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バイクが語る、理由(ワケ)

「アナタ、私に乗りきれていないんですよ。


いいですか?アナタは、さほど私を自操している時と私の完全オートマチックな運転に違和感が無かったでしょう?

アナタは、快適を重視して、いつも私に乗る…。」


「それの何が悪い!?いいか、今夜…、今夜ただ一度、あの何度も俺たちで下見した高速のストレートで、MAXスピードが出せれば、俺がセッティングした、あの彼女が崩壊されたとオモワレル夜に戻れるんだ、戻れるんだよ!!」


時は、夜だったが男は荒声で、バイクに、そう言った。


バイクは、肩でハァハァ、息をする主が、やや落ち着きを取り戻した瞬間を見計らい、述べた。


「御主人様、アナタは、今夜、それを間違いなく達成するはずだったんです…。」


「え!?『達成するはずだった?』…。」

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