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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第14章 落とされた影
197/342

183 転機

どんどんと寒くなり、そして慌ただしくなってきました。

ちょっとでも、このお話が、そんな中の憂さ晴らしになれば幸いです。

 「あの人、どうなるんだろ」

 ネアは侍女見習いたちの部屋の中で、今日戦った傭兵らしき人物の身を案じていた。

 「ロート様からはクビだと言われているし、膝に喰らわしたのもきっと・・・、それに子供に負けたってことは・・・、傭兵としての価値が暴落・・・」

 そうブツブツ独り言を言っているうちにネアは時間の経過とともに落ち着かない気分が増加していった。

 「もし、あの人が・・・職を失って・・・」

 そう考えると、ネアは部屋を飛び出していた。せめて、自分が与えた傷は治療したい、その思いであった。しかし、負けた相手、しかも子供にそこまで情けをかけられるとなると、彼女のプライドは完全に潰されることもネアは承知していた。

 「エルマさん、相談したいことがあるんです。今、お時間よろしいでしょうか」

 エルマは事務室で使用人たちの勤怠管理の一環として、夜勤の勤務割をしている所であった。

 「ネアから私に所に来るなんて、珍しい事ですね。暇とは言いませんが、その様子からすると、随分と難しい事のようですね。来なさい」

 エルマは自分のデスク横に来るように手招きし、ネアはそれに答えて、エルマが示した場所に直立不動の姿勢で立った。エルマは書類から少し顔を上げて、ネアが示した場所にいることを確認すると再び書類に目を落とした。

 「何があったのですか」

 エルマは、ネアの顔を見ることもなく、書類作業を続けながら尋ねてきた。

 「ご存知でしょうが、今日、奉仕会の集まりの場で、お嬢の代闘をしました。その時、相手の代闘の方を傷つけてしまいました。その方は、私に負けたことで主人からクビにされたようです。傭兵をされているようですから、こんな子供に負けたとなると、傭兵としてのキャリアもなくなったと思います。正式な代闘であれば、それまでのことですが、郷主に報告も許可も求めていない私闘です。私がその方の生活を壊したとしたら・・・、せめて手当だけでもしてあげたいのです」

 ネアはエルマに事の成り行きを大きく説明した。ネアの言葉が途切れた時、エルマは書類から顔を上げ、ネアを見つめた。

 「貴女の責任の範囲でできることをすればいいだけのことです。お薬代は勿論、貴女のお金から支払うことになります。この事に悩む要素があるのですか」

 エルマは、ネアにそう言うと再び書類に目を落とした。

 「それじゃ、ダメなんです。戦った相手から、しかも子供から施しを受ける。受け入れることはできません。傷に薬じゃなく、辛子を塗り込むようなことになります。ここは、闘った私ではなく、お嬢からという形になれば、相手の方の面子を潰さずに済むと思うんです」

 ネアは直立不動のまま、書類仕事を続けるエルマに訴えかけた。

 「よく考えましたね。私があの場での騒ぎを全く知らないとでも」

 エルマは書類から顔を上げると、ネアを見つめて笑顔を作った。

 「その事なら、私からお嬢に進言しています。今頃、彼女の元に適切な者が行っているでしょう。ネアは、闘った相手のことをどれぐらい知っていますか」

 エルマはネアに心配することはないと伝えると、ネアが闘った相手について聞いてきた。

 「いいえ、ただ闘っただけです。あの人は、子供が相手でも手を抜くことなく真剣に、殺す気でかかって来られました。私が勝てたのは運の要素が大半です」

 「普通なら、子供相手ならそれなりに手加減するのが普通でしょうが、貴女は身体能力の高い獣人、その上、同年代相手なら秒殺すらできる実力のケフの凶獣。舐めてかかる人は、相手の実力を見抜けない人ですよ。・・・あの方のお名前は「秋風」のケーラ。トルデア家で侍女兼護衛として働いていました。彼女には4歳の女の子がいます。彼女はその子を一人で育てています。腕は、中の下ぐらいでしょう。ネア、貴女のできることは、もうありません。ただ、貴女の優しい心根は良く思います。では、下がりなさい」

 エルマはネアに微笑みかけると、ネアに戻るように促した。ネアはそれを聞くと、その場で深々と頭を下げ、事務室を後にした。


 「痛っ」

 ケーラは足を庇いながら、夕食の準備をしていたが、少し動くたびに膝に痛みが走り、ネアに強かに突かれた膝は時間とともに腫れてきていた。彼女にはこの足の痛みより心配な事があった。それは、明日からの糧を得る手段についてだった。元々、ケーラの傭兵としての腕は目立ったものはなく、どちらかと言えば野戦場においての、家事能力の高さの方が目を引いた存在であった。だからこそ、トルデア家で侍女として、他の侍女と遜色なく勤めることができたのである。そのトルデア家も急遽、ワーナンに戻ることとなり、ロートの件もあったことから、ケーラは解雇されたのであった。どこかの屋敷に雇われるにしても、子供に負けた傭兵、怪我を負い普通に動くことすら難しい侍女を誰が雇ってくれるというのか。ケーラは絶望的なため息を吐いた。

 「お腹空いた・・・」

 気づくと、彼女の4歳になる娘、クーナが彼女のスカートを引いて見上げていた。

 「もうちょっと待っててね」

 彼女が娘に微笑みかけた時、粗末な共同住宅のドアをノックする音が薄暗い部屋の中に響いた。

 「え、誰かしら・・・」

 ケーラは手近おいているショートソードを隠し持つとドアに近づき、ノックをする者に声をかけた。

 「あのー、どちら様でしょうか」

 「私は、お館から派遣された者です。怪しい者じゃありません」

 ケーラはドアののぞき穴から確認すると、暗くなった外に大きな荷物を背負った人影あるのを確認した。

 「お館から?」

 「お嬢の命により派遣されました。開けてください」

 相手の誠実そうな声を信用して、ケーラは扉を開けた。そこには、背の高い獣人が大きな荷物を背負ってにこやかな表情で立っていた。

 「私は、お館の診療所で働いている「山椒」のウェルという者です。貴女の治療を申し付けられています。失礼します」

 ウェルはケーラを安心させるように微笑むと、部屋の中に入り、大きな荷物を床に降ろした。

 「椅子に腰かけて、足を見せてください」

 ケーラはウェルに言われるまま、椅子に腰を掛け、恥ずかしそうにスカートをたくし上げた。

 「あ、大きなにゃんこの人だ」

 ケーラの娘のクーナがいきなりウェルに飛びつき、その頭をワシワシと乱暴に撫で始めた。

 「あ、僕は猫じゃなく、米豹だから。ちょっと待ってて、今から君のお母さんの脚を治すから」

 ウェルはそっとクーナを降ろすと、ケーラの膝をそっと掴んで、力を込めた。

 「痛っ」

 ケーラは痛みに顔をしかめた。それを確認したウェルは肉球のついた掌で腫れ具合を確認した。

 「膝の力を抜いてください。これから動かしますから、痛ければ教えてくださいね」

 ウェルは暫く診察をすると、背負ってきた荷物から塗り薬を取り出し、ケーラの膝に塗り、その上から包帯をきつく巻き付けた。

 「骨や筋を痛めていることないようですので、暫くすれば腫れも痛みも引いて行くでしょう。でも、無理をすると治りにくくなります。あ、それと、これを、お嬢から紹介状です・・・、と、言っても形だけですけどね。明日、お昼前に、ケーラさんを雇いたいって人が来ますので、外出は控えてくださいね。その時に、この紹介状をその方にお見せください」

 「ありがとうございます。何から何まで・・・」

 ケーラが深々と頭を下げ、ウェルに礼を言うと、彼は困った表情になって頭を掻いた。

 「そのお礼なら、お嬢にお願いします。暴れ姫の噂は耳にされていると思いますが、あの方は、心優しき暴れん坊です。僕らみたいな者でも、分け隔てなく接してくださいます。この郷は、いい所ですよ。はい、お母さんの治療は終わったよ」

 ウェルは退屈そうにしているクーナに向かって声をかけた。それを合図にクーナはウェルに飛びついて、そのまだら模様の毛皮を撫でだした。


 「あ、にゃんこだー」

 次の日、ケーラの住まいのドアをノックしたのは、昨夜と違い、子連れの猫族の獣人だった。

 「「秋風」のケーラさんですね。昨夜、ウェルさんからお話があったと思いますが」

 彼女はそう言ってお辞儀をすると、きれいなさび色の毛皮がお昼前の日光に輝いた。

 「あ、あの貴女は・・・」

 ケーラは驚いたような表情でその婦人を見つめていた。

 「ごめんなさい、紹介が遅れました。私は、フラン・エリグと申します。お館の警備隊長、ケイタフ・エリグの妻です。この子は、私の娘のミエルです」

 フランはケーラに自己紹介を済ませると、彼女の後ろから興味津々の目で見つめているクーナの姿をみつけて、にっこりとほほ笑んだ。

 「にゃんこの人ですよ。よければ、お子様の相手をミエルに任せてよろしいでしょうか」

 「え、ええ」

 フランの圧に押されるようにケーラは彼女を部屋に通した。

 「足を痛めておられると聞いていますので、どうぞ掛けて、楽にしてください」

 ケーラは促されままに腰を掛けて、フランを見上げた。その姿は姓を持つ人とは思えない、どこか庶民じみた雰囲気があり、穢れの民と何かと不都合を社会的に与えられる者にありがちな卑屈な所は見えなかった。

 「私たちも、最近、このケフにに来たのですが、夫が役職上とは言え、お館の近くの大きなお家を貸与されたもので、お部屋やお庭の掃除や手入れが私一人では手が足りなくて、それと、私、朝から夕方まで奥方様の工房で働ているものですから、食事や夫のお弁当もこの子、ミエルに任せきりになって、しかも子供たちだけで留守番させるのも不安があります。そこで、腕があって、信用できる人を雇いたいと思っておりました」

 フランは椅子に痛めた足を投げ出して座るケーラをじっと見つめた。

 「私のできる料理なんて、野戦料理に毛が生えた程度ですよ。それに、腕の方も子供に負けるような・・・」

 ケーラは伏目がちに、降らなの申し出に辞退したい意思を示した。

 「それは、聞いていますよ。貴女が闘ったあの子は、規格外ですよ。そもそも、あのお館に勤めている方は、下手な騎士団の方より強い方ばかりですよ。夫がそう申していました。私も見ただけですが、あのお館に賊として入ると、大きな後悔をすることになるでしょうね。ですから、その事は気にしないでください。私たちに心得はそんなにありませんが、私もミエルも見てのとおりの獣人です。逃げ出すぐらいは簡単にできますから」

 フランはそう言うとケーラの不安を吹き飛ばすような笑顔を見せた。

 「今では、エリグという立派な姓を名乗っておりますが、元々はただの「待ち針」のフランです。エリグ家も私が言うのもなんですが、栄えて勢いのある家ではありません。気楽に勤めてくださいね。お部屋も空きがありますから、そこに住まわれると家賃も浮きますよ。お子様のお相手ならうちのミエルができますから。穢れの民に雇われることは真人の方にとって面白くないとは思いますが、夫は真人ですので、私の事はあまり気になさらなくてもいいですよ」

 ケーラは気さくに微笑むフランに釣られるように笑みを浮かべていた。

 「結構な申し出に感謝します。そのお話、是非とも、雇い主が誰であれ、必要とされるなら忠義を捧げるのが私らの流儀。その上、お人柄も素晴らしい方であれば・・・、この身命、お捧げ致します」

 ケーラは痛む足を折り曲げその場に跪いた。それを見たフランは慌てて彼女の両肩に手を置いた。

 「そんなに畏まられると、困りますよ。うちの夫も息子もそのような事は望みません。それに・・・」

 フランはちらと見えるとクーナが床にぺたんと座り込んで遊んでいる姿を見つめた。

 「子供たちは打ち解けたみたいですね。ミエルも小さい子の面倒を見ることで良い勉強になると思います。決して多くはお払いすることはできませんが、よろしくお願いしますね」

 フランはそう言うとそっとケーラに手を差し出した。ケーラはその手をしっかりと握りしめた。


 「あの子が・・・」

 「そうは見えないけど」

 ネアがご隠居様のお供で出かけている時、街のあちこちで子供たちがひそひそと話をしているのが聞こえてきた。

 「随分と有名人になったね」

 ご隠居様の耳にも聞こえたのか、彼は楽しそうにネアに話しかけた。

 「全然うれしくありません。それに有名にもなりたくありませんから」

 ご隠居様の言葉にネアはむすっとして言い返した。

 「なかなかカッコイイ二つ名なんてもらえないよ。ボクの友人に良くお腹を壊すのがいてね。ついた二つ名が便所の守護神だよ。それに比べれば随分マシなほうだよ」

 ご隠居様はネアの不満を笑い飛ばした。奥方様から認められ、ご隠居様からも黙認されてしまうと、ネアの二つ名である「ケフの凶獣」は暫く幅を利かせそうだった。

 「ところで、今日のご用は何なのでしょうか」

 ネアはご隠居様の後を付いて行きながら、今日もいつもの会合であることを確認するために尋ねた。

 「いつもの、連絡会だよ。ただね、最近、トバナ氏がいい情報を掴めないのか、掴む気が無いのか、ロクがいくら脅しても成果がさっぱりなんだよ」

 ご隠居様はネアにそう言うとすっと肩をすくめた。

 「モンテス商会からすると、あの人も小物なんでしょうね」

 「ボクは彼は筋金入りの小物だと思っているよ。彼のような人物を重用する組織なら、あそこまでは大きなならないよ」

 ご隠居様は朗らかに笑ったのであるが、ネアはそれを聞いて、同情することはなかったが、トバナが非常に哀れな存在に思えてしまった。


 「それぞれが収集した情報を統合した所、あの正義と秩序の実行隊は、英雄の親衛隊という性格のそしきから、独自の組織に移行しつつあるようです。彼らは、コデルの郷を中心とした複数の郷からの出資により活動しているようです。噂ではありますが、彼らを手元に置いておきたい郷がいくつかあるそうです。彼らの組織は現在、拡張段階に入ったと見るのが妥当でしょうな」

 コーツは、トバナから聞いたこと、行商人から聞いたことなどをまとめたものをご隠居様に報告していた。

 「成程、彼らは今、組織固めか、大きくなるとその分細かな事が大事になってくるからね」

 コーツの報告を聞いてご隠居様は頷くと、ため息交じりに言葉を吐きだした。

 「トバナのヤツ、お耳にされているとは思いますが、最近、ロクな情報をよこしません。痛めつけても変わりがありません。どうしたものかと思案中です」

 ロクがすまなそうにご隠居様に報告すると、ご隠居様は気にすることはないよ、伝えるとロクの働きを労った。

 「組織固め・・・、今のうちに、連中の何か足かせになるような事を創り上げられたら・・・、連中の動きも鈍くなるのにな・・・」

 ご隠居様が独り言のように呟くのをネアは耳にして、何か手はないかと考え、そして、おずおずと手を上げた。

 「彼らの手続きをできるだけややこしく、煩雑なものにしてしまえれば、彼らの動きを鈍くさせることはできると思います」

 ネアの言葉に、黙り込んでいたコーツが薄く閉じていた目を開いた。

 「何か手はあるのかな」

 「団長、騎士団の経費はまとめて支給されているんですよね。お給金から鎧の修理代まで」

 コーツの言葉を聞いて、ネアはちょっと退屈しているようなガングに声をかけた。

 「ああ、ちゃんと経理はしてるぞ。無駄な金など使ってないぞ」

 ガングは不正な事をしていると言われた様な気がしてむっとしてネアに噛みつくように答えた。

 「ええ、だから、動きが速いのですよね。でも、複数の郷の出資だとすると、経費がズルをされることなく、ちゃんと使われているか気になりますよね。それに、使っただけ欲しいなんて言われても、対応できませんよね」

 ネアの言葉にその場にいる者たちは注目しだした。

 「無駄なく、きっちりとした会計にするには、まず、どれぐらい使いそうかの見積もりが必要ですよね。その見積もりもドンブリじゃなくて、団員の給金にいくら、馬の飼葉にいくら、鎧の修理代にいくら、使っている建物の使用料、修理代にいくらって、細かく積み上げていくといいですよね。それと、鎧の修理代と調理に使う燃料代が同じ部署の人が見積もるのもおかしいし、性格の違うお金だから、お財布も別にしないと、そうじゃないと、秩序がなくなるでしょ」

 ネアは、居並ぶ面々に対していざやるとなると非常に面倒くさそうな事をとうとうとまくしたてていった。

 「そんなことをしたら、どれだけ帳簿が必要になる、それにどれだけの人出が必要になる。考えるだけでトンでもない手間になるぞ」

 ガングが馬鹿なことを言うなとばかりにネアに意見を述べた。

 「そうしないと、彼らが最も嫌う、無秩序になります。そして、その秩序がしっかりと保たれているか、第三者のもとに検査をします。その時、少しでも不備があれば、それは指揮官の責任とします。そうなれば、彼らの組織はどんどん硬直化していきます。自らが自らを縛るようにしていくんですよ。この仕組みを連中の組織に根付かせるんですよ」

 ネアの言葉にご隠居様が興味を示したらしく身を乗り出してきた。

 「いいねー、それなら、彼らの訓練についても、どうやって訓練するか、どれぐらいお金がかかるかを書類として提出させるようにすれば、訓練も難しくなっていくぞ」

 「騎士団を率いる者が、剣よりもペンを握っている時間を多くするわけですな。これは、恐ろしいことになりますぞ」

 ガングは自分の事ではないと割り切っているらしく、面白そうな声を出した。

 「しかし、どうやってそれを根付かせるかですな」

 コーツが難しい表情を浮かべた。

 「猫の首に鈴をつけるというのは簡単だけど、実際やるとなると、この子はちがうけど」

 ナナがコーツの言葉を受けてネアを見てクスリと笑った。

 「トバナさんに一肌脱いでもらうのはどうでしょうか」

 良いアイデアであると思うも、その手段が見つからずそれぞれが頭を悩ましている時、ネアが手を上げて提案してきた。

この世界の傭兵は、傭兵団のような組織に属しているか、個人で営んでいるかに大別できます。

前者は、それなりの腕があり、集団戦のノウハウが必要になります。後者は、護衛、警備、ちょっとした戦闘などに重宝されています。前者は傭兵団を率いる者と商談等が必要ですが、後者は個人経営ですので手続きは簡単です。ケーラ確実に後者ですので、任務中に負った負傷などへの補償などは一切ありません。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価いただいた方に感謝を申し上げます。

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