 ネアがそう思いながら、自分もその中の一匹になっていることに気付くのにはしばらく時間を要した。


 「ふーん、失敗したかー、それも織り込み済みだよ。なんせ君に人選させたんだよ。しかも、君は僕の支払ったお金を掠めたくて、値切り交渉までしたようだね。刺客と一度契約して値切るなんて聞いたことがなかったよ。殺されなかっただけでも儲けものだよ」

 彼は、暗くなった館の一室で縮こまっているジルエを見下すように眺めながら薄ら笑いを浮かべていた。

 「もう、このような失態は・・・」

 「そうだねー、もう一度そんなことをされたら温厚なボクも君に責任をとらせるから、そのつもりでいてよ」

 彼はジルエの言葉を遮って、次は無い事を仄めかした。その言葉にジルエは背中に嫌な汗が流れるのを感じていた。

 「なーに、急ぐことはないよ。仕掛けがいつ動作しても対応はできる。だ か ら、いらない事で動き回ってほしくないんだよ。いろいろと勘繰られるのは好きじゃないからね。僕はもう暫く籠り病の困った若様でいさせてもらうよ。根回しはもう9割がたは完成しているからね。さ、これで好きなモノを買って疲れを癒すといいよ」

 彼はそう言うと、縮こまっているジルエに小金貨を3枚放り投げた。ジルエは散らばる小金貨をかき集めるとばね仕掛けのようにお辞儀をしてさっさと退出していった。

 「小物は使いやすいけど、それなりだね・・・」

 彼は深いため息をついた。そして暗くなった外を眺めた。

 「この郷は僕には狭すぎる・・・」

 彼はそう呟くとキャビネットから酒の瓶を取り出し、手酌でグラスに注いだ。

 「カーウィンこと我が父上の健康に」

 グラスをわざとらしく掲げるとバルンはにやっとしながらそれを飲み干した。

最後の方にバルン殿がやっと出てきました。イメージとしてはイケメン風の切れ者にしたいのですが、作者にかかると自称イケメン風のキレたヤツに成り果てそうです。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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