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ウォン ツーツー ラン!!

「アナタは、私に乗り、光となって、あの晩に無事、タイムスリップしたのです…。溜まり場で、本来、一足早く帰るはずだったアナタは、そうしないで彼女を遠目で見続けて、とある男性に目をつける。ふと、その男性が、彼女を何処かに連れ出そうとした瞬間、喰ってかかったんです。アナタ、それは、もう尋常ではありませんでした。決して、手は出しませんでしたけど、私ですらアナタがアナタと思えなかった。

彼女、そこを、ソーッと去っていき、アナタは、その男に逆に、どつかれそうになり、ヘルメットも放り出して、私に足早に股がると走り出した…そして、アナタは、しばらく走り自分の運転ミスで横転して、かえらぬ人と…」


座っていた男は、ポケットから携帯電話を取り出すと、

「今、大丈夫か?

彼女のいる療養場ってさ…あ、お前、今そこに、いんの?!すぐ、行くわ!!」


携帯をポケットにしまうと、男は、まっしぐらに駆け出した。


そして、夜の闇に消えていった。


(完)

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