吾の名はアメディカ!
吾が名はアメディカ!吾は、永い眠りから久々に目覚めると、彼らが楽しそうに笑っていた。それはいつの事だっただろうか・・・・。
吾が名はアメディカ!
吾は、黒く、つやつやした体を持ている。
そして、その体の中には、銀色の鋭いものを隠し持つ。
そう。吾は【かったーないふ】と言う者なのだ。
これは、吾が体験した、というより実際に見た、恐ろしい少年たちのお話である。
心して、目に焼き付けるといい。
吾が始めてみたのは・・・。そう。二〇〇七年の春のことだった。
吾は、とある学校の部活動をする部室とやらに滞在していた。
するとだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
一人の少年が吾に下らぬことに名前をつけてくれたのだ。
一人の少年は吾に下らぬことに名前をつけてくれたのだ。
・・・・。
二回言ったのはどれだけ下らないかを表す物であり、私が話す内容をまとめていた時間ではないからな。
その少年は吾に名前を『アメディカ』とつけてくれた。
それからだ。
その部室では吾等に名前をつけることが一時期はやりだしたのだ。
ジャクソンなるものもいた。吾等に名前をつけるなどなんと言う無礼千万。
いかに現代っ子が堕ちたかが解る行動だった。
しかし、それからまもなく吾は行方不明にされてしまった。
実際部室内でいなくなったのだ。
まぁ、吾が好んで、隠れてみていただけなのだがな・・・・。
ふふふぅ・・・・・。
とにかくその少年たちは、危険なのだ。
鋸も、鋏もカッターも、危険物があるその場所で、少年たちは私たちを使って鬼ごっこをしたり、鋏を投げたり。
恐ろしい。
それゆえに吾等の刃は欠けてしまった。
少年たちは、それでも楽しそうだった。
笑っていた。
あれが楽しいということだったのだろうか。
だとしたら、吾はうれしく思う。
あの少年はいまや、少なくなった。
少年たちは、高校へ行ったり、転校したり・・・。
けれども、彼らは部室にいることもある。それは我の幻かも知れぬが。
あのひと時を、もう一度吾は見てみたいと思うのである。
彼らが戻って来るとき、私はさびているのではないだろうか。
昔は下らないと思っていた名前も、今では、誇らしく思う。
ここに、名乗りを上げよう。
吾の名前は、アメディカ!
複数の少年たちに囲まれて幸せだった、カッターナイフである・・・・。
少年の記憶がまた、思い出したら、書こうと思う。楽しき過去の思い出を・・・。