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はしらさんって誰?

作者: 羽場音呂

この小説を読んだことでいかなる不幸が降りかかったとしても私は一切保証できません。

同意できる方のみ読んでください。

 1999年の夏の終わり、私はまだ小学生でした。

 当時はオカルトの大ブーム。

 二十世紀終わりの世紀末ムードもあり、テレビでも連日アンゴルモアの大王や宇宙人、妖怪や幽霊の番組が流れていました。

 ですから、友人のマっちゃんが「はしらさん」に会いに行こうと提案したのも、不思議ではありませんでした。

 皆が盛り上がりました。そして「はしらさん」に会いに行くことになりました。

 私は内心怖かったのですが、友達にびびりだと思われたくないという子供ながらのプライドもあって、一緒に行きました。

 そして、しまっちは連れていかれてしまいました。

 あれ以来、あのグループと会わなくなり、中学校が別だったことも疎遠になってしまいました。

 今この話を書いたのは、ふと「はしらさん」のことを思い出したからです。

 あの日も今年のように暑い夏だったので。


 どうか皆さんの元へ「はしらさん」が会いに行きませんように。

さようなら。

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