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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第13章 ずれ
179/342

166 挫折

折角の夏が感染症のために残念な状態で過ぎて行きますが、このお話が暫くの退屈しのぎになれば幸いです。

 「なんだありゃ」

 世直し行脚から久しぶりにコデルの郷の都に戻った彗星は、ゴテゴテと飾り立てられた立派な馬車が館の前に駐車しているのを見て首を傾げた。

 「なんでしょうか?」

 隣にいるハイリも首を傾げた。鎧の連中はそんな事には興味が無いらしく、いつものように出迎えている群衆の中に穢れの民が混じっていないか目を光らせていた。彗星たちが首を傾げていると馬車の方向から鈍い音が聞こえてきた。その音は、彗星にはなじみとなった人を殴打する音であった。


 「態々、悪い道を選んでくれたお礼だよ。受け取ってくれ」

 エイディは恐怖の色を浮かべる御者にそう言うと、彼の顔面に思いっきり拳を叩き込んだ。何かが折れるような音をさせて御者は仰向けにそのまま倒れ、石畳に後頭部をしたたかに打ち付けると動かなくなった。

 「君だね、彼に悪路を選ばせたのは、これは、君へのお礼だよ」

 御者への仕打ちを見て顔の色を失っている若い侍女ににこやかに話しかけると、その鳩尾に思いっきり拳をめり込ませていた。侍女はその場に二つ折れになり、そのまま崩れ落ちた。

 「使えない奴ばかりだ。うんざりするよ。そこの君、この荷物を僕の部屋に運んでおいてくれ」

 エイディは館の出入り口を警備する騎士団員に気安く声をかけると、さっさと館の中に入って行った。


 「きれいに入っているな」

 既に息をしていない御者の鼻がめり込んだ顔を立ったまま見下ろしながら彗星は感心したような声を出した。そして、エイディのボディの一発で内臓が破裂したようで、これまた息をしていない侍女に視線を移すと

 「これもまた、見事だよ」

 と誉め言葉を口にしていた。

 「見事な手口ですが、この者たちは穢れではありません」

 ハイリはどこか納得しかなねと言う感じで彗星に非難を滲ませた声をかけた。

 「どうせ、主人の不興を買ったんだろ。この世界では、こんな事は珍しいことじゃないと聞いているが」

 彗星は全く他人事のように(実際、くたばった2人は他人なのであるが)言うと、恐る恐るエイディの荷物を運んでいる騎士団員を横目に館に入って行った。


 「僕が来たから、安心していいよ。君らの期待には十分、いやそれ以上に応えられるよ」

 エイディはソファにだらしなく身体を預けながらナトロに話しかけていた。だらしなくもたれかかっていても彼は絵になっていた。彼の要旨は彗星のいた世界でかつて独裁者と呼ばれたちょび髭の男が理想としたところから、ちょっと線を細くしたような容姿であり、年ごろの娘たちが彼に微笑まれただけで、一方的に恋に落ちることも少なくなかった。彼女らの想いは恋焦がれた本人の死や、大きな心の傷を負うことで終わることが殆どだった。

 「エイディ・ルイン殿、それは何を根拠に話しているんだ。俺は、あんたのことは知らないから、分かるように説明してくれないか」

 むすっとしたナトロの問いかけにエイディは薄ら笑いを浮かべた。

 「まず、僕を見てよ。こんないい男はそういないよ。しかも、君が僕に二級品のお茶を出したことも見通しているぐらいの頭をもっている。剣の腕も、格闘技術も、あ、これはこの館の玄関に二つほどお披露目のために置いておいたから、後で見てよ」

 「見事だったよ」

 自慢そうに口するエイディに何か言い返そうとナトロが口を開きかけた時、彗星が部屋に入ってきて、エイディがやらかした仕事について感想を述べた。

 「見る人が見れば分かるからね。君は今、噂の英雄かい?・・・見てくれは僕の方がいいようだね」

 エイディは気さくに彗星に話しかけると、彼をじっと見て素直な感想を述べた。

 「あ?」

 エイディの無礼な言動に彗星は一言発すると柄に手をかけた。

 「英雄様、場所をお考え下さい」

 ハイリは、柄に駆けられた彗星の手をそっと押さえた。

 「ああ、君が導きの乙女?想像していたのとちがうなー、僕の横に立つには垢ぬけてないし、見劣りするから、近づかなくていいよ」

 エイディはつまらなそうにハイリを見てわざとらしくため息をついた。

 「もう一度言ってみろよ」

 柄に手をかけたまま彗星が低い声を出してエイディに詰め寄った。

 「彼女はどうも垢ぬけてない、とてもイケていない。だから、僕の横に立つと思いっきり見劣りするから、彼女が惨めな思いをしないための忠告さ」

 エイディの言葉に冷静なハイリもむっとした表情を浮かべた。

 「随分とデリカシーが欠如された方ですね」

 「生憎、嘘が付けない体質でね」

 ハイリとエイディがにらみ合っている中、報告書の束を持って1の文字が穿たれた鎧を着た男が部屋に入ってきた。

 「君があの正義と秩序の実行隊かい?」

 特徴的な配色の鎧を目にしたエイディは早速1の文字が穿たれた鎧を着た男に声をかけた。

 「そうだが・・・」

 1の文字が穿たれた鎧を着た男は怪訝な目でエイディを見つめた。

 「それさ、今日から僕が指揮を執るから。あ、1って書いてあるから君が今の指揮官かい?そうだったら、この時点で指揮権は僕のものだよ」

 何の前触れもなく、当然のようにエイディは1の文字が穿たれた鎧を着た男に告げた。

 「何を根拠に、あなたに我々の何が分かるというのですか。これは、遊びではありません」

 1の文字が穿たれた鎧を着た男は面白くないという口調で言うと、エイディを無視して部屋から出ようとした。

 「アレで、遊びじゃないって、僕も君たちがやってきたことを調べて来たよ。「定規」のマテグ君」

 エイディはにこやかに話しているが、それを聞いている1の文字が穿たれた鎧を着た男、マテグは不快であるという表情を隠しもしなかった。

 「その名は捨てた」

 憮然と答えるマテグにエイディはにやにやしながら追撃をかけた。

 「そうだろうねー、前にいた所でやらかしたことは聞いているよ。郷主の娘に手を出したんだってねー、君も隅に置けないね」

 「そ、それは・・・」

 「いいよ、いいよ、深くは追及しないから、で、僕に指揮権を渡すことに異議はないよね」

 顔が引きつるマテグに対してエイディは至ってリラックスした表情で寛いでいた。

 「ナトロ様、これは、どういうことですか。こんな話、今まで打診もなかった」

 マテグはこの展開を他人事のように見ていたナトロに詰め寄った。

 「実力がある者が指揮を執るのは問題あるまい。君がエイディより能力があると言うなら、それを証明してみせればいいだけのことだよ。俺は君らの世話をしているだけであって、その人事まで口を挟むことはできないからな」

 ナトロは退屈そうに言うと問題を両者に丸投げした。

 「マテグ君、剣で僕から一本とれたら、僕は喜んで君の部下になるよ。でも、できなかったら、指揮官は僕だから。裏に練習場があるんだろ、そこで早速、腕比べだ」

 エイディは楽しそうに笑うとさっさと部屋から出て行った。

 「・・・がって・・・」

 マテグがこぶしを握り締め、かみしめた歯の間から言葉を吐き出していた。

 「・・・がって、・・・やがって、ふざけやかってっ!」

 一声大きく吠えるとマテグはエイディの後を追った。そこには、冷徹に穢れの民を始末するあの余裕ある態度は見えなかった。


 「多分、殺しはしないと思うけど、そうなったらごめんね」

 館の裏の練兵場となっている広場の真ん中で、エイディは無手のまま、怒りに震えるマテグにニヤニヤと笑いかけた。

 「笑止っ」

 エイディが言葉を終えるより早くマテグは真剣を抜刀し短距離走者のように飛び出し、己を虚仮にした男に斬りかかろうとした。

 「いい感じだ」

 勝負に興味を持った彗星はマテグの踏み込みを見て呟いていた。格闘や剣術を習ったことはない見であってもマテグの踏み込みは一級品であった。しかし、彗星はマテグがエイディを斬る姿が想像できなかった。彗星の思いをななぞるようにマテグの剣は宙を斬った。エイディは鋭いマテグの剣先をギリギリの線でかわし、さっと身をひねってマテグの首筋に手刀を叩き込んだ。その瞬間マテグの動きが止まり、その場に崩れ落ちた。

 「この程度なんだねー、手加減したから殺しはしてないよ。君たち、彼を連れて行っておくれよ」

 エイディは、陰からこっそりと試合の有様を見ていた鎧の男たちをにこやかに手招きした。それに応じたのか、新たな指揮官の命令に従ったのかは不明であるが、無言で鎧の男たちは横たわるマテグを担ぎ上げて練兵場を後にしていた。


 「いい腕じゃねーかよ。じゃ、俺と付き合ってくれないか。多分忘れていると思うが、こちとら執念深いもんでね」

 連れて行かれるマテグを見てニヤついていたエイディに彗星が声をかけた。

 「英雄様と剣を交えるとは、これで僕が勝てば、僕が英雄ってわけだ。悪いことは言わないから、僕に英雄の称号を譲渡しなよ。痛い目に遭わなくて済むよ」

 エイディは絶対的な自信をもって彗星を挑発するように蔑んだ笑みを浮かべた。

 【あの目・・・】

 かつて、彗星をあらぬことで犯人扱いした連中たちの目であった。その時、彗星はエイディへの殺意が湧いたことを認識した。

 「英雄様・・・」

 演技ではなく、傍らにいたハイリが心配そうな声を上げた。エイディの言動は彼女の思惑から大きくずれていた。そして、彼女にそのズレを修正する方法が見えなかった。そのことがさらに彼女の不安をあおった。

 「君、強いらしいね。でも、僕はそれ以上に強い、そして美しい、その上頭も切れる、完全な存在なんだよね」

 【自分で言うのか、コイツは】

 彗星は呆れた様な表情を浮かべてエイディの前に立った。

 「っ」

 彗星が弾かれたように後ろに飛び下がった。彗星の居た場所にはエイディが突き出した剣がギラりと光っていた。

 「やれやれ、僕の刺突を回避するなんて、流石は英雄様だ」

 エイディは残念そうな表情も見せず、いつものようにへらへらした態度で彗星を眺めた。

 「いきなりとはご挨拶だな。それが全てじゃないよな。だまし討ちが奥の手なんて笑えないぞ」

 間合いをとった彗星は細身の両手剣をスラリと抜いた。

 「僕が本気を出すとさ、君をすぐに殺しちゃうから。できるだけ楽しみたいってあるよね。嬲り殺す楽しみってさ」

 エイディは口はいつもの調子であったが、内心初撃を外されたことに動揺していた。

 【僕の剣がこんなヤツにかわされるなんて、あり得ない、あってはいけない。僕の剣をかわすなんてふざけたことは許されない】

 エイディは呼吸整えると、マテグを超える踏み込みで彗星に飛び掛かって行った。

 【その鼻、叩き折ってやる】

 彗星は身を低くすると、横一閃に剣を振るった。

 「「っ!」」

 【見えないっ】

 マテグが彗星の剣速があまりにも早すぎて覚えたことのない危機を感じた。それと同時に剣を動かして彗星の剣を受け止めた。決して見えていたわけではないが、多分、こう来るとイチかバチかの賭けに出たのであった。

 【受けやがった】

 彗星の剣を受けたヤツは今まで数えるほどしかいなかったが、エイディが偶然ではなく自らの判断と身体能力で彼の剣を受けたことに驚きを覚えていた。

 「危ないねー」

 口では相手を挑発するように言うもエイディの表情に最初のころの余裕はなかった。

 「楽しく遊べるだろ」

 彗星は口角を上げた。今まで、全力で戦うこともなく敵を斬り捨ててきた、しかし、こいつなら全力をぶつけられる。身を護るためではあったが、この世界に来て初めて人を殺めた時のゾクゾクとした背徳的な喜びが彗星のうちから湧き上がってきた。

 「さーて、もうちょい速度上げるぜ」

 彗星は嬉しそうにエイディを見つめながら構えを取り直す。

 【なんだよ。コイツ、ヤバイ、ヤバすぎる、あれで全力じゃないのかよ。こんなヤツ僕は見たことないぞ】

 彗星が構えをとるのを見ながらエイディは今まで感じたことのない、身の危険と恐怖を味わっていた。

 【今の僕じゃ、こいつに勝てない】

 「君は強いねー、さっきの言葉は取り消すよ。君は立派な英雄だ。こんな所で優秀な人材が消費されるのは好ましくないからね」

 エイディは余裕のある態度を何とか作りながら抜いた剣を納め、彗星に敵意が無い事を示した。

 「ハイリへの言葉も取り消してもらおうか」

 彗星は剣を構えたままへらへらとその場から逃げようとするエイディに鋭く声をかけた。

 「ハイリ?ああ、導きの乙女ね。彼女への言葉取り消す、そして謝罪もする。すまない」

 エイディは恭しく、見ようによっては慇懃無礼にハイリに頭を下げ、そのまま練兵場を後にしていった。

 「逃げやがった」

 エイディの背中を目で追いながら彗星はそっと剣を納めた。

 「彗星様、私へのお気遣い、ありがとうございます」

 ハイリは自分のために彗星が怒ってくれたことが嬉しくなって、そっと彼に抱き着いていた。

 「当然のことをしただけ、礼儀を知らない奴は力づくでも礼儀を教えてやる」

 ハイリを抱きしめながら、彗星は彼女を失いたくないと強く思った。


 「くそ、なんだ、アイツは、ふざけやがって、僕の攻撃かわして、受け止めるのが精一杯の攻撃なんか喰らわしやがって、あの卑怯者が」

 自室に戻るまでの間、エイディは鬼のような形相で唸るように独り言を吐き散らしていた。

 「おい、なんだこの荷物の置き方はっ」

 部屋に付くと彼の荷物が彼の思ったように置かれていないことにエイディは激高した。近くにいるこの館の使用人を呼びつけ、縊り殺して少しでも留飲を下げようした。

 「それぐらいは自分でやるんですな、エイディ殿」

 哀れな犠牲者が現れると思っていたエイディの背後から落ち着いた声がかけられた。

 「あ?僕を馬鹿にしているのかい」

 エイディが振り返ると、両脇に護衛を従えたハゲのでっぷりした男が立って表面だけの笑顔を浮かべていた。

 「紹介が遅れましたね。私はモンテス商会の「豊作」のドゥカと申します。英雄様、正義と秩序の実行隊の実質的なお世話を任されております」

 ドゥカは慇懃無礼な態度でエイディに頭を下げた。

 「君が殺されに来たのかい」

 エイディは剣の柄に手をかけてドゥカを睨みつけた。それと同時に両脇の男たちも無言で剣に手をかけていた。

 「エイディ様ほどではありませんが、この者たちもそれなりの手練れ、同時に2人をお相手になさるのは少しばかりキツイと思いますよ」

 エイディはドゥカの護衛を見、そして彼らの背後に潜む気配を感じるとそっと柄から手を離した。

 「2人だけじゃないみたいだね。で、僕に何の用かな、生憎、今日は機嫌が悪くてね」

 「何、語冗談を。ここでお郷になされた様な振る舞いをされますと、もう誰も庇う方はおられませんよ。ここの使用人を傷つければ、それは即ち、このコデルの郷に対して罪を犯したことになりますので、ご注意を」

 エイディはドゥカの目を見て、先ほど手を合わせた英雄とは違う恐怖のようなものを感じた。今まで、郷主の長男と言う立場があってこそ、乱暴狼藉が見逃されてきたことを悟った。後ろ盾を無くしたエイディに今まで気にもしていないような小動物が牙を剥いてきたように感じられた。

 「僕もそこまで愚かじゃないさ。今朝、気晴らしをしたのはサボトの郷の連中だし、これなら問題はないだろう」

 エイディは今朝殺した御者と侍女のことなんぞ全く気にしていなかった。

 「エイディ殿はもうサボトの郷とは縁が切られておりまして、近いうちにサボトの郷から殺人犯として訴えられるでしょうな」

 「え?僕はサボトの郷主の息子、長男だぞ。この僕がなんであんなどうでもいいヤツらのことで訴えられなければならいんだよ」

 当然のように己の行為について何の罪悪感も感じていないことを口にするエイディにドゥカはにやりと笑った。

 「あの者たちにも家庭がありましてね。御者はエイディ殿のお気に入り、侍女は弟気味の専属でしてね。サボトの郷としてはコデルの郷に対して、エイディ殿の身柄の引き渡しを求めてくるでしょうね。そこで、貴方は罪人として処罰される。このままだと、この筋書き通りになりますよ」

 ドゥカの言葉にエイディは己が後ろ盾がなくなったことを今更ながらに気付いた。

 「この僕を罪人だって。ふざけるなっ、捕縛に着た連中なんてこの僕からすれば簡単に始末できるよ、誰も僕を捕えたり、裁いたりできないはずだよ」

 この期に及んでもまだ自分だけは特別だと思っているエイディにドゥカは呆れた様な笑みを浮かべた。

 「この辺りの郷の全てを敵に回しても、まだ言い切れますかな」

 ドゥカの言葉にエイディは黙り込んでしまった。彼は、生まれて初めて追い詰められるような恐怖の味を感じていた。

 「これから、我々の示した通りに動いていただければ、モンテス商会が最高の弁護を致しましょう。モンテス商会の力をもってすれば、コデルの郷の訴えは退けることも可能です。ここは取引ですよ」

 ドゥカは黙り込むエイディを冷ややかに眺めながら言葉をつづけた。

 「我々はエイディ殿のご趣味も存じております。ええ、好んで血をご覧になることについてですよ。我々も鬼ではありません。貴方に思う存分血を流させる場所を提供できます。エイディ様は失うものは在りませんよ。我々にご協力いただく限りは」

 「ああ、君たちに協力するよ・・・」

 エイディは生まれて初めて挫折感、己の無力感を味わっていた。

 【英雄と貴様らは思いっきり楽しんで殺してあげるからね】

 歯が砕けるばかりに食いしばった間から息をしながら、エイディはいつか復讐することを誓っていた。

今回、活躍してくれたエイディ・ルインは見た目は完璧です。彗星ほどではありませんが剣の腕は若くして達人の域に達しています。暴走しだした彼を制御することは難しいですが、保身に関連付けると案外うまくいくようです。この人物のおかげでますます正義と秩序の実行隊が先鋭的になっていくと思われます。

今回もこの駄文にお付き合いいただきありがとうございました。ブックマーク、評価を頂いた方に感謝を申し上げます。

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