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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第12章 つながり
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148 お休みのはじまり

世間では、どうも閉塞感がありますが、お話のだけでも明るく行きたいものです。

人知れず一人のバカが旅立っていますが、本筋に今のところ関係があまりないのでさらっと旅立っています。

 「今年もなくなるかなって、気が気でなかったのよねー」

 フォニーが可愛らしい意匠の麦わら帽子に開けられた耳穴から覗かせた耳をぴんと前に向けてはしゃいだ声を上げた。昨年は、どこかのバカが起こした反乱騒ぎでお休みどころではなかったのであったが、今年は何とか平穏に過ぎており、いつもと同じように夏のお休みがネアたちに与えられることになったのであった。

 「今から、そんなに動き回っていると、お宿に着いたころに疲れ果てていますよ」

 これから、1週間、癒しの星明り亭で過ごすための荷物を両手に持ちながらラウニがこれから訪れる乗り物酔いという苦行のことを思ってか、ピシッとフォニーに注意を促していた。

 夏の朝は早く、いつもならまだ寝床にいる時間であるが、既にお日様は顔をのぞかせ、今日も一日暑くなることを警告していた。

 「馬車か、久しぶりです。どんな所か楽しみです」

 自分の荷物を何とか手に持ってヨタヨタと歩きながらティマが弾んだ声を上げた。

 「いい場所ですよ。期待しても損はしません・・・、あれ?」

 はしゃぐティマに話しかけていたネアの耳が石畳の上を車輪をきしませながら進む荷馬車の音を拾った。音のする方向を見ると鉄格子のはまった小さな窓をもった箱が荷馬車の上に固定されており、その中からどこかで聞いたような声が響いていた。箱の中からは、「出しやがれ」、「俺は関係ないって言ってるだろ」とわめくかすれ声と、中で暴れているであろう騒音が響いていた。

 「あ、馬鹿だ・・・」

 ネアはその声の主がグルトであると悟ると汚物を見るような目でその場所を見つめて、一言吐き出した。

 「今度は何をやらかしたのかしら」

 事の真相は公になっていないため、ラウニはグルトの喚き声に首を傾げた。

 「どうせ、ろくでも無い事に決まっているよ。誰も刈り取れないような種をまいてしまったんだよ」

 フォニーは走りすぎる馬車を見ることもなく吐き捨てた。

 「悪い人?」

 グルトのことを良く知らないティマがネアを見上げながら尋ねてきた。

 「夜祭の時に、正義と秩序の実行隊に入隊すると騒いでたバカですよ。バカだから頭は悪いし、根性も悪いし、性格はとてつもなく悪いし、その上、諦めはとてつもなく悪い、そんな人ですよ」

 ネアの容赦ない説明にティマは表情を曇らせた。

 「まるで、英雄みたい・・・」

 「アレには、力はないですよ。あるとしたら、親のお金と影響力、それもなくなったみたいですけど」

 「改めて聞くと可哀そうな人ですよね」

 ネアの言葉にラウニが憐みの色を滲ませて言うと、馬車が走り去った方向を眺めていた。

 「バカがいなくなっただけいいじゃないの。さ、うちらはうちらでさっさと行こうよ」

 帽子から飛び出た黒い耳を忙しなく動かしながらフォニーはさっさと歩き出した。


  「お久しぶりー」

 馬車乗り場に付くとそこには、何かを抱き、着飾ったシャルが嬉しそうにネアたちに手を振っていた。

 「あ、シャルさん、おはようございます。お元気そうでなによりです」

 ラウニはにこにこしているシャルに丁寧にあいさつすると、残りの侍女見習いも口々に挨拶をすると、侍女らしくカーテシーを披露した。

 「あ、ビブちゃん」

 ネアはシャルがビブを抱っこしているのに気づいて声を上げた。

 「シャルさんのご機嫌な理由が分かったよ」

 フォニーはシャルに抱かれているビブの頬をやさしくつついて満面の笑みを浮かべた。

 「この子が、最近来たって子なのね。私は、「湯煙」のシャル、癒しの星明り亭の者よ。貴女は?」

 ネアたちの横にちょこんと立っている新顔に気付いたシャルは微笑んだままティマに尋ねてきた。

 「あ、あたしは「麦穂」のティマです」

 初めての人におずおすと答えるティマにいきなり黄色い影が襲い掛かった。

 「何、この可愛い生き物はーっ」

 ティマに飛びついたのは、これも久しぶりのアーシャだった。

 「ねー、お姉さんの妹にならない?それより、いっそ、私の娘に」

 アーシャは、喉をごろごろ鳴らしながら、いきなりのことにフリーズしているティマに頬ずりしていた。

 「どこかで見た様な気がします」

 「多分、同じ種類の人なんだよ」

 アーシャの常軌を逸した行動にラウニとフォニーは互いに顔を見合わせた。

 「病んでいますね。産みたいって言わないだけマシかもしれませんが」

 ネアはグルトと違うタイプの可哀そうなモノを見る目でアーシャを見つめた。この時、ネアたちのアーシャに対する株の評価が、大恐慌並みに下落していった、この株価の低迷は暫く続きそうだった。

 「お姉ちゃん、苦しいよ・・・」

 アーシャに抱きしめつけられているティマが苦しそうに訴えた。その声を聞いた途端、アーシャは真顔になってティマから離れた。

 「ティマちゃん、ごめんなさい。私、つい・・・」

 正気に戻ったアーシャはティマに頭を下げると、そのまま俯いてしまった。ティマはそんなアーシャの背中を背伸びして優しくなでた。

 「いい子、いい子」

 ティマの声にアーシャは身を震わせていた。

 「アリエラさんで学習したのかな、あしらいが上手くなってる」

 そんな光景を目撃したネアは、手慣れた様子でアーシャを慰めるティマを見て感嘆の声を漏らした。

 「朝から、騒がしいのう」

 馬車乗り場のベンチにレイシーと並んで腰かけていたドクターが呆れたような声を出しながらも笑顔でネアたちに声をかけてきた。

 「お休みだから、皆、はしゃいでいるんですよ。シャルさんたちも久しぶりの都だし」

 レイシーはにこやかに言うと、杖に手をかけてベンチから立ち上がり、シャルからビブを受け取ると、そっと彼女を地面におろした。ビブは一瞬よろけたが、しっかりと大地を踏みしめて立つと、トコトコとドクターの元に行くとベンチに腰掛けるドクターを見上げた。

 「おうま、まだこないの」

 「もうしばらくすると、来るぞ、馬車に跳ねられんようにお母ちゃんと一緒におるんだよ」

 ドクターに優しく言われたビブはまたトコトコと走り出し、レイシーのもとに行くと、彼女のスカートのすそをしっかりと握りしめた。

 「こんなに歩けるようになったんだね。子供の成長ってすごいねー」

 シャルが抱きしめたい衝動を必死に抑えているアーシャに感心したように話しかけた。

 「・・・そうね・・・」

 己の内なる邪悪と戦っているように悶絶しているアーシャが苦しそうに言葉を返していた。

 「よかったー、間に合った」

 アーシャが何かと戦っているそのさ中、疲れた様な声が馬車乗り場に響いた。

 「ウェルさん、おはようございます」

 いち早く、声の主を確認したネアがにこやかにウェルに挨拶して、その姿に目を見開いた。

 「何ですか、その荷物」

 ウェルは山小屋に荷物を運ぶ歩荷すら生易しく感じられるような荷物の山がそこにあった。

 「アーシャとシャルさんの買った物とドクターご一家の荷物と医薬品だよ。この内、7割はアーシャたちの物だけど」

 ウェルは荷物を降ろすと大きなため息をついた。

 「可愛い妹のためなんだから、文句は言わないの」

 「こんな美人の荷物を持てるんだから、感謝はしても、文句なんて言語道断」

 疲れているウェルはさらに2人から追い打ちをかけられ、精神的にも疲労がたまっていくのがはたで見ているネアにも手を取るように読み取れた。

 「モテモテだよねウェル君」

 フォニーが疲れ果てているウェルを見てにやっと笑った。

 「優しい人ですからね。大型猫族の人って気性が荒いって聞いたことがあったけど、ウェル君もレイシーさんも穏やかですよね。ネアが一番気性が荒いみたいですね」

 ラウニがにやっとしてネアを見つめた。

 「イエネコがいくら頑張っても冬知らずの足元に及びません」

 ネアはちょっとむすっとした表情を作ってラウニを見返した。

 「そうだよねー、ラウニは「冬知らず」の称号があるもんね」

 いたずらな表情を浮かべたフォニーがからかうように言うと、ニコニコしながらラウニを見つめた。

 「私は、その称号を受け取った覚えもなければ、名乗ったこともありません。認めていませんから」

 ラウニは気分を害したらしく、むすっとしたまま黙り込んでしまった。

 「馬車に乗る前からそんな調子だと、乗り物酔いは酷いことになるぞ」

 呆れたような笑い声を出しながら、ドクターはベンチから立ち上がるとネアたちのもとにやってくると、白衣のポケットを探って小さな袋を取り出した。

 「酔い止めの薬じゃ。乗る前に1錠飲んどけ、酔いがきつくなったら1錠じゃ」

 「あ、ありがとうございます」

 ラウニはいきなりのことに不機嫌の衣がはげ落ちたようで、恐る恐るドクターから小袋を受け取ると両手でそっと包んだ。

 「せっかくの休みじゃ、少しでも気持ちよく過ごさんと、損じゃよ。お、馬車が来たようじゃ、ウェル、お前さんは荷物を馬車に積んでくれ、客室も満杯で暑苦しくなるから、お前さんは荷物と一緒に風通しが良い荷台に乗るとよいぞ。これも、馬車で移動する騎士団員の苦労を身をもって知るのは良い経験になるぞ」

 「えー、それは、あんまりですよ」

 「ウェル君、身体を鍛えるのも大切な事ですよ」

 ドクターにキツイオーダーを貰いへこんでいるウェルにレイシーが優しく微笑みながら、もがくウェルの足を引っ張った。

 「お兄ちゃん、ガッツだよ」

 「ウェル君のかっこいいとこ、見たいなー」

 アーシャとシャルがさらに追い打ちをかけ、ウェルの馬車に乗車する位置は決まってしまった。

 「男とは、つらいもんです。こんな言葉を聞いたことがあります。苦しいこともあるだろう。言いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これをじっと我慢していくのが男の修行であると」

 がっくりとするウェルにネアはそっと心の隅に残っていた言葉をささやいた。

 「いい言葉だけど、だれも好きで男に生まれるわけでもないし、ネアも好きで女に生まれたわけじゃないだろ」

 「与えられたカードでしか勝負できないんです」

 しょげてむすっとしながら言い返すウェルにネアはなだめるように自分の捉えている事実を告げた。

 「持っているカードか・・・、どんなカードがあるんだろうな・・・、でも、ネアって本当に6歳なのかい」

 ウェルは自分の手に手札があるかのように手を見つめてため息をつくと、不思議そうにネアを見つめた。

 「違いますよ。もう7歳です」

 ネアは呆気に取られているウェルを残して馬車に駆け寄っていった。

 「早く積み込むんじゃ」

 そんなウェルにドクターの容赦ない言葉が浴びせられ、ウェルは力なく返事すると、荷物を馬車の荷台に積み始めた。

 さて、この馬車であるが、貨客両用であり、馬車の前方にシンプルな客室のキャビン、後部が荷台となっている。天候や積み込む荷物によりここに幌が貼られることも良くあることであり、野盗や野獣の襲来があるような場所ではこの荷台に護衛が乗り込むのが普通である。また、この馬車が大きいため、二頭立てで運行されるのが普通であった。ネアたちの乗り込んで馬車は荷台に直射日光を防いでくれる幌が付いていることがウェルには幸いであった。


 ラウニはドクターから渡してもらった薬のおかげで、朝食をリバースすることなく、無事に宿に到着した。

 「ドクターのお薬、素晴らしいです。全然気持ち悪くなりませんでした。ここに来るのは楽しみなんですが、どうしても馬車に乗らなくてはならないのが、嫌だったんです」

 馬車から降りると、ラウニはすぐさまドクターの元に駆け寄って薬の礼を述べた。

 「そうか、それゃよかった。前の時のお前さんの状態を診てな、ちょいと心配だったもんでの。お安いもんじゃよ。長旅の時はいつでも声をかけてくれ」

 ドクターはラウニの頭をごしごしと撫でるとレイシーとビブを伴って宿に入って行った。

 「お兄ちゃん、私たちの荷物も忘れないでね」

 「乱暴に扱っちゃだめだよ」

 ぐったりとして馬車から降りてきたウェルにさらにアーシャとシャルから容赦ない言葉が投げかけられる。

 「お先に、荷物、降ろしますね」

 「ネアとフォニーは荷台に行って、ここで私が荷物を受け取りますから」

 ラウニがネアたちに指示を与え、流れるように自分たちの荷物だけ降すと、さっさと荷物を抱えて宿に入っていた。後、大量の荷物と一人残されたウェルは肩を落として大きなため息をついた。彼の今の気持ちは力なく垂れ下がった尻尾が何より雄弁に物語っていた。

 「・・・苦しいこともあるだろう・・・、言いたいこともあるだろう・・・、堪えていくのはキツイよ・・・」

 ウェルは一人ブツブツ言いながら荷物を荷台から降ろしていた。そんなウェルを御者は同情の目で眺めていた。


 「よく来たねー、お、新顔のお嬢さんだね。俺は「拡大鏡」のラスコー、ここの主人だ。自分の家だと思って寛いでくれよ。子供に遠慮なんていらんからな」

 ラスコーは早速ティマを見つけると、彼女の緊張を解こうとしてか親し気に話しかけた。

 「「麦穂」のティマです。お世話になります。・・・・自分のお家・・・」

 ラスコーの自分の家という言葉に、ティマは何かを思い出したのか俯いてしまった。

 「お家・・・」

 「ティマ、荷物を置いたらお風呂に入りましょう。ここのお風呂はお館のお風呂より大きくて気持ちいいんだよ」

 ティマのスイッチが入ったことを察知したネアは敢えて明るくティマに話しかけた。

 「そうね、お風呂から上がったら、冷たい飲み物を用意しているから、楽しみにしていてね」

 ネアとティマのやり取りから何かを悟ったヒルカは、ティマと視線を合わせるためにしゃがみ込んで優しく話しかけた。

 「新しいお家だと思ってくれると、うれしいな。貴女たちのお部屋に案内するわね。前の時より大きくていいお部屋よ」

 うつ向いたティマを頭を優しくなでるとティマの持ってきた荷物をそっと手に取って部屋に案内した。


 「うわー」

 浴場に入った時のティマの第一声だった。あまり風呂と言うものが普及していなかった地方からやってきて、お館の風呂でもそれなりにカルチャーショックを受けたティマであったが、岩風呂、源泉かけ流し、露天風呂と言うものに感嘆の声を上げるものの、言葉はなかなか出てこなかった。

 「床は滑るから気を付けてね」

 ネアは片手にブラシとタオルを突っ込んだ桶をもう片手でティマの手を引いて湯船の近くの洗い場に彼女を連れて行った。

 「獣人も入っていいの」

 「今ここの宿に泊まっている女風呂に入る人は皆獣人ですよ。だから、気にせずに入っていいの。真人や亜人の人がいても、いつもお風呂のお湯が溢れているから、大丈夫なんだよ」

 ネアはそう言うと、湯船のそばに片膝をついて、お湯をすくい上げるとざぱっと身体にかけた。

 「ティマにもかけてあげる。耳にお湯が入らない様にして」

 ネアの言葉にティマは大きな耳を両手で覆った。ティマが耳を覆ったのを確認したネアはティマの頭からお湯をかけた。 

 「きゃっ」

 いきなりの頭上からのお湯の打撃にティマがかわいい悲鳴を上げた。

 「ひどいよー」

 「さ、お風呂につかろうよ」

 むすっとするティマを笑って見ながら、ネアはさっさと湯船に浸かった。

 「ふーっ」

 ネアは湯船に持たれると足を思いっきり延ばして寛いだため息を吐いた。

 「うわっ」

 そんなネアの頭上からいきなりお湯が降ってきてネアは悲鳴を上げた。

 「いんがおうほうって言うんだよ」

 振り返るとティマが嬉しそうな表情でネアをじっと見つめていた。ネアがむすっとした表情を見せるとその場から勢いよく湯船に飛び込んで盛大にしぶきをまき散らかした。

 「お行儀が悪いですよ」

 湯船に浸かって、得意げな表情を見せるティマにネアは難しい表情を浮かべて注意の小言を口にした。

 「いきなり、お湯をかけるのがダメなんです。だから、これでお相子です」

 笑いながら言うティマにネアもつられて笑い声をあげた。

 「ネアって、時々無邪気になるよね」

 「二人とも、お行儀良くしないとダメですよ」

 ネアがティマと湯船の中でパシャパシャと湯のかけあいをしているのを後から入ってきたラウニに目撃され、当然のように叱られてしまっていた。

 「お行儀よく入らないと、お館に勤める侍女として恥ずかしくない行動をしないとダメです」

 「ラウニはいつも固いよね。こんな時ぐらいいいかなと思うけど」

 いつもの姿勢でネアたちを指導するラウニにフォニーが肩をすくめた。

 「フォニー、いくらお風呂であっても、少しぐらいは隠しなさい」

 桶を片手に恥じらいと言う言葉を微塵も感じさせることないフォニーにラウニの指導の矛先が向かった。

 「ここには、うちらしかいないし、見られて減るんじゃないし」

 開き直るフォニーにラウニは顔をしかめた。

 「ルッブ様に同じことを言えますか」

 「ルッブ様は男だよ。そんなこと言わないよ。でも、バトさんなら、もっと過激なことしているかも」

 「バトさんはシモエルフだからいいんです。貴女はシモキツネじゃないでしょ。だから、慎みが必要なんです」

 ネアはラウニの言葉を聞いて【バトはやっぱり特別な存在なんだ】と妙に納得しながら、

 「これって、悪い影響なのかな・・・」

 と思わずつぶやいていた。

 

駄文にお付き合いいただきありがとうございます。

こんな物でも、誰かの暇つぶしになれば幸いと思っています。

ウェル君の苦労は縛ら続きそうです。同じような苦労人となりそうなルッブ君と知り合うと波長が合うような気がします。

ブックマーク頂いた方、評価いただいた方に感謝を申し上げます。

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