神様
「神様だぁ?」
「そう、神だ。私が君をこの世界に呼んだのだ」
ん?何か変な事言ったな。でもそれより先に現状確認からだ。
「ここはどこだ?」
「ここは君の心の世界だよ。夢というのは心と密接に関わっている。夢を見ている間が私にとって一番干渉しやすいのでな」
「それで今まで干渉してこなかった・・・と?」
「そういうことさ」
それじゃ、本題に入ろうか
「この世界に呼んだって、さっきあんた言ったよな?どういう事だ?」
「君はね、きちんと元の世界で死んだのさ。君は輪廻転生というものを知っているだろう?実は、君がいた世界の神が君のような気力も活力もない人間を生まれ変わらせるのは嫌だ、と言い出してね。
そこで私がその魂を引き取ったという訳さ」
なにそれ。僕ってば神にも見放されてたんだ・・・。ちょっとショックだわ。
「私は享楽の神、どんな事でも面白ければそれでいい。君には新しい世界で生活してもらいたい。君が生きることで起きる新しい変化に興味があるんだ」
面白ければそれでいいって、マジかよ
「そ、君には新しい変化を起こしてほしいんだ。そのために、君にはある能力を与えよう」
おぉ!?なに!?チートくれんの!?やった!
こっから主人公の物語が始まる?
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