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私は自分の日常が大嫌いだ。  作者: 幸/編集者のたまご
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何故、母親が嫌いなのだろうか。

そうだな。もう少し後の話だ。


小学四年生の頃の出来事については話したね。


では、小学六年生の出来事に移動しようではないか。



私は家族も嫌いだった。父親が暴力で解決するような人間で、母親もそれを見過ごしていた。

母親は精神的に参ると私を殴るようになっていった。


ただ、殴っていても父親は母親を責めるのではなく

私を責めるのだ。


まぁ、これは普通だろう。ここからが問題だ。

「お前の為に殴っているんだ。」

「お前が勝手に腹の中に入ってきたんだ」

「最初からお前なんて要らなかった」

「施設に連れてってやる」


あぁ……私は物なのだろうか。

″母親″としての責務が疲れているからこそ出てくる言葉なのだろうが、私は当時″小学六年生″だ。


そのような年齢では母親の気持ちなんて察せず、「あぁ……私は要らない″物″として扱われるんだ。」

という心境になった。



その日から、「私は″母親″が嫌いになった」

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