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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第15章 ひび
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195 焦り

 毎週日曜日を目途にあっぷしておりますが、どうもこれからお仕事が続きそうなので、断続的になりそうです。もし、このお話を楽しみにされている方がおられれば、ゴメンナサイです。

 どこかの郷で、変わった思想に取り憑かれた馬鹿が処刑されてから、凡そ6日ほど経った頃であった。形ばかりの年迎えのお祭りを終え、コデルの郷はいつもと同じ調子で人々が行き交い、仕事をしていた。

 年迎えのお祭り自体が、穢れの民が信仰するメラニ神に関連し、本来ならする必要がなく、それどころか正義に反する行為であるという、ハイリの懸命な説得にもかかわらず、例年の恒例行事としてささやかながらも強行された。この事に対して、ハイリや正義と秩序の実行隊の一部が大声で批判の声を上げたが、それはナトロの、「郷の民、全員を納得させてからにしてくれ」の言葉の前に有耶無耶になってしまっていた。

 「何の用だ?」

 最近、何のスイッチが入ったのか分からないが、自室でひたすら腕立て伏せをしている彗星の元に姿を現したナトロに彗星は腕立て伏せを続けながらぶっきらぼうに尋ねた。

 「精が出るな。実は、お前さんと一緒に行動したいって連中がいてね。1番を頭に13名が、エイディではなく、お前さんの指揮下に入りたいんだとよ。遠征もお前さんとハイリだけだと何かと不便だろうし、ハイリを護りながら戦うのもキツイだろ」

 ナトロは腕立て伏せを黙々としている彗星を見ながら椅子に腰を掛けた。

 「俺は、別に不便は感じていないぞ」

 腕立て伏せを既定の回数こなして立ち上がった彗星はかけてあったタオルを手にして汗を拭いた。

 「ぶっちゃけ、エイディに付いて行けないって奴らがいるんだよ」

 ナトロはそう言うとため息をついた。

 「あのわがまま坊ちゃんか・・・」

 彗星は顔をしかめた。見た目、血筋、財力、弁の才、彗星が手にしていないものを全て手にして、それが当然のことと思っているエイディに彗星は嫉妬に近い憎しみのようなものを感じていた。

 「お前さんには悪いが、正義と秩序の実行隊やお前さんに出資している郷の連中は、見てくれがよくて、血筋の良い、エイディを推したいそうだ」

 ナトロはやれやれと肩をすくめた。

 「あの面と血筋、剣の腕もそこそこあって、弁が立つ。これだけ聞くと理想的だが、ヤツは血に飢えているからな。最近は誰にも手を出していないようだが、その内、暴れるのは目に見えている。奴らが矯正って言ってあちこちでやらかしているのは、お前さんも見ただろ。・・・アレの剣が穢れの連中に振り下ろされているのはいいが、その内、真人、俺たちに振り下ろされるかも知れん」

 少し疲れて見えるナトロはつまらなそうにそう言うと再びため息をついた。そんなナトロを彗星は冷ややかに見ながら椅子をナトロの正面に待ってきて腰かけた。

 「・・・看板なんだろ、神輿なんだろ。適当におだてて、良いように使ってるんじゃねーのかよ」

 エイディをどうやって制御するか悩んでいるナトロを彗星は冷ややかな目で見ていた。

 「神輿なら、担いでいる間は暴れないでもらいたいよ・・・。ヤツは危険すぎるんだ。アレも馬鹿じゃないから、今はサボトの郷から追い出され、何の後ろ盾も無い事は承知していて大人しくしているが・・・」

 「俺の直属の部隊ができるんだろ。ヤツは村で暴れて死体の山を造っているだけ。俺は、野盗を退治し、街を救いって実績があるから、見ているヤツは俺の方がいいんだろうな。これからも、地味にやらしてもらうぜ」

 彗星は皮肉を込めて言うといつもの快活さが霞んでいるナトロをじっくりと眺めた。

 「最悪、お前さんに始末を頼むかも知れん・・・、あ、これは忘れてくれ・・・。これからは、お前さん直属の部隊が一緒に行動する。前に戻っただけなんだが。後で1番が部隊を引き連れてお前さんに挨拶に来るぜ」

 ナトロはそう言うと、部屋を出て行った。その後ろ姿には、疲れと言う影が色濃く浮き出ていた。

  

 「おらー、気合入れろよ」

 訓練場で剣を両手で頭の上に捧げた男たちが、ぐっと屈みこみ、そしてジャンプする運動を繰り返していた。

 「24番、遅れているっ、どうした」

 エイディは少しずつ遅れてきた24番の尻を蹴り上げた。そのはずみで24番は顔面から大地につっこんだ。エイディの今日の気分は、基礎体力作りだった。それは、自分がするのではなく、部下たちにさせる気分であった。

 「ーっ」

 苦悶の表情を浮かべながら飛び跳ねる男たちを眺めるエイディの表情には笑みが浮かんでいた。直接的に誰かを痛めつけることができなければ、訓練の名のもとに部下を痛めつける、訓練という大義名分がある限り、これに反論できる者はいない、彼はそう考えていた。

 「ん?」

 苦しんでいる隊員の顔をにこやかに見回しながら、エイディはその数が少ないことにやっと気づいた。

 「1番の姿が見えんな」

 「1番と、12名の者は英雄様と行動を共にしています」

 エイディの近くで飛び跳ねていた13番がエイディの疑問に答えた。その言葉を聞いた時、エイディの表情が険しくなった。

 「何勝手に話しかけて来てるんだ、ボケっ」

 飛び跳ね続けて疲労困憊の13番の顔面にエイディは拳を叩き込んだ。

 「僕がイイと言うまで、やめてはいけない。さぼったら、覚悟しておくように」

 隊員たちに命じると、エイディはその場を後にし、彗星がいるだろうと思われる所を探し出した。そして、理不尽な事を命じられた隊員たちは、文句ひとつ口にすることなく、ひたすら飛び跳ねていた。


 「彗星君、君は何をしでかしたのか分かっているのか」

 正義と秩序の実行隊が駐屯している、最近、建てたナトロの屋敷の裏庭で剣術の稽古をしている彗星たちをやっと見つけたエイディは、つかつかと彗星に歩み寄ると、顔面をぐいっと近づけた。

 「昨日、何喰ったんだ。息が臭いぞ」

 必死で怒りを抑えて冷静そうに振舞っているエイディに、木剣を肩に担いだ彗星が顔をしかめて返した。

 「貴様っ、下手に出てやればいい気になりやがって、貴様如き僕の・・・」

 かっと頭に血が上ったエイディが剣を抜こうとして、違和感に気付いて手元を見て言葉を呑んだ。そこには、塚にかけられた手を彗星の木剣がそっと押さえていたからである。

 「いつの間に・・・」

 彗星は先ほどまでかつがれていた木剣の切っ先が自分の手元にある、彼が動いたことも気づかなかった、この事実がエイディの怒りに水をぶっかけていた。

 「勘違いするなよ。元々、こいつらは俺の下で、共に戦うことを決意して集まったんだ。親の七光りで後からポイっと来た坊ちゃんに付いて行くためじゃない。・・・お坊ちゃんには難しいか・・・」

 自分と相手の力の違いをまざまざと見せつけられ、表情を硬くしているエイディに彗星がニヤニヤしながら声をかけた。

 「き、貴様、ふざけるな。僕の力を思い知ることになるさ。何もない君と違って・・・」

 顔を真っ赤にして彗星に指を突き立てて喚くエイディに彗星はニヤリとして口を開いた。

 「エイディ君、君は勘当されたんだってねー、で、君は何を持っているのかなー」

 怒りに表情を歪めたエイディは、ニヤニヤと笑いながら声をかけてくる彗星をその場に残してさっさと隊員たちがひたすら飛び跳ねている場所に戻って行った。

 「荒れるな」

 ポツリと呟いた彗星の言葉に1番ことマテグは深く頷いていた。


 「おいっ、あいつを勝手に動かしていいのか」

 エイディの怒りはナトロに向かっていた。怒りの原因は目障りな彗星の存在である。戦いに置いてエイディは、悲しい事に彗星の足元にも及ばない、自分の美貌も彗星には意味をなさない、サボトの郷の次期郷主と言われていた事実も、元々この世界の住人ではなく、英雄と言う肩書を持つ彼には意味をなさない、目障りであるがエイディの力で取り除くことができない存在、それが彗星であった。そんな彗星を排除するために、恥も外聞も無く、エイディはナトロにすがったのである。しかし、彼にはナトロにすがっているという自覚は全くなかった。

 「元々、英雄は正義のために行動してきた。ヤバイ連中を斬り伏せて街を救った。危険に身をさらして行動してきた。で、アンタは何をした? 辺境の村々を回って、穢れどもを斬り伏せたことしか俺は知らないぞ。それ以外は、やたらと嗜好品を調達するぐらいか。俺から言えば、アンタが勝手すぎると思うが」

 ナトロは、執務室にいきなり怒鳴り込んできたエイディを面倒くさそうに見ながら相手していた。

 「ヤツより、僕の方が目立つ、そして何より、美しい。その上、頭もいい、こんな僕を蔑ろにするなんてことは許されないことだ」

 エイディはナトロに自分がいかに優れているかをとうとうと語った。

 「看板だけなら、部下も何もいらないだろ。ハイリ嬢は、報酬も受けずに講演しているぜ。宣伝費用とするなら、お前さんは金を喰いすぎる」

 エイディの必死の訴えをナトロは一蹴した。ナトロの言葉現実であり、実際の所、エイディは看板以上の仕事はしてないかった。どこの世界に商品を売る場所をつぶしてまで巨大な看板を設置する商人がいるだろうか。エイディはナトロの言葉に何も言い返せなかった。

 「・・・で、今日は暴れるのか、お前さんの部下は、俺らや南部の複数の郷からの出資によって養われているんだぜ。お前さんの物じゃないってことは知ってるよな。彼らを潰したら、お前さんの立ち位置も怪しくなるぜ」

 ナトロはエイディの要求を呑むことはなく、逆に彼に激しく突っ込んできた。サボトの郷にいた頃なら、こんな口を叩く奴は速やかに斬り伏せていたが、今ここで、しかも無役でありながら実質的に郷のかじ取りをしているナトロを斬ったならば、瞬間的には気持ちが晴れるが、その後は拷問されるか、死ぬか、死ぬまで拷問されるかぐらいしか選択肢しか彼の頭には思い浮かばなかった。

 「くっ・・・」

 歯を食いしばって、衝動を押さえつけているエイディをナトロは冷めた目で見つめた。

 「我慢できるんだな。悔しかったら、看板だけじゃない所を見せてくれよ。そうじゃないと、君らを養う予算を獲得できないからな。ま、辛い事は分かった。今日は女をあてがってやるよ。くれぐれも殺すなよ。彼女らを傷つけたら、一般の民と同じ裁きと罪を受けてもらうからな」

 ナトロは手でエイディを追い払うような仕草をしてみせた。その事は、エイディのプライドに思いっきり泥を塗りつけたが、彼は必死でこらえてその場を後にした。


 「殺す、殺す、殺す・・・」

 商売女と事を済ませ、さっさと追い返し、それなりにすっきりしたものの、行為の一環として縊り殺すことも禁じられたエイディのフラストレーションは最高値を更新していた。酒を浴びるように喉に流し込みながら暗い部屋でひたすら彼は呟いていた。彼のつぶやきは窓の外が白くなるまで続いた。


 「これから、正義を為すために行軍する。正義のためならば、郷の境なんぞ気にすることはない。悪は髪の毛一本、肉片一つこの世から滅ぼさなくてはならない」

 翌朝、訓練のために集合した隊員を前に、エイディはやつれ果てた姿で熱弁を振るっていた。彼は事あるごとに正義を口にしたが、それは彼が暴れるための理由付けのためだけであった。しかし、彼の中身のない演説に隊員たちは目を輝かせて聞き入っていた。

 「僕らは、この街を後にして、まだまだ正義の光が届かぬ暗部を光で照らし、闇である悪を駆逐する。そのためには厳しい道のりになるであろう。ひょっとすると、ここにいる何人かはこの場所に戻って来られないかもしれない。それでも、僕について来てくれるか。真剣に正義を為すために」

 隊員たちはエイディの言葉に、歓声をもって応えていた。

 「あいつら、バカか。遠征の準備も何もしてないのに」

 遠くからエイディの演説を退屈そうに聞いていた彗星はあきれ果てた様な表情を浮かべていた。

 「あの人、正義が何か分かっていないと思います」

 彗星の横で同じようにつまらなそうな表情で演説を聞いていたハイリが可哀そうな人を見るような目でエイディを眺めていた。

 「少しばかり知恵が回るのが悲劇を生むんだよな。洒落にならないことになるぜ。俺たちにもなにか、火の粉が飛んでくるかも知れないな」

 彗星はハイリを見て注意を促した。自分のことを心配してくれている、ハイリは彗星の目を見て勝手にそう確信した。

 「ええ、気をつけないといけませんね」

 ハイリは、笑みを浮かべて彗星の言葉に同意していた。彼女にとって降りかかる火の粉より、彗星の傍にいられることが重要な事に思われていた。

 「彗星様、アレに同行しますか?」

 1番がそっと彗星に近づいて、長ったらしく、内容が薄い演説の後、遠征の準備に取り掛かったエイディたちを見てそっと尋ねてきた。

 「巻き込まれたくないからな。やらかすなら、アイツ一人で被ればいいんだ」

 彗星はエイディがどうなろうと知ったことではなかった。仮に、この遠征で奴が死んだとしても、涙を流すどころか同情が湧かないことは断言できた。思いあがったお坊ちゃんは、そのままくたばった方が世のため、人のためと心の底から思っていた。

 「彼の正義は、自分のメリットなることですから」

 ハイリはそう言うと、穢れの民を見る目と同じ目でエイディを眺めた。


 「僕の華麗な剣技と美貌、そして頭があれば、あいつらが言う実績なんて、あっという間さ」

 エイディは子供が描くヒーローの世界を夢想していた。それは、彼の行く先々に巨悪が人々を苦しめ、彼の剣によって悪が滅ぼされ、彼がヒーローとなる世界である。

 「しっかり準備するんだ。敵は強大だ」

 エイディは敵と言う言葉を口にしていたが、一人を除いて、その敵がなんなのか自分でもつかみ切れていなかった。その一人は彗星であった。

 「今までのキツイ訓練もこの日のためにあったのだ」

 「正義のために、思う存分奉仕しよう」

 「・・・死に場を得た・・・」

 隊員たちはエイディのあやふやな命令にも、疑問を持つことなく、責任感と奉仕の精神を発揮させて荷造りしていた。

 「僕が新たな英雄になるんだ。あんな、パッとしないヤツより、僕の方が美しいから、英雄に相応しいんだ」

 従者に鎧を着せてもらいながら、エイディは終始ニヤニヤしていた。彼の頭の中には成功するビジョンしかなかった。しかし、成功を手に入れる細かな部分は何一つビジョンは持っていなかった。


 「暫くうるさいのがいなくなるか、このままいなくなれば、マシかもな」

 ナトロは執務室の窓から馬車に何だかんだと積んでいる正義と秩序の実行隊の隊員をみながら呟いていた。

 「これで、金がかからなければいいんだが」

 ナトロは彗星には利用価値があると見ていた。エイディに比して彗星は武力と言うカードでは最強であった。また、経済性も彗星は派手好みな所は余りなく、エイディに比して飼っておく分には費用は掛からないことも、ナトロにとってはエイディよりマシな所だった。

 「・・・彗星にアイツを始末させるのも手か・・・」

 作業の指揮の名の邪魔をしにしゃしゃり出てきたエイディを眺めながらナトロは小さく小さく呟いた。いくら勘当されていると言っても、ルイン家とは無縁ではないエイディを大っぴらに始末するには、それなりのお膳立てが必要であり、しかも彗星ほどではないが、エイディもそれなりの剣の使い手であり、簡単に実行できるように思えなかった。

 「スカウトを呼んでくれ」

 ナトロは部屋に控えている、がっしりした秘書に声をかけた。秘書は一礼すると音もなく彼の執務室から出て行った。

 「スカウトを呼んでまいりました」

 無駄な作業を繰り返しながら遠征の準備をしている正義と秩序の実行隊の隊員を窓から眺めているナトロに秘書が声をかけた。ナトロが振り返るとそこには、フードで顔を隠したグレーのマントを着た人物が3名控えていた。

 「お前らに命ずる。あの正義と秩序の実行隊がこれから遠征する、その先でなにをやらかしたか、一つ残さず報告してもらいたい。決して気取られるな。あのエイディは鈍いが、他の連中は結構鋭いぞ」

 ナトロは彼の前で跪くグレーの人物たちに命じると、フードの奥から小さな声で了解したことを伝える声がした。

 「気をつけてな。経費はこちらに申請してくれ、武器も手配する。・・・分かっていると思うが、手は出すなよ。武器は身を護るためだけに使うんだ。もう、行っていいぞ」

 ナトロがスカウトたちに命じると、彼らは音もなくその場を後にした。

 「厄介な事にならなければいいが、これ以上、金は使いたくないからな」

 窓の外で繰り広げられる、一向に進まない遠征準備を眺めながらナトロは心配そうに呟いた。

 エイディは、イケメンで弁が立ち、それなりに強い理想的な看板です。本人は頭が良いと言っていますが、見ての通り、本質は馬鹿です。しかも、凶暴な馬鹿なので始末が悪いです。もし、彼の身の上に不幸が降りかかって来ても、本人がそうなるように振舞っているのですが、馬鹿ですから逆恨みします。面倒な人です。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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