これまでの登場人物 その15
この章はこれまでです。次回からはネアのターンになります。
正義と秩序の実行隊
「2番」こと「崖」のマース(28歳)
黒い髪に感情を表さない黒い瞳の長身の男です。正義と秩序の実行隊を体現する様な人物です。
正義を全ての基準にしています。正義を為すこと以外は何の興味もない人です。
「11番」こと「杭打ち」のロブ(20歳)
栗色の髪を持つ、背は高くありませんが、締まった体の持ち主です。
人当たりが良く、ニコニコしているように見えますが、その瞳に感情が滲むことはありません。
神経質かつ几帳面な人です。
「16番」こと「草原」のバイス(20歳)
赤茶けた髪を持ち、あまり目立たない出で立ちです。過去にやらかしたことで、極刑か正義と秩序の実行隊への入隊かの二者択一をした人です。同じ部屋の「11番」の振る舞いに大きな違和感を感じています。
「1番」こと「定規」のマテグとともに、彗星に付いて行くことを決心しました。
田中 昭信(29歳)
ついに三十路が眼前に迫ってきたモノの、様々なライフイベントとは無縁の生活が淡々と続いています。
これでは、ダメだと感じ、帰宅する時にちょっと回り道をしたところ、不審者に間違われ、アブナイことになりそうでしたが、何とか逃げ切れました。このことで、ますます出会いがなくなっています。
正義と秩序の実行隊の隊員たちです。彼らは連番になっており、これからも番号は増えていく予定です。彼らの番号には欠番と言う概念はなく、欠番になればその番号に新たな人員をはめ込んでいく方式です。現在は上から数字が付けられていますが、その内、それすらなくなるでしょう。
今回も、この駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。