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俺とゴブリン達と猫娘と極めてる少女  作者: ありがとう君
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第97話 お世話になってます

首都スグラアゼースの広い道の真ん中に突然方膝を付き頭を下げる赤い長い髪に赤いワンピースを着た女に通行している町人や店の主人や冒険者達も何が起こったと畏まっている姿に視線が走る あるものはチラッと見て通り過ぎあるものは指を指して何事だと話しながら見ている


「どうしてあの女の人 落し物でも探しているですか?」


親子連れの小さな女の子が母親に聞いている


「何だ何だ? 偉い人でもどこかにいてるのかな?」


広い道を歩く商人がローズメルファの姿を見ながら歩き去る 


「お姉さん どうかしましたか? お体の調子でも悪いのですか?」


優しそうな老婆が声を掛けて来て心配をして来て歩いて立ち去る そんな周囲の驚きの声や心配の声を多数聞きながらも畏まっているローズメルファの姿は口を開かずに同じ体勢で動かない


「ローズメルファ お久しぶりですね 町の皆様がお気にされて驚いていますので 顔を上げて立ち上がってもらえると嬉しいのですが?」


アンデルケスはギーラ達と久しぶりの出会いの挨拶をしてからローズメルファの姿を確認して「ギーラさん 少し失礼します」と声を掛けてからローズメルファの所に歩いてきて優しい声で話し掛ける


「はっ 分かりました それでは顔を上げて立ち上がらせて頂きます 失礼します アンデルケス様」


ローズメルファは素早くそう返すと立ち上がりアンデルケスのすぐ斜め後ろに控える


「ニャ ローズメルファ そんなにアンデルケスは偉いんだニャ~」


シルキャドは一連の行動を見ていて言う


「いえいえ シルキャドさん それほど私は偉くは無いですよ ただ私とローズメルファは上司と部下みたいな関係ですからね」


アンデルケスがシルキャドに説明する


「ニャ そうなのかニャ まあ良いけどニャ アンデルケスとローズメルファの関係だからニャ 好きにすると良いニャ それよりニャ まだこの町にニャ いたんだニャ?」


シルキャドは2人の関係には興味が0らしく他の事を聞いている


「はい ずっとこの町にいた訳では無いのですがこの町で基本生活をしていまして今仕事を終えてこの町に戻って来てギーラさん達を拝見したので挨拶をさせて頂きました」


「ニャ そうなんだニャ けどニャ また会えて私は嬉しいニャ ニャハハハハハ」


シルキャドは両腕を頭に乗せて笑っている


「へえ~ そうなんですね 俺達も1週間ぐらいこの町で休暇を楽しんでいて今からギルドに行く所だったんですよ」


ギーラもシルキャドの横に立ってアンデルケスに話し掛ける


「それでは入れ違いですね 私も2週間ほど町を離れていましたから 同じ町に住んでいても中々お会い出来ないんですね」


それからギーラ達とアンデルケスは時間があったので道の端に立って雑談をして行く ギーラとアンデルケスが殆んど話し気になる言葉が出るとシルキャドが話しに加わりトラとオトギとローズメルファは無言で話しを聞いている


「所でローズメルファはお役にたっておりますか?」


アンデルケスがギーラに聞く ローズメルファがアンデルケスの背後で背中を見ながら体をビクッと突然名前を呼ばれた事に驚いて震える


「はい もちろん もう我々の大切で欠かせない仲間でもの凄く頼りになりますよ」


ギーラは笑顔でローズメルファと見てからアンデルケスに言う


「そうですか それは私も嬉しいですね ローズメルファは優秀で皆様のお力になれると思っておりましたから嬉しいですね」


アンデルケスも笑顔で言う ローズメルファは「優秀」の言葉に飛び上がりたい喜びたかったが自制心をフルパワーで働かせて何とか耐える


「あっ 所で一つ質問なのですが? 良いですか」


「はい 構いませんよ」


「どうして ローズメルファを仲間にしてくれたのですか?」


ギーラは前から気になっていた事をアンデルケスに聞いてみる


「はい ローズメルファは私と今まで共に行動してきましたが 少し前にギーラさんとお会いして素敵な方々と思いまして 社会勉強と言いますか私以外の方でも自分の力を十分に発揮を出来るのかを勉強してもらいたくて失礼だと思ったのですがギーラさん達にお願いをしてしまいました 後は私が1人で旅をしたくなったのもあるのですが すみませんねギーラさん」


「ははははは そうなのですね 少し安心しました 俺達に危険が迫っていてそれでアンデルケスさんがローズメルファを用心棒として薦めてくれたとか もしかしてスパイで俺達の情報を聞き出す為に送り込まれたとかまったく根拠0でありえない事をローズメルファが仲間になった当初は一瞬微かに暇な時に考えた事も少しはありましたからね そんな事は俺達みたいなパーティーではまったく関係無いですし俺の考えすぎで今ではローズメルファには非常にありがたくて助かってますからね」


ギーラは前の世界では以外と読書好きで色々のカテゴリーの小説を広く浅く極浅~くもの凄く極浅~く読んでいて(一番読むのは漫画だったがそれは伏せて) 前の世界でも基本アホが主成分だったので自分のアホな妄想した事を堂々と口に出してアンデルケスに発表している


「それはそれはギーラさんに余計な心配をさせてしまいましたね 申し訳ありませんでした」


アンデルケスはギーラがアホで出来ている事はまだ気付いていないので素直に謝っている


「ニャ アンデルケス 気にするニャ ギーラはニャ 時々嫌・・・・・頻繁に訳の分からない事をニャ 言うからニャ 謝らなくてもニャ 全然良いんだニャ」


シルキャドが珍しくまともで正論をアンデルケスに話す


「はい そうですアンデルケスさん 謝らないで下さい ほんの少しだけほ~んの少しだけ感じた事なのでまったくお気になさらず・・・・・」


ギーラは少し慌てながら自分の浅~い浅すぎる妄想を口に出した事を恥じながらアンデルケスに言う


「はい 分かりました ローズメルファがお力になれてると聞いて安心しました それでギーラさん達にはローズメルファが非常にお世話になっておりますのでこれをプレゼントで差し上げたいのですが どうでしょう?」


アンデルケスは笑顔でギーラとシルキャドに笑いかけ頷いてから小さく細い右腕をローブの中に入れて複数の同じ形をした物体を取り出した


「えっ? お世話と言うか俺達もローズメルファには世話になっていますので・・・・・」


ギーラは突然のアンデルケスのプレゼントに驚いている


「ニャ そうなのかニャ アンデルケス 済まないニャ ありがたくニャ 貰っとくニャ」


シルキャドは社交辞令と言うか色々な礼儀を吹っ飛ばして笑顔で両手を綺麗に並べてアンデルケスに手の平を広げて差し出している


「こらっ シルキャド色々省略しすぎですやん・・・・・」


「いえいえ お構いなく今度ギーラさんに出会えればお礼のつもりでお渡ししようと用意していたものですから遠慮なくお受け取り下さい」


「あっ はい・・・・・ それでは遠慮なく頂きますね アンデルケスさん有難うございます」


「ニャ それでニャ アンデルケスはニャ 何をくれるのかニャ?」


シルキャドは手を差し出した状態のままでニコニコ笑顔で興味津々で聞いている


「はい シルキャドさんには申し訳無いのですが ギーラさん用しか無いのですがこれは投擲の武器ですねギーラさんは投げナイフを戦闘でお使いになると思いますのでこちらを受け取って下さい この投擲武器は私達は普通に見えていますがギーラさんに敵対心を持つ者興味の無い者そしてギーラさんが信頼されているお仲間以外には見えておりません それにこの武器達は自分で意思を持っておりギーラさんの命令やお願いには必ず従ってくれます この武器達は最初は中々心を開いてくれなかったですが私が強くお願いをしていますので最初からギーラさんに協力をして頂けます」


アンデルケスは最初に興味津々のシルキャドに謝り 10本の同じ形と装飾を施された豪華でギーラ達には見えるキラキラ光る投げナイフをアンデルケスから手渡される シルキャドは残念な顔や嫌な顔はまったくせずギーラに手渡された投げナイフを嬉しそうに見ている


「はあ~ 何か凄い投げナイフを頂きまして有難うございます 投げナイフに意思があるとは凄いですね もしかしてこれがマジックアイテムとかいう奴ですか?」


ギーラは10本の投げナイフをアンデルケスから受け取りながら浅~い読書好きを発揮させて聞いてみる


「はい そうですね かなり珍しくてこの世界でも貴重で面白い物だと思いますよ」


アンデルケスは黒目の無い白目だけで微笑みながら話す


「アンデルケスさん 何か本当に有難うございます 前回のダンジョンの依頼で行っていたのですが私の投げナイフが通用しないモンスターに出会っていたので少しだけ落ち込んでショックだったので本当に嬉しいです 見た感じもアンデルケスさんから頂いたので期待して使わせてもらおうと思います」


ギーラは再度礼を言う


「そうなのですね ギーラさんは腕も増えていてこれからはさらに投げナイフを有効に使えそうなので遠慮なくお使い下さい」


アンデルケスはローズメルファも気付けない程の優秀で小さな蝙蝠をギーラ達の周辺で飛ばしていて面白い事は報告を受けていて殆んど知っていたのでプレゼントした投げナイフを用意していたがその事を顔の表情にはまったく出さずに微笑んで答える


「ニャ ギーラ 良かったニャ 良いの貰ったニャ」


「ウン ナカナカイイナ スゴクツカエソウダナ」


「ハイ ギーラ ヨカッタ アンデルケス アリガトウ」


トラとシルキャドとオトギは自分にプレゼントされたみたいに喜んでいる


「うん そうだね 大切に使わせてもらうよ」


ギーラはアンデルケスから受け取った仲間達にしか見えなくて意思がある投げナイフを腰周りの収納スペースに今まで使っていた投げナイフと入れ替えながら話す


「それでは お時間を取らせました 有難うございました 私はそろそろ移動させて頂きます ギーラさん達またお会いしましょう そしてローズメルファこれからもギーラさん達にお役に立って下さいね」


アンデルケスはギーラ達に微笑んで軽く頭を下げてローズメルファにも微笑んで話してからブツブツ独り言を言いながら広い道の端をゆっくり歩いて後ろ姿が小さくなる


「はっ 畏まりました アンデルケス様 たとえこの身が消え去ろうともそのお言葉お守り致します」


ローズメルファはそう言いアンデルケスの後ろ姿が完全に見えなくなるまで綺麗に腰を曲げて頭を下げていた


「ニャ アンデルケス また会うニャ~ 必ず会うからニャ~ 元気でニャ~」


シルキャドは両手をブンブン力強く振りながら見送る 


「アンデルケスさん またお会いしましょう」


ギーラは後ろ姿に軽く頭を下げながら感謝しながら見送る トラとオトギも無言で腕を組んで後ろ姿を見送っていてる






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