62話おまけ① 特撮ヒーローは哲学者?
1話完結型なので気楽に読んでください!
◾️ディアブロ(バームベルク侯爵)
屋敷に来た侵入者(美女限定)を罠やモンスターを使って捕獲を楽しむ。悪魔伯爵と恐れられているが前世はオタク趣味のサラリーマン。表向きは隣で善良な領主をしている。
●エルザ
アシスタント兼ツッコミ。ディアブロの命を狙う刺客だったが、捕縛され悪趣味な遊びに付き合わされている可哀想な女性。金髪巨乳でお姉様系美女。
芸術の都の市長の屋敷で参加した芸術家達が後夜祭を楽しんでいる。
僕も領主として文化振興には興味がある。
市長と語り合ううちに意気投合した。
「ところでバームベルク侯は歌が本当にダメんですか?」
「昔からリズムを取るのが苦手でして……」
「しかし、ご主人様が一人の時に歌っている歌、よそで聞いたことがないから判断できませんが、それほど変には聞こえませんよ」
エルザが言う。ていうか一人で歌ってたのを聞かれてたのか。
「そりゃ、他に誰も知らない歌だからね」
「と言うことは侯爵のオリジナルですな?いやあ!ぜひ聞いてみたい!なあ!?」
市長が乗り気になってしまった。
オリジナルというわけではない。前世のオタク界隈ではメジャーな特撮ヒーローのテーマ曲だ。この世界では誰も知らないだけなんだけどなあ。
「ご主人様。誰も知らない歌なら音痴がバレません。今こそ音痴の汚名を晴らす時かと」
エルザが囁く。いや、音痴をバラしたのは君だからね。
「それじゃあ少しだけ」
開き直って僕は熱唱した。金属っぽいボディのヒーローを思い出しながら。熱いあの歌手をイメージして。
「すんばらしい!ファンタスティック!トレビアン!いやあ!侯爵殿にこんな才能があるなんて。本番で出場してもらいたかったなあ」
「はあ。ありがとうございます」
思ったより受けたみたいでよかった。
「この歌は哲学の歌ですな?若さとは、愛とは何かと問いかける。“ウチュウケイジ”なる者が何なのかはわかりませんでしたが、哲学者なのでしょう!」
「えっ?いやその……そうです!」
まさか特撮ヒーローが哲学者にされるとは思わなかった。
こんなくだらない物を読んでくださってありがとうございます。
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いろんな人に読んで欲しいので⭐️評価などいただけると嬉しいです!




