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子の発達障害について話します。

作者: keyco.A

どうもこんにちは。

42才主婦です。

私には小学6年生と保育園の年長の男児がいます。

2人とも発達障害があります。

今回は長男の話を少しします。


外見は普通です。痩せてます。羨ましいです。

学力も普通です。ただ並行して作業をするのが能力として難しく、作文を書くのが壊滅的に苦手です。文章を書きながら考えるというのも並行作業の一つなのだそうです。

なろう作家の皆様、あなたは凄いことをしています。自分にもっと自信を持ってください。


そのような、スーパー苦手や逆に得意なことがあるのを「発達特性」と呼ぶのですが、他にも息子は食べ物の食感が好き嫌いを決めるため偏食で、皮膚感覚が極めて過敏で着られる服が限られたりとか、どうも視界が狭い、比喩ではなく本当に狭いようで、探し物がとても苦手だったり、奥のものを取ろうとして手前のものが倒れたり落ちたりします。


トマトや大根の煮物は噛むと中から水分が出てきて苦手とか、買ってきた服が無駄になるとか、テーブルからカップが落ちて割れることがよくあるなど、母親的には世話が焼けるなと思うと同時に、毎日毎秒生きるのだけで大変そうだなと思いながら見ています。


息子は学校では「特別支援学級」に在籍しています。

障害がある児童が在籍するクラスです。

違う学年の子と混合で編成されていて、普通クラスでは追いつかない科目の学習や、彼ら専門の科目があります。

息子は国語と算数は支援級、他の科目は普通クラスで受けています。


支援学級の教室には、専門用語で「合理的配慮」と呼ぶのですが、見やすい位置に今日の予定やするべきことが書いてあったり、癇癪やキレた時に入るついたてで仕切ったスペース、障害の性質上疲れやすい子が多いため、休憩用に4畳くらいの畳が敷いてあります。

掲示物がたくさん貼られてあり、割とごちゃごちゃしているように見えますが、彼らにとってはそういう状態がわかりやすかったり安心したりするようです。


支援級は息子のほか5年生女子、4年生男子の、計3名です。意外と少ない。

そして休み時間や専門の授業は一緒にいることが多いようです。

で、息子のように、しかし息子と違う特性を持ち、勿論違う性格をしています。


男子は攻撃的な性格をしていて、事あるごとに「死ね」「殺すぞ」と言ってくるそうです。他にはPSのソフトを1000本持っているとか、親戚に有名人がいるとか、非常に分かり易い、自分を大きく見せる嘘をつくだとか。


女子は人との距離をつかめないタイプのようで、まず息子は彼女の手助けをしているうち、彼女に好かれたようで、おはようからさようならまで背後からついてきて困ったと。ストーカー同級生です。その代わり嫌いになると無視しながら嫌がらせをしてきて、息子は最近それがウザいと言っています。小学生女子かよ、そうでした。


支援級の2人の話を聞いていると、一緒に過ごすのが大変だったり、ストレスに感じそうなものですが、息子はそうでもないらしいです。

「一緒にいるうちに慣れた」

とは彼の弁です。受忍性が非常に高いのは良いことなのでしょうが、赴任初日に担任教師が泣いた暴言の嵐と、ストーキングからの無視という地獄から地獄に、母は息子の立場になったら不登校にならない自信がありません。


息子は自分自身の学校生活に不満がないのと、何年か前に、不登校小学生YouTuberの動画を見て、

「こいつのような人間には絶対なりたくない」

と思い、不登校をしないと決意したらしいです。

YouTubeもたまには役に立つことをします。


ところで今日の夕飯におでんを作り、大根を大量に入れてしまいました。

どうしよう。


今回はこれで終わりにします。

またお会いできたら良いですね。

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