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番外編 ディアブロ秘宝館 その8 矢で射抜かれたリンゴ/騎士団長の指揮刀

◾️ディアブロ(バームベルク侯爵)

屋敷に来た侵入者(美女限定)を罠やモンスターを使って捕獲を楽しむ。悪魔伯爵と恐れられているが前世はオタク趣味のサラリーマン。表向きは隣で善良な領主をしている。


●エルザ

アシスタント兼ツッコミ。ディアブロの命を狙う刺客だったが、捕縛され悪趣味な遊びに付き合わされている可哀想な女性。金髪巨乳でお姉様系美女。


ディアブロ邸別館

今までの刺客にゆかりのある品物を展示するディアブロ秘宝館。


第14話 マザコンエルフはずっと彼女を好きだった


「これは割れたリンゴですね?」

エルザが展示ケースの前で確認する。透明ケースの中には、矢で真っ二つに射抜かれたリンゴ。


「そう。これは、エルフの族長のフリントが母離れを宣言した象徴とも言えるものだ。恋人のミーナとも結婚してうまくいっているみたいだし、なんならディアブロ邸で結婚式をやってくれてもよかったんだけどな」


「悪魔伯爵の前で愛を誓うのも違う気がしますが……」

エルザの冷静なツッコミが刺さる。


「そうかな?まあ、このリンゴを射抜いたことで、フリント君の意思を示してもらって、ママも子離れができたんだから、エルフの集落にとっても歴史的な価値のあるものだよ!」


「歴史的価値はいいのですが、これ、食べ物ですよね? どうやって、腐らせずに保存しているんですか?他にも臭いブーツとか、山賊の腰蓑とか、ちゃんと保管しないとカビが生えそうなものが多いのですが……」


僕は咳払いしてキリッと答えた。

「まあまあ、エルザの疑問の答えは、特殊な保存技術とでも言っておこう」


「設定、考えてなかったんですね?」


エルザさん。図星です(by作者)


ーーーー


第15話 女騎士団の秘密の癒しスポット


「これは、剣ですか?」

展示ケースの中には一振りの剣。


「これは、第4騎士団団長の指揮刀だね。オークのマッサージを受けた後に帰る時に忘れていったみたいなんだ」


「第4騎士団というと、あの……」


「そう。『くっ殺せ』が合言葉の変態騎士団だよ。清く美しい騎士団というを売りにしていたはずなんだけど、とんだ変態騎士団だったね!」


「ご主人様に変態と言われるのも、可哀想な気がしますが……」


「まあ、団長はそこそこの強さだったけど、他の団員は演習で『くっ殺せ』って大合唱しているとか言う謎の騎士団だったからね。実際の実力はどんな感じだったんだろうか」


「それもこれも第1皇子のせいなんでしょうけど……あんな悪趣味なことをさせられて、宮仕は大変です……」


「第1皇子が失脚したせいで、騎士団が解散して、彼女たちも大変みたいだね。再就職したくても、変態騎士団呼ばわりされているみたい。前職が転職の重荷になっているみたいだね……」


「ご主人様にも責任の一部がある気がします」


続く


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