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盗賊団
カーシが泣きやむまで少し時間がかかった。
泣きやむと
「すまえねぇなぁ坊主・・・。40近くなると緩くなっていけねぇや」
カーシは少し赤い目で快活に笑って見せた。
けどそれよりも、僕には気になる事がある。
「カーシ。『魔素』が発見されてから、何か変わった事ってあるか?」
「あったぜぇ。『魔素』を利用して『魔術』っつうもんが開発されたみてぇだ。特殊な触媒を使えば誰でも『魔術』が使えるらしい」
やっぱり魔法もあるのか、この世界。
ギルドとかもあるのかな?
「なぁ・・・坊主ぅ。」
「ん?何?」
「・・・お前、俺の盗賊団に入らないか?」
と、盗賊ですか・・・。
う~ん・・・。
「俺たちはあるお方に雇われてる。
近くの街の貴族なんだが、あくどいやり方してる商人の情報を提供してもらって、そいつらを叩く。
命はとらない。」
義賊ってやつか。
その貴族っていうのが気になるけど
まずは生きるのが先決だ。
「いいよ、カーシ。僕は盗賊団に入る」
次回、お仲間沢山?
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