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鎧を脱いで  作者: C・ハオリム
第2章 ふしぎな世界
13/342

12 お館の風景

お館にやっと到着しました。しかし、なかなか前に進まない。

 お館は、城壁に囲まれたケフの都のラマク山脈に最も近い高地に3m程の石壁に囲まれていた。

 規模といえば、他国を行き来する行商人や旅芸人から言わせるとこじんまりとしているとの感想を得られるだろう。

大通りに面した正門には衛兵が常に詰めており、出入りする者や荷物を検査したり、時折顔見知りと雑談したり、女房と喧嘩した結果としての投遣りに弁当を食ったりと忙しくしていた。

 「ここからじゃないの?」

 正門の前を素通りしたドクターにネアはその白衣の袖を引っ張って尋ねた。

 「ここはお客様用じゃよ。わしらは、別のところから入るんじゃ」

 一行は正門の前を右折し石壁沿いに進むと壁に挟み込まれたような建物が見えてきた。

 「ここが診療所じゃ。で、わしの住まいでもある。ここのルップ坊ちゃんは道を挟んだ正面にあるお屋敷に住んでおられる」

 「坊ちゃんは止めて下さいよ・・・」

 ルップが情けない声を上げた。

 「黒狼騎士団長はこの郷でも重要人物じゃからな。正式にはデーラ卿とお呼びしないといかん位のおえらい人なんじゃよ。で、この坊ちゃんも将来?は・・・」

 「ルップって貴族なの?」

 【ここで、コイツと何らかの繋がりを持てば今後何かと俺の立場が有利になるんじゃないか】

 ネアは親しげにルップに尋ねると

 「うん・・・」

 と歯切れの悪い答えが返ってきた。

 「?」

 ネアがルップを見上げると何とも居心地の悪そうな表情を浮かべた毛むくじゃらの顔があった。

 【こいつ、何か抱えてるのか?】

 ここは、姿は幼女であるが、大人の判断でそれ以上は聞かないことにした。

 「遠慮せず入れ。大したモンは何も出せんがな」

 ドクターは診療所のドアを開け二人を招きいれた。


 中に入ると10畳程度の待合室があり、真人、亜人が3名程ベンチに腰掛けて診察の順番を待っていた。

 「もう一人ドクターがいるの?」

 ネアがドクターを見上げて小首をかしげた。

 「ああ、もう一人おるよ」

 ドクターがつまらなそうに答えると診療室から黒い影のようなものが出てきた。

 「お帰りなさい。お疲れ様でした」

 それは、杖をつき軽く足を引きずりながら歩く若く見える真っ黒な豹族の獣人の女性であった。

 「ただいま、今帰ったよ。ビブは元気にしておったか?」

 ドクターはネアが今まで見たこともないような笑顔で妻に応じていた。

 「ドクターの奥さん?」

 「そうだけど」

 ルップはさも当然と言うように素っ気なく答えた。

 【種族が違っても所帯を持つのか?子供はどうなるんだ?】

 生物学的な問題やら、倫理観の問題やらが一挙にネアに押し寄せてきた。

 「ビブ?」

 「ドクターの娘さんだよ。去年生まれたんだ。綺麗な模様の可愛い子だよ」

 ルップの説明にネアはますます混乱してきた。

 【種族が違っても子供が産まれるのか、それとも・・・】

 様々な疑問が生じてきて、ネアは暫くその場に固まっていた。それに気付いたドクターはレイシーに目配せした。


 「ビブ、ネアちゃんにご挨拶は?」

 固まっているネアにレイシーが彼女に悟られないようにそっと抱いてきたわが子を見せた。

 「っ!」

 いきなり目の前に豹柄も鮮やかな赤ん坊を見てネアは飛び上がった。

 「そんなに驚くようなもんかのう」

 ドクターはビブの頬をゴツイ指でそっと突きながら呟いた。突かれたビブは何がおかしいのか分からないがキャッキャッと歓声を上げた

 「ド、ドクターに似ていない?」

 【しまった。不味いことを口にしたぞ】

 思ったことがつい口に出てしまい、ネアは焦った。それを見てドクターとレイシーは笑い声を上げた。

 「容外かたちがいの親から産まれた子は、父親か母親かどちらかの種族となるんじゃ」

 「ビブは、私の種族の血が濃く出たみたいね。でも私の家系は黒い毛並みが出やすいんだけど、これはドワーフの血の影響かな」

 レイシーは愛おしそうにわが子を見つめながらネアに説明した。

 【よかった・・・】

 微妙な大人の問題に火をつけることになるのではとハラハラしていたネアはほっと胸を撫で下ろした。


 「お前さんを診ておかんといかんからな。あの傷を負ってから日にちも経たんというのに、全快しておるようだし、それにお前さんの年齢も気になる。身体から年齢を割り出すこともできるじゃろ。すると、ヤツの助けも必要か・・・」

 ドクターは何か独り言をブツブツと呟いた。特にヤツの所には何らかの感情が大きく関わっているような口調になっていた。

 「ハンレイ先生はあなたがいない間、昼夜分かたず診療や治療をされていたのよ」

 レイシーがドクターの言葉から彼の感情を読み取りすかさず諭した。

 「アイツはな・・・」

 ドクターの表情が渋くなる。何かと曰くがあるような相手であることがネアにも手に取るように分かった。

 渋い表情のドクター、大量の疑問符を頭の上にくっつけているネア、取り残されたルップ彼らを無視するように、診察室から低めの渋い声で待っている患者を呼ぶ声がした。

 その声に応えて、若いエルフ族の女性がいそいそと診察室に入っていった。あの赤みがかった表情は熱のためだけではなさそうであった。

 「見た目と声で騙されて、げっそりして出てくるのがオチなんじゃが・・・」

 ドクターは、弾むような足取りで診察室に入っていったエルフ族の女性をチラリと見てため息をついた。

 暫くすると、ドクターの言葉とおりに複雑な表情を浮かべた先ほどの女性が診察室に入る時より重症になったような足取りで出てきた。

 「言ったとおりになっただろ」

 うんざりした口調でルップとネアに語りかけた。レイシーはそんなドクターに構うこともなく、エルフの女性にハンレイ先生が処方した薬を手渡し、幾ばくかの診察費と治療費を受け取りそっと診察に入って行った。


 待合室の患者の診察が終えるまで、ドクターは久しぶりに娘との触れ合いを楽しもうとしたが、いきなりビブの機嫌が悪くなり、彼の思いは早くも潰えてしまい、気まずい時間をネアとルップに強要することになってしまった。

 「わしの事をもう忘れよった・・・」

 がっくりと肩を落とすドクターの肩をルップが優しくたたいた。ネアはぐずるビブの頭を肉球のついた手でビブの額をそっと触ってみた。

 「柔らかい・・・」

 赤ん坊、それはこの世界に来るまでの自分には全く関係のなかった存在である。

 【本来なら、俺も子供を持っていてもおかしく無かったよな・・・、ひょっとすると孫がいても・・・】

 ネアは複雑な気持ちで赤ん坊を見つめていた。


 「診察は終わったぞ。ネア、診察室に入れ」

 本日の診察が終わったのを確認するとドクターは診察室に入るようにネアに促した。

 「分かった」

 どうせ、生物学的に屈辱的な目にあうのであろうと半ば自棄になって診察に入った。

 診察室の中は薄暗く、ランプの様な照明の下、細面で色白の見るからに優男が診察用の椅子に腰掛け、ドクターとネアを見つめていた。

 「君はともかく、そこのお嬢さんに逢えたことは、神に感謝しなくてはなるまい」

 その男は、芝居じみた動きで机の上の花瓶にに活けてあった花を一つ抜き取るとネアの前に跪いて差し出した。

 「この子の傷の具合を診るのと、年齢を知りたくてな。お館様も気にかけておられる大切な子でな。本来ならわし一人で診るところじゃが、確実を期するためにお主に助力を請うつもりじゃ」

 ドクターは苦々しそうに言葉を吐き出した。

 「成るほど、君の願いはともかく、そのお嬢さんのためなら、このハンレイ、日光の下でも喜んで診察させて貰うぞ。」

 跪いた姿勢からさっと立ち上がると手で髪を撫で、優雅な動きで椅子に腰をおろし、にっこりしながらネアを見つめた。

 「おじょうさん、パンツを脱いでくれないかな」

 「この、蛭男がいきなりなんてことを」

 紳士的な口調でいきなりトンデモな台詞を吐いたハンレイに激しくドクターが突っ込み、ネアを庇うようにハンレイとネアの間に立ちふさがった。

 「ジングル君、君は誤解しておるようだな、私は何も疚しい気持ちで言っているわけではない。ただ、医師として診察するために必要なことを口にしたまでのこと。決して、まだ幼い少女の裸体を愛でたいとか、将来どのようなボディラインに成長するかを妄想したりするためではないぞ」

 真面目な顔で、結構ヒドイことを言っているハンレイにドクターは頭を抱えながら

 「胸の傷を診るのが先じゃ、それにいきなりパンツを脱がして何を見るつもりなんじゃ・・・」

 「勿論、将来この子が殿方を喜ばせよるような名ー、あっ!」

 ハンレイの言葉が終わらないうちにいきなりスパーンと大きな音が鳴り響き、ハンレイは頭を抱えて椅子から転げ落ちた。

 「センセイ、度が過ぎますよ」

 いつの間にかハンレイの背後に影のようにレイシーが引きつった笑顔を浮かべ、スリッパを片手に仁王立ちしていた。先ほどの音は彼女の手にしたスリッパとハンレイの頭がおりなした音であった。

 「パンツ、脱いだけど・・・」

 大人達のやり取りに呆れながらもネアはさっとパンツを脱いで白い布切れを手にしていた。服はまだ着たままなので何もかもをさらしているわけではなかったが、下半身の物足りなさを再確認することになってしまった。

 「いい子だね。では、そのパンツを・・・、ぐっ」

 ハンレイは、ネアから何事も無かったようにパンツを受け取ると徐にその布きれに顔をうずめようとしたのであるが、レイシーのスリッパ攻撃により思いを遂げることはできず、あまつさえその甘美な布切れをレイシーに取り上げられてしまった。

 「センセイ、いい加減にしてください。それに、ネアちゃん、こんなのの言うことを聞いちゃダメ。女の子は変態の匂いに敏感にならないといけないの」

 牙をむき出して怒るレイシーは手加減もせずに殴りつけたらしく、その攻撃に蹲り頭を抱えて呻いているハンレイにドクターは少し同情しながら呟いた。

 「わしも流石にあそこまで情け容赦なくどつくことはできんぞ・・・、それより胸の傷を診せてくれんか」

 ネアは無言で頷くとさっと服を捲し上げた。つまり、すっぽんぽんの状態である。

 「おおーっ」

 ハンレイはちらりとネアの裸体を確認すると歓声をあげ身を乗り出した。

 「セ ン セ イ 、分かってますよね」

 レイシーが不気味な笑顔をハンレイに向けた。

 「ジングル君、君の奥方は随分と・・・ナンだな。苦労しておるようだな」

 「ハンレイよ、多分、お主の行動によるところが大きいぞ」

 ドクターは腕組みをしながら呆れたように応えると、レイシーに向かって

 「わしが留守の間は、ずっとこんな調子だったのか?」

 と尋ねた。その問いにレイシーは肩をすくめて

 「杖で殴ったのは、数える程度だけど」

 「すまんな・・・」

 ドクターは小声で呟くと小さくハンレイに頭を下げた。

 「刺されたようであるが、綺麗に治っておるな。これなら傷も残らんであろうな・・・。しかし、この大きさの傷となると命を落としておっても不思議ではない」

 ハンレイ医師は先ほどまでの態度とは打って変わって真面目な表情でネアの傷を見つめていた。

 「触るぞ」

 ネアに一言声をかけると、傷の上をそっと撫でて一人で頷いた。

 「ネアと言ったな、君は本当に獣人かね」

 「そのつもりだけど」

 「この子に何かあるのか?わしの見立てでは変わったところは見られんかったが」

 ドクターの言葉にハンレイ医師は顎に手を当てて考え込んだ。

 「この治りようは我々のような魔族と言われる種族の特徴と似ておるが・・・、どう見ても普通の獣人だな・・・」

 独り言のように呟くと

 「そして、確実に言えることがある」

 その場にいた者がその言葉に耳をそばだてた。

 「うむ、この子は将来・・・」

 「将来?」

 ネアがオウム返しのように応えた。

 「将来、その形状や大きさから見ると、確実に、巨乳いや爆乳になることは間違えない。私の医学的知識と経験がすべてそう告げて・・・ぎゃっ」

 レイシーが無言で杖でハンレイの頭を全力で殴りつけた。

 【これは、喜ばしいことなのか?でかいのは嫌いじゃないけど。自分のものとしては微妙な感じだな。ま、無いよりマシなのか】

 喜んでいいのかどうなのか分からないことを宣告されたネアは硬い表情のまま固まっていた。

 「で、年齢は・・・」

 ぶつぶつとハンレイがつぶやいた。

 「わしは6歳ではないかと、おいっ、何をしとる」

 「きゃっ」

 ドクターの言葉が終わらないうちにネアは脊髄を鷲づかみにされたような激烈な刺激に悲鳴を上げた。

 「ふむ、なかなか良い形であるな。これなら胸と併せて男どもを、ごっ」

 いつの間にかネアの背後に回りこんだハンレイは尻尾を掴んで持ち上げ、その付け根の辺りの極秘地帯を観察している最中に悲鳴を上げてその場に斃れこんだ。

 斃れたハンレイを杖を両手で握り締めたレイシーが鬼の形相で見下ろしていた。

 「将来は約束されているぞ。この発達の状況から察するに君の言う6歳は妥当と考える」

 ハンレイは頭を押さえながらよろよろと立ち上がり、そっとネアの腕を取った。

 「失礼」

 ネアの細い腕にいきなりそっと噛み付いた。

 「冷たい」

 噛まれたことと、噛まれた箇所は痛みではなく、冷たい感じがしたのにネアは驚きの声を上げた。

 腕から口を離すとハンレイは口の中で何かを転がすように吟味した後、机の横にある壷に赤いモノを吐き出した。

 「病気はないようだ。内臓に妙な負担も傷もないようだな」

 口の周りを白いレースの入ったハンカチで拭いながらハンレイがドクターに吟味した結果を話した。

 「ハンレイ先生は吸血種で、こうやって血の味で病気を診察することができるの」

 レイシーが驚いているネアに優しく声をかけた。

 「吸血鬼になるの」

 【獣人で吸血鬼なんて洒落にならんぞ】

 ネアは焦って噛まれたところを見つめた。

 「血を吸われた程度では高貴な吸血種なれるなら苦労は無いよ」

 ハンレイは焦るネアに微笑みかけた。

 「さぁ、パンツを穿きたまえ、あと10年後も同じ診察をさせて貰いたい。約束してくれるね」

 満面の笑みを浮かべて深々とお辞儀した。

 「いや」

 ハンレイ医師の申し出はにべもなく断られた。その言葉にがっくり肩を落とすハンレイであった。

 「変態の扱いを学んだみたいね」

 優しく微笑むレイシーにネアは無邪気に頷いた。

 そして、この世界に来てまだ時間はたっていないが、吸血種は変態であると言う先入観がネアに植え付けられた瞬間であった。

 

 生物学的に聊か問題があるような試練を乗り越えたネアは診察室を抜けドクターを先頭に診療室からお館様が執務される本館に向かって狭く薄暗い通路を進んでいった。

 「迷うといけないからね」

 ルップは一番後ろからひょこひょことついてくるネアの手をそっとに取った。

 【肉球ってこんなに温かなものだったのか、温かいというのは落ち着くものだな】

 自分の肉球を通じて感じられる温かさに不安が少し和らいだように感じられた。


 お館様の執務室は館の右翼1階にあった。その入り口は一郷の主としては質素に過ぎるモノであり、成金の書斎の入り口のほうがまだまだそれらしく見えるぐらいであった。ただ、その前に衛兵がいることが成金の書斎と異なる点であった。

 「お館様は居られるかね」

 ドクターは、お館様の執務室を守る衛兵に尋ねた。衛兵は黙って頷くと扉をノックし、扉の向こう側に声を投げかけた。

 「ドクタージングルがお見えです」

 「通せ」

 扉の内側からお館様の声とは違う澄んだ声がした。その声に応じるように衛兵は恭しく質素だが頑丈な扉を開いた。


 「子猫よ、否、湧き水のネア、久しぶりだな」

 お館様は先ほど衛兵の言葉に応えた長身痩躯の身体にゆったりとした緑色の服を着込んだの耳の長い男と話している最中であったが、ネアを見つけると真っ先に声をかけてきた。

 「この子が、あの・・・」

 「ハリーク、そうだ、この子だよ」

 ケフの宰相ハリーク・ノスルはネアをしげしげと見つめて複雑な表情を作った。

 「黒猫ではありませんが・・・」

 「この子は、普通の子だ。不思議の力は何一つ持ち合わせていない」

 お館様はネアのことを再認識するようにハリークの疑問に答えた。

 「この子は、奥付きの侍女として採用する。レヒテのお付にしようと思う」

 お館様は顎鬚を撫でながらネアに微笑みかけ

 「食事と寝床は心配することはないぞ」

 大きな執務用の机から立ち上がるとネアに近づきしゃがんで目線を合わせて

 「よろしく頼むぞ」

 「はい、ありがとうございます」

 ネアは舌を噛みそうになりながら何とか答える事ができた。これについては自分でも進歩したんじゃないかと思ったりした。

 「ルップ、この子を奥の部屋まで案内してやってくれ。それと、お前の身をひどく案じている者がおるから、安心させてやれ」

 お館様は立ち上がるとルップに命じた。

 「ドクター、いくつか聞きたいことがあるのだが・・・」

 お館様はドクターに面すると無視されているのではないかと心配しているドクターに話しかけた。

 「この子の歳は6歳、あの怪我は見事に完治しておる。これについてはドクターハンレイとダブルチェックすみじゃ。それと、心配しなくともこの子はただの獣人の子じゃ」

 「それを聞いて安心したぞ。ご苦労だった。ここに良いものがある。ちょっとやっていかないか」

 ハリークが険しい表情になるがそんなことお構いなしに机の引き出しから瓶を取り出した。

 「ルップ、早く行ってやれ。そうじゃないと金色が白くなってしまうからな」

 お館様はにやりとルップに笑いかけて、速やかに案内せよと命じた。 


 

新キャラ登場です。仕事の都合で投稿が遅くなりました。

お読み頂いた全ての方に感謝します。

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