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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第10章 出会い
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125 お祈り?

訓練中の騎士団に襲い掛かるモンスターたち、主力と分断された輜重隊は限られた戦力と輜重隊長の機転の利いた指揮で切り抜ける、襲い掛かるモンスターはギルドの討伐依頼で難易度S級と言われる・・・。

と言うことはありませんのでご安心ください。

 「なんで、あの調子でさっさと作業を終わらされるの・・・」

 バトとルロが巧みな連携で次々とテントを張っていったおかげで、寝床の準備はアリエラが予想している早く終わってしまった。

 「これから、愛情たっぷりに今夜の食事の準備をしないとね。ラウニたちは、テントの周りに溝を掘っておいてね。それが終わったら、荷物の整理、その後食事の準備に付き合ってね」

 「バト、余計なモノを混ぜないように。お嬢、ここから離れたらダメですよ。何かあったらすぐに大声で呼んでください。くれぐれも水の中に入らないように、ここの池は深いそうですからね。貴女たちもお嬢に連れられて危険なことをしないように」

 バトとルロがラウニに支持を与えると輜重隊長がつ今夜の食事のごった煮を作るために、テキパキと団員を指揮している野外キッチンに向かった。

 「隊長ーっ、助けに来たよ」

 「我々もお手伝いします」

 はしゃいだ声を上げ、まるで二人は何年も黒狼騎士団にいたかのように輜重隊長の指揮下に入ると、今夜の夕食である、ごった煮Ver.2のための下ごしらえをはじめた。

 「私より、ベテランみたい・・・」

 件の凸凹コンビはアリエラがよそうしたよりも早く、早すぎる時点で既に黒狼騎士団になじんでいた。

 「流石、バトさん、凄い人です。ルロさんもあのバトさんに的確に突っ込めるなんて・・・、負けていられません」

 何かを決心したアリエラも輜重隊長の指揮下に自ら入ると、凸凹コンビに並んで作業をはじめていた。

 「そう言えば、あの2人、侍女になった時もすぐに馴染んでいましたね」

 ラウニが今までのあのコンビの動きを思い返した。

 「ずっと前からお館にいたみたいだったよね。でも、あの2人が来てから、お館が賑やかになったよね」

 【賑やかというか、うるさいというか・・・、でも、どこでもすぐに馴染めるなんて、一種の才能かな、ひょっとして、ご隠居様はその能力を見越してスカウトしたのかな】

 ネアは、ラウニたちの言葉を聞きながら難しい表情を浮かべていた。

 「言っていることは時々わからないけど、でもあの2人は面白いから好きだな」

 レヒテは野外キッチンで慣れた調子で動き回る凸凹コンビを見つめながらつぶやいた。

 【お嬢は、その手の知識は年齢相応なんだよな、多分・・・】

 ネアはレヒテの言葉をきいて少し安心したような気がした。いつの日か、彼女らが口走る言葉の意味をレヒテや先輩方が理解した時、いかなることが生起するのかを想像しただけで、少し怖い思いがしたのでそれ以上考えることを放棄した。


 「何故、松明には変換石を使わないんですか。昨日の夜も気になっていたんですけど」

 日も落ち、そろそろ本隊が到着しようかという時、宿営地のあちこちに松明が設置されているのを見て、ネアは松明の設置を手伝いながら、同じように作業しているアリエラに尋ねた。

 「変換石のランプのことね。あれは、確かに便利なんだけど、これだけ大きな灯りを点けるには大きな変換石と大きなクリスタルが必要なの。とてもお金がかかるから、大きな郷の騎士団だとか、とても偉い人の警備隊ぐらいしか使えないのよ」

 アリエラは鉄製のかごに切りそろえられた木片を積みながら当然のことのように答えた。

 「そうなんですね。あれ、便利なのに」

 ネアは納得した口調で、木片をアリエラに手渡した。

 「テントの中で使うぐらいなら簡単で、そんなにお金もかからないけど。噂だと、この松明ぐらいの灯りを点ける変換石は私が数年もただ働きしないと買えないらしいから」

 アリエラは少し残念そうに言いながらかごに木片を積み終えるとしゃがんでネアと視線を合わせた。

 「私たちの受け持ちはこれで終わり、そろそろ団長たちが来るから、食事の準備に行きましょう。その前に池の水のきれいなところで手を洗うのを忘れないようにね」

 「分かりました」

 ネアはアリエラに示された場所で柔らかい毛におおわれた手を洗い出した。配食作業するめたには真人も亜人もここまでは獣人と変わらないが、獣人はここからもうひと手間かかる。

 「ティマもちゃんと着けるんですよ」

 自分たちで張ったテントの中で、ティマはラウニに言われると自分のリュックから真っ白の長手袋を取り出して、慣れない手つきで手袋を着け始めた。それは、長さが肘のあたりまで真っ白の目が細かい布でできていた。獣人が食料を取り扱う際、体毛を落とさないようにする工夫の一つであった。これは、獣人の家庭内ではあまり見かけないことで、ティマにとってはこの訓練で初めてお目にかかったものであった。

 「準備できたよ、ラウニお姐ちゃん」

 ティマは真っ白な手袋を誇らしげにラウニに見せた。

 「2回目で自分で漬けられるなんて、ティマはお利口なんですね」

 ラウニに褒められるとティマは顔いっぱいに笑顔を浮かべた。そんな時に、手を洗い終えたネアがテントの中に入ってきた。

 「ネアお姐ちゃん、見てみて」

 ティマは自分で着けた手袋をネアに見せた。

 「お、誰かに手伝ってもらわずにできたの。すごいなー」

 ネアはごしごしティマの頭を撫でてやった。

 「あ、ネアお姐ちゃん、手袋してる」

 ティマにいきなり言われてネアは己の手を見てみた。白黒ハチ割れ柄、手足の先が白いネアはティマの言うように手袋を着けているように見えた。

 「これは、私の模様だから、それを言うならティマもきれいなエプロンしているよね」

 ネアはちょんとティマの胸元をついてくすっと笑うと、自らも手袋を着けだした。


 「お、そろそろ到着しよるぞ」

 完全に日が落ちて、宿営地内は松明の灯りだけとなっていた。そこに、火にたかる虫のように本体がまっすぐに隊列を乱さず到着しだした。

 「飯は、テントを張ってからだぞ。身体に変調がある者はドクターのテントで診てもらうこと。いいか」

 先頭を歩いてきた団長が疲れも見せずに団員に指示を出した。その指示に団員たちは黙って従っていた。今、彼らを動かすのはごった煮でもなんでもいいから胃袋に何かを収めたい要求と、疲れた身体を休めたい要求しかなかった。

 「坊っちゃん、手が休んでますよ」

 クタクタになっているルッブに斬り込み隊長の檄が飛んだ。ルッブは無言でうなずくとのろのろと疲れ切った身体を動かした。

 「ルッブ様・・・、頑張ってください」

 そんな風景を野外キッチンで鍋の中身を焦げ付かさないようにかき回していたフォニーが小さな声をだした。そんなフォニーの言葉を耳にしたパルは、己の表情が強張っていくことに気づいた。

 「・・・」

 パルは己の顔をそっと撫でた。きっと獲物の喉笛に噛みつこうとしているけだものの表情になっているのではないかと不安になってきた。

 「お嬢様ー、ずいぶんとワイルドな雰囲気ですねー」

 そんな思いを横から逆なでするような明るいメムの声が飛んできた。

 「メムっ」

 パルは思わずメムのマズルを鷲掴みにしていた。

 「無駄口はいいから、配食の準備です」

 マズルを掴まれたメムは目で服従を訴えると、パルは手を離した。

 「これ、結構、痛いんですよ」

 メムはマズルを撫でながらぶつぶつと不平を口にしたが、パルは聞き流していた。

 【メムのおかげで気がそがれたみたい・・・】

 己を睨みつけるメムを見ながらパルはため息をついた。


 ネアたちからすれば、信じられない量のごった煮があっという間に団員の胃袋に収まったことはさらに信じられない出来事であった。

 「皆、よく食べるね」

 ボウルによそわれたごった煮を頬張りながらレヒテが感心したような声を出した。

 「お嬢、それで何杯目ですか」

 掻き込むレヒテの横で器用にスプーンを操ってマズルの周りを汚さないように食べていたパルが落ち着いた声で尋ねた。

 「3杯目だよ」

 辛辣な色が混じっていたパルの言葉を全くものともせず、レヒテはあっけらかんと答えた。

 「お嬢が一番食べているように思いますが」

 パルがもう少しダイレクトにレヒテに声をかけた時、背後の方でドクターの声が響いた。

 「もう、食えんだと、食うのも仕事じゃ」

 ネアがドクターを見ると疲労困憊して食欲をなくしているウェルにドクターが無理やり食事をすすめていた。

 「あの医療用の荷物だけでも結構な重さがあるのに、その上、崩れた道の補修も団員の方とやってきたんですよ。食べるより、横になりたいです・・・」

 ドクターの前でボウルの中身を睨みつけながらウェルが抗議を声を上げた。

 「患者は、我らの体調なんぞ気にせずに来よるぞ。その時、スタミナが切れていたらどうする。きつくても胃袋に詰め込むんじゃ。そう言えば、レイシーもお前さんは米豹族にしては線が細いと言っておったぞ。実践となれば、暴れる患者を押さえつけて、手足を切り落とすこともせにゃならんのだ。知識だけでは医者はやっていけんからな。あのハンレイですら、言うことを聞かない患者を殴って大人しくさせおるぞ」

 ドクターはしゅんとしおれているウェルに医者としての心構えを説いていた。

 「ほかの人たちも疲れきっているね」

 比較的元気そうなハチにギブンが周りをみながらポツリと言った。

 「若、団長をよく見てくださいよ。何もないような顔しているでしょ。でも、動きが重いんですよ。団長も疲れ切ってなさるんでしょうね。でも、上に立つ者はそんな所を部下に見せちゃならないんですよ。若、この訓練でキツイかも知れやせんが、お顔に出さないように・・・。きつければ、そっとドクターに言ってくださいね。ぶっ倒れてからじゃ遅すぎやすから」

 ハチが今までにないまじめな表情でギブンに指揮官としての在り方を話していた。それを耳にしたネアは信じられないと表情を浮かべてハチを見つめた。それに気づいたハチはニタリと笑って指を口の前に持ってきて「他言無用」と動作で訴えてきた。ネアは驚きながらも黙って頷くだけだった。

 【ハッちゃんに団長の動きを見る観察眼や、指揮官としての心構えがあるなんて・・・、不思議なこともあるんだ・・・】

 このことは、今回の訓練での最大の謎としてネアの心の中に残ることになった。


 「お風呂の時間だよ」

 ネアたちが食器の洗いを終え、荷車に食器や鍋をしまい終え、テントの中でくつろいでいると、いきなりバトがテントの中に入ってきて声をかけた。

 「お風呂って、ここには冷たい水が湧いている池しかありませんが」

 ラウニが怪訝な表情でバトを見ると、その背後からアリエラが顔を出した。

 「四の池は暖かい水が湧いているんですよ。温泉ほどじゃないけどね。団員の人たちがそろそろ皆入り終わるから、最後に私たちでゆっくり汗を流すんですよ」

 「皆、さっさと準備をして、私たちはもういつでも行けるからね」

 「私たち獣人が臭くなるのはお行儀が悪いことの一番ですから」

 テントの外でタオルと下着の替えを持ったレヒテとパルが声をかけてきた。

 「まさか、こんな所でお風呂に入れるなんて思ってなかったよ」

 フォニーが嬉しそうに言いながらリュックサックからタオルやらなんやらを取り出していた。

 「あたし、眠いから・・・」

 眠そうにしていたティマがぐずるように言った。

 「ティマは一人でお留守番するんですね。いいですよ。でも、気をづけてね、お守りがあれば良かったんだけど、ないから・・・、絶対にテントから出たらだめだよ。・・・いるかもしれないから・・・」

 ネアが声を潜めてティマにそっと囁いた。そのネアの言葉にティマはさっと顔色を変えた。

 「え、なに、何がいるの?」

 「多分、テントから出なかったら大丈夫たと思うけど・・・、入ってくるかもしれないから・・・」

 ティマはネアの言葉に泣きそうな表情を浮かべた。

 「皆とお風呂に行く」

 「いい考えですよ。では、準備をしましょうね」

 ネアはティマのリュックサックからタオルや下着を取り出してティマに持たせた。

 「ね、ネア、何がいるの?入ってくるの?」

 ネアの言葉を聞いていたフォニーが真剣な表情でネアに尋ねてきた。

 「私も気になります。何がいるんです?」

 ラウニがネアに詰め寄るように聞いてきて

 「怖いことは、なしにしてよ」

 メムが情けない声を出した。それを聞いてネアは真剣な表情を浮かべた。

 「名前を持つことにより力が強くなるモノがあるんですよ。だから、気にしすぎると・・・」

 ネアは意味ありげな言葉を口にすると不安そうな表情を浮かべているティマに微笑んだ。

 「人の言うことを聞かない。悪いことをする。勝手に出歩くなんてことをすると・・・、大変なことになるからね。特にこんな山の中ではね」

 それだけ言うと、不安そうな先輩方に笑顔で

 「さ、汗を流しに行きましょうよ。お嬢たちを待たせちゃダメですよ」

 と言うとティマの手を取ってテントの外に出て行った。残された先輩方はまるで逃げるようにテントから出るとレヒテの周りに蝟集してしまった。

 【思ったより効果があったかな・・・】

 ネアは、ちょっとした思い付きが思いのほか強烈な威力を発揮したことにちょっと戸惑っていた。


 「ぬるいけど、夏はこれぐらいがいいね」

 レヒテは池の中で泳ぎながらはしゃいだ声を上げた。

 「お嬢、泳ぐなんて行儀が悪いですよ」

 ゆっくりと浸かっているパルがレヒテにきつめの調子で言った。

 「泳がないって、面白くないよ・・・、だよね、泳ぐのはナシ」

 一瞬見せたパルの表情にレヒテはパルの言葉に従うことを決めた。

 「でもさ、あれは・・・、どうなのかな」

 レヒテはそっと指さした。その先には一糸まとわぬ姿で仁王立ちしてラマクの山に正対しているバトの姿があった。

 「・・・、それ以前の話だと思います。彼女なりに何らかの理由があるとは思いますが、知りたくないです」

 パルは見てはいけないものを見たかのようにそっとバトから視線をずらした。

 「バト、なにやってんの」

 身体を洗い終えたルロが険しい声をバトにかけた。

 「今日までお世話になったお山に美しい私の姿を見せてあげてるの。これからも、いい天気が続きますようにとか、怪我する人がいないようにってね。ルロもチンチクリンだけど見せてあげた方がいいことあるよ」

 バトはそういい終えると池の中に飛び込んだ。

 「それって露出癖を正当化しているだけじゃないのって、アリエラっ」

 ルロがふと視線を戻すとそこには一糸まとわぬ姿で仁王立ちしているアリエラの姿があった。

 「今まで、散々お世話になってきたのに、お礼すらしてませんでしたから」

 アリエラの言葉にルロはため息をついた。そして、目を丸くした。アリエラの横にティマが同じように仁王立ちしていたのである。

 「ティマ」

 ルロが声をかけると、アリエラは隣にティマがいるのに気づいた。

 「ティマちゃんもお山にお礼しているのね」

 「はい、お師匠様のされていることは大事なことだから」

 純粋な目でアリエラを見上げる姿に思わず彼女は抱きしめていた。

 「けなげで可愛いよ、ティマちゃん」

 奇妙な指定が何か感極まっている横にいつの間にか白い影がすっと立っていた。

 「ティマちゃんだけにさせておくわけにはいきません。この、パルお姉ちゃんも」

 吹っ切ったようにパルは言うと、アリエラに抱きしめられているティマを見つめた。

 「お姫様、きれい」

 「可愛いーっ」

 ティマの言葉にパルは歓声を上げてティマに抱きついた。

 「バト、責任をとりなさいよ」

 池の中に入ったルロがぷかりと水に浮いているバトに声をかけた。

 「皆が美しい姿を捧げたら、きっと無事に訓練が終わるよ。だって、お山もむさ苦しいの見たくないでしょ」

 ルロは悪びれもせずに水に浮いているルロに大きなため息をつくことしかできなかった。

 「うちらもやろうよ」

 「そうですね。こんな時だからこそ」

 「それっておもしろそう。お嬢様もしたのに、私がしないってことありえないもの」

 フォニーの言葉にラウニとメムが乗り気になってバトガ立っていた畔に動き出した。ネアは、それを見送ろうとしていたが、ラウニとフォニーに両腕をとられてずるずると引きずられていった。

 「うりゃー」

 「どうだーっ」

 「目に焼き付けろーっ」

 それぞれが雄たけびを上げながらすっぽんぽんでラマクの山に吠えている横で

 「すごいだろーっ」

 と、ネアが情けない声を上げた。

 「え、皆、え、どうして・・・、こうなったら」

 自分は関係ないと思っていたルロも周りがやっているので、一人やらずに済ませることはできないと妙な義務感を感じた。そして・・・

 「バト、あんた、なにやったか、よく考えなさいよーっ」

 と、大きな声を上げて丸裸でで仁王立ちになっていた。


 その後、女性限定で、四の池で丸裸でラマク山にお祈りすると願いが叶うという噂が流れることになった。その際、できるだけ大胆にお山に身体を見せれば見せるほど願いが叶うという妙な儀式めいたこともワンセットになっていた。この時点で、こんな騒ぎが発生するとは、やらかしたバトですら想像できない事象であった。 

水浴びの風景を入れましたが、水浴びする連中がアンな奴らなので、キャッキャッうふふな展開にはなりません。ハイエルフならぬシモエルフの本領が少し発揮されました。

今回も、駄文にお付き合い頂き感謝しております。

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