第一話
物書きはじめてです。
書き方、内容、人物ブレがあるかもしれませんが温かい目で見守って頂ければと思います。
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ラオラス王国。
周りを美しい緑に囲まれ、国内には大きな湖を要する自然豊かな国。
ラオラス王国は精霊の加護を大きく受けており、精霊の力により国内の花は綺麗に咲き乱れ草木は新緑を維持していて、湖はキラキラと輝き美しい姿を保っているのだ。
また、国民は皆大なり小なり差はあるが、魔力を持っている
その為、生活には全て魔法が使われているのだ。
主な魔法は火・水・木・土が使われており、自分が使えない生活魔法はそれぞれの魔力を微量に蓄えられる魔法石と呼ばれる石を使い何不自由なく暮らしていた。
だが、ここ近年では少し困ったことが増えていた。
それは、魔物による襲撃だった。
本来魔物はジュナイズ山脈と言う所に住んでいる。
ジュナイズ山脈とは、ラオラス王国を真ん中に、隣接する砂漠の国テスカトル王国、テスカトルとは反対に位置する海の国ラナ王国の3国の上部を覆うように位置する山脈だ。
その山脈の階下に広がる樹海の中で魔物が生まれていると言われている。
毎年少しずつ魔物の被害が多くなり、近年では怪我人も出てくるようになっていた。
その為、3国の中で1番魔法に長けているラオラス王国は魔物討伐の為に魔力の秀でている者を集め、新たに王国騎士団を立ち上げ対応する事にした。
ラオラス王国には言い伝えがある。
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国が危機に晒される時、異世界より聖女現わりて国を救うであろう
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国中の誰もが知っている言い伝えである。
勿論、私も知っている…