番外編 ディアブロ秘宝館 その14
1話完結型なので気楽に読んでください!
◾️ディアブロ(バームベルク侯爵)
屋敷に来た侵入者(美女限定)を罠やモンスターを使って捕獲を楽しむ。悪魔伯爵と恐れられているが前世はオタク趣味のサラリーマン。表向きは隣で善良な領主をしている。
●エルザ
アシスタント兼ツッコミ。ディアブロの命を狙う刺客だったが、捕縛され悪趣味な遊びに付き合わされている可哀想な女性。金髪巨乳でお姉様系美女。
ディアブロ邸別館。
かつてディアブロ邸を訪れた刺客、来訪者、あるいは人生の進路を誤……いや、変更した人々に縁のある品々を展示する場所それが、ディアブロ秘宝館である。
第26話 腐女子作家と男装騎士
展示品:フー・ジョシの生原稿
売れっ子BL作家のフー・ジョシ。彼女の生原稿がここにあるのだ。
彼女はどのようなカップリングでもBL小説に仕上げてしまうという恐ろしいスキル“BLスコープ”を持っていた。
実はエルザはフー・ジョシのファンということで、特別に彼女をディアブロ邸に招いて創作活動の支援をしたことがあった。
「結局、モンスターの役者パペットではダメだったんですよね。フー・ジョシ先生の執筆を目の前で見られたのは感動でした」
エルザが回想する。
しかし、あのBLスコープ。恐ろしい技だった。僕も書店主と一緒にいるところ、試しに……ということで作ってもらったら、一瞬で、僕と書店主の愛の物語が出来上がってしまったのだ。
しかし、ディアブロ邸では人形型モンスターでは魂が入らないからということで、BLスコープが上手く発動しなかった。まあ、人形じゃ魂も何もないからな。
「そう。だから僕とエルザがモデルになって、この作品が生まれたんだよ」
僕とエルザがモデルになっている恋愛物語。正直、恥ずかしい。
その名も『禁断の愛〜変態伯爵と男装騎士〜』
BLスコープはエルザの男装を見抜いたのだ。
ていうか、男同士でなくてもカップリングできるんじゃん。
「自分がモデルになるというのは少し恥ずかしいですが、それでも好きな作家の創作の後おしができたことが嬉しいです」
エルザは満足そうだが、僕は複雑だ。
まあ、でも本の中とはいえ、エルザと恋愛関係になるんだ。悪い気はしない……かな?
でも……
「変態伯爵ってひどくない?」
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第27話 女怪盗の怪しいダンスショー
展示品:怪盗ミンクの予告状
世間を騒がせる怪盗ミンク。怪盗ミンクを捕まえるためにディアブロ邸に誘い込んだ。
「まんまと盗まれましたよね」
屋敷の中に設置した罠を見事に潜り抜けて、ターゲットとなる宝石を盗み出した。もっとも、偽物だったけど。
「敵ながらあっぱれという感じかな。イタチ科の獣人なんだろうね。這うように障害物を見事にすり抜けた」
「しかし……あの後、臭いが大変なことになりました」
イタチの最後っ屁。オナラじゃなくて、液体らしいけど、モロに顔に受けた。
目に入るし、しみるし、臭いは取れないし大変だった。
「顔にくらっちゃったからね。ひどめにあった」
「あの、イタチの最後っ屁。屋敷の中にこもって酷かったですよ
「できれば再戦したくない相手だね」
続く
こんなくだらない物を読んでくださってありがとうございます。
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