180 大切なもの 1
くじけそうになると、Always look on the bright side of life と口笛を吹くようにと思っていますが、それすら忘れてしまうことの方が多いような気がします。
「荷物降ろし手伝います」
スージャの関に一行が到着すると、ネアたちはメイザの
「話すことはこれだけだよ。ネア、お前の普通は、世間の普通じゃないんだよ。そこをよく注意するんだよ。ケイタフ、辛いことがあっただろうが、これから、良く勤めておくれよ。でも、家族を蔑ろにしちゃだめだよ」
の言葉で、やっと解放された。そして、ネアたちは本来乗車する予定だった馬車の後方に回り込んでその車内を見回し、目を見開いた。。
「何が、あったんだ」
馬車の中の光景を見たケイタフは一言発して固まってしまった。そこには、死んだようにぐったりしているラウニ、やつれ果てたフォニー、馬車が止まったことにすら気づかず眠りこけているティマ。その奥に、がっつりと猿轡をかまされ、両手を縛られたバト、そしてやたらハイテンションなレヒテ、フラン、ミエルの姿があった。
「ネアー、きつかったよー」
ネアの姿を見たフォニーはそう口にすると、さっと馬車から飛び降りて、ネアに抱き着いた。
「お嬢、着いたようですよ」
「じゃ、降りようね」
フォニーがネアに抱き着いて身体を震わせているのを気にすることなく、レヒテとミエルはさっと馬車から飛び降りた。
「うわー、お嬢、すごいですね。まるで、獣人、ううん、それ以上の身のこなしですよ」
ミエルはレヒテの身体能力に素直に感嘆の声を上げていた。
「すごいでしょ」
レヒテはミエルに自慢そうにしてみせた。その背後で、馬車から人影が高く飛び上がり、きれいに回転して、地面に降り立った。その人影は、呆気に取られているケイタフに近づくと、思いっきり抱きついた。
「フラン、一体、なにが・・・」
「まだまだ、私もできるのよ」
娘たちの身体能力を視て、何故か対抗意識を燃やしたフランは夫に見てもらいたい気持ちも手伝って、派手な事をやらかしたのであった。
「・・・灰汁が強い・・・」
嬉しそうに夫に飛びつくフランを見てネアは、彼女がこれから生じさせてくれるであろうトラブルを想像して顔をしかめた。
「ネア、聞いてる。ラウニはぐったりしたままだし、ティマは小さいし、ここに着くまで、ずっとあの2人・・・、ううん、3人のお相手をしてたんだよ。バトさんはあの調子だし、ルロさんとアリエラさんは・・・」
涙ぐんだ目でフォニーが見やった先には、持ち込んだ酒ですっかり出来上がっている2人の姿があった。
「明日はこの馬車ですから・・・」
「明日も一人でなんて、うちには無理だよ・・・」
泣き言をぶつぶつ言っているフォニーを気遣うようにラウニがよろよろと馬車から降りてきた。
「フォニー、ゴメンナサイ、今日は車酔いが酷くて・・・」
すまなそうにフォニーに頭を下げるラウニの背中には未だに目を覚まさないティマが気持ちよさそうに寝息をたてていた。
「・・・バトさんはどうされたんですか」
ネアがフォニーの不満を一身に受けている時、ケイタフが猿轡をかませられたまま馬車から降りるのを見て不思議そうにネアたちに尋ねてきた。
「多分、ミエルさんの教育に良くないからだと思います。それに、お嬢もいますから」
横目で連行されるように今日の寝床に連れて行かれるバトを横目でチラリと堪忍したネアが低い声でケイタフに説明した。
「世にも珍しい、シモエルフだもんね」
フォニーもバトの常日頃の言動を思い出して苦笑を浮かべた。
「シモエルフ?そのような種族がいるんですか」
フランに絡まれたまま、驚きの表情でケイタフはフォニーを見つめた。
「バトさんが自分で言ってますよ。・・・下ネタが多い人ですから」
ネアができるだけやんわりとバトについて簡単に説明した。
「初めて、警備の説明を受けた時の違和感、そうか・・・。勿体ない人だ」
ケイタフは普通にしていれば十二分にとびっきりの美女となるバトに対して憐れみを込めて呟いた。
「あの子があんなに激しく怒るってのを知らされたよ」
スージャの関の郷主とその家族のために準備された寝室でメイザは寝巻姿で寝酒を少し嗜みながら昨夜の出来事についてモーガについて話していた。
「ボルロが聞いた話だと、あの子は、任務、つまり仕事のためにだけ生きていたそうだよ。だから、家族を持たなかったし、親しい友人もいない、生活も職場で寝起きしていたようで、自分の生活と言うものを持たなかったようだね」
メイザは呆れたような口調でネアの前の世界のことをモーガに聞かせた。モーガはメイザの言葉を聞いて悲しみのこもった表情を浮かべた。
「去年、眠る時間を割いて勉強して、無理を重ねて倒れたのも納得できますね。私がきつくそのようなことはするなと釘を刺しましたから、それからはしていない様ですが、何かあれば、ためらわずに無理をするでしょうね」
モーガは昨年の収穫感謝祭を前にネアが倒れたことを思い出して心配そうに口にした。
「私が心配しているのは、それとはまた別のことさ。端的に言うと、あの子には家族って考えが欠落しているように思うんだよ。確かにラウニたちとは義姉妹であると思っているようだけど、心の中のどこかに、任務、仕事のためなら切り捨てるモノって考えているようなんだよ。そこが心配でね。あの子が、人の上に立つような立場になったら、部下にもそれを強制するんじゃないかってね。前の世界では、それに似た様なことをしでかしていたようだけどね」
モーガはネアが将来どういう大人になるか想像して、少し不安そうな表情を浮かべた。
「あの子、今、やり直しているって言ったそうですよね。私たちがあの子をそうならないように、導いてやらないと、ネアだけでなくて、ラウニ、フォニー、ティマ、それにルーカやタミーたち、エルマにも幸せになってもらいたいですから」
メイザは館で働いている侍女たち使用人の顔を思い出しながらモーガの言葉を聞いていた。
「それぞれ、抱えているものは違うけど、いい子たちばかりだからね。あの子たちは皆幸せになる権利はあるんだよ。でも、あの子たちはその権利を捨てそうな気がするんだよ。とくに、ネアは危険だよ。このままじゃ、自分のやり方を周りに強要するかもしれない。あの子はそこまで馬鹿じゃないと思うけどねー」
メイザは小さなため息をついた。
「あの子は芯の優しい子だと見ていますよ。・・・確実に、生まれ変わりつつありすまね」
「そうかい、じゃ、モーガの言葉を信じることにするよ」
モーガは小さく笑うと、グラスに残ったワインを飲み干した。
【俺は、何を口走ったんだ・・・】
ベッドの中、ネアは眠れない夜の2日めを迎えていた。思わずとは言え、とんでもないことを口走ったことへの後悔の念が工場のライン上を流れるように押し寄せて、それは彼女に寝返りとため息を強制していた。朧げに思い出せる前の世界では、与えられた任務を完遂することが、そのまま生きることだった。そのことに何の疑問もなかった。周りもそうであると思い込んでいた。周りの人たちに私生活があることを気にすることがなかった。
【ケイタフの「そこまで犠牲を払って、何か得るものがあるか?」の言葉、大奥方様の「英雄の物語として、絵や詩になったのかい?」の問い・・・、俺は何も得ることはなかった、多分、悪名だけが残ったんだろうな・・・、一体、何をしてきたんだ・・・】
真っ暗な寝室の中、あちこちから鼾や歯ぎしりが聞こえる中、ネアはため息を押し殺しながらついていた。
【人のことなんて、何にも考えちゃいなかったなー。・・・空っぽの部屋を見たのが、それが俺みたいだって、言われたよな。言ったヤツの顔も名前も思い出せないが・・・。空っぽだったんだ、自分の満足のためにどれだけの人を巻き込んでいたんだろうか・・・、ケイタフは周りのことをちゃんと考えて、汚名を敢えて着たんだ。満足のためにくたばることと、周りの人たちに責任をもって生き残ること・・・、どっちが人らしいかなんて、考えるまでもないじゃないか・・・、折角のやり直しのチャンスなのに】
朧げに残る前の世界のこと、そしてケイタフに言い放った言葉を思い返し、ネアは自己嫌悪の沼にずぶずぶとはまり込んでいった。
【明日、ケイタフに謝罪しないと・・・、あんなことを口走った餓鬼ができることはそれぐらいしかないよな・・・、餓鬼の取れる責任なんて・・・、自決するか、それは本末転倒だよな】
ネアはケイタフにどう謝罪するのか考えたが、結局、素直に頭を下げる意外に無い事にたどり着いた。
【でも、なんであの時、あんなに腹が立ったんだろう・・・、前のことを全否定されたことか・・・】
暗闇の中、後悔から自分を見つめなおす作業に移行したネアはいつしか、眠りに落ちていた。
「おじさん、おじさんにとって命って何なの?」
ネアの夢の中に久しぶりにハチ割れの少女が現れ、ネアを責めるように尋ねてきた。
「命・・・、目的を達成するために使うモノだと思うよ」
ネアは暫く考えてから、やっと口を開いた。ネアの言葉に目の前の少女は疑うような視線を投げつけてきた。
「その目的って何?」
ネアの答えにさらに少女は尋ねてくる。その口調は言い逃れなんて許さない、とネアに告げていた。
「与えられた仕事を完璧にこなすため・・・、違う、そうじゃないんだ。これじゃ、何も残らないよな・・・」
少女の言葉にネアは額に手を当てて真剣に考えたが、全く何も思いつくことができなかった。そんなネアを少女は悲しそうに見つめると、徐に口を開いた。
「幸せになるためだよ」
「幸せになるって・・・」
ネアは少女の余りにも漠然とした答えに言葉を失った。
「幸せはね、他からは来ないんだよ。自分から掴みに行かないとダメなんだよ。他人を利用するなんてダメだからね。でも他人には手を差し伸べることも幸せにつながるんだよ」
少女は出来の悪い生徒に教えるようにゆっくりと話しかけてきたが、ネアにはあまりにも漠然としていた。少女の言葉にネアはさらに考え込んでしまった。
「おじさんが考えたことがなかったことだからね。うん、直ぐに答えなんて出ないよ。その答えもその時、その時でどんどん変わってくるから。だから、よーく考えてね」
少女はそう言うとその夜はじめてにっこりとした。
「ケイタフさん、誠に申し訳ありませんでした」
朝の出発の準備を終え、出発までの少しの空いた時間にネアはケイタフとその一家を見つけて駆け寄ると深々と頭を下げた。
「俺は、気にしていないよ」
ネアの謝罪にケイタフは少し驚きながら、さっさと頭を上げるように促した。
「酷いことを口にしました。許されることはないと思います。人にとって大切な事、気遣うこともできず、あのようなことを・・・」
ネアは頭を下げたまま、ぽろぽろと涙が出てきた。今度もまた感情の津波に飲み込まれつつあった。
「あなた、この子になにをしたんですか」
フランは、立ち尽くして涙をこぼすネアの肩を抱いてケイタフを睨みつけた。
「お父さん、最低っ」
ミエルはネアの傍らに立ってケイタフを怒りのこもった表情を浮かべた。
「僕は信じていますから」
ヘルムは悲しそうにケイタフを見つめた。
「ち、ぢがいまず・・・、わだじがびどいごどを・・・」
ネアはフランの手を振りほどくようにしてケイタフの前に立った。
「ごめんなざい、ごめんなざい」
ネアはひたすらケイタフに謝罪を繰り返した。
「俺は気にしていないから、な、泣き止んでくれ・・・、このままだと俺が誤解されます」
ただ泣いて謝るネアの肩にそっと手を置いてケイタフは困ったような表情を浮かべ、彼女の中に潜んでいる落ち着いた部分に声をかけた。
「無理です、感情に・・・・」
ネアはここまで言うと、堰を切ったように泣き声をあげだした。
「朝からにぎやかだねー、ネアっ、なにを」
メイザが騒ぎを聞きつけてやって来て、ネアの姿を確認するとネアの元に駆けよった。
「この子は、何にしても、極端だねー。ケイタフ、ネアはこうなると、暫くはこのまんまなんだよ。さ、行くよ。多分、お前の気持ちは伝わっていると思うよ。フランさん、気にしないでくれ、悪いのは全部この子、ケイタフはこの子に巻き込まれただけなんだ。さ、歩くんだよ」
メイザはしゃくりあげるネアを促して、背中を押して歩き出した。
「何か、気づいたんだね。馬鹿じゃなかったみたいだね」
メイザに連れられて馬車の場所まで行くと、メイザはレヒテとギブンを呼び寄せた。
「お前たちは、昨日と同じ馬車に乗ってくれよ。私ゃ、ネアとちょいとばかり込み入った事を話したくてね。お前たち、いいかい」
目痣の言葉に使用人たちは了解の意を示した。その中、フォニーが絶望的な表情を浮かべていた。
「また、お相手しなくちゃ・・・、ラウニ、今日は・・・」
フォニーがすがるようにラウニを見ると彼女は乗る前から気分が悪そうにしていた。
「ウェル君、ラウニにお薬渡したのー」
フォニーは大きな荷物を背負って馬車に乗ろうとしているウェルに声をかけた。
「ドクターの処方とおりのを渡していますよ。心配なら、もう一つ渡しておきますね」
ウェルはフォニーに駆け寄ると、薬の包みを一つ手渡した。
「眠気を催しますから、呑みすぎると爆睡することになります。服用には注意して下さいね」
ウェルはフォニーに注意を促すと馬車に乗り込んでいった。
「もう、お薬は飲んでますから、でも、念のために持っておきます」
ラウニはげっそりした表情でそう言うと、薬の包みをポケットに突っ込んだ。
「ウェル君が、呑むと爆睡するから注意してって」
フォニーの注意にラウニは頷いて応えた。
「今日も、こっちだってー」
「お嬢と一緒なんて、光栄です」
レヒテとミエルは乗車前から手を取り合ってぴょんぴょんと跳ねていた。そして、その背後のバトたちはそれぞれが隠し持った酒瓶を取り出して見せあっていた。
「ネアは来ないし、今日も・・・、うち、何か悪いことをしたのかな」
そんな風景を見ながらフォニーは深いため息をついた。
「やっと気づいたってのかい?」
ネアは、ケイタフに吐いた言葉について、昨夜ずっと考えたこと、そしてこの身体の本来の主と交わした言葉についてメイザに話した後、彼女は微笑んでネアの頭を撫でた。
「私ゃ、あの人、つまりお前たちが言うご隠居様は、人ってのは幸せになるために生きていると思っているんだ。その幸せは人によって様々だけどね。でもね、共通しているのは他人から与えられたモノじゃないって、例え他人から与えられたモノでも、自分の頭で考えてからじゃないと、ただ与えられたモノはまがい物だと思うよ。それで、本人が何も気にしなかったらそれもそれで幸せなんだろうねー」
メイザはこんな事を考えるのはガラじゃないと苦笑するとネアをじっと見つめた。
「常は落ち着いているお前が、何であんなに突っかかったんだい」
ネアは顔を上げてメイザをしっかりと見つめた。
「前の世界の自分が、半世紀もやってきたことを全否定されたんです。でも、ケイタフさんの言うことは間違ってません。それが、腹が立って、何か悔しくて・・・」
ネアの手はいつの間にかきつく握りしめられていた。
「前の世界の失敗を繰り返す前に気付けたのは、いいことじゃないの」
モーガはネアの握られた拳にそっと手を置いた。
「種族やら、性別が変わっちゃったけど、普通ならやり直しなんてできないんだから。きっと、ネアが大切な事に気づけるように仕向けたんじゃないかな」
モーガは朗らかに言うと、ネアの拳をポンと軽く叩いた。
「大切な事・・・」
「そう、もし、ネアがこの世界から別の世界に行った時に、帰りたいと心底思えるようになるような大切なものモノ、それを見つけないとね」
モーガの語り掛ける言葉にネアは涙をこぼして応えた。
「でね、白き乙女の第2章、貴族に騙される所なんて、涙なくして聞いてられないよね」
フォニーの心配をよそに、レヒテとミエルは、吟遊詩人が物語る定番の悲恋もの、ネアに言わせると甘くて全ての歯が虫歯になりそうな、ものについてあーだ、こーだと感想を述べあって盛り上がっていた。
「でも、そこに乙女をだました父親を裏切った、息子が助けに来るところは心が躍りますよ」
なんと、普通ならぐったりしているラウニが元気にレヒテとミエルの会話に加わっていた。そんな様子を見てフォニーはこの世にはひょっとして守護神がいるのかも知れないと思っていた。
「フォニーはさ、白き乙女のどのシーンがお気に入りなのかな」
フォニーが見知らぬ神に心の中で手を合わせている時、いきなりレヒテが話を振ってきた。
「もちろん、最後の結婚式のシーンですよ」
馬車の中は、甘ったるい物語を熱く語り合う連中と酒盛りで盛り上がる連中で騒がしくなっていたが、そんなことにかまうことなく、ティマは大口を開け、よだれを垂らしながら眠りこけていた。
「今夜は宿に泊まりな。宿はもう取ってある、うちの男衆が案内するからね。お代はもう払ってあるから気にすることはないよ」
馬車から荷物を降ろし、それぞれが荷物を持ったエリグ一家にメイザはそう告げるとさっさと館の中に入って行った。
「ネアさん、気にすることないからね」
未だに凹んでいるネアにケイタフは明るく声をかけてきた。
「同じ猫族だから、うちの娘と仲良くしてやってね」
フランは馬車から荷物を降ろしているネアに明るく声をかけた。その声に、ネアは深く頭を下げて答えた。
【ケイタフにとって大切なモノか・・・、それを赤の他人が始末しろ、なんて、俺は馬鹿の極みだ・・・】
ネアは再び自己嫌悪の沼に足を突っ込んでいた。
「ネア、寝るまでに時間がありますから、このお土産、皆で食べましょう」
ラウニが南方の珍しい果物を乾燥させたものが練り込まれたクッキーの入った袋を見せてきた。
「しんきくさい顔をしていると、不幸がつなみみたいにおそってくるんだよ」
ティマがいつかハチから聞いた言葉をネアにかけた。
「何があったか聞かないけど、不幸なんて、ほっといても飛び掛かってくるんだから、そんな顔していても意味ないよ」
フォニーは明るく言うと、ネアの手を引っ張って館の自分たちの部屋に向かった。
【大切なモノか・・・、案外近くにあるんだ】
「そんなに慌てなくても、ロロはちゃんと待ってくれていますよ」
その日初めてネアはにこりとすると手を引くフォニーに楽しそうに声をかけた。
ネアの後悔、半世紀も生きていて気付かなかったことに少し気付くお話になりました。前の世界のネアはなにかが欠落していたのでしょう。欠落に気付くのがいいのか、知らずに突っ走るのがいいのか、深い問題です。
今回も駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク頂いた方、評価していただいた方に感謝を申し上げます。